120 / 170
第四部第六章 終戦
一話
しおりを挟む
さすがの俺でも、この攻撃をおうまくかわすことはできないから、ミーデスでなんとか、対抗できている。魔界で戦いたくなかったからテレポーション魔力を使ったけど、ルカまで加えられて、今はとてもカオスな状況。
勝てる気がしないから逃げるべきなのだろうけど、逃げることができないのだ。理由は、ルカの魔力によりテレポーション魔力を封ずられているからだ。
また死んでしまうかもしれない。そうは考えるが、死にたくないとも思ってしまう。命をかけるのが苦手な俺は、誰かのために命をかけるって決めている。
自分が死んだって誰も悲しまないって思えば少し、死んでもいいと思えるけど、悲しむ人々の顔が頭に浮かぶ。
それでも死んでもいいと思えるけど、ミアの悲しむ顔だけは見たくないと思った。
だから、誰も考えないようなことが、照らすかもしれない。俺が生きて帰るという偉業が・・・起きる可能性だってある。
「なかなか強いですね・・・・・」
クリスチャードが言った。今は一旦休憩しているようだ。ルカに関してはほぼ攻撃をしてこない。多分自分が加勢しても意味がないということを知っているのだろう。
今、ルカが加勢したところで、俺のミーデスでやられるということを分かっているのだろう。
そんなことを考えているとクリスチャードは、無防備に刀を抜刀し俺の腹を掠った。だけど、すぐにミーデスで攻撃した。
だから、俺の傷はなかったものになり、クリスチャードは傷を負うだけになっていた。
そのことを完全に理解しているルカは無謀なことはしてこない。頭がなかなかいいということだ。あまり戦いたくない人物である。それに、俺は動くことしたくない。
理由は、動けば負ける可能性があるからだ。ルカの魔力攻撃を潜り抜けれることは、俺にはできない。
ルカの強さはクリスチャードの比じゃない。
前よりも強くなっているから戦いたくないのが、本音かもしれない。逃げたいという思いもあるものの、魔界の者を裏切ることなんてしたくない。
「私よりも強いとはなかなかです。もう私は」
クリスチャードはルカの方に飛んだ。理由がわからないが、まさか乗り移るとかはないよな? そうだとしたら、ルカの精神力に負けて、ルカの力の一部にしかならないぞ?
それでも俺に勝ちたいのか? でも一対一になったら俺の方にも武がある。
「まさかそうなるとはな・・・・・」
俺はつぶやいた。だけど、何も返す言葉なんて持ち合わせないもんだ。
だから、力で捩じ伏せるしかないようだ。
「ふうん。僕はここで引きます」
ルカの言葉に俺は立ち止まった理由は、どうして今ここで引くのかだ。今なら勝てる確率まであるのに。俺を殺せるのは今しか何のになぜ、逃げるのだ?
俺に勝てないと見たのか? それとも紋様が出ることに気づいたのか? 魔王になることで、紋様が出る。でもたまに、怒りや憎しみ憎悪が爆発した場合、魔族なら出せる可能性があるらしい。
だが今の俺では出せるかどうかだ。自分の意思で出せる時もあるし出せない時もある。なのにどうして逃げた? 逃げるところが間違っている。
もしかして何か裏があるのか? それかただ、紋様に怖がって逃げただけか?
