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番外編:この手の中の幸せ〜リュカ視点〜
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「ん・・・」
静かに寝息をたてる妻。
俺の腕枕で、俺に身を擦り寄せるようにして眠るアイシュお嬢様。
俺がお仕えするフローレンス侯爵令嬢であるアイシュお嬢様と、三日前に結婚した。
結婚式のお嬢様は・・・
控えめに言って女神だった。
お嬢様が美しいのは容姿だけではない。
所作も、いやその存在自体が美しい。
結婚式には、クライゼン王国の王族にアンブレラ王国の王族まで参列した。
お嬢様は眉を下げて「ごめんなさいね?」と謝って下さった。
謝ることなんてない!
俺が小さな教会で式を挙げることを望んでいたことを知っていたお嬢様は、結婚式の数日前に、二人きりで小さな教会で愛を誓ってくれたのだから。
それに。
お嬢様は、たくさんの人たちに祝って貰うべきだ。
誰もがお嬢様のことが大好きなんだから。
結婚を祝うパーティー途中で、初夜の準備のために俺たちは退出し・・・
俺は、ちょっと、その・・・
暴走してしまった。
だって、仕方ないだろう?
ずっとお慕いしていたお嬢様が、俺の妻になって、俺の腕の中で乱れてるんだから。
歯止めなんて効かなかった。
お嬢様が気を失ってしまわれたことで、ようやく自我を取り戻した俺は、翌朝目覚めたお嬢様に誠心誠意謝罪した。
お嬢様は苦笑しながら「いいの。リュカは私の旦那様なんだから、そんな謝らないで」と優しく許して下さった。
やはり、お嬢様は女神だ。
その後、お嬢様の願い通りにエルハザード王国に旅行に出て、三日三晩お嬢様・・・あ、あ、アイシュを愛で・・・
そして今朝に至る。
お嬢様からは、散々アイシュと名で呼ぶように言われるのだが、中々染みついた習慣は抜けない。
それに夫となったからと言って、お嬢様がフローレンス侯爵家のお嬢様だということは変わらない。
い、いや・・・
若奥様か。
「んっ・・・リュカ?」
「おはようございます・・・いや、えと、おはよう」
「おはよう、旦那様」
旦那様!
その愛らしい笑顔に、俺はお嬢・・・アイシュを強く抱きしめた。
「ちょ、ちょっと・・・リュカ・・・んっ!」
何度も触れるだけのキスを繰り返して、そして深く口付ける。
腕の中で乱れるアイシュをベッドに縫い付け、強く、強く、俺のものだと印を付けていく。
エルハザード王国で、アイシュに観光させてあげられたのは、初日と最後の二日だけだった。
往復八日かかるため、二十日休みを貰ったが一ヶ月もらうべきだったか。
「今度来る時は、三人で来ましょうね」
観光はあまり出来なかったが、ご機嫌な妻の肩を抱く。
次に来る時は、その手に愛しい我が子を抱いて来ることになるのかと、頬が緩んだ。
静かに寝息をたてる妻。
俺の腕枕で、俺に身を擦り寄せるようにして眠るアイシュお嬢様。
俺がお仕えするフローレンス侯爵令嬢であるアイシュお嬢様と、三日前に結婚した。
結婚式のお嬢様は・・・
控えめに言って女神だった。
お嬢様が美しいのは容姿だけではない。
所作も、いやその存在自体が美しい。
結婚式には、クライゼン王国の王族にアンブレラ王国の王族まで参列した。
お嬢様は眉を下げて「ごめんなさいね?」と謝って下さった。
謝ることなんてない!
俺が小さな教会で式を挙げることを望んでいたことを知っていたお嬢様は、結婚式の数日前に、二人きりで小さな教会で愛を誓ってくれたのだから。
それに。
お嬢様は、たくさんの人たちに祝って貰うべきだ。
誰もがお嬢様のことが大好きなんだから。
結婚を祝うパーティー途中で、初夜の準備のために俺たちは退出し・・・
俺は、ちょっと、その・・・
暴走してしまった。
だって、仕方ないだろう?
ずっとお慕いしていたお嬢様が、俺の妻になって、俺の腕の中で乱れてるんだから。
歯止めなんて効かなかった。
お嬢様が気を失ってしまわれたことで、ようやく自我を取り戻した俺は、翌朝目覚めたお嬢様に誠心誠意謝罪した。
お嬢様は苦笑しながら「いいの。リュカは私の旦那様なんだから、そんな謝らないで」と優しく許して下さった。
やはり、お嬢様は女神だ。
その後、お嬢様の願い通りにエルハザード王国に旅行に出て、三日三晩お嬢様・・・あ、あ、アイシュを愛で・・・
そして今朝に至る。
お嬢様からは、散々アイシュと名で呼ぶように言われるのだが、中々染みついた習慣は抜けない。
それに夫となったからと言って、お嬢様がフローレンス侯爵家のお嬢様だということは変わらない。
い、いや・・・
若奥様か。
「んっ・・・リュカ?」
「おはようございます・・・いや、えと、おはよう」
「おはよう、旦那様」
旦那様!
その愛らしい笑顔に、俺はお嬢・・・アイシュを強く抱きしめた。
「ちょ、ちょっと・・・リュカ・・・んっ!」
何度も触れるだけのキスを繰り返して、そして深く口付ける。
腕の中で乱れるアイシュをベッドに縫い付け、強く、強く、俺のものだと印を付けていく。
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次に来る時は、その手に愛しい我が子を抱いて来ることになるのかと、頬が緩んだ。
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