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27 ど近眼魔女は愕然とする
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名乗ってもいないのに私の名前まで知っていたルルーシェラ。本人は“落ちこぼれ”だと言いながらも「魔女」だと名乗っていて、師匠の事までよく知っていた。それについては羨ましいと思いつつ……。
大根が動き回る様子を目撃されては言い逃れが出来ないだろうと感じたのだった。
「え、驚きましたってば!だって大根に手足が生えてて動いてるんですよ?!思わず気絶しそうだったのをこらえて頑張ったんですから!」
そう言って笑うルルーシェラだったが、驚いていた割には今も大根とだいぶ打ち解けている。なぜ一緒に体操しているかはわからないけれど。
「いやぁ、この大根さんとはなんか気が合うというか……。あ、シロさんもよろしくお願いしますね!これからアリアさんの助手として頑張ります!」
少し後から目覚めたシロに大根と息のあったダブル体操をしながらルルーシェラが頭を下げた。
『じぶん、だいこんあしなんで!』
「大根さんもよろしく~!」
もうこうなったら、とことんこき使ってしまおう。ため息をつきながらそう決意すると、シロも賛成のようで「ピィ」と頷いてくれている。(諦めたともいう)こんな時、師匠ならどうするのか……もしもコハクがいたらなんて言ってくれただろうか……悩んでも答えの出ない事ばかりが頭を駆け巡った。
「でも、刺激って言われても私は薬を売りながら情報を集めているだけよ。それに、その情報収集も今はうまくいっていないの。なんとかしてこの国の王家に祀ってあるはずの“神獣の岩”まで行きたいんだけど……」
「“神獣の岩”、ですか?」
首を傾げるルルーシェラに例の解読した伝承を聞かることにした。しかしコハクの事まで話すつもりはない。別にルルーシェラを信用していないわけではないが……なんとなくだ。なので、なぜそれが必要なのかは言わなかったがルルーシェラは黙って伝承に耳を傾けてきた。
「いい?一気に言うから、よく聞いていてね……。
〈昔々はるか昔、その国にはとある獣が存在していました。
その獣はそこいらの獣とは違う醜い姿をしていて、力も強かった為に人々に恐れられていたのです。
目にした者を心底怯えさせるその醜い異形はまるで色々な動物をツギハギしたような姿だったそうです。
鋭い爪は岩をも軽く砕く脅威の力を持っています。
人間の言葉を理解しているであろう知能はただ不気味でしかありませんでした。
その全てが恐怖の対象だったのです。
まず、その国はこの異形の獣の存在を隠しました。そんな獣が存在する事を恥じたのでしょう。
見た目が醜く恐ろしい人語を理解する獣など、存在すら認めてはいけないと思ったのでしょう。
そう信じていたからこそ、その国はひたすらに醜い異形の獣の存在を隠し続けました。時には討伐しようともしましたが異形の怪物に人間が勝てるはずもなく国が滅ぼされるのを覚悟した時……。
一人の“不思議な力を持つ人間”がその国にやってきたのです。
そしてその“不思議な力を持つ人間”は、なんと異形の獣の姿を岩へと変え、封印したのです。
「この岩を神獣として崇めると誓え。そうすればこの封印が解けることはないだろう」そう言葉を残したそうです。
それから王家は秘密りにその岩を“神獣の岩”として祀りました。ですが心から崇めていたわけではなく、ただ封印が解けて異形の獣が再び目覚めるのを恐れていたからです。
その時から王家の人間には重大な使命が与えられました。この異形の獣の封印が決して解けないように「崇める」使命です。ですが決して大々的には発表などしません。それを“恥”だと感じる者が多かったのもあるでしょう。そんな屈辱的な信仰でしたが、王家の人間は盲目的に“不思議な力を持つ人間”にした誓いを守り続けました。
