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二十三 過酷な牢内
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まだ日の高いうちに、茅場町にある大番屋から小伝馬町の牢屋敷まで、小者に縄尻を取られながら歩かされた。
さほどの距離ではなかったが、街中を歩かされる屈辱は応えた。
罪人扱いを受けていると、まるで罪を犯したような錯覚に陥る。
我が身の惨めな姿をお熊にだけは見せたくなかった。
道すがらお熊や墨伝の姿を探すともなしに見回したが、幸い、ちらとも見えなかった。
(拙者が家政をすべて引き受けておったゆえ、墨伝先生もお熊どのも、薬がどこにしまわれているか、水屋のどこに何が入っているか、味噌の壺はどこか、さぞや、おたおたしておられるであろう)
長い不在どころか、もう二度と戻れぬかもしれない。
荒れ果てて鼠の住み処になった住居や稽古場を思い浮かべたが、
(お二人とも大人なのだ。頼れる者がいなくなれば違ってくるはずだ)
と割り切ることにした。
広さが二六七七坪もある伝馬町牢屋敷は煉塀に囲まれ、周囲に堀が巡らされていた。
入牢は日暮れに行われるため、それまで牢庭につながれて放っておかれることになる。
別の大番屋から入牢させられる者、町内預にされていて刑の宣告を受けるために入牢する者、他国から移送されてきた者など三々五々連行されてくる。
胆が据わった極悪人ならともかく、皆が皆、悲壮な顔つきでうなだれていた。
(今までなら、単純に悪人、悪女に見えていたが……)
静馬と同じく冤罪で捕らえられた者もいるだろう。
はずみで思わぬ罪を犯してしまった者もいると思えば、因果応報だと単純に割り切れなかった。
(しかし拙者を罪に陥れて、いったい誰に何の得があろう)
先日、成敗した悪人たちの仲間による復讐なら、このように手の込んだ企みはすまい。
(利之進どのが狙いだったのではないか。利之進どのはあのように清廉潔白な人物ゆえ、私怨ではなく、立場にまつわる陰謀めいた原因に違いない)
最初に襲ってきた浪人は、辻斬りに仕立てるためのいわば噛ませ犬だったのだ。
利之進本人が辻斬りを働いたことにしても、誰かに命じて行ったことにしても罪に陥れることはできる。
静馬が助廣を預かったために、急遽、筋書きを変更したのだろう。
(助廣を買い求めることを知っておった者は限られるからな)
思い至ったときだった。
「おい、静馬、てえへんなことになったな」
顔を上げると、高島右近が目の前に立っていた。
「墨伝先生とお熊どのに泣きつかれちゃあ、俺っちも放っとけねえやな。押っ取り刀でここまで駆けつけたってえわけだ」
隠密廻り同心という、顔の利くお役目についている右近は、誰よりも頼りになる人物だった。
「わたくしも利之進どのも無実です」
「分かってらあ。腕がからっきしな静馬が辻斬りなんてするものけえ。なあ〝下僕〟どの」
右近はにやにや笑った。
他人事なので気楽そうな顔つきが憎らしい。
「実は気になる者が一人おるのです」
静馬の言葉に、右近はにやけた顔をきゅっと引き締めた。
「何でえ。いいから言ってみな」
「この件に本人が関わっておるとは言い切れませぬが、糸口にはなるかと思います」
「てめえは何でもはっきりしねえやつだが、今度ばかりは迷ってねえで早く言えよ」
「『愛宕下日蔭町の刀剣商いに掘り出し物の助廣がある』と、利之進どのに教えた人物は、宿院玄蕃と申す田安家の御抱人なのですが、召し抱えられてまだ日も浅く、いろいろ気になるのです。わたくしを襲った遣い手と同じ巨躯の持ち主です」
それまでの経緯を手短に伝えた。
「その玄蕃という御抱人がぜってえ臭えな。任せておけ。利之進どのとのつながりも含めて洗ってやる」
右近は力強く断言した。
数々の事件に関わってきた右近も玄蕃が怪しいという。
感情の動きを見せない、玄蕃の顔が目の前に浮かんだ。
(無闇に人を疑うことははばかられるが、やはり怪しい。利之進どのや墨伝先生は人が良いゆえ玄蕃にだまされておるのだ)
疑念がしだいに確信へと変わっていった。
