関白の息子!

アイム

文字の大きさ
191 / 323
秀頼ルート 徳川家存続作戦

次代へと(エロ度☆☆☆☆☆)

しおりを挟む
 当然と言えば当然だが、裏内には男部屋が無い。
 唯一の男であったはずの俺専用の屋敷はあれど、男子が産まれた時のことを考えていなかった。
 と言うか、それを考える必要があるのはまだまだ先だと思っていたのだ。

「よし、今日からこの屋敷は白寿たちが自由に使って良い男部屋としよう」

 そこは側室が増えても直ぐに対応できるようにと空き家になっていた屋敷。
 結局のところ、主にたらのせいで新しい側室と言う元気が沸かなかったが・・・・・・。

「・・・・・・父上、別に私は部屋が欲しいわけでは」

 ところが白寿は別に嬉しそうでもない。
 まぁ、ある意味女たちの楽園から引き離されるとでも思っているのかもしれない。

「白寿、侍女は何人欲しい?」

「・・・・・・は?」

 かつて父上が俺に楓や雪を与えてくれ、同時に母上から隠れられる部屋をくれた様に白寿にもそうしてやろうと思ったのだ。
 萬吉が育ったころに屋敷を新しく作るかこの屋敷の中の部屋を使わせるか・・・・・・。

 そうでなくても成人前には各大名家に帰さなければいけない。
 そう考えれば同じ屋敷で兄弟としての関係性を養うと言うのも良い。

 同じ女を取り合って争うなんてことが無ければいいけど・・・・・・。

「白寿、この屋敷に所属する侍女は好きにして良い」

「ほ、本当でございますか!?」

 目を爛々と輝かせるエロ根性はなかなかのもの。
 父上の血筋の濃さを感じさせる。
 ・・・・・・だが、そう考えると萬吉が異常なほどの絶倫に育ちそうで不安だけど。

「もちろんだ。着替えを覗こうと添い寝しようとそれ以上をしようと好きにして良い。此処での振る舞いに関しては基本的にお駒にも口出しさせない。それにな、お前に良い物もやろうと思ってな」

「良い物、ですか?」

「ああ。俺も小さい頃に悪戯する目的で、俺の父上、白寿にとっては爺様に貰ったんだけどな。新作もあるらしいから3日後に城に来るように申し付けてある」

 もちろん例の木彫り師だ。
 お下がりを、とも思ったけれど衛生面の問題もあるし俺自身定期的に買い替えていた。
 そう言った意味では結構な上客と言えなくもない。

「見て楽しむのも良いが、やはり触って女の反応というものを学ばなくてはな」

「は、はい!」

 うんうん、流石俺の子。
 お駒には相当嫌な顔をされそうだが、きっとこれで最上家再興も進むはずだ。

 衆道(いわゆるホモ)に走る大名も多い中で女に熱中するのは素晴らしいことだ。

「そういえばさ」

「はい?」

 少しだけ気になっていたことがある。
 お駒とたらが顔を合わせた時、少し、明らかにお駒の方が狼狽えていた。
 側室同士の仲は割と悪くなかったと思うのに、俺がいない間になにかあったのかもしれない。

「お駒とたらってもしかして喧嘩してる?」

「・・・・・・・・・・・・いえ、大の仲良しです」

 なんだよその間は!

「なんだよなにか知っているのか?」

「い、いえ。私はなにも」

 いや、慌てたそぶりで否定されても・・・・・・。
 なにかあってしかもそれを白寿に見られた、と。

「たら、凄かっただろ」

「はい・・・・・・って、違います。私はなにも見ていません!」

 あ、大体分かった。

 ふむ。それをネタに揶揄ってやるか?
 それとも・・・・・・。
 うん。やっぱり同時に呼んで弄ぶとするか。

「まぁ、それはともかく侍女も選ばなくてはな。ちなみにお気に入りの娘はいるのか?」

「え、え~と。うぅ、選ばないとだめですか?」

 おお、いったい何人欲しいんだ?
 俺の時は始めは2人だったし、これだけ小さい時期はそれでも持て余すと思うんだけどなぁ。

「うーん、まぁ、とりあえず言ってみなよ」

「じゃぁ、姉上を!」

「却下!」

 なんでお梅なんだよ!?
 てか、最近は福岡と大阪で離れていて顔も合わせていないはずなのに。

「もしかして、お梅のこと好きなの?」

「大好きです!」

 前言撤回、だな。
 女好きもある程度気を付けなくてはいけない。

 そりゃぁ、お梅の嫁ぎ先に困ってはいたけれど、兄弟にやるつもりはない。
 それくらいなら俺が、なんちて。

「父上?」

「うん? まぁ、それはともかく他は?」

「では――」

 つらつらと白寿が名前を上げる。
 一息も吐くことも無く10人ほど。

 中には俺が目を付けていた侍女の名もある。

「おお、お前もその娘に目を付けたか!」

「む、父上も、ですか?」

 心配そうな顔をするのは俺に占有されると思ったからだろうか?

「大丈夫、そもそも10人くらい屋敷の管理って意味でも必要だからな。全員この屋敷付きにしてやるよ」

「ありがとうございます!」

「でもな、同時にその娘達についてはお前が責任を持てよ?」

「は?」

「手を付けるからにはその娘の将来まで考えろよって話だ」

 なにもただ甘やかそうという話でも、エロの英才教育と言う話でもない。
 大名にしろ、皇帝にしろ民の生活を考えなければいけない。
 そのためにもいろいろな人の生活と将来を考えさせるのも必要だと思うのだ。

「いいな? 人の上に立つ者としてなにをするべきか考えるんだぞ」

「は、はい!」

 物分かりが良さそうで安心した。
 正直、父親としては情けないが、今は自分で学んでもらう方針で行かせてもらおう。

 お千のために手配したあれこれのためにも明日からは忙しくなる。

しおりを挟む
感想 61

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

ビキニに恋した男

廣瀬純七
SF
ビキニを着たい男がビキニが似合う女性の体になる話

性別交換ノート

廣瀬純七
ファンタジー
性別を交換できるノートを手に入れた高校生の山本渚の物語

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

処理中です...