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第十三話 お礼は何を?
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その日の夜中、無事に今日のお仕事を終えたあたしは、イヴァンさんとリシューさんと一緒に、お店の片づけを行っていた。今はホールの片づけを行っている。
「ミシェル。あとの片付けは……俺達がやっておく。だから……帰って休め」
「明日はまた図書館に行くんだろう?」
「そのつもりですけど、お二人に任せっきりは申し訳ないですよ」
「気にするな」
明日はお店がお休みだから、図書館に行って元の世界に帰る方法を調べるつもりだ。
……実は、あたしが図書館に通っていることを、二人には話している。
さすがに異世界から転生してきて、元の世界に帰るために通っていると言うわけにはいかないから、とある場所に行くために、魔法の勉強をしていると話している。
「若いもんが、そんな気を利かせるんじゃないよ。ささっ、帰った帰っ――いたた……」
「お前、あまり……無理をするな。それと……すまなかった。俺が……もっと早く、助けに行っていれば……」
「なーに、その図体の割に臆病なあんたが出てきてくれたこと自体が、あたしにとっちゃ嬉しかったんだよ」
「すまない……」
「謝るんじゃなくて、そこはありがとうだろうが! ほれ、シャキッとしな!」
腰の調子が悪いはずのリシューさんが、イヴァンさんの背中をバシバシと叩く。
いつもイヴァンさんが尻に敷かれているイメージしかないけど、なんだかんだでこの二人は、理想の夫婦をしている気がするよ。
「とにかく、ミシェルちゃんは早く帰りな!」
「あはは……わかりました。それじゃあ、お言葉に甘えさせてもらいます。あ、その前に……一つ聞きたいことがあるんですけど」
「……なんだ?」
「アラン様に、助けてもらったお礼がしたいんですけど……どうすれば喜んでくれるか、全然わからないんです。二人は、なにか知りませんか?」
「あのお方は、昔から魔法の研究以外は、ほとんど興味が――ぐふっ」
「い、いやぁ~! 残念だけど私らも知らないねぇ!」
「……? そ、そうですか……残念です」
リシューさんの肘が、イヴァンさんのムキムキな腹筋に突き刺さる。その痛みで、イヴァンさんの顔がほんのりと青ざめている。
あ、明らかに何か知ってるような雰囲気がプンプンするんだけど!? それに、明らかに随分と昔からの知り合いの感じがするし!
……もしかして、二人がお店を開く前に仕えていた家の人とか? さすがにそれは考えすぎ?
うーん、気にならないと言えば嘘だけど、これ以上は聞いても答えてくれ無さそうだね……。
「まああれよ、ミシェルちゃんが感謝の気持ちを込めたものなら、きっとなんでも喜んでくれるさ」
「そうでしょうか?」
それはそうかもしれないけど……やっぱり喜んでもらえるものがいいよね。
「ほれ、いつまでボーっと突っ立ってるんだい! 私達はさっさと片づけをするよ!」
「うぐっ……わ、わかったから……焦らすな……」
「お忍びで来てるアラン様のことを、ペラペラと喋るあんたが悪いのよ! わかったら、シャキッとしな!」
言っちゃってる!リシューさんの方がペラペラ喋っちゃってるよ!? これ、絶対に昔に仕えていた家の人だって!
しかもお忍びって、誰かにここに来ているのがバレたら、多かれ少なかれマズいってことだよね!? いくらここにはあたし達しかいないとはいえ、さすがに口が軽いよー!
「そうだ、すっかり忘れてたよ。ほら、これを持っていきな」
「え、あっ……いいんですか? いつもありがとうございます」
リシューさんは、キッチンからお鍋を持ってきた。中からは、シチューの良い匂いが漂ってくる。
ここで働くようになってから、毎日のようにご飯をいただいてしまっている。今日もその例に漏れず、おいしそうだ。
ちなもに、ご飯以外にも服を買ってくれたり、珍しい本が売っているお店を紹介してくれたり、他にも色々とあたしの面倒を見てくれている。本当に、感謝してもしきれないよ。
「では、お先に失礼しますね」
「ああ、お疲れさん!」
あたしは二人に頭を下げてから、店を出て歩きだす。
既に時間は深夜だからか、外を歩いている人はほとんどいないみたい。
こんな夜に、女の子一人で歩くなんて危険と思われるかもしれないけど、あたしが今住んでいる家は、目と鼻の先にあるから、何の問題もないね。
「ただいま~っと……ふぅ……今日もたくさん働いたなぁ。さて、あの人への贈り物はどうしよう?」
最初のお給料で買った、動きやすい部屋着に着替えながら、ボソッと呟く。
さっきイヴァンさんが言っていた、魔法の研究にしか~って言葉を信じるなら、なにか魔法グッズがいいよね?
