31 / 41
31.レティの実力
しおりを挟む
トリスティンの声が空高くまで響いた。
私は意味もわからず、身体を硬直させた。
何に怒っているのだろうか。
「私にだけ……。私にだけブルーベリーをくださらないなんてっ!」
再びトリスティンの声が空高く響く。
私は目を瞬かせた。
(ブルーベリー?)
「聞きましたよ。殿下がブルーベリーを配り歩いていたと」
「ん。……ん?」
「こんなに胸が痛くなったのは初めてです。師となる私には何もないなんて……」
トリスティンは地に崩れ落ち、「よよよ」と声を上げて泣いた。
いや、泣きまねだろうけれど。
私は冷たい目で彼を見下ろした。
(そんな仲じゃないと思うけど)
しかし、仲良くなっておくに越したことはない。
トリスティンの目的を確かめなければならないのだ。
「こんど」
「本当ですね? 本当ですよ?」
「ん」
トリスティンは満足したのか、笑みを浮かべると立ち上がった。
機嫌が治ったのか、涙は引っ込んでいる。切り替えの早い男だ。
「では、今日の授業を始めましょう」
「ん」
「今日は殿下の実力を確認しようと思います」
「ん」
少しだけ、わくわくしている。
前世、私は魔法を誰かから習ったことはない。毒を飲んだことによって現れた力だった。
そして、すべて見よう見まね、本に書かれた知識だけで使ってきた。
そういう意味ではイズールと同じなのかもしれない。
「では、殿下。あの的が見えますか?」
「ん」
練習場の真ん中にポツンと立っている木の棒にくくりつけられた藁の人形のことだろう。
距離が離れていて小さく見える。
「あの的に攻撃を当ててみてください。どんな魔法でも構いません」
(攻撃……)
私はジッと小さな的を見た。
攻撃魔法は得意だ。けれど、今世ではまだ使ったことはない。
トリスティンはしゃがみ、私の肩に優しく手を置いた。
「大丈夫ですよ。あの的はただの人形。痛くありません」
まるで諭すように言われ、私は頬を膨らませる。
(それくらい、見ればわかるわよ)
私は藁の人形に向かって腕を伸ばした。
攻撃魔法に必要なのは、照準を合わせる才と威力を調節する才。
攻撃魔法は広範囲であるほど力が分散してしまい、多くのマナを消費する。
だから、最小限のマナで目的の物を攻撃するには最小限の範囲に全集中すればいい。
(何がいいんだろう? 対象は一つだから……)
私は呪文を口にした。
前世で私が一番に覚えた魔法―─雷(いかづち)。
刹那、空から強い光が藁の人形の上に落ちた。
ズガンッ。
大きな音のあと、地面が大きく揺れた。
まだ筋力の足りない私は揺れに耐えられず、ペタンと地面に転んで尻もちをつく。
藁の人形は木の棒とともに姿を消し、地面にぽっかりと大きな穴が空いて、煙が立ち上っていた。
(やりすぎた……かも?)
私は首を傾げる。そして、両手をしげしげと見つめた。
前世で使うよりも威力が増している気がする。
「な、なんということでしょうか……」
私のすぐうしろに立っていたトリスティンはヨロヨロと地に崩れ落ちた。
何が「なんということ」なのだろうか。
私は振り返り、彼の言葉を待った。
(もしかして、何かまずいことでもしたかな?)
