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24.紫の魔法使い
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「殿下、初めてお目にかかります。私はトリスティン・ヴァルニエルと申します」
「とりちゅ……」
長すぎて復唱することは不可能だった。
ただでさえ、三歳の私の舌はうまく回らないのだ。
もっと簡単で呼びやすい名前に生まれてくれなくては困る。
しかし、私はこの魔法使いの名をよく知っていた。
(紫の魔法使い――トリスティン・ヴァルニエル。まさかこんなところで会うなんて)
前世、私が一度でも会いたいと思っていた魔法使いだ。
どこに住んでいるのかもわからない。
どうやって連絡を取るのかもわからない。
ただ、知っているのは美しい紫の髪と、美しい紫の瞳を持っているということだけ。
トリスティン本人が会いたいと思わない限り、会うことができないと聞いたことがある。
前世の私は独学で魔法を覚えた。
師はいない。
ガルバトール帝国の魔法使いたちは個人主義だ。
それはしかたないことだ。弱ければ死ぬだけのガルバトールにおいて、魔法使い同士の情報交換ですら、命取りだったのだから。
トリスティンはジッと私のことを見つめ続ける。すべてを見透かしそうなその、紫の瞳で。
「レティシア。ヴァルニエル殿は魔法使いだ」
「ん」
アランの説明に私は頷く。
「魔法を教えていただくことになった」
「……ん?」
私は思わず首を傾げる。
アランは今、誰に魔法を教えてもらうと言っただろうか。
「レティ、安心してね。ヴァルニエル様は世界でもっとも有名な魔法使いなのですって。ヴァルニエル様自ら希望してくださったのよ」
シェリルが私の頭を撫でながら言う。
(お父様がお願いしたわけじゃなくて、トリスティンから希望したの?)
私はトリスティンをジッと見つめる。
しかし、彼はただ見つめ返してくるだけで、何も言わなかった。
「レティシアに魔法を教えるのに文句ない人物だと言っていい」
(有名なのは知っているけど。……本当に?)
トリスティンは満面の笑みを私に向けた。
「よろしくお願いします」
彼は笑みを崩さない。向けられているのは好意だろうか。
私はたじろいだ。
トリスティンはガルバトール帝国が何年かけても一度も連絡すら取れなかった人物だ。そんな人物がなぜ私に会いに来るのだろう。
(魔法を使う子どもが珍しいから?)
魔法に目覚めるきっかけは様々だと言われている。しかし、わずか三歳で魔法に目覚めたという話は聞いたことがない。
だから、物珍しさが勝ったのだろうか。
しかし、それだけのこと。
その程度で私に会いにくるはずがない。しかも魔法を教えるというのだ。
魔法を教えるというのは一昼夜でできることではない。つまり、当分は私のことを監視するつもりなのだろう。
(絶対に、何かある……!)
私はトリスティンを睨みつけた。
すると、アランが私を抱き上げる。この腕に抱かれるとなぜかホッとしてしまう。トリスティンを睨むことも忘れ、アランを見上げた。
「レティシア。一つ確認したいことがある」
「ん」
「イズールを助けた日のことは覚えているか?」
アランの言葉に私は思わず身体をこわばらせた。
(やっぱり、聞かれるよね)
このメンバーが集まって、聞かれないわけがないと思ったのだ。
さすがに「何も覚えていない」は難しいだろう。
私は素直に頷いた。
「ん。イズー、みつけた」
「ああ、よくやった。レティシアのおかげでイズールは元気だ」
「ん」
怪我がないことは確認済みだ。
ただ寝不足のようだから、しっかりと眠ってほしいけれど。
「あの木の根はレティシアの魔法か?」
私は目を何度か瞬かせる。
都合の悪いことは全部知らないふりをしようと決めている。
犯人たちを全員捕獲するために使った魔法について説明するのは難しい。
私は誤魔化すために首を傾げた。
「あたち、イズー、みつけた」
「ああ。そのあと、犯人たちを捕まえただろう?」
