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第2章 天界と魔界
第20話 オーランス
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「ここが帝国オーランスの帝都か。帝都の名前もオーランスなんだな」
六芒星の城壁に囲まれた都、オーランスに到着。レッグスが馬車の窓から見える城壁を見上げて声をあげてる。
町に着く前にウルドとプラナを戻して馬と取り換える。来るまでに三日もかかった。二人の速度でそれだけかかるとは思わなかった。
ここにあのゴーレムの群れを作った召喚士が居るのか。楽しみだな。
「バブバブ」
「ふふ、アキラも楽しみなのね。私も楽しみだわ。オーランスではどんな服が流行っているのかしら。早く着いたから色々と見て回れるわよね」
ワクワクして声をあげるとエミも一緒になってワクワクする。一応、敵国に来たから安全ではないと思うんだけど、ワクワクは止められないよね。
僕は早く固形物を食べられるようになりたいな。果物をすりつぶしたものくらいしかまだ食べていないからな~。ステーキとか、パンとか白米も……考えるだけで涎が出てしまう。
「はいはい。お二人さん。ワクワクするのは良いが、目的を忘れないように。……まあ、パーティーまで時間はたっぷりある。観光と行こう!」
「バブ!」
「そう言うと思ったわ」
レッグスはワクワクしている僕らを注意してくると思ったら同意してきた。
レグルス様の紋章の入った馬車という事で城門に着くと顔パスで通される。既に僕らが来ることが知られていたみたいだ。城門をくぐると御者をしていたレッグスに声がかけられる。
「ここからは私が案内いたします」
「あ、ああ。分かった」
レッグスに変わって一人の兵士が御者席に座る。レッグスが馬車に入るのを見ると兵士は目をまん丸くさせる。まさか、貴族が御者をしてるなんて思いもよらなかっただろうな。
まだまだ庶民が染みついている僕らなので、貴族の枠では測れないのでした。
「こちらがレッグス様のお住まいになります。パーティーの後も、一か月程住んでいられるという事になっております」
御者の兵士さんがそう言って屋敷の前で止まる。噴水のある庭で花壇がとても綺麗な屋敷。外観はシンメトリーと言われる左右対称。後ろには真っ黒な尖塔が建っていてお屋敷が綺麗に見える。
「ん? あの塔、ひび割れてるな。結構新しい傷だ」
僕が見上げているとレッグスも気が付いて声をあげる。折角真っ黒でカッコいいのに傷が白く見えて中途半端。早く直してあげればいいのにな。
「馬車は城門の横の馬車小屋に預けておきます。ではごゆるりとお過ごしください」
御者の兵士は僕らが降りるのを見送って屋敷のカギを手渡してくる。馬車は城門の方へと戻っていく。
僕らは馬車を見送り終わると庭へと入る。ふんわりと花の甘い香りが漂ってくる。
「いい匂い」
「ああ、悔しいがレグルス様の屋敷よりも綺麗だ。花壇の一つをとっても勝てている気がしないな」
エミが感嘆の声をあげると苦笑いで庭を見回すレッグス。
確かにレグルス様の屋敷は無骨と言うか、色合いが単調だよな~。黄色の花なら黄色だけといった感じの花壇だったし。噴水なんてなかったしね。
左右対称の建物ってなんでこんなに綺麗なんだろうな。見ているだけでため息が出てきちゃうよ。
「ようこそ! 我がオーランスへ」
三人で庭を回っていると僕らが入ってきた入り口から声がかけられる。
両手をあげて歓迎のポーズを取るおじさん。何故か包帯を腕に巻いてる。
レッグスよりかなり歳が言ってるおじさんだな。
「私はグラフ。今回レッグス様を招待した宮廷魔術師でございます」
「宮廷魔術師?」
「はい。これでも【サードマジシャン】です。属性はあかせませんがね」
グラフは自己紹介をするとウインクをしてくる。宮廷魔術師ってことはこの人がゴーレムを使役してきた人?
「その包帯は?」
「ははは、少し娘との訓練で頑張ってしまって」
エミが心配して聞くと答えてくれる。娘さんがいるんだな。宮廷魔術師の父親にけがをさせるくらい優秀なのか。凄いな。
「……ゴーレムは」
「ははは。まさかあのような群れが誕生してしまうとは。助けに入ろうと思っていたらあなたがブラックゴーレムを倒してしまった。我らの助力は要らないと判断した第一騎士団団長の【バルトロ】は何もせずに帰還したんですよ。危ないようでしたら加勢をしたと言っていました。あなた様は大変優秀なようですね」
レッグスの疑問をさえぎって笑うと説明してくるグラフ。人の話を遮るのは無礼じゃないのかな? それもお客さんなのに。
「おっと、話を遮ってしまって申し訳ない。申し訳ないついでに紹介させていただきますね。私の愛娘のフィールです」
「……フィールと言います。よろしくお願いします」
謝りながらも話を進めるグラフ。入り口の扉で体を隠していた女の子がちょこんと体を出して挨拶をする。満面の笑みで余裕の見えるグラフと違って緊張している様子だ。可愛いこだな。何だか天使みたいな子だ。
「ははは、私の娘は大変優秀でね。【新たな魔法】を作ってしまったほどの才能を持っているんです。それがネタフ様にも見初められて。出来が良すぎる娘なんです」
「お父様……」
フィールちゃんの肩に手を置いて話すグラフ。肩に手を置くときにビクッと震えていたけど、言葉を聞くと彼女は涙を流して手で拭ってる。
「はは、私もそうですよ。出来すぎた息子で」
「そうね。ほんと、うちのアキラも出来すぎた息子」
似たような息子を持つレッグスとエミは僕を抱き寄せて答える。
グラフとフィールちゃんはその様子を見て優しく微笑む。
「どうやら、我々は同じのようですね。では私とフィールは城での公務に戻ります。パーティーまでの期間、オーランスの町で観光をお楽しみください。では」
グラフはそう言うとフィールちゃんと共に庭を出ていく。少しすると馬車の馬の声が聞こえてきて歩く音が遠ざかっていく。
「とても感じのいい人達だったわね」
「ああ、でも……殺気はあったな」
エミの声に同意しながらも警戒が必要だと忠告するレッグス。僕は感じなかったけど、レッグス程の経験を積んでいる人なら感じるものがあったんだろうな。フィールちゃんの肩に手を置いた時の反応は僕も気になったけどね。
「それはさておき……。観光だ!」
「バブ!」
レッグスの声に僕も同意して声をあげる。新たな町、折角だから楽しむぞ! 魔法の本とか売ってるかな~。
六芒星の城壁に囲まれた都、オーランスに到着。レッグスが馬車の窓から見える城壁を見上げて声をあげてる。
町に着く前にウルドとプラナを戻して馬と取り換える。来るまでに三日もかかった。二人の速度でそれだけかかるとは思わなかった。
ここにあのゴーレムの群れを作った召喚士が居るのか。楽しみだな。
「バブバブ」
「ふふ、アキラも楽しみなのね。私も楽しみだわ。オーランスではどんな服が流行っているのかしら。早く着いたから色々と見て回れるわよね」
ワクワクして声をあげるとエミも一緒になってワクワクする。一応、敵国に来たから安全ではないと思うんだけど、ワクワクは止められないよね。
僕は早く固形物を食べられるようになりたいな。果物をすりつぶしたものくらいしかまだ食べていないからな~。ステーキとか、パンとか白米も……考えるだけで涎が出てしまう。
「はいはい。お二人さん。ワクワクするのは良いが、目的を忘れないように。……まあ、パーティーまで時間はたっぷりある。観光と行こう!」
「バブ!」
「そう言うと思ったわ」
レッグスはワクワクしている僕らを注意してくると思ったら同意してきた。
レグルス様の紋章の入った馬車という事で城門に着くと顔パスで通される。既に僕らが来ることが知られていたみたいだ。城門をくぐると御者をしていたレッグスに声がかけられる。
「ここからは私が案内いたします」
「あ、ああ。分かった」
レッグスに変わって一人の兵士が御者席に座る。レッグスが馬車に入るのを見ると兵士は目をまん丸くさせる。まさか、貴族が御者をしてるなんて思いもよらなかっただろうな。
まだまだ庶民が染みついている僕らなので、貴族の枠では測れないのでした。
「こちらがレッグス様のお住まいになります。パーティーの後も、一か月程住んでいられるという事になっております」
