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第三章 しのびよる気配
◾️八月三十一日日曜日Ⅲ
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「このカルテは確かに本物よ。私がこの手で記入した。間違いなんかじゃない。偽物ではないわ」
「偽物じゃない……」
石川さんの言葉を繰り返す。食後に頼んだホットコーヒーの表面をのぞき込むと、困惑気味の自分の顔が映り込んでいた。
「じゃあ……じゃあ、この“流産”ってどういう意味……? 私はちゃんと二〇〇〇年六月九日生まれなんです! 母がこの時期に流産しているなんておかしいっ。流産の原因は!?」
思わず身を乗り出して、石川さんに詰め寄るようにして大声を上げてしまった。周りのお客さんたちが、こちらをちらちらと見ていることに気づいて全身が固まった。「すみません」と小さく謝ると、石川さんは「いえ」と大人の対応をしてくれた。私はまだ子どもだった。衝撃的な事実を告げられて、受け入れられずに目の前にひとを責めてしまうなんて。職場でこんなことをすれば酒井先生になんて叱責されるか分かったもんじゃない。
「私のほうこそ、突然いろんなことを伝えてしまって申し訳なかったわ。でも……お母さんの流産は本当だから、それ以上はなんとも」
一瞬、石川さんの目が左右に泳いでいるように見えた。
その表情を見て、このひとは本当は別の事実を知っていて、隠しているのではないか――という疑念が大きくなっていく。
「石川さん、何か隠してるんじゃないですか? 病院が、後ろ暗いことをしていた……とか。あなたのブログには、病院の“秘密”に気づいてしまったって書いてありました。それって母の流産と関係あることですか?」
どくんどくんどくん、と心臓の音はどんどん速さを増していく。目の前の彼女の額からは一筋の汗が流れていった。けれど、石川さんはわなわなわと唇を震わせたあと、結局また閉じてしまう。言いたいけど言えない――そんな葛藤が見て取れて、これ以上彼女に詰め寄っても無駄だということを悟ってしまった。
「……ごめんなさい。本当は“秘密”について伝えようと思っていたの。だけど、あなたが二十五歳だって聞いて、ちょっと私のほうでも混乱していて……。今は伝えられないわ」
彼女が大きなため息を吐いてコーヒーを啜る。
石川さんにとって、病院の“秘密”がそれほど重大なことなのだということが分かった。“秘密”を知って病院を退職したというのだから、よっぽどの内容なんだろう。今聞くことができないのは悔しいけれど、善意で会ってくれたのに無理やり聞き出すわけにはいかない。彼女にとってもトラウマかもしれないのだから。
「……分かりました。残念ですが、また心の整理がついたら、教えてくれないでしょうか? 私、普段は東京に住んでいるので、メールか電話になるのですが……」
「ええ、もちろんよ。話せるタイミングが来たら話します。受け入れてくれてありがとう」
「いえ。こちらこそ今日会ってくださってありがとうございました。最後にひとつ、聞いてもいいですか?」
「なにかしら?」
「十二年前に、清葉病院の院長が病院の屋上から飛び降りて亡くなられたことはご存じでしょうか?」
私が訊くと、彼女の瞳が揺れた。明らかに動揺している。こちらについても何か知っているのは? と勘ぐってしまう。
「え、ええ。知っているわ。元従業員ですからね。当時新聞やニュースでも取り上げられていましたし」
「そうなんですね。私はネットで見たのですが、痛ましい事件ですね。ただニュースを知ってちょっと疑問に思ったんです。屋上とはいえ、二階の建物の上から落下して亡くなるものなのかなって。もちろん、落下時の体勢によっては亡くなることも十分考えられると思いますが。わざわざ自分のところの廃病院から飛び降りたのが納得いかなくて……。薬を大量に飲んだり、首を吊ったりするのではなくて、ちゃんと死ぬかも分からない方法で、飛び降りるのかなあと。失敗したらただ痛いだけじゃないですか。まあ、他の方法を思いつかなかっただけということもありますが。石川さんはどう思いますか?」
勝手な推論を伝えてるだけなのに、彼女は真剣に、私の言葉に耳を傾けてくれていた。しわの寄った目じりがすっと細められる。彼女も、院長の自殺の件に関しては思うところがあったのだと察知した。
「私も、当時はあなたと同じようなことを考えたわ。なんだか納得いかない死に方だと思って。院長って、医者をしているけれど本人は痛みに敏感なタイプだったのよ。だから飛び降りって……と考えて、もしかしたら誰かに殺されたのかもしれないなんて、空想までしていたわ」
「殺された……。もしそうだとしたら、犯人は誰だと思いますか?」
まさか、彼女の口から院長の死について、他殺を疑う言葉が出てくるとは思ってもみなかったので、ぐらりと声が揺れる。石川さんの瞳をじっと見つめていたが、やがて彼女は静かに首を横に振った。
「分からない。見当もつかない。だってあのひとを……あのひとを恨んでるひとなんて、たくさんいただろから」
「恨んでいるひとがたくさん……? どういうことでしょうか」
そこで石川さんはしばらくの間口を噤む。たっぷりと間をおいてから、こう答えた。
「院長はね、複数のひとと不倫していたの。たぶん全部うちの従業員よ」
石川さんが、かつて所属していた清葉病院のことを“うち”と表現した。清葉病院で、彼女が確かに働いていたのだと改めて感じさせられる。
しかし、それにしても。
院長が、スタッフと不倫していた……?