トリスティンは立ち上がると、私を軽々と抱き上げる。
そして、近くの椅子に座らせた。
彼は私の目の前でしゃがむ。彼は優しく私の頭を撫でた。
口角は上がっているけれど、これは笑顔ではないと直感でわかる。
緊張感が走った。
「この魔法をどこで覚えたのですか?」
私はトリスティンの質問になんと答えていいかわからなかった。
(どこって、ガルバトール帝国の書庫だけど……)
これは前世で覚えた最初の魔法だ。
ガルバトール帝国において重要なのは、ハッタリ。
中途半端に強いのが一番危うい。出る杭は打たれるの如く、頭角を現した人間は狙われる。
多くのきょうだい達が命を落とした。
だから、私は一番見た目派手で誰もが恐怖する魔法を覚えることにしたのだ。
しかし、それを素直に話すわけにはいかない。
私は考えた挙句、口を開いた。
「ほん」
「本? 本で読んだのですか?」
「ん」
「イズー、ほん、いっぱい」
「イズー殿下は読書家だと聞いています。そういえば、殿下はイズー殿下のもとに遊び行かれるとか。そこでたまたま読んだということですか? 三歳の殿下が?」
この言い訳は少し無理があっただろうか。
冷や汗が背中を伝った。
私はぎこちなく頷く。言葉を重ねても墓穴を掘るだけだと思った。
私はトリスティンを見つめ返す。
「うそ、ちあう」
私はゆっくり、はっきりと言った。
トリスティンは目を丸くする。彼はゆっくりと息を吐き出した。
「私としたことが常識に囚われてしまったようです。三歳だからといって本から魔法を学べるわけがないという考えが間違っていました」
彼は目を細めて笑うと、私の頭を撫でる。
「聡明な殿下は、どうしてこの魔法を選んだのですか?」
紫の瞳が私をとらえる。真実を見透かそうとするような、そんな目をしている。
私は目を泳がせた。
(どうして……って聞かれても……)
攻撃魔法はたくさんある。
火、風、水……どれだって構わなかった。
(これが一番効率的だと思ったんだけど……)
火球は単純な魔法だけれど、コントロールを必要とする。
手からまっすぐ飛ばした火球が藁の人形ではなく建物に当たったら、練習場を壊してしまうと思ったのだ。
雷なら直下への攻撃だから、被害は最小限にできると思った。
結局地面に大穴を開けてしまったから、まったく最小限とは言えないのだが。
「ちらない」
「知らない?」
「これだけ」
「ああ、なるほど。この魔法だけを覚えていたのですか」
私は頷く。
難しい質問から逃れるためには、知らぬ存ぜぬが一番だ。
(なんといっても三歳だしね)
「質問に答えていただき、ありがとうございます」
「ん」
「殿下は私が見た魔法使いの中で、もっともマナの器が大きくいらっしゃる」
私はトリスティンの言葉に頷いた。
それは私も感じていることだ。
前世よりも大きな器になった。
「マナの器を大きくするのは、並大抵のことではありません。リオーク王国の魔法使いから、殿下が何度も危険な目にあってきたことは聞いています。その影響でしょうね」
「ん」
「しかし、まだマナの量は少ない。一気に器を大きくしたせいで、まだ身体がマナを受け入れられていないのでしょう」
私はトリスティンの話を口をぽかんと開けながら、呆然と聞いた。
難しいことはよくわからない。
「そして何より、威力調整はてんでだめですね」
「む……」
トリスティンは私を抱き上げると、藁の人形があった場所へと連れて行った。
まだ煙が立っている。
藁の人形の姿はない。
雷によって一つ残らず塵になったのだろう。
「ご覧なさい。炭になってしまいました。これではマナの無駄遣いです」
「ん」
「せっかくたまってきたマナもまた減ってしまいましたね」
トリスティンは私の頭を撫でる。
彼には私のマナの量がわかるのだろうか。
私は彼を見上げる。彼は目を細めた。
「殿下は天才とはいえ、三歳ですからね。身体が成熟していないため、不安定なのでしょう」
私は自身の手の平を見つめた。
私は強い。
前世の私は生きるために、なんだってしてきた。
その力を持ったまま、私はここにいる。
(今の私は弱い)
しかも無知だ。
私の知識は偏りがある。
「とりちゅ」
「はい。なんでしょうか?」
私は意味もわからず、身体を硬直させた。
何に怒っているのだろうか。
「私にだけ……。私にだけブルーベリーをくださらないなんてっ!」
再びトリスティンの声が空高く響く。
私は目を瞬かせた。
(ブルーベリー?)
