冤罪で断罪されたら、魔王の娘に生まれ変わりました〜今度はやりたい放題します

みおな

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私を救った?

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 ノインが調査結果を持ってきたのは、私がパパたちに話した三日後だった。

 早くない?
というか、ノインって無茶苦茶優秀なのね。

「まず、ロゼ様・・・ここはローズリッテ公爵令嬢様とお呼びした方がいいですね」

「うん。私とローズリッテはもう別の人間だから」

「かしこまりました。では、ローズリッテ様とお呼びします。卒業パーティーの日、冤罪にて王太子の命で押さえつけられたローズリッテ様の首をおとしたのは、王太子付きの護衛騎士でした」

 護衛騎士。

 私を押さえつけていたのは、セドリックの側近の二人だったから、多分そうだとは思っていたけど。

「ローズリッテ様が命を落とした直後、入口の方から聖女が駆けて来て、ローズリッテ様の体を抱きしめたそうです。聖女はその断罪の場にいないよう、友人の令嬢に止められていたようですね」

「首のない体を抱きしめたの?」

「はい。首も一緒に抱きしめたそうですが。そして、止めようとする護衛や王太子をキッと睨み、その後禁呪と呼ばれる転生魔法を発動したそうです」

 あの、いつもニコニコと可愛らしい笑顔を浮かべてたレイニー様が、セドリック様を睨みつけるなんて。

「聖魔法の中でも、禁呪と呼ばれるもの。それが転生魔法です。己の全ての聖なる魔力と引き換えに、死者の魂を別の人間に移す魔法と言われています。生まれたばかりの自我のない赤子に移すのが普通らしいですが、その聖女は相当力が強かったのでしょう。生まれる前の、まだ子として成っていない魔王妃様の体内に宿られることになった」

 そんなに力のある方だったの。
なら、王太子であるセドリック様が彼女を求めても仕方なかったのかもしれない。

 冤罪と、殺したことは絶対許せないけど。

「そんなことが可能なのか」

 パパの問いかけに、ノインは頷く。

「もちろんある程度以上の力がなければ、発動すらままなりません。それに、本来はもっと聖女として歴を積んだ後に知らされる魔法らしく、何故彼女がそれを知って、しかも発動までやってのけたのか、その後相当問題になりました。彼女は全く口を割らなかったそうですが」

「その聖女・・・レイニー様は?」

「全ての聖なる魔力を失い、あの国から出て行ったようです。王太子は力がなくても聖女を手元に置きたかったみたいで、しばらくは探索していましたが、今は諦めたみたいですね」

「レイニー様は、王国では珍しい黒髪に黒目だったから、すぐに見つかりそうなのに」

「ああ、まだお伝えできていませんでしたが、聖女は聖力を全て使い果たしたせいなのかは分かりませんが、白髪になったようです。色素の薄い髪色の人間は多くいますからね。見分けにくくなったようですよ」


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