それも、ひとりならまだしも、複数人と。
院長のひととなりがどんな感じなのか知らないが、不倫していた女性たちは、院長が他の相手とも不倫をしていたことを知っていたのだろうか。想像するに、みんな院長が複数人と不倫していたことを知らなかったのではないかと思う。
「不倫していたひとたちが院長を恨んでいたということでしょうか?」
「……ええ。まあ、想像に過ぎないけどね。きっと院長が“奥さんと別れる”と言ってもなかなか別れないから、本当に自分と結婚してくれる気はあるのかって、不倫相手のひとりが疑って、院長を恨むあまり殺してしまったんじゃないか。と、思ってる」
「そんな……」
確かに、人間の感情としてありえはないことではないと思う。でも、不倫をしている女のひとだって同罪じゃないか。院長が既婚者なのは分かりきっていることだろうし。
背筋にすーっと冷たい空気が流れ込んだような気がして、思わず背中が震える。石川さんは怪訝そうな瞳で私を見つめている。ずきん、と下腹部に痛みが走ると同時に吐き気がして顔をしかめた。
「大丈夫? 藤島さん」
「は、はい……すみません。ちょっと腹痛と吐き気がしただけで」
「あら、もしかしておめでた?」
「そ、そうみたいです……」
妊娠はしていると思う。けれど、まだ病院には行けていないので、少しの後ろめたさが付きまとう。このひとは元助産師――いや、今も助産師かもしれない――だから、きっと早く病院に行きなさいと言うだろう。
「わ、おめでとう。結婚はしてるのよね?」
彼女の視線が私の左手に向いたのが分かった。私は、小さく首を横に振る。
「お恥ずかしいながら、結婚はまだ……。というか、今後も結婚する予定はありません。元彼との子なんですけど、別れてしまって」
「あら……そうだったの。その元彼さんには伝えた?」
「いや、実はまだなんです」
病院にも行っていないのに伝えられるわけがない。それに、伝えたところで彼が私のところに戻ってきてくれる気はまったくしないし、堕ろせと言われる気がする……。
私の心中を察したのか、石川さんは「いろんな事情があるでしょうし、無理して言わなくてもいいかもね」とつぶやいた。
ほっと安堵しつつ、そろそろお店を出なくちゃいけないなと思う。
「石川さん、今日はありがとうございました。院長のことや母のことでもし何かまた分かったら、ご連絡くださいませんか? 電話番号もお伝えしておきます」
彼女がこれ以上私にかかわる義理はないだろうけれど、一応聞いてみたら、すんなり「ええ」と電話番号を交換してくれた。
「あまり実のある話ができなくてごめんなさいね。私も、いろいろと話を聞いて混乱することもあって、心の整理が必要かも」
「そうですね、お互いに。またご連絡くださると嬉しいです」
石川さんは、本当はまだ知っていることがある気がする。直感が告げていた。でも、私が二十五歳だと知って彼女も私という存在を疑っている可能性があった。本当に私が藤島陽子の子どもなのか? と。詐欺師だと思われている場合もある。だからあえて時間をつくって、彼女の中で私を信用してもらう必要があった。もし連絡がなければもう、その時は諦めよう。
お店を出ると、そこで石川さんと別れた。
新幹線の乗り口まで向かうと、ふと誰かの視線を感じて振り返る。けれど、たくさんの人が行き来するだけで、知り合いなんてひとりもいない。
「また、気のせいかな」
このところ疲れている。新幹線に乗ったら即眠ってしまおう――心も身体も、できるだけ休めたいから。
「偽物じゃない……」
石川さんの言葉を繰り返す。食後に頼んだホットコーヒーの表面をのぞき込むと、困惑気味の自分の顔が映り込んでいた。
「じゃあ……じゃあ、この“流産”ってどういう意味……? 私はちゃんと二〇〇〇年六月九日生まれなんです! 母がこの時期に流産しているなんておかしいっ。流産の原因は!?」
思わず身を乗り出して、石川さんに詰め寄るようにして大声を上げてしまった。周りのお客さんたちが、こちらをちらちらと見ていることに気づいて全身が固まった。「すみません」と小さく謝ると、石川さんは「いえ」と大人の対応をしてくれた。私はまだ子どもだった。衝撃的な事実を告げられて、受け入れられずに目の前にひとを責めてしまうなんて。職場でこんなことをすれば酒井先生になんて叱責されるか分かったもんじゃない。