「魔法グッズっていっても、色々あるんだよね」
パッと思いつくものでも、あたしが集めている魔法関連の本だったり、魔法を使う補助をしてくれる道具――たとえば杖とか、ホウキとか、水晶とかもある。
研究をしているんだったら、その研究している魔法に対応した魔法グッズは、山のようにある。
「……そもそも、あたしが一方的にお礼をするって言っちゃったけど、もし迷惑だったらどうしよう!? それに、どう考えてもアラン様って、十中八九貴族の人っぽいし……ありきたりのものを渡しても、全然嬉しくないんじゃ!?」
嫌なことを考えたせいで、もし迷惑だった時のイメージが、頭の中をぐるぐるかけめぐる。
ああもう、どうすれば正解なのか、全然わからないよ! とにかく、次のお仕事までに何か考えないと!
****
「う、うぅ……」
あーだこーだ考えている間に、いつの間にか朝になってしまっていた。
結局一晩中考えたけど、どうすればいいかはわからず終い。ただ睡魔と疲れが溜まっただけだった……。
「徹夜は慣れてるはずなのに、異様に眠い……あ、そっか。前世の真琴の時の体では慣れてるけど、今のミシェルの体では、徹夜なんてしたことがないからか……」
精神は前世と同じだけど体が違うというのは、思ったよりも厄介だね。前までと同じ感覚で行動してたら、いつか痛い目を見そうだ。
そんなことを思っていると、玄関の方からコンコンッという音が聞こえてきた。
「……? お客さんかな? はーい、どちら様ですかー?」
「俺だ」
「イヴァンさん? 今開けますねー」
聞き覚えのある声に応えて玄関を開けると、そこにはイヴァンさんと……知らない男女が二人立っていた。
「えっと、そちらの方々は?」
「お初にお目にかかります、ミシェル様。私達は、バーンズ家の使者でございます」
「ミシェル。あとの片付けは……俺達がやっておく。だから……帰って休め」
「明日はまた図書館に行くんだろう?」
「そのつもりですけど、お二人に任せっきりは申し訳ないですよ」
「気にするな」
明日はお店がお休みだから、図書館に行って元の世界に帰る方法を調べるつもりだ。
……実は、あたしが図書館に通っていることを、二人には話している。
さすがに異世界から転生してきて、元の世界に帰るために通っていると言うわけにはいかないから、とある場所に行くために、魔法の勉強をしていると話している。
「若いもんが、そんな気を利かせるんじゃないよ。ささっ、帰った帰っ――いたた……」
「お前、あまり……無理をするな。それと……すまなかった。俺が……もっと早く、助けに行っていれば……」
「なーに、その図体の割に臆病なあんたが出てきてくれたこと自体が、あたしにとっちゃ嬉しかったんだよ」
「すまない……」
「謝るんじゃなくて、そこはありがとうだろうが! ほれ、シャキッとしな!」
腰の調子が悪いはずのリシューさんが、イヴァンさんの背中をバシバシと叩く。
いつもイヴァンさんが尻に敷かれているイメージしかないけど、なんだかんだでこの二人は、理想の夫婦をしている気がするよ。
「とにかく、ミシェルちゃんは早く帰りな!」
「あはは……わかりました。それじゃあ、お言葉に甘えさせてもらいます。あ、その前に……一つ聞きたいことがあるんですけど」
「……なんだ?」
「アラン様に、助けてもらったお礼がしたいんですけど……どうすれば喜んでくれるか、全然わからないんです。二人は、なにか知りませんか?」
「あのお方は、昔から魔法の研究以外は、ほとんど興味が――ぐふっ」
「い、いやぁ~! 残念だけど私らも知らないねぇ!」
「……? そ、そうですか……残念です」
リシューさんの肘が、イヴァンさんのムキムキな腹筋に突き刺さる。その痛みで、イヴァンさんの顔がほんのりと青ざめている。
あ、明らかに何か知ってるような雰囲気がプンプンするんだけど!? それに、明らかに随分と昔からの知り合いの感じがするし!
