拝啓、婚約者様。ごきげんよう。そしてさようなら

みおな

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処罰。

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「さて。貴女と貴女のお母上の処罰に関しては、このメルキオール帝国が決めることになります。お父上と残りの構成員に関しては、マキシミリオン王国で処罰することになりました」

 そう。
キティさんと、レグディア男爵夫人に関しては、メルキオール帝国に籍があるので我が国で。

 残りの闇組織の人間に関しては、今回捕縛に多大に協力してくれたということで、マキシミリオン王国に処罰を任せることになったの。

 もちろん、采配するのは皇帝陛下であるお父様だ。

「二人の罰だが、まずは元レグディア男爵夫人をここへ!」

 お父様の言葉に、すぐに騎士たちが部屋の外へと出て行く。

 少しすると、喚き散らす声と共に縄で縛られた夫人が部屋に連れて来られた。

「・・・っ!ママっ!」

「キティ!アンタのせいでっ!私はね、アンタの父親のことが大嫌いだったのよ!人を無理矢理抱いておきながら、子供が出来たとわかった途端に姿をくらませて!私はね、あんな逃げ回るような生活はうんざりだったの!平民の私がやっと嫁げたのは男爵家。しかもアンタを産んだせいで、子を授かれなくなってた!だからアンタを引き取ったのよ!見た目は私に似てるから、高位貴族に嫁がせれると思って!なのに!なのに、あの男の後を継いで闇組織の人間になってるなんて!馬鹿じゃないの!アンタのせいで、私の人生は滅茶苦茶よ!」

「ママっ!ママ、嘘よね?パパとママは愛し合ってるって言ってたじゃない!無理矢理男爵家に嫁がされたって言ってたじゃない!それに、ママが言ったんじゃない!高位貴族に気に入られなさいって。だから、あの薬を作ったのに!」

「見た目だけは上等に産んでやったのに、怪しい薬を使わなきゃ男ひとり惚れさせることができないの?ああ!ヤダヤダ。こんな子を産んだせいで、全部台無しよ!」

 私はキティさんのことは人伝に聞いただけだけど、実際にルノール公爵令息様の侍従が亡くなっていることもある。

 だから、決してキティさんを擁護するつもりはないけど・・・

 レグディア男爵夫人のあまりにも醜い言いように、嫌悪してしまう。

 自分がお腹を痛めて産んだ子供を、何だと思っているのかしら。

 そりゃ、夫人だって色々あったのかもしれないけど、色々あったからって何もかもを人のせいにしても良いわけじゃないわ。

、キャンディ!同じく、キティ!お前たちに、判決を言い渡す!二人とも、北の国境にある魔物の森へ追放!再生の魔道具を付けて、魔物討伐の餌とせよ!」

 再生の魔道具?
魔物討伐の餌?

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