「私のほうこそ、突然いろんなことを伝えてしまって申し訳なかったわ。でも……お母さんの流産は本当だから、それ以上はなんとも」
一瞬、石川さんの目が左右に泳いでいるように見えた。
その表情を見て、このひとは本当は別の事実を知っていて、隠しているのではないか――という疑念が大きくなっていく。
「石川さん、何か隠してるんじゃないですか? 病院が、後ろ暗いことをしていた……とか。あなたのブログには、病院の“秘密”に気づいてしまったって書いてありました。それって母の流産と関係あることですか?」
どくんどくんどくん、と心臓の音はどんどん速さを増していく。目の前の彼女の額からは一筋の汗が流れていった。けれど、石川さんはわなわなわと唇を震わせたあと、結局また閉じてしまう。言いたいけど言えない――そんな葛藤が見て取れて、これ以上彼女に詰め寄っても無駄だということを悟ってしまった。
「……ごめんなさい。本当は“秘密”について伝えようと思っていたの。だけど、あなたが二十五歳だって聞いて、ちょっと私のほうでも混乱していて……。今は伝えられないわ」
彼女が大きなため息を吐いてコーヒーを啜る。
石川さんにとって、病院の“秘密”がそれほど重大なことなのだということが分かった。“秘密”を知って病院を退職したというのだから、よっぽどの内容なんだろう。今聞くことができないのは悔しいけれど、善意で会ってくれたのに無理やり聞き出すわけにはいかない。彼女にとってもトラウマかもしれないのだから。
「……分かりました。残念ですが、また心の整理がついたら、教えてくれないでしょうか? 私、普段は東京に住んでいるので、メールか電話になるのですが……」
「ええ、もちろんよ。話せるタイミングが来たら話します。受け入れてくれてありがとう」
「いえ。こちらこそ今日会ってくださってありがとうございました。最後にひとつ、聞いてもいいですか?」
「なにかしら?」
「十二年前に、清葉病院の院長が病院の屋上から飛び降りて亡くなられたことはご存じでしょうか?」
私が訊くと、彼女の瞳が揺れた。明らかに動揺している。こちらについても何か知っているのは? と勘ぐってしまう。
「え、ええ。知っているわ。元従業員ですからね。当時新聞やニュースでも取り上げられていましたし」
「そうなんですね。私はネットで見たのですが、痛ましい事件ですね。ただニュースを知ってちょっと疑問に思ったんです。屋上とはいえ、二階の建物の上から落下して亡くなるものなのかなって。もちろん、落下時の体勢によっては亡くなることも十分考えられると思いますが。わざわざ自分のところの廃病院から飛び降りたのが納得いかなくて……。薬を大量に飲んだり、首を吊ったりするのではなくて、ちゃんと死ぬかも分からない方法で、飛び降りるのかなあと。失敗したらただ痛いだけじゃないですか。まあ、他の方法を思いつかなかっただけということもありますが。石川さんはどう思いますか?」
勝手な推論を伝えてるだけなのに、彼女は真剣に、私の言葉に耳を傾けてくれていた。しわの寄った目じりがすっと細められる。彼女も、院長の自殺の件に関しては思うところがあったのだと察知した。
「私も、当時はあなたと同じようなことを考えたわ。なんだか納得いかない死に方だと思って。院長って、医者をしているけれど本人は痛みに敏感なタイプだったのよ。だから飛び降りって……と考えて、もしかしたら誰かに殺されたのかもしれないなんて、空想までしていたわ」
「殺された……。もしそうだとしたら、犯人は誰だと思いますか?」
まさか、彼女の口から院長の死について、他殺を疑う言葉が出てくるとは思ってもみなかったので、ぐらりと声が揺れる。石川さんの瞳をじっと見つめていたが、やがて彼女は静かに首を横に振った。
「分からない。見当もつかない。だってあのひとを……あのひとを恨んでるひとなんて、たくさんいただろから」
「恨んでいるひとがたくさん……? どういうことでしょうか」
そこで石川さんはしばらくの間口を噤む。たっぷりと間をおいてから、こう答えた。
「院長はね、複数のひとと不倫していたの。たぶん全部うちの従業員よ」
石川さんが、かつて所属していた清葉病院のことを“うち”と表現した。清葉病院で、彼女が確かに働いていたのだと改めて感じさせられる。
しかし、それにしても。
院長が、スタッフと不倫していた……?
それも、ひとりならまだしも、複数人と。
院長のひととなりがどんな感じなのか知らないが、不倫していた女性たちは、院長が他の相手とも不倫をしていたことを知っていたのだろうか。想像するに、みんな院長が複数人と不倫していたことを知らなかったのではないかと思う。
「不倫していたひとたちが院長を恨んでいたということでしょうか?」
「……ええ。まあ、想像に過ぎないけどね。きっと院長が“奥さんと別れる”と言ってもなかなか別れないから、本当に自分と結婚してくれる気はあるのかって、不倫相手のひとりが疑って、院長を恨むあまり殺してしまったんじゃないか。と、思ってる」
「そんな……」
確かに、人間の感情としてありえはないことではないと思う。でも、不倫をしている女のひとだって同罪じゃないか。院長が既婚者なのは分かりきっていることだろうし。
背筋にすーっと冷たい空気が流れ込んだような気がして、思わず背中が震える。石川さんは怪訝そうな瞳で私を見つめている。ずきん、と下腹部に痛みが走ると同時に吐き気がして顔をしかめた。
「大丈夫? 藤島さん」
「は、はい……すみません。ちょっと腹痛と吐き気がしただけで」
「あら、もしかしておめでた?」
「そ、そうみたいです……」
妊娠はしていると思う。けれど、まだ病院には行けていないので、少しの後ろめたさが付きまとう。このひとは元助産師――いや、今も助産師かもしれない――だから、きっと早く病院に行きなさいと言うだろう。
「わ、おめでとう。結婚はしてるのよね?」
彼女の視線が私の左手に向いたのが分かった。私は、小さく首を横に振る。
「お恥ずかしいながら、結婚はまだ……。というか、今後も結婚する予定はありません。元彼との子なんですけど、別れてしまって」
「あら……そうだったの。その元彼さんには伝えた?」
「いや、実はまだなんです」
病院にも行っていないのに伝えられるわけがない。それに、伝えたところで彼が私のところに戻ってきてくれる気はまったくしないし、堕ろせと言われる気がする……。
私の心中を察したのか、石川さんは「いろんな事情があるでしょうし、無理して言わなくてもいいかもね」とつぶやいた。
ほっと安堵しつつ、そろそろお店を出なくちゃいけないなと思う。
「石川さん、今日はありがとうございました。院長のことや母のことでもし何かまた分かったら、ご連絡くださいませんか? 電話番号もお伝えしておきます」
彼女がこれ以上私にかかわる義理はないだろうけれど、一応聞いてみたら、すんなり「ええ」と電話番号を交換してくれた。
「あまり実のある話ができなくてごめんなさいね。私も、いろいろと話を聞いて混乱することもあって、心の整理が必要かも」
「そうですね、お互いに。またご連絡くださると嬉しいです」
石川さんは、本当はまだ知っていることがある気がする。直感が告げていた。でも、私が二十五歳だと知って彼女も私という存在を疑っている可能性があった。本当に私が藤島陽子の子どもなのか? と。詐欺師だと思われている場合もある。だからあえて時間をつくって、彼女の中で私を信用してもらう必要があった。もし連絡がなければもう、その時は諦めよう。
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