そんな器はじゃない。確かに、勝つ戦いしかしない性格だけどこの戦いは勝てる戦いだった。
まあいい。死ななかったのだから、俺も引くとするか。
俺は余った魔力でテレポーション魔力を発動させた。紋様を出してから魔力が爆発的に増加したためかテレポーション魔力も自由に行えることができた。
でも、ルカの一部にクリスチャードが忍び込んでいるとなるとなかなかカオスな状況になっている。
そのため、俺も紋様を出す特訓をしなければならない。
もんようを自由に出せるようになれたなら革命が起きるかもしれない。
紋様を自由に出せた場合、ルカも敵じゃなくなるかもしれない。まあ、それで戦争を始めるわけではない。
そんなことを考えながら、指を鳴らし、テレポーションした。もちろん魔王城だ。
ミアのところに行こう。たぶん、すごく心配しているだろうし。
俺は魔王城に着くと、ミアの魔力を探知するため、魔力探知に真剣になった。
魔王城には色々な魔族がいる。
例えば、強い者、弱い者、どちらでもない者、頭が切れる者、学者、医師、兵隊、これらが魔力探知をするとすぐにわかる。
そして自分の国がどれだけ安全なのか平和なのかを理解できる。
そんなことを考えていると、ミアは自分の部屋にいることがわかった。微妙に啜り泣くような魔力を感じ取った。
俺は急いで、最上階まで走る。階段はこのまま真っ直ぐ行けばある。そこを高速の登りすぐに最上階だ。
確かに、テレポーション魔力を使えばいいが、魔力がもうミリ単位しかない。
だから無論できないのだ。自分でも自分を恨んでしまうほど悔しいがそれが現実なのでしょうがないと、俺は考える。
そして、階段をお上がるにつれて、とてもいい気分になる。ミアが近くいると思えるからだ。
こんな思いそんなに感じられない。そう考えて階段を登った。
勝てる気がしないから逃げるべきなのだろうけど、逃げることができないのだ。理由は、ルカの魔力によりテレポーション魔力を封ずられているからだ。
また死んでしまうかもしれない。そうは考えるが、死にたくないとも思ってしまう。命をかけるのが苦手な俺は、誰かのために命をかけるって決めている。
自分が死んだって誰も悲しまないって思えば少し、死んでもいいと思えるけど、悲しむ人々の顔が頭に浮かぶ。
それでも死んでもいいと思えるけど、ミアの悲しむ顔だけは見たくないと思った。
だから、誰も考えないようなことが、照らすかもしれない。俺が生きて帰るという偉業が・・・起きる可能性だってある。
「なかなか強いですね・・・・・」
クリスチャードが言った。今は一旦休憩しているようだ。ルカに関してはほぼ攻撃をしてこない。多分自分が加勢しても意味がないということを知っているのだろう。
今、ルカが加勢したところで、俺のミーデスでやられるということを分かっているのだろう。
そんなことを考えているとクリスチャードは、無防備に刀を抜刀し俺の腹を掠った。だけど、すぐにミーデスで攻撃した。
だから、俺の傷はなかったものになり、クリスチャードは傷を負うだけになっていた。
そのことを完全に理解しているルカは無謀なことはしてこない。頭がなかなかいいということだ。あまり戦いたくない人物である。それに、俺は動くことしたくない。
理由は、動けば負ける可能性があるからだ。ルカの魔力攻撃を潜り抜けれることは、俺にはできない。
ルカの強さはクリスチャードの比じゃない。
前よりも強くなっているから戦いたくないのが、本音かもしれない。逃げたいという思いもあるものの、魔界の者を裏切ることなんてしたくない。
「私よりも強いとはなかなかです。もう私は」
クリスチャードはルカの方に飛んだ。理由がわからないが、まさか乗り移るとかはないよな? そうだとしたら、ルカの精神力に負けて、ルカの力の一部にしかならないぞ?
それでも俺に勝ちたいのか? でも一対一になったら俺の方にも武がある。
「まさかそうなるとはな・・・・・」
俺はつぶやいた。だけど、何も返す言葉なんて持ち合わせないもんだ。
だから、力で捩じ伏せるしかないようだ。
「ふうん。僕はここで引きます」
ルカの言葉に俺は立ち止まった理由は、どうして今ここで引くのかだ。今なら勝てる確率まであるのに。俺を殺せるのは今しか何のになぜ、逃げるのだ?
俺に勝てないと見たのか? それとも紋様が出ることに気づいたのか? 魔王になることで、紋様が出る。でもたまに、怒りや憎しみ憎悪が爆発した場合、魔族なら出せる可能性があるらしい。
だが今の俺では出せるかどうかだ。自分の意思で出せる時もあるし出せない時もある。なのにどうして逃げた? 逃げるところが間違っている。
もしかして何か裏があるのか? それかただ、紋様に怖がって逃げただけか?