御者の兵士さんがそう言って屋敷の前で止まる。噴水のある庭で花壇がとても綺麗な屋敷。外観はシンメトリーと言われる左右対称。後ろには真っ黒な尖塔が建っていてお屋敷が綺麗に見える。
「ん? あの塔、ひび割れてるな。結構新しい傷だ」
僕が見上げているとレッグスも気が付いて声をあげる。折角真っ黒でカッコいいのに傷が白く見えて中途半端。早く直してあげればいいのにな。
「馬車は城門の横の馬車小屋に預けておきます。ではごゆるりとお過ごしください」
御者の兵士は僕らが降りるのを見送って屋敷のカギを手渡してくる。馬車は城門の方へと戻っていく。
僕らは馬車を見送り終わると庭へと入る。ふんわりと花の甘い香りが漂ってくる。
「いい匂い」
「ああ、悔しいがレグルス様の屋敷よりも綺麗だ。花壇の一つをとっても勝てている気がしないな」
エミが感嘆の声をあげると苦笑いで庭を見回すレッグス。
確かにレグルス様の屋敷は無骨と言うか、色合いが単調だよな~。黄色の花なら黄色だけといった感じの花壇だったし。噴水なんてなかったしね。
左右対称の建物ってなんでこんなに綺麗なんだろうな。見ているだけでため息が出てきちゃうよ。
「ようこそ! 我がオーランスへ」
三人で庭を回っていると僕らが入ってきた入り口から声がかけられる。
両手をあげて歓迎のポーズを取るおじさん。何故か包帯を腕に巻いてる。
レッグスよりかなり歳が言ってるおじさんだな。
「私はグラフ。今回レッグス様を招待した宮廷魔術師でございます」
「宮廷魔術師?」
「はい。これでも【サードマジシャン】です。属性はあかせませんがね」
グラフは自己紹介をするとウインクをしてくる。宮廷魔術師ってことはこの人がゴーレムを使役してきた人?
「その包帯は?」
「ははは、少し娘との訓練で頑張ってしまって」
エミが心配して聞くと答えてくれる。娘さんがいるんだな。宮廷魔術師の父親にけがをさせるくらい優秀なのか。凄いな。
「……ゴーレムは」
「ははは。まさかあのような群れが誕生してしまうとは。助けに入ろうと思っていたらあなたがブラックゴーレムを倒してしまった。我らの助力は要らないと判断した第一騎士団団長の【バルトロ】は何もせずに帰還したんですよ。危ないようでしたら加勢をしたと言っていました。あなた様は大変優秀なようですね」
レッグスの疑問をさえぎって笑うと説明してくるグラフ。人の話を遮るのは無礼じゃないのかな? それもお客さんなのに。
「おっと、話を遮ってしまって申し訳ない。申し訳ないついでに紹介させていただきますね。私の愛娘のフィールです」
「……フィールと言います。よろしくお願いします」
謝りながらも話を進めるグラフ。入り口の扉で体を隠していた女の子がちょこんと体を出して挨拶をする。満面の笑みで余裕の見えるグラフと違って緊張している様子だ。可愛いこだな。何だか天使みたいな子だ。
「ははは、私の娘は大変優秀でね。【新たな魔法】を作ってしまったほどの才能を持っているんです。それがネタフ様にも見初められて。出来が良すぎる娘なんです」
「お父様……」
フィールちゃんの肩に手を置いて話すグラフ。肩に手を置くときにビクッと震えていたけど、言葉を聞くと彼女は涙を流して手で拭ってる。
「はは、私もそうですよ。出来すぎた息子で」
「そうね。ほんと、うちのアキラも出来すぎた息子」
似たような息子を持つレッグスとエミは僕を抱き寄せて答える。
グラフとフィールちゃんはその様子を見て優しく微笑む。
「どうやら、我々は同じのようですね。では私とフィールは城での公務に戻ります。パーティーまでの期間、オーランスの町で観光をお楽しみください。では」
グラフはそう言うとフィールちゃんと共に庭を出ていく。少しすると馬車の馬の声が聞こえてきて歩く音が遠ざかっていく。
「とても感じのいい人達だったわね」
「ああ、でも……殺気はあったな」
エミの声に同意しながらも警戒が必要だと忠告するレッグス。僕は感じなかったけど、レッグス程の経験を積んでいる人なら感じるものがあったんだろうな。フィールちゃんの肩に手を置いた時の反応は僕も気になったけどね。
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「バブ!」
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