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第二章
4. 新しい風 -???視点-
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昼の学食は、吹き抜けごと鳴っていた。
磨かれた床に陽が落ち、白い矩形がいくつも重なって、そこへ人影の縁が流れ込む。揚げ油の匂い、温め直したパンの甘さ、金属トレーが擦れる高い音。カトラリーの微かな衝突は粒の細かい雨みたいに空気へ散って、スピーカーの呼び出しが遠くで薄く滲む。
二階の回廊は幅が広く、手すりは低過ぎず高過ぎない。身を乗り出さなくても、一階の人の流れがよく見えた。見下ろす視界のど真ん中に、密度の違う場所がひとつ、確かにある。
最初に目についたのは背中の線だった。
椅子に対して角度がぶれない。胸も肩も、どこにも余計な力が入っていないのに、座っているだけで中心に納まる背中。
一ノ瀬 煌。
顔立ちが整っているという以上に、光を受け取る面が綺麗だった。あてる側が照明の角度を調整したわけでもないのに、ここに落とせば画になるという場所に、最初から彼がいる。退屈そうな目つきすら、余白として成立してしまう。そういう種類の“正しさ”。
隣に立つ長身は、黒の短髪がよく似合う。
王・霖。
大きいだけの体じゃない。椅子の背と通路のあいだに半歩ちょうど差し込むその立ち方で、流れが静かに曲がる。ぶつかるはずの肩がぶつからない。進路を阻まれた側は自分で道を選んだつもりの顔をしている。
声も出さないし、目もほとんど動かさない。けれど半歩で、空気が言うことを聞く。透明な壁──という言い方がいちばん近い。
対面の茶髪は、別の明るさを運んでいた。
佐伯 悠人。
笑うと周りがつられて笑う。肩を叩かれて勧誘され、手を振って断って、それでも相手の顔は晴れている。断り方がうまいのか、人たらしというやつなのか。椅子に腰を落とす一瞬で、テーブルの上の空気が軽くなる。
黒髪の艶が遠目にも映える女子
水野 美佳。
近くを歩く学生の囁きは「昨日の雑誌」「やばい」「本物」みたいな言葉で継ぎはぎになって、階をまたいでも耳に触れた。彼女自身は聞こえないふりで笑いだけ置く。その笑いはよく通るのに、肩の高さはほんのわずか隣の眼鏡の青年に寄っていく。
その眼鏡の輪郭は、照り返す光を冷たく跳ねた。
鳴海 直哉。
ノートに落とす文字の速度が揺れない。視線も、呼吸も。周囲のざわめきとは別のテンポで動いていて、それが逆に目を引く。
二階を横切る学生の声が、すれ違いざまに断片を落としていく。
「外部入学でトップだって」
「語学、満点」
「教授にもう目をかけられてるらしい」
噂に尾ひれがつく速度は早いが、当人の手は一定だった。その一定さが、テーブルの中の“静”になっている。
五つの点がテーブルという枠に収まっただけで、そこに場が立ち上がる。
立ち位置、座る順番、トレーの置き方、通路の向き──誰かが決めた段取りではないのに、滞りがない。立ち稽古を重ねた舞台の一場面みたいに、無駄な沈黙が生まれない。見ているこちらのほうが、勝手に息を合わせさせられる。
人の波の一角が、意を決したように前へ出た。
細い肩の女子。手にはスマホ。唇が何かを形作る。
ここからでは文字通り何も聞こえない。ただ、次の瞬間には彼女の肩がすくみ、半歩、また半歩と後ろへ下がるのは見える。
断られたのだ、とわかる。
そのとき、二階の同じ回廊を歩いていた連中の会話が脇から刺さる。
「一ノ瀬ってさ、親があの財閥」
「就活いらずってホント?」
「業界に顔が効くって聞いた。なんでも通るんだって」
くだけた口調なのに、響きだけが濃い。揚げたての油の匂いより、ずっと長く残る種類の濃さ。
もう一人、名刺サイズのカードを持った男子が近づいた。
手の高さ、角度──差し出す所作には緊張が見える。何かを言って、返され、押し戻される。カードは宙で止まって、すぐ彼の手に戻る。
