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第1章 成長
第11話 大人
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「うわ~! これがショートソードか~。って本当にいいのか? 買ってもらって?」
「うん。一晩泊めてもらったからね」
「泊めたって……。いつか返すから!」
報酬をもらったので私はラッドに剣を買ってあげた。最初に彼と出会った時に出していた屋台のおじさんから剣を買った。
トトおじさんとは違ってラッドを見ると睨みつけてきた。それでもショートソードを適正価格で売ってくれたのでよかった。
「これが100キットか~……。あ! みんなの食事も買わねえと。またトトさんの所で、と思ったけど、足りないよな~」
ラッドはショートソードを抜いて、ため息に似た声を出す。大きな買い物って買った後に後悔するんだよね~。って私が買ったんだから彼が後悔しなくてもいいのに。
「兄弟たちにはお腹いっぱい食べさせてやりたい。もちろん、ファムもな」
「ふふ、私は大丈夫だよ。食べなくても」
「それはダメだ! 俺よりも小さいんだから食べないとな。どうにかしてお金を作らないとな~」
私と話しながら周りを見回すラッド。屋台のおじさん達はそれぞれ違う反応をしてくる。
商品を手で隠す人もいれば、温かい視線で見守ってくれる人。後者はトトおじさん。
「おい! 嬢ちゃんとラッド。あまり周りを脅すなよ。怖がってるぞ」
「怖がってるってなんだよ。人を猛獣みたいに。俺はもう盗みはやらないから安心しろよ」
「ははは、言って納得させるには買い物が足りないぞ。剣一本じゃなくて俺の所でも買っていけよ」
トトおじさんが声をかけてくる。
昨日は肉しか刺さっていない串を売っていたのに、今日は野菜も刺さってる。そのせいか、少し安くなってる。
「じゃあ。75キットで買える分だけくれよ」
「あいよ。毎度あり。おまけして11本だな」
「え!? そんなに買えるのか?」
「ああ、野菜が入ってるからな。何嫌そうな顔してんだ? 野菜も食わないとダメだぞ」
ラッドとトトおじさんは仲良く会話をしてる。彼は人たらしなのかもしれない。ラッドと関わった人はみんな笑顔になっていく。まあ、いままでがいままでだからかもしれないけど。
周りの別の屋台の人を見ると感心して彼を見つめてる。
「こんばんはファム様」
「あ、ガストンさん。こんばんは」
ラッドとトトおじさんの会話を聞いていると城門の方からガストンさんが歩いてきて声をかけてくれる。
「ファム。これだけ買えたぞ! ってガストンだ!?」
「おいおい、悪ガキネズミじゃねえか。ファム様と知り合いなのか?」
ラッドが怯えて私の体を盾にしてくる。ガストンさんはため息をついて私を見つめてきた。
「なんで貴族様がこんなガキと?」
「ごめんなさいガストンさん。私は貴族じゃないの。この服は確かに貴族様の服なんだけどね」
「ん? どういうことだ?」
ガストンさんが怪訝な表情で聞いてくる。
私はメリナ様とのことを私が戦闘した事を抜いて話した。流石に私が盗賊を倒したなんて嘘だと思うからね。
「なるほどな~。確かにメリナ様なら同年代の少女と出会ったら仲良くなろうとするかもな。しかし、盗賊が王族の馬車を襲ったのか。物騒な世の中だな」
馬車は襲われてレナリスさんが倒したことにしておいた。
そこにたまたま立ち寄った私が、たまたま傷薬を持っていて助けたということにしておいた。その恩返しで服をもらう。完璧。
「まあなんだ。町の問題児を教育しているってことでいいんだな?」
「うん。盗みをして私に渡してくるんだもん。これは教育しがいがあると思ったわ」
「な、なんだよファムまで……」
ガストンさんの問いかけに私は大きく頷いて後ろに隠れていたラッドの頭に手を置く。私よりも背が高いくせに隠れようと低くなってる。
ガストンさんはそれだけ怖い人ってことなのかな?
「ラッドはこっちでも手を焼いたよ。町での逃走でそいつに勝てる奴はいないだろうな」
「へ~、早いんだ?」
「へへへ、ジャーメイノは俺の庭だから」
ガストンさんがため息交じりに教えてくれる。感心してラッドを見つめると頬を赤くして照れてる。別に褒めてないんだけどな。
「褒めてねえからな! まったく、ファムちゃんでいいか? 教育頼むぜ」
「あ、はい。わかりました」
ガストンさんはそう言って町の中に消えていった。
彼はしっかりした大人だな~。ラッドみたいな問題児の心配をしてるなんてさ。
「あ、ガストンの奴歓楽街に行ったぜ。だから嫁がいないんだよな~」
「……」
前言撤回。まったく、碌な大人がいない。ってトトおじさんは優秀よね。今日もおまけしてくれたし。
でも、ガストンさんは娘がいるって言ってたよね。気になる。
「嬢ちゃん。(また来てくれよ。今度は野菜だけの串も用意するからな。しっかり食べさせてしっかりと働かせるんだ)」
「え? あ、はい。じゃあ、またきます」
「おう! ラッドもまたな!」
トトおじさんを心の中で崇拝していると彼がコソコソと話してくる。
お腹いっぱいにしてラッドを飼いならせってことかな?
トトおじさんの声にラッドは恥ずかしそうにお辞儀をして岐路に立つ。
「なんだかみんな優しくて気持ち悪いな~。どうしちゃったんだ?」
「ふふ、みんな応援してるのよ」
「そうなのか? 仕事をするとこんなに違うんだな」
ラッドは不思議そうに遠ざかる後方を見て呟く。
トトおじさん達は期待してるんだよね。孤児でもやれば出来るっていうことを。
孤児でもがんばったら社長になれました。みたいに、下剋上はどの時代でも面白い物語だもの。
「お~い帰ったぞ~」
「あ~ラッドお兄ちゃん! ファムお姉ちゃんお帰りなさ~い」
ラッドのテントに戻ってくるとみんなが迎えてくれる。野菜の刺さった焼き串を手渡すとみんな美味しそうに平らげていく。好き嫌いはないみたい、いい子達だな~。
「あのファムさん。魔法を教えてもらっていいですか?」
「ユマ君? 魔法を?」
「は、はい」
1本の焼き串を食べ終わるとユマ君が声をかけてくる。彼は魔法を覚えたいみたい。
「ユマ? お前は体が弱いんだから無理するな」
「ラッド兄さん。僕もみんなの役に立ちたいんだ。ファムさんみたいな生活魔法を覚えたいんだよ」
ユマ君は決意の満ちた瞳を私に向けてくる。
今日は咳き込むこともないみたい。お肉を食べたから少しは元気になったのかな?
というか【ウォッシュ】は生活魔法っていう分類なんだね。知らなかった。だから、詠唱はいらないのかな?
「私も自分で覚えたから魔法名しかわからないよ」
「魔法名? じゃあ、【ウォッシュ】っていえばいいんですか?」
「うん、私はそれで使える」
「そうか……ファムさんは凄いな~。魔法は詠唱がないと体が疲れちゃうって聞いたのに」
私の説明を聞いて落ち込むユマ君。そうか、普通の人は詠唱がないと魔法を行使できないのか。
「僕にはまだ無理なのかな」
ユマ君は何度か自分にウォッシュを使おうとしていた。だけど、うまくいかなくて落ち込んでる。
最初からうまくいくのは私くらいしかいないと思う。でも、魔法の反応みたいのは行使されてる。薄っすらと光るからわかりやすいんだけど。彼ならすぐに使えるようになると思う。
「うん。一晩泊めてもらったからね」
「泊めたって……。いつか返すから!」
報酬をもらったので私はラッドに剣を買ってあげた。最初に彼と出会った時に出していた屋台のおじさんから剣を買った。
トトおじさんとは違ってラッドを見ると睨みつけてきた。それでもショートソードを適正価格で売ってくれたのでよかった。
「これが100キットか~……。あ! みんなの食事も買わねえと。またトトさんの所で、と思ったけど、足りないよな~」
ラッドはショートソードを抜いて、ため息に似た声を出す。大きな買い物って買った後に後悔するんだよね~。って私が買ったんだから彼が後悔しなくてもいいのに。
「兄弟たちにはお腹いっぱい食べさせてやりたい。もちろん、ファムもな」
「ふふ、私は大丈夫だよ。食べなくても」
「それはダメだ! 俺よりも小さいんだから食べないとな。どうにかしてお金を作らないとな~」
私と話しながら周りを見回すラッド。屋台のおじさん達はそれぞれ違う反応をしてくる。
商品を手で隠す人もいれば、温かい視線で見守ってくれる人。後者はトトおじさん。
「おい! 嬢ちゃんとラッド。あまり周りを脅すなよ。怖がってるぞ」
「怖がってるってなんだよ。人を猛獣みたいに。俺はもう盗みはやらないから安心しろよ」
「ははは、言って納得させるには買い物が足りないぞ。剣一本じゃなくて俺の所でも買っていけよ」
トトおじさんが声をかけてくる。
昨日は肉しか刺さっていない串を売っていたのに、今日は野菜も刺さってる。そのせいか、少し安くなってる。
「じゃあ。75キットで買える分だけくれよ」
「あいよ。毎度あり。おまけして11本だな」
「え!? そんなに買えるのか?」
「ああ、野菜が入ってるからな。何嫌そうな顔してんだ? 野菜も食わないとダメだぞ」
ラッドとトトおじさんは仲良く会話をしてる。彼は人たらしなのかもしれない。ラッドと関わった人はみんな笑顔になっていく。まあ、いままでがいままでだからかもしれないけど。
周りの別の屋台の人を見ると感心して彼を見つめてる。
「こんばんはファム様」
「あ、ガストンさん。こんばんは」
ラッドとトトおじさんの会話を聞いていると城門の方からガストンさんが歩いてきて声をかけてくれる。
「ファム。これだけ買えたぞ! ってガストンだ!?」
「おいおい、悪ガキネズミじゃねえか。ファム様と知り合いなのか?」
ラッドが怯えて私の体を盾にしてくる。ガストンさんはため息をついて私を見つめてきた。
「なんで貴族様がこんなガキと?」
「ごめんなさいガストンさん。私は貴族じゃないの。この服は確かに貴族様の服なんだけどね」
「ん? どういうことだ?」
ガストンさんが怪訝な表情で聞いてくる。
私はメリナ様とのことを私が戦闘した事を抜いて話した。流石に私が盗賊を倒したなんて嘘だと思うからね。
「なるほどな~。確かにメリナ様なら同年代の少女と出会ったら仲良くなろうとするかもな。しかし、盗賊が王族の馬車を襲ったのか。物騒な世の中だな」
馬車は襲われてレナリスさんが倒したことにしておいた。
そこにたまたま立ち寄った私が、たまたま傷薬を持っていて助けたということにしておいた。その恩返しで服をもらう。完璧。
「まあなんだ。町の問題児を教育しているってことでいいんだな?」
「うん。盗みをして私に渡してくるんだもん。これは教育しがいがあると思ったわ」
「な、なんだよファムまで……」
ガストンさんの問いかけに私は大きく頷いて後ろに隠れていたラッドの頭に手を置く。私よりも背が高いくせに隠れようと低くなってる。
ガストンさんはそれだけ怖い人ってことなのかな?
「ラッドはこっちでも手を焼いたよ。町での逃走でそいつに勝てる奴はいないだろうな」
「へ~、早いんだ?」
「へへへ、ジャーメイノは俺の庭だから」
ガストンさんがため息交じりに教えてくれる。感心してラッドを見つめると頬を赤くして照れてる。別に褒めてないんだけどな。
「褒めてねえからな! まったく、ファムちゃんでいいか? 教育頼むぜ」
「あ、はい。わかりました」
ガストンさんはそう言って町の中に消えていった。
彼はしっかりした大人だな~。ラッドみたいな問題児の心配をしてるなんてさ。
「あ、ガストンの奴歓楽街に行ったぜ。だから嫁がいないんだよな~」
「……」
前言撤回。まったく、碌な大人がいない。ってトトおじさんは優秀よね。今日もおまけしてくれたし。
でも、ガストンさんは娘がいるって言ってたよね。気になる。
「嬢ちゃん。(また来てくれよ。今度は野菜だけの串も用意するからな。しっかり食べさせてしっかりと働かせるんだ)」
「え? あ、はい。じゃあ、またきます」
「おう! ラッドもまたな!」
トトおじさんを心の中で崇拝していると彼がコソコソと話してくる。
お腹いっぱいにしてラッドを飼いならせってことかな?
トトおじさんの声にラッドは恥ずかしそうにお辞儀をして岐路に立つ。
「なんだかみんな優しくて気持ち悪いな~。どうしちゃったんだ?」
「ふふ、みんな応援してるのよ」
「そうなのか? 仕事をするとこんなに違うんだな」
ラッドは不思議そうに遠ざかる後方を見て呟く。
トトおじさん達は期待してるんだよね。孤児でもやれば出来るっていうことを。
孤児でもがんばったら社長になれました。みたいに、下剋上はどの時代でも面白い物語だもの。
「お~い帰ったぞ~」
「あ~ラッドお兄ちゃん! ファムお姉ちゃんお帰りなさ~い」
ラッドのテントに戻ってくるとみんなが迎えてくれる。野菜の刺さった焼き串を手渡すとみんな美味しそうに平らげていく。好き嫌いはないみたい、いい子達だな~。
「あのファムさん。魔法を教えてもらっていいですか?」
「ユマ君? 魔法を?」
「は、はい」
1本の焼き串を食べ終わるとユマ君が声をかけてくる。彼は魔法を覚えたいみたい。
「ユマ? お前は体が弱いんだから無理するな」
「ラッド兄さん。僕もみんなの役に立ちたいんだ。ファムさんみたいな生活魔法を覚えたいんだよ」
ユマ君は決意の満ちた瞳を私に向けてくる。
今日は咳き込むこともないみたい。お肉を食べたから少しは元気になったのかな?
というか【ウォッシュ】は生活魔法っていう分類なんだね。知らなかった。だから、詠唱はいらないのかな?
「私も自分で覚えたから魔法名しかわからないよ」
「魔法名? じゃあ、【ウォッシュ】っていえばいいんですか?」
「うん、私はそれで使える」
「そうか……ファムさんは凄いな~。魔法は詠唱がないと体が疲れちゃうって聞いたのに」
私の説明を聞いて落ち込むユマ君。そうか、普通の人は詠唱がないと魔法を行使できないのか。
「僕にはまだ無理なのかな」
ユマ君は何度か自分にウォッシュを使おうとしていた。だけど、うまくいかなくて落ち込んでる。
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