「ない」
私は胸を張って言った。
私は魔法でイズールを見つけた。そのあとのことはまったく覚えていない。そういうことにしようと決めた。
「陛下、レティはまた無意識に使ったのではないかしら?」
シェリルが最高の助け舟を出してくれる。
思わず頬が緩みそうだったがどうにか我慢できた。
すると、トリスティンが口をはさむ。
「現場を確認させていただきましたが、素晴らしい魔法でした」
「そうなのですか?」
不思議そうにシェリルが尋ねる。
シェリルはあまり魔法には詳しくないようだ。
普通に王族として生活する分には、魔法の知識なんて必要ない。だから、これが普通なのだろう。
証拠にアランや彼の補佐官もそこまで詳しい素振りは見せていなかった。
トリスティンは大きく頷きながら言う。
「ええ。レティシア殿下は木の根の成長を促進させる魔法を使っておりました」
「成長を促進ですか……」
シェリルはよくわかっていないような素振りで相槌を打つ。
トリスティンは気にした様子もなく、説明を続けた。
「普通、敵を鎮圧するのであれば攻撃魔法を使います。それがマナの使用量を考えてもそれが一番効率的ですから」
「はあ……」
「レティシア殿下はわざわざ犯人を捕まえるために、面倒な成長促進魔法を使ったのです」
全員の視線が私に向く。
一人は興味深げに。
一人は意味がわかていない様子で。
一人は関心したように。
そして一人は、どこか誇らしげに。
三者三様の反応に私はたじろいだ。
トリスティンの言うとおり、攻撃魔法のほうが効率はいい。あんな回りくどい方法を使わなければ、十日も眠らなくて済んだかもしれない。
木々の成長を促進させるには、そのあいだずっとマナを流し続けないといけないから。
(別に攻撃魔法でもよかったんだけど、調整とか難しいことはできないし……)
前世で磨いた魔法は戦争で勝ち残るための魔法。
「少し痛めつける」だとか、「死なないように」というような攻撃魔法は苦手だ。
生かすことのメリットがなかった。生かせば必ず恨まれ、狙われるから。
けれど、今回はそれができなかった。
不思議だ。私自身は何も変わっていたないはずなのに。
マナの量だけ考えれば前世よりも余裕がないというのに、私は攻撃魔法を使わなかった。
「あたち、ちらない」
「何も覚えていらっしゃいませんか?」
紫色の瞳が私を見つめる。
この目は苦手だ。
何もかも見透かすような目をしている。
私はアランの胸に顔を埋めた。
「ちらない」
「ヴァルニエル殿、娘は何も覚えていないようだ。突然敵陣に放り出され、必死だったのだろう」
アランが私の背中を撫でながら言った。
そういう話で進んでほしい。
「なるほど……。レティシア殿下は無意識にイズール殿下のもとまで行き、無意識に木の根を成長させ、敵を全員捕らえたと……」
トリスティンは冷静に私の身に起こったできごとを羅列する。
まるで「こんな奇跡の連続はあり得ない」と言われているようで居心地が悪かった。
部屋が静まり返る中で、アランが真面目な声で言った。
「つまり、レティシアが天才ということだろう」
私は思わずアランを見上げる。
表情もいたって真面目。本気でそう思っているようだ。
補佐官が少し後ろで苦笑をもらす。
顔には大きく「また始まった」と書いてある。
「まあ! そうね、陛下。レティは魔法の天才なのね」
シェリルは明るい声で言うと、私の頭を撫でる。
結局私の優しい尋問は優しいまま終わった。
**
優しい尋問から数日。
魔法のお勉強が始まった。
王族の居住空間にいつのまにか、私の分の勉強部屋もできていたようだ。
ルノーの勉強部屋の隣の隣。
魔法を習うという特性上か、防御魔法や遮音魔法などが何重にもかけられている。
私は辺りを見回した。
きっとトリスティンがかけた魔法なのだろう。無駄のない美しい魔法だ。
(さすが天才魔法使いだけあるわね)
「では今日は初めてですから、少しお話しましょうね」
トリスティンは目を細めて笑う。
何を考えているのかわからない不気味な笑みだ。
私は身構えた。
「ん」