「聞きましたよ。殿下がブルーベリーを配り歩いていたと」
「ん。……ん?」
「こんなに胸が痛くなったのは初めてです。師となる私には何もないなんて……」
トリスティンは地に崩れ落ち、「よよよ」と声を上げて泣いた。
いや、泣きまねだろうけれど。
私は冷たい目で彼を見下ろした。
(そんな仲じゃないと思うけど)
しかし、仲良くなっておくに越したことはない。
トリスティンの目的を確かめなければならないのだ。
「こんど」
「本当ですね? 本当ですよ?」
「ん」
トリスティンは満足したのか、笑みを浮かべると立ち上がった。
機嫌が治ったのか、涙は引っ込んでいる。切り替えの早い男だ。
「では、今日の授業を始めましょう」
「ん」
「今日は殿下の実力を確認しようと思います」
「ん」
少しだけ、わくわくしている。
前世、私は魔法を誰かから習ったことはない。毒を飲んだことによって現れた力だった。
そして、すべて見よう見まね、本に書かれた知識だけで使ってきた。
そういう意味ではイズールと同じなのかもしれない。
「では、殿下。あの的が見えますか?」
「ん」
練習場の真ん中にポツンと立っている木の棒にくくりつけられた藁の人形のことだろう。
距離が離れていて小さく見える。
「あの的に攻撃を当ててみてください。どんな魔法でも構いません」
(攻撃……)
私はジッと小さな的を見た。
攻撃魔法は得意だ。けれど、今世ではまだ使ったことはない。
トリスティンはしゃがみ、私の肩に優しく手を置いた。
「大丈夫ですよ。あの的はただの人形。痛くありません」
まるで諭すように言われ、私は頬を膨らませる。
(それくらい、見ればわかるわよ)
私は藁の人形に向かって腕を伸ばした。
攻撃魔法に必要なのは、照準を合わせる才と威力を調節する才。
攻撃魔法は広範囲であるほど力が分散してしまい、多くのマナを消費する。
だから、最小限のマナで目的の物を攻撃するには最小限の範囲に全集中すればいい。
(何がいいんだろう? 対象は一つだから……)
私は呪文を口にした。
前世で私が一番に覚えた魔法―─雷(いかづち)。
刹那、空から強い光が藁の人形の上に落ちた。
ズガンッ。
大きな音のあと、地面が大きく揺れた。
まだ筋力の足りない私は揺れに耐えられず、ペタンと地面に転んで尻もちをつく。
藁の人形は木の棒とともに姿を消し、地面にぽっかりと大きな穴が空いて、煙が立ち上っていた。
(やりすぎた……かも?)
私は首を傾げる。そして、両手をしげしげと見つめた。
前世で使うよりも威力が増している気がする。
「な、なんということでしょうか……」
私のすぐうしろに立っていたトリスティンはヨロヨロと地に崩れ落ちた。
何が「なんということ」なのだろうか。
私は振り返り、彼の言葉を待った。
(もしかして、何かまずいことでもしたかな?)
