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第十八話 新しく住む屋敷
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あたしの後釜を探し始めてから二ヶ月後――無事にお店には新しい子が入ってきてくれた。それも、何と三人も入ってきてくれたの!
イヴァンさんやリシューさんと一緒に、ギルドから許可を取って、色々な所に求人ポスターを張ったのが、功を奏したのかもしれない。
ちなみに、声かけについては、あんまり求人でそういうのはしないと、イヴァンさんにやんわりと断られてしまった。
まあ、とにかく無事に新しい従業員の子達を迎えた後、みんなに仕事を一通り教え、もう任せられると思ったあたしは、住んでいた小屋の荷物を整理していた。
「よし、あらかた片付いたかな。持っていかなくちゃいけないものはほとんど無いし、大丈夫そうだね」
お世話になった部屋を見ながら、ふぅ……と小さく息を漏らす。
最低限の家具以外に部屋を占領していた本の姿も全部無くなり、始めて来た時と同じ、最低限の家具だけがある、殺風景な部屋になった。
ここにあった本は、図書館から借りていたものはすべて返却し、自主的に買った本は、古本屋さんに売りに出したんだ。
「もうそろそろ、アラン様の家の人が来る時間だ」
念の為、もう一度身支度がちゃんと整っているかの確認をする。
服は大丈夫、帽子もかぶった、お化粧もナチュラルな感じでよし、変身魔法も出来てる、荷物は持った……あ、あの荷物を一緒にしちゃってた! 危ない危ない!
「あっ、これこれ」
荷物の中には、二つの箱が入っていて、そのうちの一つを取りだした。
取りだしたものは、イヴァンさんとリシューさんへのプレゼントで、もう一つはアラン様へのお礼だ。
「お~いミシェルちゃ~ん。いるか~い?」
「リシューさん? 今行きます!」
腰が悪いリシューさんをなるべく待たせないように、急いで玄関を開けると、夫婦そろって立っていた。
「あれ、今日はお店ですよね? 料理の仕込みは良いんですか?」
「問題ない。立ち話もなんだ……中で、話さないか」
「それは構いませんけど……片付けちゃったので、なにもないですよ?」
「そんなの、へっちゃらへっちゃら! んじゃ、失礼するよ」
小屋の中に入ると、リシューさんは小さな椅子に腰を下ろし、イヴァンさんはその隣に立った。
「急にどうしたんですか? お別れなら、昨晩にパーティーをしてもらいましたよ?」
あたしの言葉の通り、昨晩は二人とささやかなパーティーを開いたの。新人さんも参加して、とても楽しく交流できた。
「勿論覚えているさ。今日は、新しい門出のミシェルちゃんに、プレゼントがあるんだよ」
「あたしに?」
リシューさんはそう言うと、ポケットからとある物を取り出し、あたしにそっと手渡してくれた。
「これは……押し花の栞?」
「偶然近くで見つけた四つ葉のクローバーを、栞にしたのさ。こういうのを作るの、結構得意でねぇ」
「偶然……? 何日もかけて何が良いか考えて、何日もかけて四つ葉を探していただろう……?」
「だーかーら! あんたは余計なことを言わなくていいんだよ!」
「ぐふっ」
ムッとした表情のリシューさんの膝が、イヴァンさんのお腹に深々と突き刺さる。
以前もこんな光景を見たことがあるけど、そんなのが気にならないくらい、手の中にあるプレゼントが嬉しかった。
前世も今世も毒親だったせいで、こんな心のこもったプレゼントを貰った経験がほとんどないから、嬉しさが普通の人よりも倍増してる気がする。
「私のことを言ってるこの人もね、こんだけデカい図体でも両手じゃないと抱えきれないくらい、大きな花束を用意しようとしたんだよ?」
「ミシェルの門出……盛大に祝わないと」
「だからって、限度ってもんがあるでしょうが!」
「イヴァンさん……リシューさん……ありがとうございます。とっても嬉しいです……! あ、そうだ! 私も渡すものがあるんです。あの、これ……」
あたしは片手で持てるくらいの小さな箱を、イヴァンさんに手渡した。
この中には、今までお世話になった二人への感謝の気持ちを込めた、プレゼントが入っている。
「なんだい、可愛らしい箱だねぇ。もらっちゃっていいのかい?」
「はい、ぜひ!」
「…………嬉しくて、開けるのがもったいない」
「気持ちはよくわかるけどねぇ、それじゃ置物にしかならないじゃないの! ミシェルちゃん、開けてもいいかい?」
「はい、どうぞ!」
イヴァンさんは、壊さないようにおっかなびっくり箱を開けると、中からは綺麗な装飾がされた、オルゴールが出てきた。
このオルゴールは、サジェスの町でプレゼントを探している時に偶然見つけて、一目惚れをして買っちゃった一品なんだ。
「あれまあ、可愛らしいオルゴールだこと!」
「音が鳴ってる時に、箱の中で男の子と女の子が躍るんです。男の子がイヴァンさんで、女の子がリシューさん!」
「これが私かい? やぁねぇ! もうこんなにピチピチギャルじゃないわよ~」
「俺も……こんなに小さくて可愛くはないな。だが……とても嬉しい」
「ありがとうねぇ、ミシェルちゃん」
二人の表情は、今までにないくらいの笑顔に染まっていた。その笑顔を見ていたら、あたしもとても嬉しくなってきた。
えへへ、喜んでもらえてよかった。こんな優しい二人の思いやりに報いるためにも、あたしはアラン様の元でしっかりと仕事をして、必ず元の世界に帰ってみせなきゃね!