(だが待てよ。拙者が対峙した曲者は神道無念流の遣い手だった。玄蕃どのはタイ捨流の遣い手。体格は似ていてもやはり違うのではないか)
迷いが湧いた。
「よろしくお願いいたします。なにぶん、わたくしだけではなく、利之進どのの命にも関わることゆえ」
真摯な気持ちを込めて丁寧に頭を下げた。
「無実の証を見つけるまでは、何としても元気で耐え忍んでもらわねえといけねえ。十日、一月、いや一年かかるかもしれねえがな」
「覚悟はできております。わたくしも剣客を志して修行を重ねて参った身です。いかなる責め苦にも耐えてみせます」
「その意気でえ。しかし問題は拷問だけじゃねえぜ。無宿牢はむろんだが大牢もなかなか怖ええ所だ。牢名主に睨まれりゃ、どんな剛の者でも助かりゃしねえ。狭い牢内だ。大勢で寝込みを襲われりゃ、ひとたまりもねえやな」
右近は面白半分のように脅した上に、
「静馬、てめえは人に好かれる質だから、でえじょうぶ(大丈夫)だろうがな」
片頬を引きつらせながら、くつくつと嫌な笑い方をした。
「恐れ入ります」
静馬はむっとしながらも、微妙な笑みで応じた。
「で、一番、大事なのは〝蔓〟でえ。金を牢内に持ち込めねえと半殺しの目に遭わされらあ。命が危ねえことだってあらあ」
追い打ちをかけてきた右近の言葉に背筋が凍る。
「つ、蔓と申されても、金などびた一文持ち合わせておりませぬ」
声が裏返ってしまった。
「案ずるこたあねえやな。墨伝先生から二分預かってきてるんだ。あちこち頭を下げてかき集めたみてえだからな。ありがたく思えよ。で、だな……」
右近は息がかかるほど顔を近寄せてきた。
夕暮れになり、近所の鍛冶屋から聞こえていたトンテンカン、トンテンカンという鍜冶の音もいつしか聞こえなくなっていた。
入牢者は、身分や男女の別に見合った牢に入れられる。
浪人扱いの静馬は、庶民が入れられる東の大牢に振り分けられた。
東の牢舎の外鞘と呼ばれる場所で、股引きに法被姿の張番に縄を解かれて衣服を改められた。
「御法度の金銀、刃物、書物、火道具を持参しておれば差し出せ」
鍵役が凄むような声音で念を押した。
皆、苦心して牢内に蔓を持ち込む。
衣類に金銀を縫い付けている者のほか、口に含んでいる者、呑み込んでいる者、綿に包んで肛門に隠している者もあるという。
(右近どのが太鼓判を押されたゆえ、この方法で大事ないと思うが)
鼻紙の中を切り抜いて一分金で二枚隠し持っていた。
張番の小狡そうな小男が、静馬の衣類と持ち物を探りながらじろりと睨んだ。
額にじっとりと汗がにじむ。
「異常ごぜえません」
張番は澄ました顔で同心に告げると、手際よく下帯、草履、帯などを丸めて、押しつけるように手渡してきた。
蔓として持ち込まれた金の一部は、分け前として、張り番にも届くので、見て見ぬふりをするらしかった。
暗い大牢内は獰猛な獣が住まう洞窟を思わせ、むっとした湿気と熱気が束になってどっと襲いかかってきた。
「ほれ、入れ」
鍵役に追い立てられて、下帯一つで衣類を抱えたまま転がり込んだ静馬は、
「さあこい!」
腕をつかまれ奥へと引きずり込まれた。
きめ板と呼ばれる桐の板で尻を叩かれる。
「夜までそのままにしてるんだぞ。動くとひでえ目に遭わせるからそう思え」
裸のまま床のうえにしゃがまされ、着物を頭の上からかぶせられた。
(百人以上いるな)
敷き詰められているはずの畳は積み上げられ、役付の囚人だけがその上に座し、平の囚人たちは畳一畳に七、八人も座らされて身動きもできぬありさまだった。
空気が澱んで異臭が漂っていた。
大勢の男たちの体臭はもとより、雪隠の臭い、糠味噌漬の樽の臭いが混ざり合って吐き気を催す。
(病人、死人がひっきりなしに出るのも無理はない)
毎日、誰かが病死するという劣悪さにうんざりした。
翌朝になって牢名主の前に引き出されたが、蔓のおかげで虐待を免れた。
新入りは着ている物を剥がされて、牢内にある染みだらけの古着をあてがわれる習いだったが、身につけていた小袖が継ぎだらけであまりにも粗末過ぎたため、略奪を免れた。
犯した罪が辻斬りという重罪であるため一目置かれ、上座、中座、下座と分かれる格づけで、五番役という中座の末席に加えられた。