……もしかして、二人がお店を開く前に仕えていた家の人とか? さすがにそれは考えすぎ?
うーん、気にならないと言えば嘘だけど、これ以上は聞いても答えてくれ無さそうだね……。
「まああれよ、ミシェルちゃんが感謝の気持ちを込めたものなら、きっとなんでも喜んでくれるさ」
「そうでしょうか?」
それはそうかもしれないけど……やっぱり喜んでもらえるものがいいよね。
「ほれ、いつまでボーっと突っ立ってるんだい! 私達はさっさと片づけをするよ!」
「うぐっ……わ、わかったから……焦らすな……」
「お忍びで来てるアラン様のことを、ペラペラと喋るあんたが悪いのよ! わかったら、シャキッとしな!」
言っちゃってる!リシューさんの方がペラペラ喋っちゃってるよ!? これ、絶対に昔に仕えていた家の人だって!
しかもお忍びって、誰かにここに来ているのがバレたら、多かれ少なかれマズいってことだよね!? いくらここにはあたし達しかいないとはいえ、さすがに口が軽いよー!
「そうだ、すっかり忘れてたよ。ほら、これを持っていきな」
「え、あっ……いいんですか? いつもありがとうございます」
リシューさんは、キッチンからお鍋を持ってきた。中からは、シチューの良い匂いが漂ってくる。
ここで働くようになってから、毎日のようにご飯をいただいてしまっている。今日もその例に漏れず、おいしそうだ。
ちなもに、ご飯以外にも服を買ってくれたり、珍しい本が売っているお店を紹介してくれたり、他にも色々とあたしの面倒を見てくれている。本当に、感謝してもしきれないよ。
「では、お先に失礼しますね」
「ああ、お疲れさん!」
あたしは二人に頭を下げてから、店を出て歩きだす。
既に時間は深夜だからか、外を歩いている人はほとんどいないみたい。
こんな夜に、女の子一人で歩くなんて危険と思われるかもしれないけど、あたしが今住んでいる家は、目と鼻の先にあるから、何の問題もないね。
「ただいま~っと……ふぅ……今日もたくさん働いたなぁ。さて、あの人への贈り物はどうしよう?」
最初のお給料で買った、動きやすい部屋着に着替えながら、ボソッと呟く。
さっきイヴァンさんが言っていた、魔法の研究にしか~って言葉を信じるなら、なにか魔法グッズがいいよね?
「魔法グッズっていっても、色々あるんだよね」
パッと思いつくものでも、あたしが集めている魔法関連の本だったり、魔法を使う補助をしてくれる道具――たとえば杖とか、ホウキとか、水晶とかもある。
研究をしているんだったら、その研究している魔法に対応した魔法グッズは、山のようにある。
「……そもそも、あたしが一方的にお礼をするって言っちゃったけど、もし迷惑だったらどうしよう!? それに、どう考えてもアラン様って、十中八九貴族の人っぽいし……ありきたりのものを渡しても、全然嬉しくないんじゃ!?」
嫌なことを考えたせいで、もし迷惑だった時のイメージが、頭の中をぐるぐるかけめぐる。
ああもう、どうすれば正解なのか、全然わからないよ! とにかく、次のお仕事までに何か考えないと!
****
「う、うぅ……」
あーだこーだ考えている間に、いつの間にか朝になってしまっていた。
結局一晩中考えたけど、どうすればいいかはわからず終い。ただ睡魔と疲れが溜まっただけだった……。
「徹夜は慣れてるはずなのに、異様に眠い……あ、そっか。前世の真琴の時の体では慣れてるけど、今のミシェルの体では、徹夜なんてしたことがないからか……」
精神は前世と同じだけど体が違うというのは、思ったよりも厄介だね。前までと同じ感覚で行動してたら、いつか痛い目を見そうだ。
そんなことを思っていると、玄関の方からコンコンッという音が聞こえてきた。
「……? お客さんかな? はーい、どちら様ですかー?」
「俺だ」
「イヴァンさん? 今開けますねー」
聞き覚えのある声に応えて玄関を開けると、そこにはイヴァンさんと……知らない男女が二人立っていた。
「えっと、そちらの方々は?」
「お初にお目にかかります、ミシェル様。私達は、バーンズ家の使者でございます」
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