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第一部一章 生まれ変わる
貴方は・・・・・。
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そして、彼がエプロンと自分用のカレーを持ってきて、私にエプロンをかけてくれて、カレーは彼の前に置いた。
彼はナンを半分に手で切って、私用と自分用を分けた。清潔性があって、メモしたくなった。
「よし、神に感謝」
「神に感謝」
そう手を合わせて、神に忠誠心を誓うと、彼が手を動かしたので私も同じように食事をはじめた。
最初、彼に料理を出された時は毒が入っているのではと心配になったけれど、その時の彼がしてくれた微笑みで彼を信じると決めた。
何をされようと・・・・・・。
こんな風に人を信じたのは、旦那様と初めてお会いした時以来。あの時は旦那様も優しく、私を愛していてくれた! でも今となっては、私の魔力解読にしか目を向けず、魔力を使う時以外私とは話さないようになった。
その時私はどれだけ、傷ついたことだろう。私を愛しているんじゃなくて、私にしかできない魔力を愛していたなんて、信じられないほどに、心が痛かった。
もう二度とあの屋敷には戻りたくない。戻った時はプランスが死んでしまった時だろう。
でも、プランスが死んだとしてもあの屋敷には戻らないかもしれない。ずっとプランスのお墓の横で眠る。どれだけ歳を取っても。
「ミアどうした?」
プランスの声が私の意識を元に戻し、今目の前にある、料理を手に取りナンをカレーに漬けた。
プランスのナンはもう半分以上なくなっていてプランスは、食いしん坊だなぁと内心微笑ましく思った。
「いや、昔のことを思い出して・・・・・・」
苦笑を浮かべながら、喉に詰まった言葉を吐き、ナンを口に運んだ。
「そう?」
怪訝な顔で見つめてくる、満月の瞳はどこか遠くを見ている。
私の未来だろうか? それともただの気のせいなのか、分からないけれど、ただナンを美味しく・・・・・・・
「美味しい!? 何を使ったのプランス!? いつよりもすごく美味しいでございますわ!?」
そう思った時、口に広がる甘い、カレーとその次にくる、辛味。
屋敷ではこんな美味しい、料理食べたことがなかった。屋敷ではいつも違う料理が提供せれて、どれもが感動するほどの味であった。
けれど、こんな美味しくうっとりする、料理は聞いたことも見たこともなかった。
「どうしたんだ?」
彼の言葉に彼の方を見ると、頬を流れて行く、涙が満月の瞳に映し出されていた。
すると、どんどん涙が溢れてきて、心拍数もどんどん上がって行き、早鐘を鳴り響く。
身体中の血管がすごい勢いで血が回る。血管がパンクするかと思って、一瞬ヒヤッとしたけど、大丈夫と言い聞かせなんとか耐えた。
「そうか、美味しすぎたか」
そして、彼の瞳を見て涙を流すのをやめた。もう情けなくなっていると第三者目線から予想したからだ。
でも、人の目を気にしていては昔の私と何も変わらない。
そう思いながら、ナンを口に運ぶ。彼も同じようにナンを食べて美味しそうに頬を膨らました。
照明が明るく、彼を照らす。その時彼は綺麗な髪をしていることが分かった。
彼を照らすとさらに、美しくなってきた。
瞳の輝きや、少しの仕草からの動き。光が彼を作った。本当に美しい。
王国にいる者は全国民がすごく美しい顔立ちをして、優しい心の持ち主だけど、旦那様のように裏では禍々しい人も数多く存在する。
裏の顔を私は知らないし知ってる人なんて滅多にいない。
「プランス、貴方はまるで王子ね。それも救いの王子様」
微笑みながら前を向き、突如として溢れ出す涙が頬を通る。決して私は泣き虫ではない。
でも、貴方の前だと泣いてしまうの。
「大丈夫か? 俺はただの人間だぞ」
手の甲で彼が涙を拭いてくれた。
彼の手が顔を触れているだけなのに、ドキドキが止まらず、涙が溢れてくる。
この涙は感動の涙ではないことも百も承知。随喜の涙でもないことも百も承知。感泣でないことも承知。
なのに泣いてしまう。彼の瞳を直視すると本当に泣いてしまう。
旦那様といた時では悲し泣きをしていたが、今は違った。
もしかしたらこれが、"恋„なのかもしれない。恋なんていつもいていなかった。
旦那様と結婚したのは許嫁のような風にくっつけられてしまった。確かに一時期は恋していたのは事実でお付き合いした自治は嬉しかった。
でも、あんな残虐非道なお方だとは思ってもいないかった。
旦那様がやった行為とは、国民を処刑することだ。何もしていないのに、村を破壊してその村を畑に変え、自分の兵士の訓練所と化してしまい、国民からは批判の嵐で、批判した人間は処罰をうけた。
だから、私は国を出て旦那様の行為を、止めようとした。
でも、私の力じゃあそんなことは無理で、兵士も洗脳されて旦那様の言うことしか聞かなく待ってしまった。
ただの言い訳かもしれないけど、私にはもうあの国を救うことはできなくなった。かと言ってプランスに力を貸してもらうわけのも行かない。
