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6夜目のためのお話:歌うたいの聖女
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薄く粉雪が舞う冬の夜。
カフェ銀月亭の扉を、控えめに叩く女性がいた。
年齢はメヒティルデと同じ十八歳くらいだろうか。栗色の髪には粉雪がくっついており、寒そうに震えている。
「こんばんは……あの、今から食事できますか?」
躊躇いがちに問う少女の声は鈴を転がすように美しい。しかし寒さのせいで、言葉を紡ぐ唇はやや紫色に染まっていた。
「もちろんです。当店は夜の間だけ空が開いているカフェなのでご安心ください」
エーファがにっこりと微笑むと、女性はほっと胸を撫で下ろして店内に入った。
「どうぞ、暖炉の前にある椅子を使ってください。体が温まりますよ」
「ありがとうございます。それでは、お言葉に甘えて……」
少女が椅子に腰かけると、そこから少し離れた場所で寝そべっているシリウスが上目遣いで彼女を見つめる。
どうやら少女のことが気になるらしい。
触ってほしいが、相手が「おいで」と言うまで近づいてはいけないとエーファから教えられているため、視線を送って誘っているのだ。
「まぁ、綺麗なフェンリル」
賢いフェンリルのシリウスは、少女が自分のことを褒めてくれているのだとちゃんと理解している。まるで、「そうです。僕は綺麗で賢いフェンリルですよ」と返事をするように、ふさふさの尾を大きく左右に揺らした。
「うちの看板フェンリルのシリウスです。お客様のことが気になっているみたいなので、もしよかったら撫でてあげてください」
「でも……フェンリルは主と決めた人間にしか触らせない生き物と聞いたことがあるんです。私が触れてもいいのでしょうか?」
「ええ、シリウスはと遊ぶのが大好きなフェンリルなので大丈夫ですよ」
少女は椅子から立ち上がると、おずおずとシリウスに近寄る。しゃがんで彼に目線を合わせると、シリウスの頬を撫でた。
「私はヒルデよ。よろしくね、シリウス」
「ガウッ」
ヒルデはがゆったりと撫でてあげると、シリウスは目を細めて気持ちよさそうにしている。
「ご注文はいかがしますか? 寒いときはホットワインがおすすめですよ。体が温まります」
「美味しそうですけど……お酒を飲んではいけないんです。喉のために我慢しているので……」
「喉のために…?」
「実は、降星祭の歌うたいに選ばれたんです」
「わあっ! おめでとうございます!」
エーファは拍手してヒルデを祝う。
歌うたいは降星祭の夜に、王都にある神殿で女神様に歌を捧げる。王国各地の女性がいくつもの厳しい試験を潜り抜け、任命されるのだ。
毎年、そうして集められた歌うたいによる聖歌隊が結成される。その中から一人、『聖女』が選ばれる仕組みになっている。
「もしかして、ヒルデさんが今年の聖女ですか?」
「い、いいえ。私なんかが聖女に選ばれませんよ!」
ヒルデは慌てて首を横に振った。
聖女に選ばれるのはたいてい、貴族令嬢だ。平民でも選ばれることはあるが、ごく稀である。
並外れた美しい声や、人々の心を震わせるような歌を披露しない限り、平民にその機会はないのだ。
それでも平民の少女たちは、聖女に選ばれることを夢見て歌の練習に励んでいる。なぜなら聖女という大役は身分関係なく任せてもらえる可能性があるからだ。
おまけに王太子のアンゼルムが会場までエスコートするため、競争倍率が高い。
エーファにとっては憎くて仕方がないアンゼルムだが、艶やかな鳶色の髪と濃緑の美しい目を持つ美貌の王子は王国中の少女たちの憧れの的だ。そんな彼とお近づきになれるならばと、練習に励む者もいる。
「……あんな男の何がいいのやら……」
怨嗟のこもった小さな呟きは、暖炉の薪がパチリと立てた音にかき消された。
「もちろん、選ばれたらいいなと思って毎年挑戦していたんですけど……今年でもう止めることにしたんです」
「最後の年に聖女に選ばれるといいですね。もしかして、ヒルデさんも王太子殿下のエスコートが狙いですか?」
「い、いえ! 私は……その……私の歌声を聞いてほしい方に届けたいんです」
ヒルデは気恥ずかしそうに頬を染めると、もじもじと指先を捏ね合わせた。
「私が十三歳になる年の降星祭で出会った男の子に、聞いてほしいんです。その子のおかげで私は、引っ込み思案な性格から抜け出せたので――歌でお礼の気持ちを伝えたいんです」
降星祭の夜に家族と一緒に王都に出て屋台を見ていたヒルデは迷子になってしまった。途方に暮れて泣いてしまった彼女のもとに現れたのは、長い水色の髪の美しい少年だった。
少年はヒルデの手を握り、彼女と一緒に家族を探して再会させてくれたのだ。