****
二人にプレゼントを渡した後、バーンズ家のお迎えの人達に連れられて、再びバーンズ家の屋敷へとやってきた。
前回は、ただの客人としてきたけど、これからはここで働くと思うと、なんだか不思議な気分になる。
「ようこそ、バーンズ家へ。まずはこれからあなたが利用するお部屋をご案内いたします」
「はい、ありがとうございます」
ここまで連れて来てくれた使用人の男性は、到着早々にあたしをとある場所へと案内をする。
そこは、以前案内された建物の隣にある、少しだけ小さな建物だった。
「この建物は、バーンズ家に仕える者が生活をする建物です。ミシェル様も、お食事やお休みになる際は、この建物をご利用くださいませ。食堂やお手洗いといった施設は、後々ご案内いたします」
「わかりました」
なるほど、つまりここは屋敷で働く人達の寮みたいなものなんだね。
あたしがいたスチュワート家の使用人は、屋敷の隅にある小さな部屋を数人で使わせたり、それが嫌な人は屋敷に通わせていたから、両家の違いに少し戸惑っちゃった。
「こちらがミシェル様のお部屋です」
あたしの部屋は、三階にある一室だった。部屋の中は、とても整頓された部屋だなっていうのが第一印象だった。
なにか凄い家具があるわけじゃないけど、必要最低限の物はあるし、どれもピカピカに掃除されているのが、とても好印象だ。
「間もなく、アラン様がお迎えに上がりますので、ここで少々お待ち――」
「呼んだか?」
まさにグッドタイミングという時に、アラン様があたしの新しい部屋へとやってきた。
相変わらず表情に乏しいせいで、あたしを歓迎してくれているのか、いまいちわからない。
「ごきげんよう、アラン様。今日からよろしくお願いいたします」
「ああ。さっそく俺の部屋に案内を……の前に、その堅苦しい話し方をする必要は無い。酒場での話し方で問題ないし、魔法で変身する必要もない」
「え? ですが……」
「堅苦しいのは、あまり好きではない。それに、毎日変身魔法を維持するのも大変だろう。どうしても今の方が良いのなら、無理にとは言わないが」
「いえ、ではお言葉に甘えて……あたしもこの方が楽なので」
話そうと思えば、堅苦しい話し方もそこまで苦じゃない。それに、変身魔法も同様だ。
ただ、たまにポロッと素が出そうになるから、砕けた話し方の許可を貰えたのはありがたいね。
「あ、でも……急にハーフエルフである働き始めたら、使用人の人達が驚いてしまいますよね?」
「彼らには既に君のことは話している。他言しないようにも伝えているから、安心してくれ」
「そうなんですね。わかりました」
「では、さっそく研究の手伝いをしてもらう」
「どこでするんですか?」
「研究は、いつも俺の部屋で行っている。魔法関連の本も、そこにあらかたある」
「そうなんですね。それじゃあ、さっそく行きましょう!」
あたしは変身魔法を解除してから、意気揚々と部屋を飛び出し、アラン様の部屋へと向かって歩き出だす。
魔法の研究って、どういうことをするのかな?
研究をしているくらいだから、図書館にもないような、貴重な魔法の本はあるかな?