トリスティンは立ち上がると、私を軽々と抱き上げる。
そして、近くの椅子に座らせた。
彼は私の目の前でしゃがむ。彼は優しく私の頭を撫でた。
口角は上がっているけれど、これは笑顔ではないと直感でわかる。
緊張感が走った。
「この魔法をどこで覚えたのですか?」
私はトリスティンの質問になんと答えていいかわからなかった。
(どこって、ガルバトール帝国の書庫だけど……)
これは前世で覚えた最初の魔法だ。
ガルバトール帝国において重要なのは、ハッタリ。
中途半端に強いのが一番危うい。出る杭は打たれるの如く、頭角を現した人間は狙われる。
多くのきょうだい達が命を落とした。
だから、私は一番見た目派手で誰もが恐怖する魔法を覚えることにしたのだ。
しかし、それを素直に話すわけにはいかない。
私は考えた挙句、口を開いた。
「ほん」
「本? 本で読んだのですか?」
「ん」
「イズー、ほん、いっぱい」
「イズー殿下は読書家だと聞いています。そういえば、殿下はイズー殿下のもとに遊び行かれるとか。そこでたまたま読んだということですか? 三歳の殿下が?」
この言い訳は少し無理があっただろうか。
冷や汗が背中を伝った。
私はぎこちなく頷く。言葉を重ねても墓穴を掘るだけだと思った。
私はトリスティンを見つめ返す。
「うそ、ちあう」
私はゆっくり、はっきりと言った。
トリスティンは目を丸くする。彼はゆっくりと息を吐き出した。
「私としたことが常識に囚われてしまったようです。三歳だからといって本から魔法を学べるわけがないという考えが間違っていました」
彼は目を細めて笑うと、私の頭を撫でる。
「聡明な殿下は、どうしてこの魔法を選んだのですか?」
紫の瞳が私をとらえる。真実を見透かそうとするような、そんな目をしている。
私は目を泳がせた。
(どうして……って聞かれても……)
攻撃魔法はたくさんある。
火、風、水……どれだって構わなかった。
(これが一番効率的だと思ったんだけど……)
火球は単純な魔法だけれど、コントロールを必要とする。
手からまっすぐ飛ばした火球が藁の人形ではなく建物に当たったら、練習場を壊してしまうと思ったのだ。
雷なら直下への攻撃だから、被害は最小限にできると思った。
結局地面に大穴を開けてしまったから、まったく最小限とは言えないのだが。
「ちらない」
「知らない?」
「これだけ」
「ああ、なるほど。この魔法だけを覚えていたのですか」
私は頷く。
難しい質問から逃れるためには、知らぬ存ぜぬが一番だ。
(なんといっても三歳だしね)
「質問に答えていただき、ありがとうございます」
「ん」
「殿下は私が見た魔法使いの中で、もっともマナの器が大きくいらっしゃる」
私はトリスティンの言葉に頷いた。
それは私も感じていることだ。
前世よりも大きな器になった。
「マナの器を大きくするのは、並大抵のことではありません。リオーク王国の魔法使いから、殿下が何度も危険な目にあってきたことは聞いています。その影響でしょうね」
「ん」
「しかし、まだマナの量は少ない。一気に器を大きくしたせいで、まだ身体がマナを受け入れられていないのでしょう」
私はトリスティンの話を口をぽかんと開けながら、呆然と聞いた。
難しいことはよくわからない。
「そして何より、威力調整はてんでだめですね」
「む……」
トリスティンは私を抱き上げると、藁の人形があった場所へと連れて行った。
まだ煙が立っている。
藁の人形の姿はない。
雷によって一つ残らず塵になったのだろう。
「ご覧なさい。炭になってしまいました。これではマナの無駄遣いです」
「ん」
「せっかくたまってきたマナもまた減ってしまいましたね」
トリスティンは私の頭を撫でる。
彼には私のマナの量がわかるのだろうか。
私は彼を見上げる。彼は目を細めた。
「殿下は天才とはいえ、三歳ですからね。身体が成熟していないため、不安定なのでしょう」
私は自身の手の平を見つめた。
私は強い。
前世の私は生きるために、なんだってしてきた。
その力を持ったまま、私はここにいる。
(今の私は弱い)
しかも無知だ。
私の知識は偏りがある。
「とりちゅ」
「はい。なんでしょうか?」
587
あなたにおすすめの小説
ぼっちな幼女は異世界で愛し愛され幸せになりたい
珂里
ファンタジー
ある日、仲の良かった友達が突然いなくなってしまった。
本当に、急に、目の前から消えてしまった友達には、二度と会えなかった。
…………私も消えることができるかな。
私が消えても、きっと、誰も何とも思わない。
私は、邪魔な子だから。
私は、いらない子だから。
だからきっと、誰も悲しまない。
どこかに、私を必要としてくれる人がいないかな。
そんな人がいたら、絶対に側を離れないのに……。
異世界に迷い込んだ少女と、孤独な獣人の少年が徐々に心を通わせ成長していく物語。
☆「神隠し令嬢は騎士様と幸せになりたいんです」と同じ世界です。
彩菜が神隠しに遭う時に、公園で一緒に遊んでいた「ゆうちゃん」こと優香の、もう一つの神隠し物語です。
弟に前世を告白され、モブの私は悪役になると決めました
珂里
ファンタジー
第二王子である弟に、ある日突然告白されました。
「自分には前世の記憶がある」と。
弟が言うには、この世界は自分が大好きだったゲームの話にそっくりだとか。
腹違いの王太子の兄。側室の子である第二王子の弟と王女の私。
側室である母が王太子を失脚させようと企み、あの手この手で計画を実行しようとするらしい。ーーって、そんなの駄目に決まってるでしょ!!