いつもは家族以外の人と話すことが苦手で人見知りをしていたヒルデだったが、少年が彼女のためにかけてくれた優しい励ましの言葉のおかげで克服できたそうだ。
しかし家族と再会した時、少年はいつの間にかヒルデの前から消えてしまった。それ以来、ヒルデは彼の特徴をもとに行方を探しているが、まだ見つけられていないらしい。
「そんな素敵な理由があったんですね。ヒルデさんの夢がかないますように」
「ありがとうございます。……だけど、今年の歌姫もきっとマクダレーナ様――ルントシュテット侯爵令嬢になるでしょうね」
「……ルントシュテット侯爵令嬢ですか……」
エーファはすっと目を細めた。
マクダレーナ・フォン・ルントシュテットは、エーファの従妹だ。エーファの父方の実家であるルントシュテット侯爵家との交流がないため、お互いに一度も言葉を交わしたことはない。
メヒティルデの専属侍女として働いていた際にアーレンベルク公爵家のお屋敷で開かれたお茶会に出席した彼女を遠目から見たことは何度かある。蜂蜜を溶かしたような金髪の髪に、エーファよりも少し濃い薄青色の目を持つ、勝気な性格の少女だった。
お嬢様以外さして興味のなかったエーファは、従妹との再会に何の感情も抱かなかった。そんなことよりお茶会を楽しむお嬢様の横顔を見るのに忙しかったのである。
「とういうことで、歌のためにお酒を飲まないようにしているんです。だからお茶にしますね」
「かしこまりました。それでは、ミルクに合う茶葉にシナモンとクローブを合わせたスパイスミルクティーはいかがですか? 甘い香りがしますし、体が温まりますよ」
「美味しそう! それにします!」
ヒルデはアップルパイも一緒に注文すると、シリウスを撫でる手を再開した。
エーファがスパイスミルクティーを作るために材料を用意していると、カランと音を立てて扉が開く。
「あ、ロシュフォール団長。いらっしゃ――なんで浮気された恋人みたいな顔をしているんですか?」
ランベルトは目を見開いたまま、シリウスを見ている。どことなく落ち込んでいる表情だ。
「……そのフェンリルは、人に懐くんですね……」
ぽつりと零す声に哀愁が漂ただよっている。
「私も撫でてみたかったけど、我慢していたのに……」
ランベルトはシリウスをモフモフと撫でたい欲望に駆られていた。しかしシリウスが嫌がるのではないかと危惧していたため、耐えていたのだ。
「えっと……ヒルデさんと交代で撫でてあげるといいとおもいますよ……?」
「しかし……」
「だ、大丈夫! 魔鳥の茹で肉をあげたら喜んで触らせてくれますよ! 後で作りますから元気出してください!」
普段はきりりとした美丈夫の異様な落ち込みように、エーファは少々戸惑うのだった。
カフェ銀月亭の扉を、控えめに叩く女性がいた。
年齢はメヒティルデと同じ十八歳くらいだろうか。栗色の髪には粉雪がくっついており、寒そうに震えている。
「こんばんは……あの、今から食事できますか?」
躊躇いがちに問う少女の声は鈴を転がすように美しい。しかし寒さのせいで、言葉を紡ぐ唇はやや紫色に染まっていた。
「もちろんです。当店は夜の間だけ空が開いているカフェなのでご安心ください」
エーファがにっこりと微笑むと、女性はほっと胸を撫で下ろして店内に入った。
「どうぞ、暖炉の前にある椅子を使ってください。体が温まりますよ」
「ありがとうございます。それでは、お言葉に甘えて……」
少女が椅子に腰かけると、そこから少し離れた場所で寝そべっているシリウスが上目遣いで彼女を見つめる。
どうやら少女のことが気になるらしい。
触ってほしいが、相手が「おいで」と言うまで近づいてはいけないとエーファから教えられているため、視線を送って誘っているのだ。
「まぁ、綺麗なフェンリル」
賢いフェンリルのシリウスは、少女が自分のことを褒めてくれているのだとちゃんと理解している。まるで、「そうです。僕は綺麗で賢いフェンリルですよ」と返事をするように、ふさふさの尾を大きく左右に揺らした。
「うちの看板フェンリルのシリウスです。お客様のことが気になっているみたいなので、もしよかったら撫でてあげてください」
「でも……フェンリルは主と決めた人間にしか触らせない生き物と聞いたことがあるんです。私が触れてもいいのでしょうか?」
「ええ、シリウスはと遊ぶのが大好きなフェンリルなので大丈夫ですよ」
少女は椅子から立ち上がると、おずおずとシリウスに近寄る。しゃがんで彼に目線を合わせると、シリウスの頬を撫でた。
「私はヒルデよ。よろしくね、シリウス」
「ガウッ」
ヒルデはがゆったりと撫でてあげると、シリウスは目を細めて気持ちよさそうにしている。
「ご注文はいかがしますか? 寒いときはホットワインがおすすめですよ。体が温まります」
「美味しそうですけど……お酒を飲んではいけないんです。喉のために我慢しているので……」
「喉のために…?」
「実は、降星祭の歌うたいに選ばれたんです」