それと……お、男の人の部屋ってどんな感じなのかな? 二度の人生で、一度も男の人の部屋に入ったことがないから、ちょっと緊張する。
……なんて、いろいろと考えているうちに、アラン様の部屋の前に到着していた。
「さあ、入るといい」
「おじゃましま~す……え、えぇ……?」
アラン様に部屋の中に招待されたあたしを出迎えたのは……本や魔道具で散らかり放題の部屋だった――
イヴァンさんやリシューさんと一緒に、ギルドから許可を取って、色々な所に求人ポスターを張ったのが、功を奏したのかもしれない。
ちなみに、声かけについては、あんまり求人でそういうのはしないと、イヴァンさんにやんわりと断られてしまった。
まあ、とにかく無事に新しい従業員の子達を迎えた後、みんなに仕事を一通り教え、もう任せられると思ったあたしは、住んでいた小屋の荷物を整理していた。
「よし、あらかた片付いたかな。持っていかなくちゃいけないものはほとんど無いし、大丈夫そうだね」
お世話になった部屋を見ながら、ふぅ……と小さく息を漏らす。
最低限の家具以外に部屋を占領していた本の姿も全部無くなり、始めて来た時と同じ、最低限の家具だけがある、殺風景な部屋になった。
ここにあった本は、図書館から借りていたものはすべて返却し、自主的に買った本は、古本屋さんに売りに出したんだ。
「もうそろそろ、アラン様の家の人が来る時間だ」
念の為、もう一度身支度がちゃんと整っているかの確認をする。
服は大丈夫、帽子もかぶった、お化粧もナチュラルな感じでよし、変身魔法も出来てる、荷物は持った……あ、あの荷物を一緒にしちゃってた! 危ない危ない!
「あっ、これこれ」
荷物の中には、二つの箱が入っていて、そのうちの一つを取りだした。
取りだしたものは、イヴァンさんとリシューさんへのプレゼントで、もう一つはアラン様へのお礼だ。
「お~いミシェルちゃ~ん。いるか~い?」
「リシューさん? 今行きます!」
腰が悪いリシューさんをなるべく待たせないように、急いで玄関を開けると、夫婦そろって立っていた。
「あれ、今日はお店ですよね? 料理の仕込みは良いんですか?」
「問題ない。立ち話もなんだ……中で、話さないか」
「それは構いませんけど……片付けちゃったので、なにもないですよ?」
「そんなの、へっちゃらへっちゃら! んじゃ、失礼するよ」
小屋の中に入ると、リシューさんは小さな椅子に腰を下ろし、イヴァンさんはその隣に立った。
「急にどうしたんですか? お別れなら、昨晩にパーティーをしてもらいましたよ?」
あたしの言葉の通り、昨晩は二人とささやかなパーティーを開いたの。新人さんも参加して、とても楽しく交流できた。
「勿論覚えているさ。今日は、新しい門出のミシェルちゃんに、プレゼントがあるんだよ」
「あたしに?」
リシューさんはそう言うと、ポケットからとある物を取り出し、あたしにそっと手渡してくれた。
「これは……押し花の栞?」
「偶然近くで見つけた四つ葉のクローバーを、栞にしたのさ。こういうのを作るの、結構得意でねぇ」
「偶然……? 何日もかけて何が良いか考えて、何日もかけて四つ葉を探していただろう……?」
「だーかーら! あんたは余計なことを言わなくていいんだよ!」
「ぐふっ」
ムッとした表情のリシューさんの膝が、イヴァンさんのお腹に深々と突き刺さる。
以前もこんな光景を見たことがあるけど、そんなのが気にならないくらい、手の中にあるプレゼントが嬉しかった。
前世も今世も毒親だったせいで、こんな心のこもったプレゼントを貰った経験がほとんどないから、嬉しさが普通の人よりも倍増してる気がする。
「私のことを言ってるこの人もね、こんだけデカい図体でも両手じゃないと抱えきれないくらい、大きな花束を用意しようとしたんだよ?」
「ミシェルの門出……盛大に祝わないと」
「だからって、限度ってもんがあるでしょうが!」
「イヴァンさん……リシューさん……ありがとうございます。とっても嬉しいです……! あ、そうだ! 私も渡すものがあるんです。あの、これ……」
あたしは片手で持てるくらいの小さな箱を、イヴァンさんに手渡した。
この中には、今までお世話になった二人への感謝の気持ちを込めた、プレゼントが入っている。
「なんだい、可愛らしい箱だねぇ。もらっちゃっていいのかい?」
「はい、ぜひ!」
「…………嬉しくて、開けるのがもったいない」
「気持ちはよくわかるけどねぇ、それじゃ置物にしかならないじゃないの! ミシェルちゃん、開けてもいいかい?」
「はい、どうぞ!」
イヴァンさんは、壊さないようにおっかなびっくり箱を開けると、中からは綺麗な装飾がされた、オルゴールが出てきた。
このオルゴールは、サジェスの町でプレゼントを探している時に偶然見つけて、一目惚れをして買っちゃった一品なんだ。
「あれまあ、可愛らしいオルゴールだこと!」
「音が鳴ってる時に、箱の中で男の子と女の子が躍るんです。男の子がイヴァンさんで、女の子がリシューさん!」
「これが私かい? やぁねぇ! もうこんなにピチピチギャルじゃないわよ~」
「俺も……こんなに小さくて可愛くはないな。だが……とても嬉しい」
「ありがとうねぇ、ミシェルちゃん」
二人の表情は、今までにないくらいの笑顔に染まっていた。その笑顔を見ていたら、あたしもとても嬉しくなってきた。
えへへ、喜んでもらえてよかった。こんな優しい二人の思いやりに報いるためにも、あたしはアラン様の元でしっかりと仕事をして、必ず元の世界に帰ってみせなきゃね!
