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第2章 国
第24話 壊滅?
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「壊滅させました」
ドワーフの集落で家を借りて一夜、結局攻めてこなかったと思っているとそんな報告を鉄騎士に言われた。目覚めの言葉がそんな報告だったので驚いた。
壊滅させたという言葉を聞いて首を傾げながら思案する。俺は壊滅を命じてはいない。そもそも、壊滅とは何のことだ? 仕方ないので鉄騎士に聞いてみることにした。
「攻めて来たので追撃をしたら逃げていったのですが、そのまま追撃をしていたら攻撃されましたので殲滅いたしました」
「……」
という事らしい。ちゃんと命令していなかったのがいけなかったかな? 攻めて来たのだから致し方ないと無理やり納得させて、更に報告を聞く。
「降参をしてきた敵将を捕まえています」
流石、有能な精霊だ。捕虜をちゃんと確保しているみたいだ。早速、話を聞いてみよう。
「ヒフミ、こいつが攻めてきたレギントス帝国の騎士らしいぞ。一人だけ降参して生き延びたんだとよ」
ガーツが金色の鎧を着た騎士を指さして話した。仲間がやられていくのを見て戦意喪失か、まあ、精霊たちには勝てる気はしないよな。鉄騎士なんて大の男を十メートル吹っ飛ばしたからな、あんなものを見せられたら戦意なんてなくなるよ。因みに今回の鉄騎士は五体いるからな、盗賊だと思って主戦力を持ってきたんだけど、過剰戦力だったようだ。
「お前! 人族だろ! なぜドワーフにつく!」
「ん? 何を言ってるんだ?」
騎士の男が俺を見て、叫んでいる。この世界の人族は他種族と仲が悪いのか?
「人族は気位が高いからな。他種族とは仲良くしていない所が多いんだ。特にレギントス帝国は貴族と王族が他種族を飼っている傾向が高い」
「なるほど、奴隷みたいなものか?」
ガーツの言葉を聞いて頷いて呟くと、ガーツは「そんなようなものだ」と話した。この世界は奴隷があるんだな、何となくあるような気はしたけどね。だって、アイリとマイルみたいに人狩りがあるんだから、それを使う人がいるわけだ、需要と供給というやつだな。
「人族のくせにドワーフに味方するとは、恥をしれ!」
「なんか言ってる……」
この世界に放り込まれた俺としてはそんなこと関係ない。生きるために精霊を集めて、今まで頑張ってきたんだ。ちょっと間違えたら死んでいった三人の仲間入りだった。恥といわれる筋合いはない。
「こいつはどうする?」
「そうじゃの~。人族は奴隷にするだろうが、儂らは何にもならんから野に放つか野で縛り付けて魔物に始末してもらうかだな」
ガーツにこういった場合の処理を聞くと、なかなかにハードな内容が返ってきた。まさかの処分だ。奴隷として鉱石を掘らせるとか重労働を課すのではなくて始末、処分だ。なんとも厳しい世界だろうか。
「鎧とか全部回収してくれたみたいだから戦果は上々だな……。お前は一部隊で動いていたのか?」
「ふん、すぐに俺を助けに本隊がやってくるぞ! ドワーフの集落を発見したことは言ってあるからな」
「なるほどね。ここにはいられないかもな」
あの戦果の武器防具の山を見ると二百人はいたと思われる。四メートルの武器防具の山が二個出来ているからな。三倍四倍と考えても六百人か八百人、そんなのが一斉にやってきたらこんな木の壁の集落じゃ、流石に人死にが生まれるだろう。俺の町ならその更に倍でも対処できると思うがダーツとガーツに言ってみるか。
「ガーツ一つ提案なんだけど」
「ん?」
ガーツにうちの町に行こうというとガーツはニカっと笑って、俺の肩を叩いて返事を返してきた。
「ガハハ、ヒフミは優しいな~。皆~、聞こえているか~。聞こえていたらダーツの家に集合せよ!」
ガーツが思いっきり叫んでみんなを集めだした。ダーツの家は長の家だけあって大きめの家だ。ドワーフの集落の家は全部、藁で出来ている。大きめだけど、制作スキルの大きな家というよりは小さな家といった感じだ。
「みんな、ヒフミが俺達を守る為に町に来てほしいみたいなんだ、どうする?」
ガーツがダーツの横に行って耳打ちをした。それからダーツが喋りだしたんだ。ドワーフのみんなは顔を見合ってから、俺を見つめた。さすがに人族に身を任せるのは厳しいかな?