もちろんそれは全て、国の平和を守るためなのです────〉……どう、わかった?」
私はすでに暗記していた伝承を口にする。どこかにヒントが隠されているかもしれないと何度も何度も頭に叩き込んだのだ。しかし未だに神獣の正体もわからないままだった。それでもきっと探し求める聖霊だと、信じるしかないのだから。
「………………」
するとルルーシェラは顎に手を当てて「うーん……」と思考を巡らせ始めた。大根がその周りを心配そうにうろうろとしているが気にする様子もなく考え込んでいるようだった。
そして、にっこりと笑みを見せたルルーシェラの次の言葉に私は驚きを隠せなかったのだ。
「……もしかしたらその神獣の正体、わかるかもしれませんよ」
「えっ……?!ほ、本当に?!」
「たぶんなんですけど、実は学園の私の知り合いが魔女や古代文字の研究をしてまして、その研究室にあった興味深い本をひとつもらっ……借りてきたんです。ほらこれ」
そう言って鞄から出してきたのは一冊の古ぼけた本だったのだが、その本のタイトルに私の視線は釘付けになってしまった。
「……“魔女と幻想生物の関係について”?」
「簡単に言うと、魔女に限らず魔力を持つ人間と幻想生物は深い関係にあるということです。
この本による幻想生物とは、聖霊、妖精、聖獣、幻獣……まぁ、超自然的な生き物の事なんですけど、幻想生物達は自然界に発生する魔力を好んでいるとか、稀に人間の魔力に惹かれてその姿を現すとか……強すぎる魔力は幻想生物達にとって毒になるとか。魔力を持つ人間にも種類がありますから一概には言えませんけど、相性の良い相手がいるというのは事実ですしね。
────ほら、このページを見てください」
ルルーシェラの指先がペラペラとページをめくっていく。そして指差されたそのページには一匹の幻想生物についてが書かれていたのだ。
「───その名を“グリフォン”。鷲の上半身と翼、それにライオンの下半身を持つツギハギの怪物です。鋭い爪の破壊力やその見た目からとても恐れられたと……。そしてこのグリフォンは強い魔力を好んでいたようですよ。一説では大昔に死にかけていた聖霊や妖精を魔力によって合体させたとか、鷲の聖霊とライオンの聖霊の間に出来た子供だとか色々書いてありますけど真偽は明かされていませんね。あとはやんちゃで気性が荒いとか……。
つまり、グリフォンは実在したと言うことです。
どうやら大昔の魔女が纏めた物らしいんですけどある時を境にグリフォンは姿を消したみたいですし、もしかさっきの伝承に出て来る“不思議な力を持つ人間”って魔女だったのでは?と思ったんですよね。きっとこの魔女、自分で旅をして聖霊達や幻獣を探し歩いてはこの本に纏めていたんじゃないでしょうか?」
「その時にグリフォンを発見して、暴れているから人間を助けようとしたってこと?」
「いえ、たぶん報酬が良かったんだと思います。旅する魔女はだいたい金欠なんで。それに……きっと自分の研究している何かを試したかったんですよ。例えば……石化薬。とかね。新薬の開発はどの魔女もしていますし、実験も大好きなんです。それでも人間相手じゃ下手に試すと捕まりますから、暴れているグリフォンを見て嬉々として使ったんじゃないでしょうか」
肩を竦めたルルーシェラの言葉に私は息を飲んだ。
「魔女の薬で岩にされた……?じゃあ、「この岩を神獣として崇めると誓え。そうすればこの封印が解けることはないだろう」って言う言葉は……」
「たぶん、意味はないかと。その魔女はそれらしい事を言ってとんずらしたのかもしれませんね。きっとこの魔女はうちの魔女の村出身に間違いありません、みんなこんな感じなんで」
ルルーシェラが「ばっちゃんも守銭奴だったんですよねー」とため息をついている間にも、私は愕然としてしまったのだ。
どうしたら封印が解けるのかと、あの伝承にどんな意味が隠されているのかと散々悩んだのに……!