****
二人にプレゼントを渡した後、バーンズ家のお迎えの人達に連れられて、再びバーンズ家の屋敷へとやってきた。
前回は、ただの客人としてきたけど、これからはここで働くと思うと、なんだか不思議な気分になる。
「ようこそ、バーンズ家へ。まずはこれからあなたが利用するお部屋をご案内いたします」
「はい、ありがとうございます」
ここまで連れて来てくれた使用人の男性は、到着早々にあたしをとある場所へと案内をする。
そこは、以前案内された建物の隣にある、少しだけ小さな建物だった。
「この建物は、バーンズ家に仕える者が生活をする建物です。ミシェル様も、お食事やお休みになる際は、この建物をご利用くださいませ。食堂やお手洗いといった施設は、後々ご案内いたします」
「わかりました」
なるほど、つまりここは屋敷で働く人達の寮みたいなものなんだね。
あたしがいたスチュワート家の使用人は、屋敷の隅にある小さな部屋を数人で使わせたり、それが嫌な人は屋敷に通わせていたから、両家の違いに少し戸惑っちゃった。
「こちらがミシェル様のお部屋です」
あたしの部屋は、三階にある一室だった。部屋の中は、とても整頓された部屋だなっていうのが第一印象だった。
なにか凄い家具があるわけじゃないけど、必要最低限の物はあるし、どれもピカピカに掃除されているのが、とても好印象だ。
「間もなく、アラン様がお迎えに上がりますので、ここで少々お待ち――」
「呼んだか?」
まさにグッドタイミングという時に、アラン様があたしの新しい部屋へとやってきた。
相変わらず表情に乏しいせいで、あたしを歓迎してくれているのか、いまいちわからない。
「ごきげんよう、アラン様。今日からよろしくお願いいたします」
「ああ。さっそく俺の部屋に案内を……の前に、その堅苦しい話し方をする必要は無い。酒場での話し方で問題ないし、魔法で変身する必要もない」
「え? ですが……」
「堅苦しいのは、あまり好きではない。それに、毎日変身魔法を維持するのも大変だろう。どうしても今の方が良いのなら、無理にとは言わないが」
「いえ、ではお言葉に甘えて……あたしもこの方が楽なので」
話そうと思えば、堅苦しい話し方もそこまで苦じゃない。それに、変身魔法も同様だ。
ただ、たまにポロッと素が出そうになるから、砕けた話し方の許可を貰えたのはありがたいね。
「あ、でも……急にハーフエルフである働き始めたら、使用人の人達が驚いてしまいますよね?」
「彼らには既に君のことは話している。他言しないようにも伝えているから、安心してくれ」
「そうなんですね。わかりました」
「では、さっそく研究の手伝いをしてもらう」
「どこでするんですか?」
「研究は、いつも俺の部屋で行っている。魔法関連の本も、そこにあらかたある」
「そうなんですね。それじゃあ、さっそく行きましょう!」
あたしは変身魔法を解除してから、意気揚々と部屋を飛び出し、アラン様の部屋へと向かって歩き出だす。
魔法の研究って、どういうことをするのかな?
研究をしているくらいだから、図書館にもないような、貴重な魔法の本はあるかな?
それと……お、男の人の部屋ってどんな感じなのかな? 二度の人生で、一度も男の人の部屋に入ったことがないから、ちょっと緊張する。
……なんて、いろいろと考えているうちに、アラン様の部屋の前に到着していた。
「さあ、入るといい」
「おじゃましま~す……え、えぇ……?」
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