「やば……」
階下から誰かの笑いが広がっていく。断られても、明日また別の誰かが試すのだろう。中心へ寄っていく線は減らない。むしろ増える。
寄っていく理由を、周りの噂は簡単に説明する。財閥、コネ、就活いらず。
でも、中心にいる本人の顔は別の説明を信じているように見える。
(視線を返さない。返す必要がない)
“選ばれるのは当然で、選ぶのはこちら”──そんな無言の文法。
隣の長身は、相変わらず半歩で流れを曲げている。
ぶつかるはずの袖の前にだけ空気の層が一枚増えて、通路の肩が自然に引かれる。誰も「すみません」を言わない。言わずに済む所作なら、礼は要らない。
グラスの位置が、伸ばされた指のちょうどよいところにある。差し出すというより、あるべき場所に置かれているという正確さ。
礼や感謝が落ちない。要らないのだ、あの二人の間には。呼吸と同じ速度でことが済む。
カメラのピントを変えるみたいに視線を少しずつずらす。
茶髪が笑う。ジャージの袖が擦れる。手を振って去っていく背中。
黒髪の艶がうごく。スマホのレンズが震え、収め損ねたため息が床に落ちる。
眼鏡の線は動かない。細い字が、同じ高さで横へ並んでいく。
中心席の背中は揺れない。陽の角度が変わっても、受け止め方は変わらない。
二階の通路は途切れなく人が行き来する。その足音の中に、さっきの言葉が何度も混ざる。
『財閥』
『就活いらず』
『顔が効く』
口にしたのは誰だったか、あっという間にわからなくなる。言葉だけが、独立して残る。
そこに落ちる照明の角度を思う。
誰の隣に立つかで光は変わる。中央にいるのはいつだって一人だが、中央の周りにも照明は落ちる。角度しだいで、十分に明るい。
椅子の脚が一斉に鳴る。
五人が立った。
合図はない。同時に立つ理由もない。ただ立って、同じ方向へ歩き出す。
通路が割れる。
謝る声は上がらない。必要がない。空気が自分から退く。
「きた」「やば」──二階の手すりの近くで、小さい悲鳴と笑いが重なって、すぐに引っ込む。
一瞬、煌の視線が流れた。
目が合ったと信じた顔が、階を超えても分かるくらい一気に熱くなる。錯覚でも、十分に赤くなる。
最低な物言いでも、距離を取る冷たさでも、人が寄っていくのは止まらない。
理由は、ここにいるほとんどが知っている。
そしてたぶん、そこにいる本人だけが、別の理由を正解だと思っている。
自動ドアが開く。外の光の温度が一段階上がる。
五つの影は淡い白へ吸い込まれて、残るのは輪になった水の跡だけ。トレーの端の指の跡、椅子の脚が残した浅い擦り傷。
吹き抜けの空気は、いったん緩む。
誰かが『映画』と言い、別の誰かが『舞台』と言う。言葉は似ている。どちらにしても、場に照明が入っていた、という意味だ。
二階の足音がまた増える。
通り過ぎながら、別の断片が落ちる。
「学部長とも繋がりあるって」
「親の会社、スポンサーに名を連ねてるじゃん」
「就活、勝ち確だよな」
軽口。揶揄。羨望。からかった声ほど、羨ましさが濃いときがある。
揚げ油の匂いはもう薄いのに、その言葉だけが耳の奥でよく鳴った。
手すりから指を外し、回廊を歩き出す。
視界の端で、白い矩形の光が床を縁取る。
途中で、前から来た派手な二人組が片手を上げた。
「おーい、次のライヴ、曲合わせどうする?」
「スタジオ押さえたんだけどさ、時間、今日でいい?」
足は止まる。口角が上がる。
けれど、目だけが、つい下へ戻る。さっきまで照明が落ちていた場所。今はただのテーブルの列。
「……あとで、連絡する」
そう言って歩き出す。靴底の音が回廊に返り、すぐに群衆の音に溶けた。
昼の学食は、何もなかった顔で平常運転に戻っていく。
でも、ほんの少しだけ変わったものがある。
手すりの下に広がる白い光の矩形が、さっきより明るく見える。
明るいのではなく、目が覚えてしまっただけかもしれない。
照明の落ちる角度──そのことを、一度知ってしまうと、しばらく頭から離れない。