「……まさか、同じ“魔女”にここまで振り回されるなんて思わなかったわ。でもお手柄よ、ルルーシェラ!薬だとわかったらこっちのものだわ!私は薬師……解毒薬なら得意なのよ!」
こうして、まさかな急展開を迎えた私の旅だが……。これからさらに一波乱あることを、私はまだ知らなかった。
大根が動き回る様子を目撃されては言い逃れが出来ないだろうと感じたのだった。
「え、驚きましたってば!だって大根に手足が生えてて動いてるんですよ?!思わず気絶しそうだったのをこらえて頑張ったんですから!」
そう言って笑うルルーシェラだったが、驚いていた割には今も大根とだいぶ打ち解けている。なぜ一緒に体操しているかはわからないけれど。
「いやぁ、この大根さんとはなんか気が合うというか……。あ、シロさんもよろしくお願いしますね!これからアリアさんの助手として頑張ります!」
少し後から目覚めたシロに大根と息のあったダブル体操をしながらルルーシェラが頭を下げた。
『じぶん、だいこんあしなんで!』
「大根さんもよろしく~!」
もうこうなったら、とことんこき使ってしまおう。ため息をつきながらそう決意すると、シロも賛成のようで「ピィ」と頷いてくれている。(諦めたともいう)こんな時、師匠ならどうするのか……もしもコハクがいたらなんて言ってくれただろうか……悩んでも答えの出ない事ばかりが頭を駆け巡った。
「でも、刺激って言われても私は薬を売りながら情報を集めているだけよ。それに、その情報収集も今はうまくいっていないの。なんとかしてこの国の王家に祀ってあるはずの“神獣の岩”まで行きたいんだけど……」
「“神獣の岩”、ですか?」
首を傾げるルルーシェラに例の解読した伝承を聞かることにした。しかしコハクの事まで話すつもりはない。別にルルーシェラを信用していないわけではないが……なんとなくだ。なので、なぜそれが必要なのかは言わなかったがルルーシェラは黙って伝承に耳を傾けてきた。
「いい?一気に言うから、よく聞いていてね……。
〈昔々はるか昔、その国にはとある獣が存在していました。
その獣はそこいらの獣とは違う醜い姿をしていて、力も強かった為に人々に恐れられていたのです。
目にした者を心底怯えさせるその醜い異形はまるで色々な動物をツギハギしたような姿だったそうです。
鋭い爪は岩をも軽く砕く脅威の力を持っています。
人間の言葉を理解しているであろう知能はただ不気味でしかありませんでした。
その全てが恐怖の対象だったのです。
まず、その国はこの異形の獣の存在を隠しました。そんな獣が存在する事を恥じたのでしょう。
見た目が醜く恐ろしい人語を理解する獣など、存在すら認めてはいけないと思ったのでしょう。
そう信じていたからこそ、その国はひたすらに醜い異形の獣の存在を隠し続けました。時には討伐しようともしましたが異形の怪物に人間が勝てるはずもなく国が滅ぼされるのを覚悟した時……。
一人の“不思議な力を持つ人間”がその国にやってきたのです。
そしてその“不思議な力を持つ人間”は、なんと異形の獣の姿を岩へと変え、封印したのです。
「この岩を神獣として崇めると誓え。そうすればこの封印が解けることはないだろう」そう言葉を残したそうです。
それから王家は秘密りにその岩を“神獣の岩”として祀りました。ですが心から崇めていたわけではなく、ただ封印が解けて異形の獣が再び目覚めるのを恐れていたからです。
その時から王家の人間には重大な使命が与えられました。この異形の獣の封印が決して解けないように「崇める」使命です。ですが決して大々的には発表などしません。それを“恥”だと感じる者が多かったのもあるでしょう。そんな屈辱的な信仰でしたが、王家の人間は盲目的に“不思議な力を持つ人間”にした誓いを守り続けました。
もちろんそれは全て、国の平和を守るためなのです────〉……どう、わかった?」