「おいら達はいいぞ。二度も助けられているからな」
「私らも、旦那達の怪我を治してもらったしね~」
駆け付けた時に助けたドワーフが代表で肯定してくれて、女ドワーフさんがヒールポーションの入っていた瓶を掲げて賛成してくれた。
「よっしゃ、決まりだな」
「もてる荷物だけを持って出発するぞ」
みんなが賛成するとダーツとガーツが荷物をまとめに走り出した。それに合わせて、他のドワーフ達も荷物をまとめに走っていった。しばらくすると、ドワーフ達が風呂敷一杯に鉱石やら服やらを入れて戻ってきた。
「そこらへんに置いてある武器は粗悪品だ。奴らにくれてやればいい」
「そうなのか? じゃあ俺がもらうよ。もったいないから。石君お願いできるか?」
「了解」
石君も二十ほどつれてきていたんだよな。来るときは鉄騎士の背に乗せたりしていたけど、帰りはアイテムを運んでもらおう。そこそこ遅いけど、本隊とやらがそんなに早く来るとは思えないので大丈夫だろう。
「剣とかも凄いがあのゴーレムたちも優秀だな」
「ああ、俺の最初の仲間だからな」
石君は頼りになる最高の仲間だ。石君たちはガーツ達的にはゴーレムなんだな。何だかかっこいいな。
「覚えてろよ! 必ずお前たちを飼ってやるからな!」
集落を後にしようと歩きだすと縛っておいた男が叫んでいる。あのままにしておけば勝手に魔物が処分してくれるだろうといっていたのでそのままにしておくことにした。あんな奴を手にかけるのは嫌なので俺も賛成したよ。今度来たときは息の根を止めるけどね。
ドワーフの集落で家を借りて一夜、結局攻めてこなかったと思っているとそんな報告を鉄騎士に言われた。目覚めの言葉がそんな報告だったので驚いた。
壊滅させたという言葉を聞いて首を傾げながら思案する。俺は壊滅を命じてはいない。そもそも、壊滅とは何のことだ? 仕方ないので鉄騎士に聞いてみることにした。
「攻めて来たので追撃をしたら逃げていったのですが、そのまま追撃をしていたら攻撃されましたので殲滅いたしました」
「……」
という事らしい。ちゃんと命令していなかったのがいけなかったかな? 攻めて来たのだから致し方ないと無理やり納得させて、更に報告を聞く。
「降参をしてきた敵将を捕まえています」
流石、有能な精霊だ。捕虜をちゃんと確保しているみたいだ。早速、話を聞いてみよう。
「ヒフミ、こいつが攻めてきたレギントス帝国の騎士らしいぞ。一人だけ降参して生き延びたんだとよ」
ガーツが金色の鎧を着た騎士を指さして話した。仲間がやられていくのを見て戦意喪失か、まあ、精霊たちには勝てる気はしないよな。鉄騎士なんて大の男を十メートル吹っ飛ばしたからな、あんなものを見せられたら戦意なんてなくなるよ。因みに今回の鉄騎士は五体いるからな、盗賊だと思って主戦力を持ってきたんだけど、過剰戦力だったようだ。
「お前! 人族だろ! なぜドワーフにつく!」
「ん? 何を言ってるんだ?」
騎士の男が俺を見て、叫んでいる。この世界の人族は他種族と仲が悪いのか?
「人族は気位が高いからな。他種族とは仲良くしていない所が多いんだ。特にレギントス帝国は貴族と王族が他種族を飼っている傾向が高い」
「なるほど、奴隷みたいなものか?」
ガーツの言葉を聞いて頷いて呟くと、ガーツは「そんなようなものだ」と話した。この世界は奴隷があるんだな、何となくあるような気はしたけどね。だって、アイリとマイルみたいに人狩りがあるんだから、それを使う人がいるわけだ、需要と供給というやつだな。
「人族のくせにドワーフに味方するとは、恥をしれ!」
「なんか言ってる……」
この世界に放り込まれた俺としてはそんなこと関係ない。生きるために精霊を集めて、今まで頑張ってきたんだ。ちょっと間違えたら死んでいった三人の仲間入りだった。恥といわれる筋合いはない。
「こいつはどうする?」
「そうじゃの~。人族は奴隷にするだろうが、儂らは何にもならんから野に放つか野で縛り付けて魔物に始末してもらうかだな」
ガーツにこういった場合の処理を聞くと、なかなかにハードな内容が返ってきた。まさかの処分だ。奴隷として鉱石を掘らせるとか重労働を課すのではなくて始末、処分だ。なんとも厳しい世界だろうか。
「鎧とか全部回収してくれたみたいだから戦果は上々だな……。お前は一部隊で動いていたのか?」
「ふん、すぐに俺を助けに本隊がやってくるぞ! ドワーフの集落を発見したことは言ってあるからな」
「なるほどね。ここにはいられないかもな」
あの戦果の武器防具の山を見ると二百人はいたと思われる。四メートルの武器防具の山が二個出来ているからな。三倍四倍と考えても六百人か八百人、そんなのが一斉にやってきたらこんな木の壁の集落じゃ、流石に人死にが生まれるだろう。俺の町ならその更に倍でも対処できると思うがダーツとガーツに言ってみるか。
「ガーツ一つ提案なんだけど」
「ん?」
ガーツにうちの町に行こうというとガーツはニカっと笑って、俺の肩を叩いて返事を返してきた。
「ガハハ、ヒフミは優しいな~。皆~、聞こえているか~。聞こえていたらダーツの家に集合せよ!」
ガーツが思いっきり叫んでみんなを集めだした。ダーツの家は長の家だけあって大きめの家だ。ドワーフの集落の家は全部、藁で出来ている。大きめだけど、制作スキルの大きな家というよりは小さな家といった感じだ。
「みんな、ヒフミが俺達を守る為に町に来てほしいみたいなんだ、どうする?」
ガーツがダーツの横に行って耳打ちをした。それからダーツが喋りだしたんだ。ドワーフのみんなは顔を見合ってから、俺を見つめた。さすがに人族に身を任せるのは厳しいかな?
「おいら達はいいぞ。二度も助けられているからな」
「私らも、旦那達の怪我を治してもらったしね~」
駆け付けた時に助けたドワーフが代表で肯定してくれて、女ドワーフさんがヒールポーションの入っていた瓶を掲げて賛成してくれた。
「よっしゃ、決まりだな」
「もてる荷物だけを持って出発するぞ」
みんなが賛成するとダーツとガーツが荷物をまとめに走り出した。それに合わせて、他のドワーフ達も荷物をまとめに走っていった。しばらくすると、ドワーフ達が風呂敷一杯に鉱石やら服やらを入れて戻ってきた。
「そこらへんに置いてある武器は粗悪品だ。奴らにくれてやればいい」
「そうなのか? じゃあ俺がもらうよ。もったいないから。石君お願いできるか?」
「了解」
石君も二十ほどつれてきていたんだよな。来るときは鉄騎士の背に乗せたりしていたけど、帰りはアイテムを運んでもらおう。そこそこ遅いけど、本隊とやらがそんなに早く来るとは思えないので大丈夫だろう。
「剣とかも凄いがあのゴーレムたちも優秀だな」
「ああ、俺の最初の仲間だからな」
石君は頼りになる最高の仲間だ。石君たちはガーツ達的にはゴーレムなんだな。何だかかっこいいな。
「覚えてろよ! 必ずお前たちを飼ってやるからな!」
集落を後にしようと歩きだすと縛っておいた男が叫んでいる。あのままにしておけば勝手に魔物が処分してくれるだろうといっていたのでそのままにしておくことにした。あんな奴を手にかけるのは嫌なので俺も賛成したよ。今度来たときは息の根を止めるけどね。
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