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「リリス、配信するにあたってのルールを作っておくぞ」
「ルール?」
リリスが俺とエイルの手伝いをやめて仕事をすると約束した次の日、ルールを俺の頭の中で固めたからリリスに話しかける。
こうして文字だけを見るとリリスが俺とエイルの子供みたいに思えてならない。
「ただダラダラ配信をしているだけだと目標もないし面白くないだろ? それにやる気につながる」
「……そうだね」
リリスは目をそらしたからおそらくダラダラ配信を続けてお酒を飲もうとしていたのだろう。
「リリスが無理だと思うルールがあれば遠慮なく言ってくれ」
「そんなこと言われなくても言うから大丈夫」
だろうな。念のために言っておいただけだ。
「じゃあまずお酒だな。配信をやればお酒一本だ」
「えー、無制限じゃダメ? 仕事をしているんだし」
「それを今から話すんだ」
配信をやっただけで無制限なんて無秩序にもほどがあるからな。
「配信をやればその日はお酒一本。チャンネル登録者が百人増えるごとに一本。再生数が千ごとに一本。これでどうだ?」
ぶっちゃけこういう話はあまり詳しくないからこれくらいでいいんじゃないかってものを提示している。
「うーん、よく分からないよねー」
「ま、俺もそうだからそこら辺は適宜相談して決めるが、そういうルールにするってことで大丈夫だな?」
「分からないし……あっ、それなら稼いだ金額っていうのはどう? 配信者ってお金を投げてもらっているじゃんか」
「……本当にそれでいいんだな?」
「えっ」
俺もそれを考えたが稼いだお金となれば色々と考えないといけないことがある。
「お金ってことで考えれば稼いだ分だけお酒は飲んでもいい」
「まじ?」
「頑張っている証拠だし人気の証拠だからな。ただし、そうなった場合はシビアな話をする必要がある」
「えー、そんなこと考えなくていいじゃんかー」
「いやそれだと無限にお酒を飲むからな」
人気が出てしまった場合、リリスの部屋がお酒だらけになってしまう。
そんなことになれば目も当てられないしエイルが悲しむだろうからな。
「まず配信をするための機材だが、これは俺に借金をして一式揃えることになる」
「まじ? 揃えてくれないの?」
「お金の話になるのならそうなるな。まあそれ以外のことではお金をとらないから安心しろ」
家賃とか光熱費とか食費とか、そういうのを一瞬だけ考えたがそれはさすがにやめておいた。
さすがにここを暮らすことを認めた以上その世話はしないといけないからな。このチートな箱庭にいることを俺が認めたものはすべて健康的に生きる権利がある。
まあこういう時は例外だしお酒というダメ生物が完成するのは不本意だ。
「さぁどっちにする? 条件付きでお酒を飲めるのと稼いだお金でお酒を飲む。どちらでも構わないぞ」
「うーん……」
リリスは目を閉じて考えている。
ちなみに今図書館に行っているエイルにはこのことをあらかじめ伝えている。
エイル的には健全にやっているのならどれだけお酒を飲むことになっても大丈夫、という回答を得ていた。
エイルはそういうところは優しいからな。ちゃんと働き、報酬で贅沢をする分には全く問題ない感じだ。
たぶんサキュバスだから、という理由もあるんだろうな。
しかもエイルは今の生活が贅沢だと思っているから本当にいい子だ。
「――決めた」
「どっちだ?」
「稼いだお金で飲む。そっちの方が飲めそうだし」
「人気が出なかったらお酒なしだぞ?」
「……配信をしたら一本はつけてくれない?」
「分かった、さすがにそこはつける」
それでリリスが精神的に病んだら困るからな。まあ俺ならすぐに治せるけど。
「それじゃあ早速機材を出してー」
「パソコンのスペックはどうするつもりだ?」
「一番最高なの」
「それで困るのはリリスだぞ。言っておくが借金が返済されるまでお酒はなしだからな」
「一本あれば平気平気ー。それにどうせ高いものにするんだから最初からそれでいいでしょー」
まあその考えは分からなくもないが……考えるこちらの身にもなってほしいものだ。
パソコンで高いものだと百万は軽く超えるからなー。
このチートな箱庭は何でも作ることができる。それこそスーパーコンピューターのスペックをデスクトップパソコンで再現することだって簡単にできる。
そうなれば百万では済まないわけだが……まあ、そこら辺は優しさで価格を考えるか。
「ルール?」
リリスが俺とエイルの手伝いをやめて仕事をすると約束した次の日、ルールを俺の頭の中で固めたからリリスに話しかける。
こうして文字だけを見るとリリスが俺とエイルの子供みたいに思えてならない。
「ただダラダラ配信をしているだけだと目標もないし面白くないだろ? それにやる気につながる」
「……そうだね」
リリスは目をそらしたからおそらくダラダラ配信を続けてお酒を飲もうとしていたのだろう。
「リリスが無理だと思うルールがあれば遠慮なく言ってくれ」
「そんなこと言われなくても言うから大丈夫」
だろうな。念のために言っておいただけだ。
「じゃあまずお酒だな。配信をやればお酒一本だ」
「えー、無制限じゃダメ? 仕事をしているんだし」
「それを今から話すんだ」
配信をやっただけで無制限なんて無秩序にもほどがあるからな。
「配信をやればその日はお酒一本。チャンネル登録者が百人増えるごとに一本。再生数が千ごとに一本。これでどうだ?」
ぶっちゃけこういう話はあまり詳しくないからこれくらいでいいんじゃないかってものを提示している。
「うーん、よく分からないよねー」
「ま、俺もそうだからそこら辺は適宜相談して決めるが、そういうルールにするってことで大丈夫だな?」
「分からないし……あっ、それなら稼いだ金額っていうのはどう? 配信者ってお金を投げてもらっているじゃんか」
「……本当にそれでいいんだな?」
「えっ」
俺もそれを考えたが稼いだお金となれば色々と考えないといけないことがある。
「お金ってことで考えれば稼いだ分だけお酒は飲んでもいい」
「まじ?」
「頑張っている証拠だし人気の証拠だからな。ただし、そうなった場合はシビアな話をする必要がある」
「えー、そんなこと考えなくていいじゃんかー」
「いやそれだと無限にお酒を飲むからな」
人気が出てしまった場合、リリスの部屋がお酒だらけになってしまう。
そんなことになれば目も当てられないしエイルが悲しむだろうからな。
「まず配信をするための機材だが、これは俺に借金をして一式揃えることになる」
「まじ? 揃えてくれないの?」
「お金の話になるのならそうなるな。まあそれ以外のことではお金をとらないから安心しろ」
家賃とか光熱費とか食費とか、そういうのを一瞬だけ考えたがそれはさすがにやめておいた。
さすがにここを暮らすことを認めた以上その世話はしないといけないからな。このチートな箱庭にいることを俺が認めたものはすべて健康的に生きる権利がある。
まあこういう時は例外だしお酒というダメ生物が完成するのは不本意だ。
「さぁどっちにする? 条件付きでお酒を飲めるのと稼いだお金でお酒を飲む。どちらでも構わないぞ」
「うーん……」
リリスは目を閉じて考えている。
ちなみに今図書館に行っているエイルにはこのことをあらかじめ伝えている。
エイル的には健全にやっているのならどれだけお酒を飲むことになっても大丈夫、という回答を得ていた。
エイルはそういうところは優しいからな。ちゃんと働き、報酬で贅沢をする分には全く問題ない感じだ。
たぶんサキュバスだから、という理由もあるんだろうな。
しかもエイルは今の生活が贅沢だと思っているから本当にいい子だ。
「――決めた」
「どっちだ?」
「稼いだお金で飲む。そっちの方が飲めそうだし」
「人気が出なかったらお酒なしだぞ?」
「……配信をしたら一本はつけてくれない?」
「分かった、さすがにそこはつける」
それでリリスが精神的に病んだら困るからな。まあ俺ならすぐに治せるけど。
「それじゃあ早速機材を出してー」
「パソコンのスペックはどうするつもりだ?」
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「それで困るのはリリスだぞ。言っておくが借金が返済されるまでお酒はなしだからな」
「一本あれば平気平気ー。それにどうせ高いものにするんだから最初からそれでいいでしょー」
まあその考えは分からなくもないが……考えるこちらの身にもなってほしいものだ。
パソコンで高いものだと百万は軽く超えるからなー。
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