「では、まず私から質問です。殿下はなぜ、何も知らないふりをするのですか?」
トリスティンの紫色の瞳が不気味に光った。
「とりちゅ……」
長すぎて復唱することは不可能だった。
ただでさえ、三歳の私の舌はうまく回らないのだ。
もっと簡単で呼びやすい名前に生まれてくれなくては困る。
しかし、私はこの魔法使いの名をよく知っていた。
(紫の魔法使い――トリスティン・ヴァルニエル。まさかこんなところで会うなんて)
前世、私が一度でも会いたいと思っていた魔法使いだ。
どこに住んでいるのかもわからない。
どうやって連絡を取るのかもわからない。
ただ、知っているのは美しい紫の髪と、美しい紫の瞳を持っているということだけ。
トリスティン本人が会いたいと思わない限り、会うことができないと聞いたことがある。
前世の私は独学で魔法を覚えた。
師はいない。
ガルバトール帝国の魔法使いたちは個人主義だ。
それはしかたないことだ。弱ければ死ぬだけのガルバトールにおいて、魔法使い同士の情報交換ですら、命取りだったのだから。
トリスティンはジッと私のことを見つめ続ける。すべてを見透かしそうなその、紫の瞳で。
「レティシア。ヴァルニエル殿は魔法使いだ」
「ん」
アランの説明に私は頷く。
「魔法を教えていただくことになった」
「……ん?」
私は思わず首を傾げる。
アランは今、誰に魔法を教えてもらうと言っただろうか。
「レティ、安心してね。ヴァルニエル様は世界でもっとも有名な魔法使いなのですって。ヴァルニエル様自ら希望してくださったのよ」
シェリルが私の頭を撫でながら言う。
(お父様がお願いしたわけじゃなくて、トリスティンから希望したの?)
私はトリスティンをジッと見つめる。
しかし、彼はただ見つめ返してくるだけで、何も言わなかった。
「レティシアに魔法を教えるのに文句ない人物だと言っていい」
(有名なのは知っているけど。……本当に?)
トリスティンは満面の笑みを私に向けた。
「よろしくお願いします」
彼は笑みを崩さない。向けられているのは好意だろうか。
私はたじろいだ。
トリスティンはガルバトール帝国が何年かけても一度も連絡すら取れなかった人物だ。そんな人物がなぜ私に会いに来るのだろう。
(魔法を使う子どもが珍しいから?)
魔法に目覚めるきっかけは様々だと言われている。しかし、わずか三歳で魔法に目覚めたという話は聞いたことがない。
だから、物珍しさが勝ったのだろうか。
しかし、それだけのこと。
その程度で私に会いにくるはずがない。しかも魔法を教えるというのだ。
魔法を教えるというのは一昼夜でできることではない。つまり、当分は私のことを監視するつもりなのだろう。
(絶対に、何かある……!)
私はトリスティンを睨みつけた。
すると、アランが私を抱き上げる。この腕に抱かれるとなぜかホッとしてしまう。トリスティンを睨むことも忘れ、アランを見上げた。
「レティシア。一つ確認したいことがある」
「ん」
「イズールを助けた日のことは覚えているか?」
アランの言葉に私は思わず身体をこわばらせた。
(やっぱり、聞かれるよね)
このメンバーが集まって、聞かれないわけがないと思ったのだ。
さすがに「何も覚えていない」は難しいだろう。
私は素直に頷いた。
「ん。イズー、みつけた」
「ああ、よくやった。レティシアのおかげでイズールは元気だ」
「ん」
怪我がないことは確認済みだ。
ただ寝不足のようだから、しっかりと眠ってほしいけれど。
「あの木の根はレティシアの魔法か?」
私は目を何度か瞬かせる。
都合の悪いことは全部知らないふりをしようと決めている。
犯人たちを全員捕獲するために使った魔法について説明するのは難しい。
私は誤魔化すために首を傾げた。
「あたち、イズー、みつけた」
「ああ。そのあと、犯人たちを捕まえただろう?」
「ない」
私は胸を張って言った。
私は魔法でイズールを見つけた。そのあとのことはまったく覚えていない。そういうことにしようと決めた。
「陛下、レティはまた無意識に使ったのではないかしら?」
