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「わぁ……知っているものと全く違います!」
エイルさんは回っている洗濯機の中を覗き込んで興奮している様子だった。
「冬の洗濯は大変だと聞きましたが、これなら全く大変ではありませんね!」
「俺がいた世界はそういうことを解消しようと発明をしてきましたから」
「……すごいです。魔法の発展がない世界で、科学の発展がここまですごいとは思いもしませんでした」
「もしかしたらこちらの世界でもいずれ発展するかもしれませんね」
「……そう、ですね」
俺の希望的観測をあまり強く肯定しなかったエイルさん。
「何かあるんですか?」
「……優斗様は私がいた世界のことを何かご存知ですか?」
「いや、あまり知らないですね」
興味がなかったから異世界にきた時から全く異世界に触れていないからな。
「それなら少しだけ私がご説明しますね」
「おぉ、お願いします」
この話になって知らないままだともやもやが残るからな。
「人間と魔族。この二つの種族は長らく争っています」
それなら前の世界でも国同士で争っていた時期はいつもある。平和になったのも百年も経っていないし。
「これは人間と魔族の問題ではないのです」
「というと?」
「人間側の神々と魔族側の神々による代理戦争となっているのです」
「は? 人間と魔族の争いは最初からそうなっているんですか?」
「いえ、最初は違っていたと聞きます。ですが神々が加護を与え始めてからその色が見え始めたみたいです。なので加護を失うことを恐れた者たちは便利な文明よりも殺傷能力がある魔法の展開を望むと思います」
う、うわぁ……なんかめっちゃやばいよな、それ。
先祖の誇りもない戦いはしんどいものだろう。
ただ魔法の発展もまた現代文明のように新たな道につながるかもしれないがそうなるまでにどれほど時間がかかることやら。
「アイテル聖王国はどうだったんですか?」
「アイテル聖王国は保守的だったので戦いには進んで参加はしていません。何より加護を神聖視していますのでむやみやたらに使おうとはしません」
おぉ、そこはいいところだな。だがまあもう少しでアイテル聖王国が潰れるかもしれないってのを考えると感慨深いものだなぁ。
それにしても神々の代理戦争か。それはあまりにもばかばかしい感じがするな。
「それがいいことなのか悪いことなのかは分かりませんけど、ここではその話を聞くことはないです」
ここには普通の人では入ってこれない。
まあ神が誘導すれば入ってくるが今のところ神を殺すという対策をとっているからひとまずは安心している。
「はい、今は少しだけ離れていたいと思います」
いつか出るその時にでも世界のことを考えたらいい。
「さ、それよりも朝ご飯を食べましょう」
そんなじめっとした話はここで終わりだ。
「はい! 今日はお手伝いします!」
料理もやったことがないんだろうがそれは教えればいい。
そうすれば女の子の手料理を食べれるんだからな。
エイルさんは回っている洗濯機の中を覗き込んで興奮している様子だった。
「冬の洗濯は大変だと聞きましたが、これなら全く大変ではありませんね!」
「俺がいた世界はそういうことを解消しようと発明をしてきましたから」
「……すごいです。魔法の発展がない世界で、科学の発展がここまですごいとは思いもしませんでした」
「もしかしたらこちらの世界でもいずれ発展するかもしれませんね」
「……そう、ですね」
俺の希望的観測をあまり強く肯定しなかったエイルさん。
「何かあるんですか?」
「……優斗様は私がいた世界のことを何かご存知ですか?」
「いや、あまり知らないですね」
興味がなかったから異世界にきた時から全く異世界に触れていないからな。
「それなら少しだけ私がご説明しますね」
「おぉ、お願いします」
この話になって知らないままだともやもやが残るからな。
「人間と魔族。この二つの種族は長らく争っています」
それなら前の世界でも国同士で争っていた時期はいつもある。平和になったのも百年も経っていないし。
「これは人間と魔族の問題ではないのです」
「というと?」
「人間側の神々と魔族側の神々による代理戦争となっているのです」
「は? 人間と魔族の争いは最初からそうなっているんですか?」
「いえ、最初は違っていたと聞きます。ですが神々が加護を与え始めてからその色が見え始めたみたいです。なので加護を失うことを恐れた者たちは便利な文明よりも殺傷能力がある魔法の展開を望むと思います」
う、うわぁ……なんかめっちゃやばいよな、それ。
先祖の誇りもない戦いはしんどいものだろう。
ただ魔法の発展もまた現代文明のように新たな道につながるかもしれないがそうなるまでにどれほど時間がかかることやら。
「アイテル聖王国はどうだったんですか?」
「アイテル聖王国は保守的だったので戦いには進んで参加はしていません。何より加護を神聖視していますのでむやみやたらに使おうとはしません」
おぉ、そこはいいところだな。だがまあもう少しでアイテル聖王国が潰れるかもしれないってのを考えると感慨深いものだなぁ。
それにしても神々の代理戦争か。それはあまりにもばかばかしい感じがするな。
「それがいいことなのか悪いことなのかは分かりませんけど、ここではその話を聞くことはないです」
ここには普通の人では入ってこれない。
まあ神が誘導すれば入ってくるが今のところ神を殺すという対策をとっているからひとまずは安心している。
「はい、今は少しだけ離れていたいと思います」
いつか出るその時にでも世界のことを考えたらいい。
「さ、それよりも朝ご飯を食べましょう」
そんなじめっとした話はここで終わりだ。
「はい! 今日はお手伝いします!」
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そうすれば女の子の手料理を食べれるんだからな。
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