転移特典としてゲットしたチートな箱庭で現代技術アリのスローライフをしていたら訳アリの女性たちが迷い込んできました。

山椒

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 魔力を半分まで使い果たすまで神殺し以外の武器を作ったが結局一億本の武器を作ったところでようやく半分を使い果たした。

 最初は神殺しを大量に作っていたがそれ以外の特攻武器や純粋な力の塊を持つ武器も作った。

 もう一生分の武器を生み出したと思いつつも箱庭の地下に収納した。

 俺の力ならどこにあっても関係なく取り出せるから地下で問題がない。

 そしてその日の最後にサブスクが見れるテレビにして、ついでに俺が持っているスマホもその機能を付けた。

 晩御飯を軽く食べてから俺はエイルさんが寝ている部屋の隣に入ってサブスクで見れていなかったアニメを見ながらその日は寝落ちした。

 翌日、俺が目を覚めた時にはすでにエイルさんが起きてリビングでテレビを見ていた。

「おはようございます、エイルさん」
「あっ! おはようございます優斗様!」

 元気な様子を見せてくれるエイルさんだが、一応聞いておく。

「体調は大丈夫ですか?」
「はい、もう大丈夫です。それも優斗様のおかげです」
「特にすごいことはしていませんよ」
「いいえ、優斗様が優しくしてくださったおかげです」

 まあそう言われるのなら胸を張っておこう。

「それよりもごめんなさい!」
「えっ、どうしたんですか?」

 急に謝ってくるエイルさんにびっくりしてしまう。

「その……黙ってテレビを見てしまって……」

 エイルさんは少し恥ずかしそうにそう言ってくる。

 可愛くてついつい笑ってしまうがそんなこと気にならない。

「大丈夫ですよ。テレビが好きならいくらでも見てください」
「いえ、その……洗濯や掃除をしようと思ったのですが……分からなくて」

 分からないし触ってもいいのか分からなくて、やることがなくてテレビを見ていたわけか。

 まあ一言で言うなれば可愛い。しかもそうしたことが悪いと思っているから純粋で、滾ってくるな。これから自堕落にさせていくという気持ちが強くなる。

「今はしっかりと休んでください。家事については俺がしますよ」
「い、いえ! そういうわけにはいきません! こんな素敵な家に住まわせていただいているので家事くらいはさせてください!」

 元が真面目な性格だから簡単に自堕落にはできないか。

「いえいえ、今は大丈夫ですよ」
「いいえ、させてください!」

 さすがにここは譲れないだろうな。真面目だから。

「分かりました。それなら洗濯機の使い方を教えます」
「洗濯機?」
「自動で洗濯してくれる機械のことです」
「そ、そんなものもあるのですね……」

 俺は洗濯機がある洗面室にエイルさんを連れて向かう。

「エイルさんが着ていた服はどうしますか?」

 あの服をどうするのか聞きそびれていた。だがボロボロになっているから捨てた方がいいような気はするがエイルさんがどうするかだからな。

「……残しておきます。これまで一緒に戦ってきた仲間ですから」
「分かりました。それなら綺麗にしておきますね」

 新品にするのは簡単だけどそういう思い出の類は人が直した方がいいだろう。

「さすがに優斗様にそのようなことをしていただくわけにはいきません。私がやります」
「裁縫とかできるんですか?」
「……その、たぶん、できると……」

 あっ、これはできないやつだ。

 えっ、それじゃあ家事もできないんじゃないか? 真面目な性格だけど今までやったことがないものでもやろうとしているわけか。

「……もしかして家事をしたことがないですか?」

 エイルさんは気まずそうに頷いた。

「やりたいというのなら止めません。一から教えます」
「ありがとうございます……!」

 教えるって言ってもなー。ここのことを教えたら絶対に異世界に戻った時に不便で大変だと思うはずだ。

 でも異世界の生活のものに合わせるわけにはいかないからな……まあその時考えるか。

 いざとなれば家電をエイルさんのところに送ればいいし。
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