プランスが死んでしまったら嫌だからだ。
「ミア、大丈夫?」
プランス落ち込む私に気づくとそう言った。今日の私は何か変だ。
彼はナンを半分に手で切って、私用と自分用を分けた。清潔性があって、メモしたくなった。
「よし、神に感謝」
「神に感謝」
そう手を合わせて、神に忠誠心を誓うと、彼が手を動かしたので私も同じように食事をはじめた。
最初、彼に料理を出された時は毒が入っているのではと心配になったけれど、その時の彼がしてくれた微笑みで彼を信じると決めた。
何をされようと・・・・・・。
こんな風に人を信じたのは、旦那様と初めてお会いした時以来。あの時は旦那様も優しく、私を愛していてくれた! でも今となっては、私の魔力解読にしか目を向けず、魔力を使う時以外私とは話さないようになった。
その時私はどれだけ、傷ついたことだろう。私を愛しているんじゃなくて、私にしかできない魔力を愛していたなんて、信じられないほどに、心が痛かった。
もう二度とあの屋敷には戻りたくない。戻った時はプランスが死んでしまった時だろう。
でも、プランスが死んだとしてもあの屋敷には戻らないかもしれない。ずっとプランスのお墓の横で眠る。どれだけ歳を取っても。
「ミアどうした?」
プランスの声が私の意識を元に戻し、今目の前にある、料理を手に取りナンをカレーに漬けた。
プランスのナンはもう半分以上なくなっていてプランスは、食いしん坊だなぁと内心微笑ましく思った。
「いや、昔のことを思い出して・・・・・・」
苦笑を浮かべながら、喉に詰まった言葉を吐き、ナンを口に運んだ。
「そう?」
怪訝な顔で見つめてくる、満月の瞳はどこか遠くを見ている。
私の未来だろうか? それともただの気のせいなのか、分からないけれど、ただナンを美味しく・・・・・・・
「美味しい!? 何を使ったのプランス!? いつよりもすごく美味しいでございますわ!?」
そう思った時、口に広がる甘い、カレーとその次にくる、辛味。
屋敷ではこんな美味しい、料理食べたことがなかった。屋敷ではいつも違う料理が提供せれて、どれもが感動するほどの味であった。
けれど、こんな美味しくうっとりする、料理は聞いたことも見たこともなかった。
「どうしたんだ?」
彼の言葉に彼の方を見ると、頬を流れて行く、涙が満月の瞳に映し出されていた。
すると、どんどん涙が溢れてきて、心拍数もどんどん上がって行き、早鐘を鳴り響く。
身体中の血管がすごい勢いで血が回る。血管がパンクするかと思って、一瞬ヒヤッとしたけど、大丈夫と言い聞かせなんとか耐えた。
「そうか、美味しすぎたか」
そして、彼の瞳を見て涙を流すのをやめた。もう情けなくなっていると第三者目線から予想したからだ。
でも、人の目を気にしていては昔の私と何も変わらない。
そう思いながら、ナンを口に運ぶ。彼も同じようにナンを食べて美味しそうに頬を膨らました。
照明が明るく、彼を照らす。その時彼は綺麗な髪をしていることが分かった。
彼を照らすとさらに、美しくなってきた。
瞳の輝きや、少しの仕草からの動き。光が彼を作った。本当に美しい。
王国にいる者は全国民がすごく美しい顔立ちをして、優しい心の持ち主だけど、旦那様のように裏では禍々しい人も数多く存在する。
裏の顔を私は知らないし知ってる人なんて滅多にいない。
「プランス、貴方はまるで王子ね。それも救いの王子様」
微笑みながら前を向き、突如として溢れ出す涙が頬を通る。決して私は泣き虫ではない。
でも、貴方の前だと泣いてしまうの。
「大丈夫か? 俺はただの人間だぞ」
手の甲で彼が涙を拭いてくれた。
彼の手が顔を触れているだけなのに、ドキドキが止まらず、涙が溢れてくる。
この涙は感動の涙ではないことも百も承知。随喜の涙でもないことも百も承知。感泣でないことも承知。
なのに泣いてしまう。彼の瞳を直視すると本当に泣いてしまう。
旦那様といた時では悲し泣きをしていたが、今は違った。
もしかしたらこれが、"恋„なのかもしれない。恋なんていつもいていなかった。
旦那様と結婚したのは許嫁のような風にくっつけられてしまった。確かに一時期は恋していたのは事実でお付き合いした自治は嬉しかった。
でも、あんな残虐非道なお方だとは思ってもいないかった。
旦那様がやった行為とは、国民を処刑することだ。何もしていないのに、村を破壊してその村を畑に変え、自分の兵士の訓練所と化してしまい、国民からは批判の嵐で、批判した人間は処罰をうけた。
だから、私は国を出て旦那様の行為を、止めようとした。
でも、私の力じゃあそんなことは無理で、兵士も洗脳されて旦那様の言うことしか聞かなく待ってしまった。
ただの言い訳かもしれないけど、私にはもうあの国を救うことはできなくなった。かと言ってプランスに力を貸してもらうわけのも行かない。
プランスが死んでしまったら嫌だからだ。
「ミア、大丈夫?」
プランス落ち込む私に気づくとそう言った。今日の私は何か変だ。
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