そんな器はじゃない。確かに、勝つ戦いしかしない性格だけどこの戦いは勝てる戦いだった。
まあいい。死ななかったのだから、俺も引くとするか。
俺は余った魔力でテレポーション魔力を発動させた。紋様を出してから魔力が爆発的に増加したためかテレポーション魔力も自由に行えることができた。
でも、ルカの一部にクリスチャードが忍び込んでいるとなるとなかなかカオスな状況になっている。
そのため、俺も紋様を出す特訓をしなければならない。
もんようを自由に出せるようになれたなら革命が起きるかもしれない。
紋様を自由に出せた場合、ルカも敵じゃなくなるかもしれない。まあ、それで戦争を始めるわけではない。
そんなことを考えながら、指を鳴らし、テレポーションした。もちろん魔王城だ。
ミアのところに行こう。たぶん、すごく心配しているだろうし。
俺は魔王城に着くと、ミアの魔力を探知するため、魔力探知に真剣になった。
魔王城には色々な魔族がいる。
例えば、強い者、弱い者、どちらでもない者、頭が切れる者、学者、医師、兵隊、これらが魔力探知をするとすぐにわかる。
そして自分の国がどれだけ安全なのか平和なのかを理解できる。
そんなことを考えていると、ミアは自分の部屋にいることがわかった。微妙に啜り泣くような魔力を感じ取った。
俺は急いで、最上階まで走る。階段はこのまま真っ直ぐ行けばある。そこを高速の登りすぐに最上階だ。
確かに、テレポーション魔力を使えばいいが、魔力がもうミリ単位しかない。
だから無論できないのだ。自分でも自分を恨んでしまうほど悔しいがそれが現実なのでしょうがないと、俺は考える。
そして、階段をお上がるにつれて、とてもいい気分になる。ミアが近くいると思えるからだ。
こんな思いそんなに感じられない。そう考えて階段を登った。
11
あなたにおすすめの小説
三年の想いは小瓶の中に
月山 歩
恋愛
結婚三周年の記念日だと、邸の者達がお膳立てしてくれた二人だけのお祝いなのに、その中心で一人夫が帰らない現実を受け入れる。もう彼を諦める潮時かもしれない。だったらこれからは自分の人生を大切にしよう。アレシアは離縁も覚悟し、邸を出る。
※こちらの作品は契約上、内容の変更は不可であることを、ご理解ください。
私が生きていたことは秘密にしてください
月山 歩
恋愛
メイベルは婚約者と妹によって、崖に突き落とされ、公爵家の領地に倒れていた。
見つけてくれた彼は一見優しそうだが、行方不明のまま隠れて生きて行こうとする私に驚くような提案をする。
「少年の世話係になってくれ。けれど人に話したら消す。」
里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります>
政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
義妹の嫌がらせで、子持ち男性と結婚する羽目になりました。義理の娘に嫌われることも覚悟していましたが、本当の家族を手に入れることができました。
石河 翠
ファンタジー
義母と義妹の嫌がらせにより、子持ち男性の元に嫁ぐことになった主人公。夫になる男性は、前妻が残した一人娘を可愛がっており、新しい子どもはいらないのだという。
実家を出ても、自分は家族を持つことなどできない。そう思っていた主人公だが、娘思いの男性と素直になれないわがままな義理の娘に好感を持ち、少しずつ距離を縮めていく。
そんなある日、死んだはずの前妻が屋敷に現れ、主人公を追い出そうとしてきた。前妻いわく、血の繋がった母親の方が、継母よりも価値があるのだという。主人公が言葉に詰まったその時……。
血の繋がらない母と娘が家族になるまでのお話。
この作品は、小説家になろうおよびエブリスタにも投稿しております。
扉絵は、管澤捻さまに描いていただきました。
わたくしがお父様に疎まれている?いいえ、目に入れても痛くない程溺愛されております。
織り子
ファンタジー
王国貴族院の卒業記念パーティーの場で、大公家の令嬢ルクレツィア・アーヴェントは王太子エドワードから突然の婚約破棄を告げられる。
父であるアーヴェント大公に疎まれている――
噂を知った王太子は、彼女を公衆の面前で侮辱する。
初耳なのですが…、本当ですか?
あおくん
恋愛
侯爵令嬢の次女として、父親の仕事を手伝ったり、邸の管理をしたりと忙しくしているアニーに公爵家から婚約の申し込みが来た!
でも実際に公爵家に訪れると、異世界から来たという少女が婚約者の隣に立っていて…。
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる