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第1章
第4話 ステータス
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「我に触れろ。そうすれば見えるはずだ……、です」
「バブ」
なぜか敬語に言い直すダーク、別に敬語じゃなくてもいいのにな。と言うのも何なのでとりあえず、近づいて大きな手に触る。
まじかでみると更に大きく感じる。手だけで僕の何倍もあるよ。って赤ん坊である僕と比べても仕方ないか。
アーリー 0歳 LV 120
HP 400000
MP 200000
STR 85000
DEF 79000
DEX 80000
AGI 90000
MND 47000
INT 50000
【幸せ】【経験値100倍】
わ~お、やっぱりすごいことになってた~。0だったMPもちゃんと数字が入ってる。それも凄い数字。ほんと失格紋はいらなかったな。
街にいるときは50レベルだったはず、ここまでの歩みで120に上がったってことか~。
やっぱり、室内よりも屋外の方が経験値が多いのかな?
ってそんなわけはないよね。普通にそれだけ歩いたって事だろう。
「スキルは二つしか持っていない。特別強い魔法を持っているわけでもない。魔法でならばあるいは……」
ぶつぶつと変なことを言っているダーク。僕が見ていることに気が付くと器用に手をコネコネして、
「我を……。私を家来にしてください。何でもします」
「ば~ぶ~?」
ん? 今、何でもって言った?
「ほ、本当でございますマスター」
「ブ~」
聞こえてなかったと思っているのかね君? って感じで重役みたいな声をあげる。ダークはコネコネと胡麻をするポーズ、眷属にもさせていて必死だ。
近くに置いて食べられても嫌だしな~。
「家来の契約は奴隷契約でございます。決してあなた様に危害など加えません。こ、こう見えても私はダークフェンリルという種族ですので最強ですよ。決して損はさせません!」
僕の考えを察したのか、ダークは必死にアピールしてきた。
そうか~、奴隷契約できるんだったら別にいいかな~。それにモフモフは欲しいし。ダークは奴隷契約の説明もしてくれた。
奴隷契約は主人に攻撃できないというもの。さらには命令は絶対に従わなくてはいけないという厳しいもの。それなら大丈夫だと思うんだけど。
それにお父さんたちに寒い思いをさせない為に森に来たから、モフモフを得られるんだったら、ちょうどいいかも。
「バブ!」
「あ、ありがとうございます」
ダークと眷属たちは地面に額をこすりつけてお礼をいってきた。いわゆる土下座ってやつだな。狼なのに器用なことだ。
何はともあれ頼もしい仲間が出来ました。
「眷属たちは私の影に入っていろ」
「バブ~」
ダークの声でダークの犬達は影に入って行く。便利だな~と声をあげるとダークは得意げに胸を張ってるよ。
「では契約いたします」
ブンッ、ダークの言葉と共に地面に大きな魔法陣が描かれた。
「我の名はダーク。今から我ダークはマスター【アーリー様】の奴隷となることを【神】ティリアスに誓う」
言い終わると魔法陣が金色に輝き、空に打ちあがった。空に魔法陣が描かれて雲が巻き込まれて天へと昇っていく。
『ふふ、誓いを受け取ったわダーク。励みなさい』
声が直接脳に聞こえてきた。本当にティリアス様契約してるんだな。
「笑っていただと? ……。ちぃ! そういうことか」
唇をかみしめるダーク。何か嫌なことでもあったのかな?
「マスターも知らぬことでしょうな。あの女はそういう女です。掌で人が右往左往するのを楽しんでいるのです」
首を傾げているとダークがそういってきた。ティリアス様の事を知っているのかな?
「我、いや私はダークフェンリル。神のひざ元から落ちた狼です。知らぬ存在ではありません」
聡い彼は僕の表情だけで何が聞きたいのかわかるみたいだ。声をあげずとも話してくれる。
「近くに野営の集団がいましたね。マスターはそこからきたと判断いたしますが帰りますか?」
「バブ!」
森に来た目的も終わったので帰ることにする。目的をダークに言ったら驚くだろうな。本当は死闘が繰り広げられていた可能性があるんだからさ。
しかし、こんな大きな狼が帰ったら驚くだろうな。
「では人化の魔法を」
ボンッという音と共にダークが黒髪美人に変身してしまった。……メスだったのか? 彼とか思っていて失礼だったな。これを教訓にしよう。
「髪の色は目立ちますな。マスターと同じ金髪にしておきましょう」
腰まで伸びる髪を両手でスルッと触ると黒髪が金髪に変わっていく。確かに今まで見てきて黒髪の人はいなかったな。
しかし、美人さんだな~。ってこれじゃ、もふもふ触れないじゃないか!
ダークは黒い革ジャンみたいな服になっている。モフのモの字もないよ。
「バブバブ!」
「え? どうされたのですかマスター……。流石に何を言っているのかわかりません。少し記憶を読ませていただきます」
「バブ?」
ダークはそういって僕の頭に手を触れた。記憶を読むって凄いな~。って前世の記憶も?
「なるほどなるほど、両親が寒い思いをしていたので毛皮を得ようとやってきたのですね……。これって私、死んでいたやつ?」
「バブバブ」
ダークは記憶を読むと顔を青くさせていた。サ~っと血の気の引く音が聞こえました。
記憶と言っても前世は見えなかったみたいだな。
「バブ」
なぜか敬語に言い直すダーク、別に敬語じゃなくてもいいのにな。と言うのも何なのでとりあえず、近づいて大きな手に触る。
まじかでみると更に大きく感じる。手だけで僕の何倍もあるよ。って赤ん坊である僕と比べても仕方ないか。
アーリー 0歳 LV 120
HP 400000
MP 200000
STR 85000
DEF 79000
DEX 80000
AGI 90000
MND 47000
INT 50000
【幸せ】【経験値100倍】
わ~お、やっぱりすごいことになってた~。0だったMPもちゃんと数字が入ってる。それも凄い数字。ほんと失格紋はいらなかったな。
街にいるときは50レベルだったはず、ここまでの歩みで120に上がったってことか~。
やっぱり、室内よりも屋外の方が経験値が多いのかな?
ってそんなわけはないよね。普通にそれだけ歩いたって事だろう。
「スキルは二つしか持っていない。特別強い魔法を持っているわけでもない。魔法でならばあるいは……」
ぶつぶつと変なことを言っているダーク。僕が見ていることに気が付くと器用に手をコネコネして、
「我を……。私を家来にしてください。何でもします」
「ば~ぶ~?」
ん? 今、何でもって言った?
「ほ、本当でございますマスター」
「ブ~」
聞こえてなかったと思っているのかね君? って感じで重役みたいな声をあげる。ダークはコネコネと胡麻をするポーズ、眷属にもさせていて必死だ。
近くに置いて食べられても嫌だしな~。
「家来の契約は奴隷契約でございます。決してあなた様に危害など加えません。こ、こう見えても私はダークフェンリルという種族ですので最強ですよ。決して損はさせません!」
僕の考えを察したのか、ダークは必死にアピールしてきた。
そうか~、奴隷契約できるんだったら別にいいかな~。それにモフモフは欲しいし。ダークは奴隷契約の説明もしてくれた。
奴隷契約は主人に攻撃できないというもの。さらには命令は絶対に従わなくてはいけないという厳しいもの。それなら大丈夫だと思うんだけど。
それにお父さんたちに寒い思いをさせない為に森に来たから、モフモフを得られるんだったら、ちょうどいいかも。
「バブ!」
「あ、ありがとうございます」
ダークと眷属たちは地面に額をこすりつけてお礼をいってきた。いわゆる土下座ってやつだな。狼なのに器用なことだ。
何はともあれ頼もしい仲間が出来ました。
「眷属たちは私の影に入っていろ」
「バブ~」
ダークの声でダークの犬達は影に入って行く。便利だな~と声をあげるとダークは得意げに胸を張ってるよ。
「では契約いたします」
ブンッ、ダークの言葉と共に地面に大きな魔法陣が描かれた。
「我の名はダーク。今から我ダークはマスター【アーリー様】の奴隷となることを【神】ティリアスに誓う」
言い終わると魔法陣が金色に輝き、空に打ちあがった。空に魔法陣が描かれて雲が巻き込まれて天へと昇っていく。
『ふふ、誓いを受け取ったわダーク。励みなさい』
声が直接脳に聞こえてきた。本当にティリアス様契約してるんだな。
「笑っていただと? ……。ちぃ! そういうことか」
唇をかみしめるダーク。何か嫌なことでもあったのかな?
「マスターも知らぬことでしょうな。あの女はそういう女です。掌で人が右往左往するのを楽しんでいるのです」
首を傾げているとダークがそういってきた。ティリアス様の事を知っているのかな?
「我、いや私はダークフェンリル。神のひざ元から落ちた狼です。知らぬ存在ではありません」
聡い彼は僕の表情だけで何が聞きたいのかわかるみたいだ。声をあげずとも話してくれる。
「近くに野営の集団がいましたね。マスターはそこからきたと判断いたしますが帰りますか?」
「バブ!」
森に来た目的も終わったので帰ることにする。目的をダークに言ったら驚くだろうな。本当は死闘が繰り広げられていた可能性があるんだからさ。
しかし、こんな大きな狼が帰ったら驚くだろうな。
「では人化の魔法を」
ボンッという音と共にダークが黒髪美人に変身してしまった。……メスだったのか? 彼とか思っていて失礼だったな。これを教訓にしよう。
「髪の色は目立ちますな。マスターと同じ金髪にしておきましょう」
腰まで伸びる髪を両手でスルッと触ると黒髪が金髪に変わっていく。確かに今まで見てきて黒髪の人はいなかったな。
しかし、美人さんだな~。ってこれじゃ、もふもふ触れないじゃないか!
ダークは黒い革ジャンみたいな服になっている。モフのモの字もないよ。
「バブバブ!」
「え? どうされたのですかマスター……。流石に何を言っているのかわかりません。少し記憶を読ませていただきます」
「バブ?」
ダークはそういって僕の頭に手を触れた。記憶を読むって凄いな~。って前世の記憶も?
「なるほどなるほど、両親が寒い思いをしていたので毛皮を得ようとやってきたのですね……。これって私、死んでいたやつ?」
「バブバブ」
ダークは記憶を読むと顔を青くさせていた。サ~っと血の気の引く音が聞こえました。
記憶と言っても前世は見えなかったみたいだな。
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