私はすでに暗記していた伝承を口にする。どこかにヒントが隠されているかもしれないと何度も何度も頭に叩き込んだのだ。しかし未だに神獣の正体もわからないままだった。それでもきっと探し求める聖霊だと、信じるしかないのだから。
「………………」
するとルルーシェラは顎に手を当てて「うーん……」と思考を巡らせ始めた。大根がその周りを心配そうにうろうろとしているが気にする様子もなく考え込んでいるようだった。
そして、にっこりと笑みを見せたルルーシェラの次の言葉に私は驚きを隠せなかったのだ。
「……もしかしたらその神獣の正体、わかるかもしれませんよ」
「えっ……?!ほ、本当に?!」
「たぶんなんですけど、実は学園の私の知り合いが魔女や古代文字の研究をしてまして、その研究室にあった興味深い本をひとつもらっ……借りてきたんです。ほらこれ」
そう言って鞄から出してきたのは一冊の古ぼけた本だったのだが、その本のタイトルに私の視線は釘付けになってしまった。
「……“魔女と幻想生物の関係について”?」
「簡単に言うと、魔女に限らず魔力を持つ人間と幻想生物は深い関係にあるということです。
この本による幻想生物とは、聖霊、妖精、聖獣、幻獣……まぁ、超自然的な生き物の事なんですけど、幻想生物達は自然界に発生する魔力を好んでいるとか、稀に人間の魔力に惹かれてその姿を現すとか……強すぎる魔力は幻想生物達にとって毒になるとか。魔力を持つ人間にも種類がありますから一概には言えませんけど、相性の良い相手がいるというのは事実ですしね。
────ほら、このページを見てください」
ルルーシェラの指先がペラペラとページをめくっていく。そして指差されたそのページには一匹の幻想生物についてが書かれていたのだ。
「───その名を“グリフォン”。鷲の上半身と翼、それにライオンの下半身を持つツギハギの怪物です。鋭い爪の破壊力やその見た目からとても恐れられたと……。そしてこのグリフォンは強い魔力を好んでいたようですよ。一説では大昔に死にかけていた聖霊や妖精を魔力によって合体させたとか、鷲の聖霊とライオンの聖霊の間に出来た子供だとか色々書いてありますけど真偽は明かされていませんね。あとはやんちゃで気性が荒いとか……。
つまり、グリフォンは実在したと言うことです。
どうやら大昔の魔女が纏めた物らしいんですけどある時を境にグリフォンは姿を消したみたいですし、もしかさっきの伝承に出て来る“不思議な力を持つ人間”って魔女だったのでは?と思ったんですよね。きっとこの魔女、自分で旅をして聖霊達や幻獣を探し歩いてはこの本に纏めていたんじゃないでしょうか?」
「その時にグリフォンを発見して、暴れているから人間を助けようとしたってこと?」
「いえ、たぶん報酬が良かったんだと思います。旅する魔女はだいたい金欠なんで。それに……きっと自分の研究している何かを試したかったんですよ。例えば……石化薬。とかね。新薬の開発はどの魔女もしていますし、実験も大好きなんです。それでも人間相手じゃ下手に試すと捕まりますから、暴れているグリフォンを見て嬉々として使ったんじゃないでしょうか」
肩を竦めたルルーシェラの言葉に私は息を飲んだ。
「魔女の薬で岩にされた……?じゃあ、「この岩を神獣として崇めると誓え。そうすればこの封印が解けることはないだろう」って言う言葉は……」
「たぶん、意味はないかと。その魔女はそれらしい事を言ってとんずらしたのかもしれませんね。きっとこの魔女はうちの魔女の村出身に間違いありません、みんなこんな感じなんで」
ルルーシェラが「ばっちゃんも守銭奴だったんですよねー」とため息をついている間にも、私は愕然としてしまったのだ。
どうしたら封印が解けるのかと、あの伝承にどんな意味が隠されているのかと散々悩んだのに……!
「……まさか、同じ“魔女”にここまで振り回されるなんて思わなかったわ。でもお手柄よ、ルルーシェラ!薬だとわかったらこっちのものだわ!私は薬師……解毒薬なら得意なのよ!」
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