シェリルが最高の助け舟を出してくれる。
思わず頬が緩みそうだったがどうにか我慢できた。
すると、トリスティンが口をはさむ。
「現場を確認させていただきましたが、素晴らしい魔法でした」
「そうなのですか?」
不思議そうにシェリルが尋ねる。
シェリルはあまり魔法には詳しくないようだ。
普通に王族として生活する分には、魔法の知識なんて必要ない。だから、これが普通なのだろう。
証拠にアランや彼の補佐官もそこまで詳しい素振りは見せていなかった。
トリスティンは大きく頷きながら言う。
「ええ。レティシア殿下は木の根の成長を促進させる魔法を使っておりました」
「成長を促進ですか……」
シェリルはよくわかっていないような素振りで相槌を打つ。
トリスティンは気にした様子もなく、説明を続けた。
「普通、敵を鎮圧するのであれば攻撃魔法を使います。それがマナの使用量を考えてもそれが一番効率的ですから」
「はあ……」
「レティシア殿下はわざわざ犯人を捕まえるために、面倒な成長促進魔法を使ったのです」
全員の視線が私に向く。
一人は興味深げに。
一人は意味がわかていない様子で。
一人は関心したように。
そして一人は、どこか誇らしげに。
三者三様の反応に私はたじろいだ。
トリスティンの言うとおり、攻撃魔法のほうが効率はいい。あんな回りくどい方法を使わなければ、十日も眠らなくて済んだかもしれない。
木々の成長を促進させるには、そのあいだずっとマナを流し続けないといけないから。
(別に攻撃魔法でもよかったんだけど、調整とか難しいことはできないし……)
前世で磨いた魔法は戦争で勝ち残るための魔法。
「少し痛めつける」だとか、「死なないように」というような攻撃魔法は苦手だ。
生かすことのメリットがなかった。生かせば必ず恨まれ、狙われるから。
けれど、今回はそれができなかった。
不思議だ。私自身は何も変わっていたないはずなのに。
マナの量だけ考えれば前世よりも余裕がないというのに、私は攻撃魔法を使わなかった。
「あたち、ちらない」
「何も覚えていらっしゃいませんか?」
紫色の瞳が私を見つめる。
この目は苦手だ。
何もかも見透かすような目をしている。
私はアランの胸に顔を埋めた。
「ちらない」
「ヴァルニエル殿、娘は何も覚えていないようだ。突然敵陣に放り出され、必死だったのだろう」
アランが私の背中を撫でながら言った。
そういう話で進んでほしい。
「なるほど……。レティシア殿下は無意識にイズール殿下のもとまで行き、無意識に木の根を成長させ、敵を全員捕らえたと……」
トリスティンは冷静に私の身に起こったできごとを羅列する。
まるで「こんな奇跡の連続はあり得ない」と言われているようで居心地が悪かった。
部屋が静まり返る中で、アランが真面目な声で言った。
「つまり、レティシアが天才ということだろう」
私は思わずアランを見上げる。
表情もいたって真面目。本気でそう思っているようだ。
補佐官が少し後ろで苦笑をもらす。
顔には大きく「また始まった」と書いてある。
「まあ! そうね、陛下。レティは魔法の天才なのね」
シェリルは明るい声で言うと、私の頭を撫でる。
結局私の優しい尋問は優しいまま終わった。
**
優しい尋問から数日。
魔法のお勉強が始まった。
王族の居住空間にいつのまにか、私の分の勉強部屋もできていたようだ。
ルノーの勉強部屋の隣の隣。
魔法を習うという特性上か、防御魔法や遮音魔法などが何重にもかけられている。
私は辺りを見回した。
きっとトリスティンがかけた魔法なのだろう。無駄のない美しい魔法だ。
(さすが天才魔法使いだけあるわね)
「では今日は初めてですから、少しお話しましょうね」
トリスティンは目を細めて笑う。
何を考えているのかわからない不気味な笑みだ。
私は身構えた。
「ん」
「では、まず私から質問です。殿下はなぜ、何も知らないふりをするのですか?」
トリスティンの紫色の瞳が不気味に光った。
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