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26.三匹のネズミ
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「父上のとこ」
「おとーたま?」
「そう。さっき、騎士団長が戻ってきたんだ。何かわかったんだと思う。父上に謁見を求めていたから」
(そういうことか)
今はイズールの事件を調べているのだと聞いた。
私が捕まえた誘拐犯は雇われで、黒幕が別にいるのだとか。
黒幕を突き止めるためにアラン直属の近衛騎士が数名内密に動いていることは知っていた。
その結果が出たということだ。
(けど)
私はルノーを見上げながら言った。
「おとーたま、ひみちゅ」
アランは秘密主義だ。
特に私の前では絶対に物騒な話はしてくれない。だから、今まで魔法を駆使して情報を得て来たのだ。
アランのもとに行ってあっさりと教えてくれるわけがない。
それとも、ルノーならば教えてもらえるのだろうか。
彼は後継者だ。
私とは扱いが違うのかもしれない。
「うん、父上は秘密だね。だから、僕たちも秘密で聞こう」
ルノーはいたずらっ子のような顔で笑った。
その笑顔は八歳の少年そのものだ。
秘密で聞く。そんなことが可能だろうか?
いや、一つだけ方法があった。もっとも確実な方法だ。
私はルノーの耳元でこっそりと囁いた。
「まほ、つかう?」
魔法を使えばアランの会話をこっそり聞くことができる。
私が今までそうしてきたように。
今求められているのはまさに私の能力だろう。そのために、私を部屋に迎えに来たのだろう。
しかし、ルノーは頭を横に振った。
「だめだよ。そんなことしたら、レティがまた倒れちゃうだろ? いい場所見つけたんだ」
「いいばちょ?」
「うん。だから、大丈夫。な? イズール」
ルノーは楽しそうにイズールに話を振った。
イズールはいつもの笑顔で頷く。
「うん。レティシア姫はついてくるだけ。心配しなくていいよ。行こう」
(二人はそうは言うけど……)
私はちらりとうしろを見る。
少し離れた場所で、私とルノーの護衛騎士が待機しているのだ。
アランたちに秘密で行動することなどできるのだろうか。
「大丈夫。二人は僕たちの味方だから」
ルノーは自信満々に言う。
そんなわけはない。この二人の騎士は私たちではなく、アランの命令で動いているのだ。
きっと、最後にはアランの耳に入るのだろう。
しかし、『いい場所』に関してはとても気になったので、黙ってついていくことにした。
こういうのは、深く考えたら負けだ。
私はルノーとイズールの手を取った。
ルノーとイズールに手を引かれ行った先は、普段は使われていない部屋だった。
昔は誰かが使っていたのだろう。使われていない暖炉のある部屋だ。古びたベッドは骨組みだけ。埃は被っていないから、定期的に掃除はされているようだ。
ルノーは部屋に入るなり、弾んだ声を上げた。
「レティ、ビックリするよ。この前二人で探検していたら見つけたんだ」
「見つけた時はびっくりしたね」
二人は顔を見合わせて笑う。
いつの間にこんなに仲良くなっていたのだろうか。
(私が眠っているうちにすごく仲良くなった気がする)
二人は私のために一緒にネフェリアの花を摘んでくれたりしていたようだから、仲良くなる時間はたっぷりとあったのだろう。
こういうのを「友達」と呼ぶのだろうか。
私にはよくわからない。
私には「友達」のような相手は一人もいなかった。
ただ、興味はある。
「友達が一人もいないなんて、寂しい人生だな」と、言われたことがあったからだ。
いなくても別に寂しくはなかったけれど。それでも、「友達」というものがどういうものなのか興味が沸いた。
二人を観察していれば、友達というものがどういうものなのか、わかるだろうか。
私が呆然とルノーとイズールのやりとりを眺めていると、ルノーは突然壁にかかっているランプを回した。
ありえない方向に曲がったランプを見て、私は何も言えなかった。
(こんなことして、あとで怒られるんじゃ)
ランプ一つ壊したくらいでアランが怒るのかはわからないが。
ルノーに乱暴なイメージがなかったから意外だ。将来『光の剣士』になるのだから、実はこれくらい豪快だったということだろうか。
(聞かれても知らんぷりしよ)
こういうとき、三歳という年齢は役に立つ。大抵のことは許してもらえるからだ。
すると、ギギギともゴゴゴともとれる音が部屋に響いた。
私は目を丸くした。
暖炉の奥にすっぽりと穴が開いたからだ。
(何これ……! 隠し扉!?)
暖炉の奥に現れたのは隠し通路のようだ。冷たい風が部屋に吹き込む。
(こんなところに隠し通路があったの!?)
「すごいだろ?」
自慢げなルノーの言葉に私は小さく頷く。
どんな城にも隠し通路は存在する。
ガルバトール帝国の皇城にも隠し通路が張り巡らされていた。そのすべてを知っているのは皇帝ただ一人で、私はごく一部しか知らされてはいなかったが。
皇帝は用心深く、身内すら信じてはいなかったから。
城の隠し通路は生命線とも言える。だから、魔法を使って何重にも隠してあることが多い。
子どもが探険をしていて、こんなに簡単に見つけていいものなのだろうか。
「さあ、行こう」
「ん」
私はルノーの手を握った。
高揚しているのだろうか、彼の手は少し汗ばんでいる。
私にまでそのワクワクが移ってきそうだった。
先頭はルノー、その次に私。私のうしろにイズールが続く。そして、少しうしろから私たちの騎士があとを追ってくる。
隠し通路で遊んでいただなんてアランにバレたら、大変なことになるのではないか。とは、思うのだが、好奇心が勝った。
なんだか冒険をしているようだ。いつもしかたなく遊んでいた積み木とは違う。
すると、小さな光が奥から見えてきた。
一点の光を指さして、ルノーは小声で言った。
「見て。ほら、あそこがちょうど父上の執務室と繋がっているんだよ」
近づくと、壁に小石くらいの大きさの穴がいくつか空いていた。
そこから光が差しているようだ。
小さな穴に顔を近づける。
よく見たことのある景色が広がっていた。
大きな机、座り心地のいいソファ。
そして、アランと補佐官、そして騎士団長がいる。
(なるほど。お父様の執務室の本棚の裏に繋がっているのね)
つまり、この隠し通路は皇帝の執務室からの脱出ルートなのだろう。
(そんなの知っちゃって大丈夫なのかな? ……もう知っちゃったし、考えてもしかたないか)
私は執務室の様子に目を凝らした。
私の左右にルノーとイズールが並ぶ。
私たちは小さな穴から執務室の様子を覗いた。
「取引現場には現れましたか?」
ちょうど、補佐官が騎士団長に尋ねているところだった。
騎士団長は神妙な面持ちで頭を横に振る。
「残念ながら騒ぎを聞きつけていたのか、港には誰も現れませんでした」
(多分、イズールを誘拐した黒幕の話よね?)
ちらりとイズールに視線を向ける。
いやな気持ちになっていないか心配になった。
イズールは誘拐された当事者だ。こんな話、本当は聞きたくないのではないか。
しかし、イズールはわずかに笑って、口の動きだけで「大丈夫」と言った。
そして、彼はそのまままっすぐアランたちのほうに視線を向ける。
彼の横顔はどこか鬼気迫るものがあった。
「今回の誘拐の件を知る者は少ない。つまり……」
「王宮の内部から漏れている可能性がありますね」
私は思わず唾を飲み込む。
アランは眉根を寄せ、不機嫌そうに言った。
「今回は逃してしまったが、わかったことも多い」
「そうですね」
「このままにしておくつもりはない。いいな?」
「陛下、お任せください。必ずや黒幕を見つけて見せましょう」
騎士団長は床に膝をつき、頭を垂れた。
ものものしい雰囲気に、私は息をするのも忘れて見入っていた。
それはルノーやイズールも同じだったようだ。
瞬き一つせず、穴を覗き込んでいる。
「まずは情報を知る者の整理からだ」
「かしこまりました」
「それから――……」
騎士団長が部屋を出て行くまで、私たちは物音一つ立てずに聞き入った。
「では、私は失礼いたします。何かありましたら、いつでもお呼びください」
「ああ、頼んだ」
騎士団長が部屋を出ると、部屋が静まりかえる。
これ以上情報は出てこないだろう。
穴から離れようとした瞬間、静かな部屋にアランのハッキリとした声が響いた。
「さて、ネズミが紛れ込んだようだ」
アランはまっすぐ本棚をいや、私たちを睨みつけた。
「おとーたま?」
「そう。さっき、騎士団長が戻ってきたんだ。何かわかったんだと思う。父上に謁見を求めていたから」
(そういうことか)
今はイズールの事件を調べているのだと聞いた。
私が捕まえた誘拐犯は雇われで、黒幕が別にいるのだとか。
黒幕を突き止めるためにアラン直属の近衛騎士が数名内密に動いていることは知っていた。
その結果が出たということだ。
(けど)
私はルノーを見上げながら言った。
「おとーたま、ひみちゅ」
アランは秘密主義だ。
特に私の前では絶対に物騒な話はしてくれない。だから、今まで魔法を駆使して情報を得て来たのだ。
アランのもとに行ってあっさりと教えてくれるわけがない。
それとも、ルノーならば教えてもらえるのだろうか。
彼は後継者だ。
私とは扱いが違うのかもしれない。
「うん、父上は秘密だね。だから、僕たちも秘密で聞こう」
ルノーはいたずらっ子のような顔で笑った。
その笑顔は八歳の少年そのものだ。
秘密で聞く。そんなことが可能だろうか?
いや、一つだけ方法があった。もっとも確実な方法だ。
私はルノーの耳元でこっそりと囁いた。
「まほ、つかう?」
魔法を使えばアランの会話をこっそり聞くことができる。
私が今までそうしてきたように。
今求められているのはまさに私の能力だろう。そのために、私を部屋に迎えに来たのだろう。
しかし、ルノーは頭を横に振った。
「だめだよ。そんなことしたら、レティがまた倒れちゃうだろ? いい場所見つけたんだ」
「いいばちょ?」
「うん。だから、大丈夫。な? イズール」
ルノーは楽しそうにイズールに話を振った。
イズールはいつもの笑顔で頷く。
「うん。レティシア姫はついてくるだけ。心配しなくていいよ。行こう」
(二人はそうは言うけど……)
私はちらりとうしろを見る。
少し離れた場所で、私とルノーの護衛騎士が待機しているのだ。
アランたちに秘密で行動することなどできるのだろうか。
「大丈夫。二人は僕たちの味方だから」
ルノーは自信満々に言う。
そんなわけはない。この二人の騎士は私たちではなく、アランの命令で動いているのだ。
きっと、最後にはアランの耳に入るのだろう。
しかし、『いい場所』に関してはとても気になったので、黙ってついていくことにした。
こういうのは、深く考えたら負けだ。
私はルノーとイズールの手を取った。
ルノーとイズールに手を引かれ行った先は、普段は使われていない部屋だった。
昔は誰かが使っていたのだろう。使われていない暖炉のある部屋だ。古びたベッドは骨組みだけ。埃は被っていないから、定期的に掃除はされているようだ。
ルノーは部屋に入るなり、弾んだ声を上げた。
「レティ、ビックリするよ。この前二人で探検していたら見つけたんだ」
「見つけた時はびっくりしたね」
二人は顔を見合わせて笑う。
いつの間にこんなに仲良くなっていたのだろうか。
(私が眠っているうちにすごく仲良くなった気がする)
二人は私のために一緒にネフェリアの花を摘んでくれたりしていたようだから、仲良くなる時間はたっぷりとあったのだろう。
こういうのを「友達」と呼ぶのだろうか。
私にはよくわからない。
私には「友達」のような相手は一人もいなかった。
ただ、興味はある。
「友達が一人もいないなんて、寂しい人生だな」と、言われたことがあったからだ。
いなくても別に寂しくはなかったけれど。それでも、「友達」というものがどういうものなのか興味が沸いた。
二人を観察していれば、友達というものがどういうものなのか、わかるだろうか。
私が呆然とルノーとイズールのやりとりを眺めていると、ルノーは突然壁にかかっているランプを回した。
ありえない方向に曲がったランプを見て、私は何も言えなかった。
(こんなことして、あとで怒られるんじゃ)
ランプ一つ壊したくらいでアランが怒るのかはわからないが。
ルノーに乱暴なイメージがなかったから意外だ。将来『光の剣士』になるのだから、実はこれくらい豪快だったということだろうか。
(聞かれても知らんぷりしよ)
こういうとき、三歳という年齢は役に立つ。大抵のことは許してもらえるからだ。
すると、ギギギともゴゴゴともとれる音が部屋に響いた。
私は目を丸くした。
暖炉の奥にすっぽりと穴が開いたからだ。
(何これ……! 隠し扉!?)
暖炉の奥に現れたのは隠し通路のようだ。冷たい風が部屋に吹き込む。
(こんなところに隠し通路があったの!?)
「すごいだろ?」
自慢げなルノーの言葉に私は小さく頷く。
どんな城にも隠し通路は存在する。
ガルバトール帝国の皇城にも隠し通路が張り巡らされていた。そのすべてを知っているのは皇帝ただ一人で、私はごく一部しか知らされてはいなかったが。
皇帝は用心深く、身内すら信じてはいなかったから。
城の隠し通路は生命線とも言える。だから、魔法を使って何重にも隠してあることが多い。
子どもが探険をしていて、こんなに簡単に見つけていいものなのだろうか。
「さあ、行こう」
「ん」
私はルノーの手を握った。
高揚しているのだろうか、彼の手は少し汗ばんでいる。
私にまでそのワクワクが移ってきそうだった。
先頭はルノー、その次に私。私のうしろにイズールが続く。そして、少しうしろから私たちの騎士があとを追ってくる。
隠し通路で遊んでいただなんてアランにバレたら、大変なことになるのではないか。とは、思うのだが、好奇心が勝った。
なんだか冒険をしているようだ。いつもしかたなく遊んでいた積み木とは違う。
すると、小さな光が奥から見えてきた。
一点の光を指さして、ルノーは小声で言った。
「見て。ほら、あそこがちょうど父上の執務室と繋がっているんだよ」
近づくと、壁に小石くらいの大きさの穴がいくつか空いていた。
そこから光が差しているようだ。
小さな穴に顔を近づける。
よく見たことのある景色が広がっていた。
大きな机、座り心地のいいソファ。
そして、アランと補佐官、そして騎士団長がいる。
(なるほど。お父様の執務室の本棚の裏に繋がっているのね)
つまり、この隠し通路は皇帝の執務室からの脱出ルートなのだろう。
(そんなの知っちゃって大丈夫なのかな? ……もう知っちゃったし、考えてもしかたないか)
私は執務室の様子に目を凝らした。
私の左右にルノーとイズールが並ぶ。
私たちは小さな穴から執務室の様子を覗いた。
「取引現場には現れましたか?」
ちょうど、補佐官が騎士団長に尋ねているところだった。
騎士団長は神妙な面持ちで頭を横に振る。
「残念ながら騒ぎを聞きつけていたのか、港には誰も現れませんでした」
(多分、イズールを誘拐した黒幕の話よね?)
ちらりとイズールに視線を向ける。
いやな気持ちになっていないか心配になった。
イズールは誘拐された当事者だ。こんな話、本当は聞きたくないのではないか。
しかし、イズールはわずかに笑って、口の動きだけで「大丈夫」と言った。
そして、彼はそのまままっすぐアランたちのほうに視線を向ける。
彼の横顔はどこか鬼気迫るものがあった。
「今回の誘拐の件を知る者は少ない。つまり……」
「王宮の内部から漏れている可能性がありますね」
私は思わず唾を飲み込む。
アランは眉根を寄せ、不機嫌そうに言った。
「今回は逃してしまったが、わかったことも多い」
「そうですね」
「このままにしておくつもりはない。いいな?」
「陛下、お任せください。必ずや黒幕を見つけて見せましょう」
騎士団長は床に膝をつき、頭を垂れた。
ものものしい雰囲気に、私は息をするのも忘れて見入っていた。
それはルノーやイズールも同じだったようだ。
瞬き一つせず、穴を覗き込んでいる。
「まずは情報を知る者の整理からだ」
「かしこまりました」
「それから――……」
騎士団長が部屋を出て行くまで、私たちは物音一つ立てずに聞き入った。
「では、私は失礼いたします。何かありましたら、いつでもお呼びください」
「ああ、頼んだ」
騎士団長が部屋を出ると、部屋が静まりかえる。
これ以上情報は出てこないだろう。
穴から離れようとした瞬間、静かな部屋にアランのハッキリとした声が響いた。
「さて、ネズミが紛れ込んだようだ」
アランはまっすぐ本棚をいや、私たちを睨みつけた。
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