誰の隣なら届くのか。どこに立てば拾えるのか。
群衆の音がまた同じリズムを刻み始める中、足どりだけ、ほんの少し軽くなった。
磨かれた床に陽が落ち、白い矩形がいくつも重なって、そこへ人影の縁が流れ込む。揚げ油の匂い、温め直したパンの甘さ、金属トレーが擦れる高い音。カトラリーの微かな衝突は粒の細かい雨みたいに空気へ散って、スピーカーの呼び出しが遠くで薄く滲む。
二階の回廊は幅が広く、手すりは低過ぎず高過ぎない。身を乗り出さなくても、一階の人の流れがよく見えた。見下ろす視界のど真ん中に、密度の違う場所がひとつ、確かにある。
最初に目についたのは背中の線だった。
椅子に対して角度がぶれない。胸も肩も、どこにも余計な力が入っていないのに、座っているだけで中心に納まる背中。
一ノ瀬 煌。
顔立ちが整っているという以上に、光を受け取る面が綺麗だった。あてる側が照明の角度を調整したわけでもないのに、ここに落とせば画になるという場所に、最初から彼がいる。退屈そうな目つきすら、余白として成立してしまう。そういう種類の“正しさ”。
隣に立つ長身は、黒の短髪がよく似合う。
王・霖。
大きいだけの体じゃない。椅子の背と通路のあいだに半歩ちょうど差し込むその立ち方で、流れが静かに曲がる。ぶつかるはずの肩がぶつからない。進路を阻まれた側は自分で道を選んだつもりの顔をしている。
声も出さないし、目もほとんど動かさない。けれど半歩で、空気が言うことを聞く。透明な壁──という言い方がいちばん近い。
対面の茶髪は、別の明るさを運んでいた。
佐伯 悠人。
笑うと周りがつられて笑う。肩を叩かれて勧誘され、手を振って断って、それでも相手の顔は晴れている。断り方がうまいのか、人たらしというやつなのか。椅子に腰を落とす一瞬で、テーブルの上の空気が軽くなる。
黒髪の艶が遠目にも映える女子
水野 美佳。
近くを歩く学生の囁きは「昨日の雑誌」「やばい」「本物」みたいな言葉で継ぎはぎになって、階をまたいでも耳に触れた。彼女自身は聞こえないふりで笑いだけ置く。その笑いはよく通るのに、肩の高さはほんのわずか隣の眼鏡の青年に寄っていく。
その眼鏡の輪郭は、照り返す光を冷たく跳ねた。
鳴海 直哉。
ノートに落とす文字の速度が揺れない。視線も、呼吸も。周囲のざわめきとは別のテンポで動いていて、それが逆に目を引く。
二階を横切る学生の声が、すれ違いざまに断片を落としていく。
「外部入学でトップだって」
「語学、満点」
「教授にもう目をかけられてるらしい」
噂に尾ひれがつく速度は早いが、当人の手は一定だった。その一定さが、テーブルの中の“静”になっている。
五つの点がテーブルという枠に収まっただけで、そこに場が立ち上がる。
立ち位置、座る順番、トレーの置き方、通路の向き──誰かが決めた段取りではないのに、滞りがない。立ち稽古を重ねた舞台の一場面みたいに、無駄な沈黙が生まれない。見ているこちらのほうが、勝手に息を合わせさせられる。
人の波の一角が、意を決したように前へ出た。
細い肩の女子。手にはスマホ。唇が何かを形作る。
ここからでは文字通り何も聞こえない。ただ、次の瞬間には彼女の肩がすくみ、半歩、また半歩と後ろへ下がるのは見える。
断られたのだ、とわかる。
そのとき、二階の同じ回廊を歩いていた連中の会話が脇から刺さる。
「一ノ瀬ってさ、親があの財閥」
「就活いらずってホント?」
「業界に顔が効くって聞いた。なんでも通るんだって」
くだけた口調なのに、響きだけが濃い。揚げたての油の匂いより、ずっと長く残る種類の濃さ。
もう一人、名刺サイズのカードを持った男子が近づいた。
手の高さ、角度──差し出す所作には緊張が見える。何かを言って、返され、押し戻される。カードは宙で止まって、すぐ彼の手に戻る。
「やば……」
階下から誰かの笑いが広がっていく。断られても、明日また別の誰かが試すのだろう。中心へ寄っていく線は減らない。むしろ増える。
寄っていく理由を、周りの噂は簡単に説明する。財閥、コネ、就活いらず。
でも、中心にいる本人の顔は別の説明を信じているように見える。
(視線を返さない。返す必要がない)
“選ばれるのは当然で、選ぶのはこちら”──そんな無言の文法。
隣の長身は、相変わらず半歩で流れを曲げている。
ぶつかるはずの袖の前にだけ空気の層が一枚増えて、通路の肩が自然に引かれる。誰も「すみません」を言わない。言わずに済む所作なら、礼は要らない。
グラスの位置が、伸ばされた指のちょうどよいところにある。差し出すというより、あるべき場所に置かれているという正確さ。
礼や感謝が落ちない。要らないのだ、あの二人の間には。呼吸と同じ速度でことが済む。
カメラのピントを変えるみたいに視線を少しずつずらす。
茶髪が笑う。ジャージの袖が擦れる。手を振って去っていく背中。
黒髪の艶がうごく。スマホのレンズが震え、収め損ねたため息が床に落ちる。
眼鏡の線は動かない。細い字が、同じ高さで横へ並んでいく。
中心席の背中は揺れない。陽の角度が変わっても、受け止め方は変わらない。
二階の通路は途切れなく人が行き来する。その足音の中に、さっきの言葉が何度も混ざる。
『財閥』
『就活いらず』
『顔が効く』
口にしたのは誰だったか、あっという間にわからなくなる。言葉だけが、独立して残る。
そこに落ちる照明の角度を思う。
誰の隣に立つかで光は変わる。中央にいるのはいつだって一人だが、中央の周りにも照明は落ちる。角度しだいで、十分に明るい。
椅子の脚が一斉に鳴る。
五人が立った。
合図はない。同時に立つ理由もない。ただ立って、同じ方向へ歩き出す。
通路が割れる。
謝る声は上がらない。必要がない。空気が自分から退く。
「きた」「やば」──二階の手すりの近くで、小さい悲鳴と笑いが重なって、すぐに引っ込む。
一瞬、煌の視線が流れた。
目が合ったと信じた顔が、階を超えても分かるくらい一気に熱くなる。錯覚でも、十分に赤くなる。
最低な物言いでも、距離を取る冷たさでも、人が寄っていくのは止まらない。
理由は、ここにいるほとんどが知っている。
そしてたぶん、そこにいる本人だけが、別の理由を正解だと思っている。
自動ドアが開く。外の光の温度が一段階上がる。
五つの影は淡い白へ吸い込まれて、残るのは輪になった水の跡だけ。トレーの端の指の跡、椅子の脚が残した浅い擦り傷。
吹き抜けの空気は、いったん緩む。
誰かが『映画』と言い、別の誰かが『舞台』と言う。言葉は似ている。どちらにしても、場に照明が入っていた、という意味だ。
二階の足音がまた増える。
通り過ぎながら、別の断片が落ちる。
「学部長とも繋がりあるって」
「親の会社、スポンサーに名を連ねてるじゃん」
「就活、勝ち確だよな」
軽口。揶揄。羨望。からかった声ほど、羨ましさが濃いときがある。
揚げ油の匂いはもう薄いのに、その言葉だけが耳の奥でよく鳴った。
手すりから指を外し、回廊を歩き出す。
視界の端で、白い矩形の光が床を縁取る。
途中で、前から来た派手な二人組が片手を上げた。
「おーい、次のライヴ、曲合わせどうする?」
「スタジオ押さえたんだけどさ、時間、今日でいい?」
足は止まる。口角が上がる。
けれど、目だけが、つい下へ戻る。さっきまで照明が落ちていた場所。今はただのテーブルの列。
「……あとで、連絡する」
そう言って歩き出す。靴底の音が回廊に返り、すぐに群衆の音に溶けた。
昼の学食は、何もなかった顔で平常運転に戻っていく。
でも、ほんの少しだけ変わったものがある。
手すりの下に広がる白い光の矩形が、さっきより明るく見える。
明るいのではなく、目が覚えてしまっただけかもしれない。
照明の落ちる角度──そのことを、一度知ってしまうと、しばらく頭から離れない。
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