悪役令嬢発溺愛幼女着

みおな

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嫉妬?発可愛い兄行き

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 ええと、六歳の幼女を好きになるとか、本当にあるとしたら・・・

 もしあるとするなら、私には接近禁止ということで。

 いえ、むしろそういう方は今後サフィラスには立ち入り禁止にするべきだと思います。

 私の顔にあり得ないと書いてあったのでしょう。

 ジルベールお兄様が、なんとも言えない表情をされます。

 美形は得ですね。
そのような表情をされても、やっぱり美形ですわ。

「ジルベールお兄様?私は、お兄様や皆んなと離れるつもりはないです。あ、観光になら行きたいですけど、それはお兄様やエセルと一緒にです」

「・・・そうか」

「そうです。それに、私は正真正銘六歳です。そんな幼女を好きになるような方なら、とりあえず私とは接触禁止ということで」

 そんな危険人物には、近付いて欲しくありません。

 ジルベールお兄様も私のことをとてもとても溺愛してくださいますけど、それは家族愛ということで、ギリ大丈夫ということで。

 お兄様が私以外の幼女を好きだと、婚約者にすると言ってきたら・・・

 ええと、少し距離を置かせてもらいましょう。

 幼女趣味は受け入れられませんが、お兄様は私に幸せを与えてくれた大切な家族ですし。

「・・・今、失礼なことを考えなかったか?」

「・・・気のせいです」

「俺が可愛いと思うのは、ローズだけだぞ」

「理解ってます、お兄様」

 お兄様ってば、察しが良すぎですわ。

 でも、幼女趣味がないようで安心しました。

 同じベッドの中で、お兄様の腕にギュッと抱きつきます。

「お兄様のお友達なら会ってみたいと思っただけです。お兄様が嫌だというのなら、別に会わなくてもいいです」

「・・・いや、アイツらは絶対に会わせろと言って来る。そして、会ったが最後ローズにメロメロになる。はぁぁ。面倒だと思ったら、相手にしなくていい。居住区には、俺が許可した人間しか入れない結界が張ってある。ここにいれば、アイツらでも簡単には入って来れない」

 簡単には、ということは、無理をすれば入って来れるということですね。

 魔王様ですし、物事を大事にする覚悟さえあれば可能なのでしょう。

 どうりで、エセルたち以外が居住区にはいないと思いました。

 普通の魔族の方では、お兄様の結界を破ることは難しいでしょう。

 ジルベールお兄様は、ゆっくりと私の背中を撫でてくれます。

「ローズは、お兄様が大好きです」

「俺もローズが大好きだ」

「あ。そういえば、お兄様にお聞きしたかったんですけど、お兄様や他の魔王様には婚約者とか奥様とかいないんですか?」

 私の問いに、お兄様がピシッと固まられました。

 その反応って・・・

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