(ひとまず安心というわけだ)
牢内が混み合ってくると、下座の平囚人たちがゆえなく殺害される、〝作造り〟なる災厄に遭う恐れは無くなった。
さほどの距離ではなかったが、街中を歩かされる屈辱は応えた。
罪人扱いを受けていると、まるで罪を犯したような錯覚に陥る。
我が身の惨めな姿をお熊にだけは見せたくなかった。
道すがらお熊や墨伝の姿を探すともなしに見回したが、幸い、ちらとも見えなかった。
(拙者が家政をすべて引き受けておったゆえ、墨伝先生もお熊どのも、薬がどこにしまわれているか、水屋のどこに何が入っているか、味噌の壺はどこか、さぞや、おたおたしておられるであろう)
長い不在どころか、もう二度と戻れぬかもしれない。
荒れ果てて鼠の住み処になった住居や稽古場を思い浮かべたが、
(お二人とも大人なのだ。頼れる者がいなくなれば違ってくるはずだ)
と割り切ることにした。
広さが二六七七坪もある伝馬町牢屋敷は煉塀に囲まれ、周囲に堀が巡らされていた。
入牢は日暮れに行われるため、それまで牢庭につながれて放っておかれることになる。
別の大番屋から入牢させられる者、町内預にされていて刑の宣告を受けるために入牢する者、他国から移送されてきた者など三々五々連行されてくる。
胆が据わった極悪人ならともかく、皆が皆、悲壮な顔つきでうなだれていた。
(今までなら、単純に悪人、悪女に見えていたが……)
静馬と同じく冤罪で捕らえられた者もいるだろう。
はずみで思わぬ罪を犯してしまった者もいると思えば、因果応報だと単純に割り切れなかった。
(しかし拙者を罪に陥れて、いったい誰に何の得があろう)
先日、成敗した悪人たちの仲間による復讐なら、このように手の込んだ企みはすまい。
(利之進どのが狙いだったのではないか。利之進どのはあのように清廉潔白な人物ゆえ、私怨ではなく、立場にまつわる陰謀めいた原因に違いない)
最初に襲ってきた浪人は、辻斬りに仕立てるためのいわば噛ませ犬だったのだ。
利之進本人が辻斬りを働いたことにしても、誰かに命じて行ったことにしても罪に陥れることはできる。
静馬が助廣を預かったために、急遽、筋書きを変更したのだろう。
(助廣を買い求めることを知っておった者は限られるからな)
思い至ったときだった。
「おい、静馬、てえへんなことになったな」
顔を上げると、高島右近が目の前に立っていた。
「墨伝先生とお熊どのに泣きつかれちゃあ、俺っちも放っとけねえやな。押っ取り刀でここまで駆けつけたってえわけだ」
隠密廻り同心という、顔の利くお役目についている右近は、誰よりも頼りになる人物だった。
「わたくしも利之進どのも無実です」
「分かってらあ。腕がからっきしな静馬が辻斬りなんてするものけえ。なあ〝下僕〟どの」
右近はにやにや笑った。
他人事なので気楽そうな顔つきが憎らしい。
「実は気になる者が一人おるのです」
静馬の言葉に、右近はにやけた顔をきゅっと引き締めた。
「何でえ。いいから言ってみな」
「この件に本人が関わっておるとは言い切れませぬが、糸口にはなるかと思います」
「てめえは何でもはっきりしねえやつだが、今度ばかりは迷ってねえで早く言えよ」
「『愛宕下日蔭町の刀剣商いに掘り出し物の助廣がある』と、利之進どのに教えた人物は、宿院玄蕃と申す田安家の御抱人なのですが、召し抱えられてまだ日も浅く、いろいろ気になるのです。わたくしを襲った遣い手と同じ巨躯の持ち主です」
それまでの経緯を手短に伝えた。
「その玄蕃という御抱人がぜってえ臭えな。任せておけ。利之進どのとのつながりも含めて洗ってやる」
右近は力強く断言した。
数々の事件に関わってきた右近も玄蕃が怪しいという。
感情の動きを見せない、玄蕃の顔が目の前に浮かんだ。
(無闇に人を疑うことははばかられるが、やはり怪しい。利之進どのや墨伝先生は人が良いゆえ玄蕃にだまされておるのだ)
疑念がしだいに確信へと変わっていった。
(だが待てよ。拙者が対峙した曲者は神道無念流の遣い手だった。玄蕃どのはタイ捨流の遣い手。体格は似ていてもやはり違うのではないか)
迷いが湧いた。
「よろしくお願いいたします。なにぶん、わたくしだけではなく、利之進どのの命にも関わることゆえ」
真摯な気持ちを込めて丁寧に頭を下げた。
「無実の証を見つけるまでは、何としても元気で耐え忍んでもらわねえといけねえ。十日、一月、いや一年かかるかもしれねえがな」
「覚悟はできております。わたくしも剣客を志して修行を重ねて参った身です。いかなる責め苦にも耐えてみせます」
「その意気でえ。しかし問題は拷問だけじゃねえぜ。無宿牢はむろんだが大牢もなかなか怖ええ所だ。牢名主に睨まれりゃ、どんな剛の者でも助かりゃしねえ。狭い牢内だ。大勢で寝込みを襲われりゃ、ひとたまりもねえやな」
右近は面白半分のように脅した上に、
「静馬、てめえは人に好かれる質だから、でえじょうぶ(大丈夫)だろうがな」
片頬を引きつらせながら、くつくつと嫌な笑い方をした。
「恐れ入ります」
静馬はむっとしながらも、微妙な笑みで応じた。
「で、一番、大事なのは〝蔓〟でえ。金を牢内に持ち込めねえと半殺しの目に遭わされらあ。命が危ねえことだってあらあ」
追い打ちをかけてきた右近の言葉に背筋が凍る。
「つ、蔓と申されても、金などびた一文持ち合わせておりませぬ」
声が裏返ってしまった。
「案ずるこたあねえやな。墨伝先生から二分預かってきてるんだ。あちこち頭を下げてかき集めたみてえだからな。ありがたく思えよ。で、だな……」
右近は息がかかるほど顔を近寄せてきた。
夕暮れになり、近所の鍛冶屋から聞こえていたトンテンカン、トンテンカンという鍜冶の音もいつしか聞こえなくなっていた。
入牢者は、身分や男女の別に見合った牢に入れられる。
浪人扱いの静馬は、庶民が入れられる東の大牢に振り分けられた。
東の牢舎の外鞘と呼ばれる場所で、股引きに法被姿の張番に縄を解かれて衣服を改められた。
「御法度の金銀、刃物、書物、火道具を持参しておれば差し出せ」
鍵役が凄むような声音で念を押した。
皆、苦心して牢内に蔓を持ち込む。
衣類に金銀を縫い付けている者のほか、口に含んでいる者、呑み込んでいる者、綿に包んで肛門に隠している者もあるという。
(右近どのが太鼓判を押されたゆえ、この方法で大事ないと思うが)
鼻紙の中を切り抜いて一分金で二枚隠し持っていた。
張番の小狡そうな小男が、静馬の衣類と持ち物を探りながらじろりと睨んだ。
額にじっとりと汗がにじむ。
「異常ごぜえません」
張番は澄ました顔で同心に告げると、手際よく下帯、草履、帯などを丸めて、押しつけるように手渡してきた。
蔓として持ち込まれた金の一部は、分け前として、張り番にも届くので、見て見ぬふりをするらしかった。
暗い大牢内は獰猛な獣が住まう洞窟を思わせ、むっとした湿気と熱気が束になってどっと襲いかかってきた。
「ほれ、入れ」
鍵役に追い立てられて、下帯一つで衣類を抱えたまま転がり込んだ静馬は、
「さあこい!」
腕をつかまれ奥へと引きずり込まれた。
きめ板と呼ばれる桐の板で尻を叩かれる。
「夜までそのままにしてるんだぞ。動くとひでえ目に遭わせるからそう思え」
裸のまま床のうえにしゃがまされ、着物を頭の上からかぶせられた。
(百人以上いるな)
敷き詰められているはずの畳は積み上げられ、役付の囚人だけがその上に座し、平の囚人たちは畳一畳に七、八人も座らされて身動きもできぬありさまだった。
空気が澱んで異臭が漂っていた。
大勢の男たちの体臭はもとより、雪隠の臭い、糠味噌漬の樽の臭いが混ざり合って吐き気を催す。
(病人、死人がひっきりなしに出るのも無理はない)
毎日、誰かが病死するという劣悪さにうんざりした。
翌朝になって牢名主の前に引き出されたが、蔓のおかげで虐待を免れた。
新入りは着ている物を剥がされて、牢内にある染みだらけの古着をあてがわれる習いだったが、身につけていた小袖が継ぎだらけであまりにも粗末過ぎたため、略奪を免れた。
犯した罪が辻斬りという重罪であるため一目置かれ、上座、中座、下座と分かれる格づけで、五番役という中座の末席に加えられた。
(ひとまず安心というわけだ)
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