……決めました。大好きな兄弟達を守る為、私は悪役になります!
悪役令嬢に転生したと気付いたら、咄嗟に婚約者の記憶を失くしたフリをしてしまった。
ねーさん
恋愛
あ、私、悪役令嬢だ。
クリスティナは婚約者であるアレクシス王子に近付くフローラを階段から落とそうとして、誤って自分が落ちてしまう。
気を失ったクリスティナの頭に前世で読んだ小説のストーリーが甦る。自分がその小説の悪役令嬢に転生したと気付いたクリスティナは、目が覚めた時「貴方は誰?」と咄嗟に記憶を失くしたフリをしてしまって──…
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
神隠し令嬢は騎士様と幸せになりたいんです
珂里
ファンタジー
ある日、5歳の彩菜は突然神隠しに遭い異世界へ迷い込んでしまう。
そんな迷子の彩菜を助けてくれたのは王国の騎士団長だった。元の世界に帰れない彩菜を、子供のいない団長夫婦は自分の娘として育ててくれることに……。
日本のお父さんお母さん、会えなくて寂しいけれど、彩菜は優しい大人の人達に助けられて毎日元気に暮らしてます!
悪役令嬢発溺愛幼女着
みおな
ファンタジー
「違います!わたくしは、フローラさんをいじめてなどいません!」
わたくしの声がホールに響いたけれど、誰もわたくしに手を差し伸べて下さることはなかった。
響いたのは、婚約者である王太子殿下の冷たい声。
わたくしに差し伸べられたのは、騎士団長のご子息がわたくしを強く床に押し付ける腕。
冷ややかな周囲のご令嬢ご令息の冷笑。
どうして。
誰もわたくしを信じてくれないまま、わたくしは冷たい牢の中で命を落とした。
【本編完結】転生令嬢は自覚なしに無双する
ベル
ファンタジー
ふと目を開けると、私は7歳くらいの女の子の姿になっていた。
きらびやかな装飾が施された部屋に、ふかふかのベット。忠実な使用人に溺愛する両親と兄。
私は戸惑いながら鏡に映る顔に驚愕することになる。
この顔って、マルスティア伯爵令嬢の幼少期じゃない?
私さっきまで確か映画館にいたはずなんだけど、どうして見ていた映画の中の脇役になってしまっているの?!
映画化された漫画の物語の中に転生してしまった女の子が、実はとてつもない魔力を隠し持った裏ボスキャラであることを自覚しないまま、どんどん怪物を倒して無双していくお話。
設定はゆるいです
不倫されて離婚した社畜OLが幼女転生して聖女になりましたが、王国が揉めてて大事にしてもらえないので好きに生きます
天田れおぽん
ファンタジー
ブラック企業に勤める社畜OL沙羅(サラ)は、結婚したものの不倫されて離婚した。スッキリした気分で明るい未来に期待を馳せるも、公園から飛び出てきた子どもを助けたことで、弱っていた心臓が止まってしまい死亡。同情した女神が、黒髪黒目中肉中背バツイチの沙羅を、銀髪碧眼3歳児の聖女として異世界へと転生させてくれた。
ところが王国内で聖女の処遇で揉めていて、転生先は草原だった。
サラは女神がくれた山盛りてんこ盛りのスキルを使い、異世界で知り合ったモフモフたちと暮らし始める――――
※第16話 あつまれ聖獣の森 6 が抜けていましたので2025/07/30に追加しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる