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終章
お妃さま?-3
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歓楽街から1本外れた通りに面するその居酒屋は、3階建ての建物の2階と3階に位置している。狭い階段の先には木製の扉が佇み、扉を開けた先は茶を基本とした落ち着いた色合いの空間だ。店内の席数は多い。酒を飲むにはまだ少し早い時間のため、席に座る人の姿はまばらだ。
紺色のエプロンを付けた男性店員に案内され、3人は入り口付近のテーブル席に座った。すぐさま乾杯の酒を頼み、ゼータの選択でいくつかの料理も一緒に注文する。そして店員が去った後は、また歓談の時間。
「クリス。最近、何か変わったことはありました?」
「んー…そういえば先月末、種族祭に行ったよ。メリオンさんと」
「先月末?何族祭でしたっけ」
「吸血族祭」
ん?とゼータは小首を傾げる。毎月月末に開催される12の種族祭。吸血族祭は国内在住者が少ないという理由から、毎年未開催となっていたはずだ。いや正確には、公の場では未開催となっており、身内のみでの催しに留まっている。そしてその祭りの内容は酒池肉林祭、すなわち乱交パーティーだ。これは以前飲み会の折に、吸血族長であるメリオンの口から語られた内容である。
「参加したんですか?吸血族祭に?メリオンと2人で?」
「正確には会場に向かうメリオンさんを、僕がこっそり付けた」
「…後を付けて、それでどうしたんですか?」
「上裸でやる気満々のメリオンさんをひっ捕らえて、王宮に連れ帰りました」
事もなげに語るクリスであるが、なんとも散々な話である。メリオンは頑なに認めないが、2人の関係は世間一般に恋人同士と呼ばれるもの。即ちメリオンは、恋人がいながら乱交パーティーに参加しようとしたということだ。性関係には寛容な魔族だが、不特定多数を相手とした性行為というのは一般的ではない。人によっては別れ話に発展しかねない行いである。
しかしこの件に関しては、なぜかメリオンの方が不満そうなのである。
「あの恨みは忘れんぞ。1年間楽しみにしていたんだ」
「提供者の件は大目に見ますけどね。乱交は許せません。男性もいるじゃないですか」
「男と関わらなければ良いだけだろうが」
「簡単に言いますけどね。いざ男性に誘われたら、メリオンさんは絶対に断れません。こっち方面ではとことん意志が弱いんだから、絶対にズルズル流されちゃいます。僕だってメリオンさんの私生活に極力口は出したくないですけどね。ここだけは譲れません。乱交はダメ、絶対」
傍から見れば、微笑ましい痴話喧嘩と思えないこともない。けれども会話の内容は散々である。クリスも苦労しているんだなぁ、と呑気に考えるゼータである。
それから数分と経たずして、テーブルには注文の酒が運ばれてきた。続いてテーブルの上に並べられる色とりどりの料理。見た目にも楽しいそれらの料理は、ここでしか食べられない珍しい物ばかりだ。各々料理を取り分ける最中、メリオンが口を開く。
「ゼータ。飲み会は何時までの予定だ」
「この店、お席の時間制限はないですよ」
「それなら今、お前が決めろ。飲み会は何時までだ」
帰りに寄りたいところでもあるのだろうか。突然のメリオンの要望を不思議に思いながらも、ゼータはううむと考え込む。
「…21時、くらいでしょうか」
「わかった。それで良い」
メリオンが頷いた、その時だ。ゼータの背後で扉が開き、大勢の人々がぞろぞろと入店した。団体の先頭に立つ人物は――
「あれ、そこにいらっしゃるのはゼータさんとクリスさん。偶然ですね!」
団体の先頭に立ち、満面の笑みを浮かべるその人物は、魔法研究所の拡声器ことミーアである。ゼータが言葉を返すより先に、クリスが口を開く。
「偶然だね。みんなで飲み会?僕、誘われていないよ」
「突然の飲み会ですからね。リィモンさんが失恋したという事で、みんなで慰めの会を開催することになったんです」
ミーアの斜め後ろでは、リィモンと呼ばれた男性が照れ臭そうに頬を掻いていた。失恋した、という割に、リィモンの顔に悲壮感はない。おそらくは飲み会の理由のための虚言なのだ。
「慰めの会というには大所帯だね。何人いるの?」
「総勢13人です。お妃さまを見たい…おっと失礼。リィモンさんを慰めたいという人が意外にも多くてですね。大勢が入れる飲み屋を探すのも一苦労でした」
「へぇ。リィモンは人気者だね」
失言はさらりとなかったことにされるようだ。
ひとまず「偶然の」出会いの挨拶が済んだところで、ミーアの視線がメリオンへと向いた。その時のメリオンはと言えば、団体の様子を伺いながら1人酒を楽しんでいたところである。
「そちらの席のお綺麗なお方。突然ぞろぞろとは現れ、大変失礼いたしました。私たちは魔法研究所に所属する研究員です。クリスさんとゼータさんとは、いわゆる同僚の関係です。私は本日の幹事のミーア、人の色恋話が大好物、どうぞよろしく」
なぜそれを今言う? と思わず首を傾げたくなるような不可解な自己紹介である。しかしメリオンはそんな自己紹介に眉を顰めることもなく、淑女の笑みに言葉を添える。
「魔法研究所の皆様、初めまして。メリオンと申します」
「ほほぅ…メリオン様とおっしゃるのですか。美しいお名前でいらっしゃいます。正しく王子の伴侶にふさわしいお名前…おっと失敬」
本当に本来の目的を隠すつもりがあるのだろうか。ゼータは内心不満を連ねながらも、それ以上ミーアに話しかけることはしない。ゼータは大の正直者、言い換えれば嘘がとっても苦手なのだ。余計な会話を重ねては、メリオンに彼らの登場を怪しまれる可能性がある。ミーアはゼータ、クリス、メリオンと順に視線を送り、それからおもむろに口を開く。
「時にお三方。私たち事前に席の予約をしておりまして、パーティー料理を頼んでいるのですよ。量も多いですし、パーティー料理だけの特別な品もあります。よろしければ一緒にどうですか?」
まさかの誘いに、ゼータは焦りを覚えた。どうやらメリオンの顔を拝むだけでは飽き足らず、ミーアは3人を飲みの席に誘い込みたいらしい。クリスとメリオンの馴れ初め話を、根掘り葉掘り聞きだすつもりなのだろう。毛足の長い猫を被ったメリオンは、ミーアに何を聞かれても表立って怒りをあらわにすることはない。溜め込まれた鬱憤は、後日ゼータにぶつけられると思ってまず間違いがないのだ。ミーアが口にする質問の内容によっては、ゼータの頬骨は陥没を免れない。絶対に御免である。
何とかミーアとの同席だけは避けようと、口を開きかけるゼータ。しかしゼータが断りの言葉を口にするよりも早く、メリオンが口を開くのである。
「私は構いませんよ。偶然も立派な縁ですから」
まさかの快諾だ。歓喜の声を上げるミーアの背後で、研究員らも嬉しそうだ。当然だ。彼らは皆、リィモンを慰めるためなどではなく、メリオンの顔を見たいがためにこの場所を訪れたのだから。
「人数が多いので、3階の座敷席を取っています。荷物、お運びしますね!」
「いえいえ。この程度自分で運びます。お気になさらず」
和やかに話すメリオンとミーアに続き、12人の研究員も順に階段を上って行く。残されたゼータとクリスはどちらともなく視線を合わせ、同時に溜息を零すのである。
この飲み会、不安しかないね。と。
紺色のエプロンを付けた男性店員に案内され、3人は入り口付近のテーブル席に座った。すぐさま乾杯の酒を頼み、ゼータの選択でいくつかの料理も一緒に注文する。そして店員が去った後は、また歓談の時間。
「クリス。最近、何か変わったことはありました?」
「んー…そういえば先月末、種族祭に行ったよ。メリオンさんと」
「先月末?何族祭でしたっけ」
「吸血族祭」
ん?とゼータは小首を傾げる。毎月月末に開催される12の種族祭。吸血族祭は国内在住者が少ないという理由から、毎年未開催となっていたはずだ。いや正確には、公の場では未開催となっており、身内のみでの催しに留まっている。そしてその祭りの内容は酒池肉林祭、すなわち乱交パーティーだ。これは以前飲み会の折に、吸血族長であるメリオンの口から語られた内容である。
「参加したんですか?吸血族祭に?メリオンと2人で?」
「正確には会場に向かうメリオンさんを、僕がこっそり付けた」
「…後を付けて、それでどうしたんですか?」
「上裸でやる気満々のメリオンさんをひっ捕らえて、王宮に連れ帰りました」
事もなげに語るクリスであるが、なんとも散々な話である。メリオンは頑なに認めないが、2人の関係は世間一般に恋人同士と呼ばれるもの。即ちメリオンは、恋人がいながら乱交パーティーに参加しようとしたということだ。性関係には寛容な魔族だが、不特定多数を相手とした性行為というのは一般的ではない。人によっては別れ話に発展しかねない行いである。
しかしこの件に関しては、なぜかメリオンの方が不満そうなのである。
「あの恨みは忘れんぞ。1年間楽しみにしていたんだ」
「提供者の件は大目に見ますけどね。乱交は許せません。男性もいるじゃないですか」
「男と関わらなければ良いだけだろうが」
「簡単に言いますけどね。いざ男性に誘われたら、メリオンさんは絶対に断れません。こっち方面ではとことん意志が弱いんだから、絶対にズルズル流されちゃいます。僕だってメリオンさんの私生活に極力口は出したくないですけどね。ここだけは譲れません。乱交はダメ、絶対」
傍から見れば、微笑ましい痴話喧嘩と思えないこともない。けれども会話の内容は散々である。クリスも苦労しているんだなぁ、と呑気に考えるゼータである。
それから数分と経たずして、テーブルには注文の酒が運ばれてきた。続いてテーブルの上に並べられる色とりどりの料理。見た目にも楽しいそれらの料理は、ここでしか食べられない珍しい物ばかりだ。各々料理を取り分ける最中、メリオンが口を開く。
「ゼータ。飲み会は何時までの予定だ」
「この店、お席の時間制限はないですよ」
「それなら今、お前が決めろ。飲み会は何時までだ」
帰りに寄りたいところでもあるのだろうか。突然のメリオンの要望を不思議に思いながらも、ゼータはううむと考え込む。
「…21時、くらいでしょうか」
「わかった。それで良い」
メリオンが頷いた、その時だ。ゼータの背後で扉が開き、大勢の人々がぞろぞろと入店した。団体の先頭に立つ人物は――
「あれ、そこにいらっしゃるのはゼータさんとクリスさん。偶然ですね!」
団体の先頭に立ち、満面の笑みを浮かべるその人物は、魔法研究所の拡声器ことミーアである。ゼータが言葉を返すより先に、クリスが口を開く。
「偶然だね。みんなで飲み会?僕、誘われていないよ」
「突然の飲み会ですからね。リィモンさんが失恋したという事で、みんなで慰めの会を開催することになったんです」
ミーアの斜め後ろでは、リィモンと呼ばれた男性が照れ臭そうに頬を掻いていた。失恋した、という割に、リィモンの顔に悲壮感はない。おそらくは飲み会の理由のための虚言なのだ。
「慰めの会というには大所帯だね。何人いるの?」
「総勢13人です。お妃さまを見たい…おっと失礼。リィモンさんを慰めたいという人が意外にも多くてですね。大勢が入れる飲み屋を探すのも一苦労でした」
「へぇ。リィモンは人気者だね」
失言はさらりとなかったことにされるようだ。
ひとまず「偶然の」出会いの挨拶が済んだところで、ミーアの視線がメリオンへと向いた。その時のメリオンはと言えば、団体の様子を伺いながら1人酒を楽しんでいたところである。
「そちらの席のお綺麗なお方。突然ぞろぞろとは現れ、大変失礼いたしました。私たちは魔法研究所に所属する研究員です。クリスさんとゼータさんとは、いわゆる同僚の関係です。私は本日の幹事のミーア、人の色恋話が大好物、どうぞよろしく」
なぜそれを今言う? と思わず首を傾げたくなるような不可解な自己紹介である。しかしメリオンはそんな自己紹介に眉を顰めることもなく、淑女の笑みに言葉を添える。
「魔法研究所の皆様、初めまして。メリオンと申します」
「ほほぅ…メリオン様とおっしゃるのですか。美しいお名前でいらっしゃいます。正しく王子の伴侶にふさわしいお名前…おっと失敬」
本当に本来の目的を隠すつもりがあるのだろうか。ゼータは内心不満を連ねながらも、それ以上ミーアに話しかけることはしない。ゼータは大の正直者、言い換えれば嘘がとっても苦手なのだ。余計な会話を重ねては、メリオンに彼らの登場を怪しまれる可能性がある。ミーアはゼータ、クリス、メリオンと順に視線を送り、それからおもむろに口を開く。
「時にお三方。私たち事前に席の予約をしておりまして、パーティー料理を頼んでいるのですよ。量も多いですし、パーティー料理だけの特別な品もあります。よろしければ一緒にどうですか?」
まさかの誘いに、ゼータは焦りを覚えた。どうやらメリオンの顔を拝むだけでは飽き足らず、ミーアは3人を飲みの席に誘い込みたいらしい。クリスとメリオンの馴れ初め話を、根掘り葉掘り聞きだすつもりなのだろう。毛足の長い猫を被ったメリオンは、ミーアに何を聞かれても表立って怒りをあらわにすることはない。溜め込まれた鬱憤は、後日ゼータにぶつけられると思ってまず間違いがないのだ。ミーアが口にする質問の内容によっては、ゼータの頬骨は陥没を免れない。絶対に御免である。
何とかミーアとの同席だけは避けようと、口を開きかけるゼータ。しかしゼータが断りの言葉を口にするよりも早く、メリオンが口を開くのである。
「私は構いませんよ。偶然も立派な縁ですから」
まさかの快諾だ。歓喜の声を上げるミーアの背後で、研究員らも嬉しそうだ。当然だ。彼らは皆、リィモンを慰めるためなどではなく、メリオンの顔を見たいがためにこの場所を訪れたのだから。
「人数が多いので、3階の座敷席を取っています。荷物、お運びしますね!」
「いえいえ。この程度自分で運びます。お気になさらず」
和やかに話すメリオンとミーアに続き、12人の研究員も順に階段を上って行く。残されたゼータとクリスはどちらともなく視線を合わせ、同時に溜息を零すのである。
この飲み会、不安しかないね。と。
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