「わあっ! おめでとうございます!」
エーファは拍手してヒルデを祝う。
歌うたいは降星祭の夜に、王都にある神殿で女神様に歌を捧げる。王国各地の女性がいくつもの厳しい試験を潜り抜け、任命されるのだ。
毎年、そうして集められた歌うたいによる聖歌隊が結成される。その中から一人、『聖女』が選ばれる仕組みになっている。
「もしかして、ヒルデさんが今年の聖女ですか?」
「い、いいえ。私なんかが聖女に選ばれませんよ!」
ヒルデは慌てて首を横に振った。
聖女に選ばれるのはたいてい、貴族令嬢だ。平民でも選ばれることはあるが、ごく稀である。
並外れた美しい声や、人々の心を震わせるような歌を披露しない限り、平民にその機会はないのだ。
それでも平民の少女たちは、聖女に選ばれることを夢見て歌の練習に励んでいる。なぜなら聖女という大役は身分関係なく任せてもらえる可能性があるからだ。
おまけに王太子のアンゼルムが会場までエスコートするため、競争倍率が高い。
エーファにとっては憎くて仕方がないアンゼルムだが、艶やかな鳶色の髪と濃緑の美しい目を持つ美貌の王子は王国中の少女たちの憧れの的だ。そんな彼とお近づきになれるならばと、練習に励む者もいる。
「……あんな男の何がいいのやら……」
怨嗟のこもった小さな呟きは、暖炉の薪がパチリと立てた音にかき消された。
「もちろん、選ばれたらいいなと思って毎年挑戦していたんですけど……今年でもう止めることにしたんです」
「最後の年に聖女に選ばれるといいですね。もしかして、ヒルデさんも王太子殿下のエスコートが狙いですか?」
「い、いえ! 私は……その……私の歌声を聞いてほしい方に届けたいんです」
ヒルデは気恥ずかしそうに頬を染めると、もじもじと指先を捏ね合わせた。
「私が十三歳になる年の降星祭で出会った男の子に、聞いてほしいんです。その子のおかげで私は、引っ込み思案な性格から抜け出せたので――歌でお礼の気持ちを伝えたいんです」
降星祭の夜に家族と一緒に王都に出て屋台を見ていたヒルデは迷子になってしまった。途方に暮れて泣いてしまった彼女のもとに現れたのは、長い水色の髪の美しい少年だった。
少年はヒルデの手を握り、彼女と一緒に家族を探して再会させてくれたのだ。
いつもは家族以外の人と話すことが苦手で人見知りをしていたヒルデだったが、少年が彼女のためにかけてくれた優しい励ましの言葉のおかげで克服できたそうだ。
しかし家族と再会した時、少年はいつの間にかヒルデの前から消えてしまった。それ以来、ヒルデは彼の特徴をもとに行方を探しているが、まだ見つけられていないらしい。
「そんな素敵な理由があったんですね。ヒルデさんの夢がかないますように」
「ありがとうございます。……だけど、今年の歌姫もきっとマクダレーナ様――ルントシュテット侯爵令嬢になるでしょうね」
「……ルントシュテット侯爵令嬢ですか……」
エーファはすっと目を細めた。
マクダレーナ・フォン・ルントシュテットは、エーファの従妹だ。エーファの父方の実家であるルントシュテット侯爵家との交流がないため、お互いに一度も言葉を交わしたことはない。
メヒティルデの専属侍女として働いていた際にアーレンベルク公爵家のお屋敷で開かれたお茶会に出席した彼女を遠目から見たことは何度かある。蜂蜜を溶かしたような金髪の髪に、エーファよりも少し濃い薄青色の目を持つ、勝気な性格の少女だった。
お嬢様以外さして興味のなかったエーファは、従妹との再会に何の感情も抱かなかった。そんなことよりお茶会を楽しむお嬢様の横顔を見るのに忙しかったのである。
「とういうことで、歌のためにお酒を飲まないようにしているんです。だからお茶にしますね」
「かしこまりました。それでは、ミルクに合う茶葉にシナモンとクローブを合わせたスパイスミルクティーはいかがですか? 甘い香りがしますし、体が温まりますよ」
「美味しそう! それにします!」
ヒルデはアップルパイも一緒に注文すると、シリウスを撫でる手を再開した。
エーファがスパイスミルクティーを作るために材料を用意していると、カランと音を立てて扉が開く。
「あ、ロシュフォール団長。いらっしゃ――なんで浮気された恋人みたいな顔をしているんですか?」
ランベルトは目を見開いたまま、シリウスを見ている。どことなく落ち込んでいる表情だ。
「……そのフェンリルは、人に懐くんですね……」
ぽつりと零す声に哀愁が漂ただよっている。
「私も撫でてみたかったけど、我慢していたのに……」
ランベルトはシリウスをモフモフと撫でたい欲望に駆られていた。しかしシリウスが嫌がるのではないかと危惧していたため、耐えていたのだ。
「えっと……ヒルデさんと交代で撫でてあげるといいとおもいますよ……?」
「しかし……」
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