結婚してるのに、屋敷を出たら幸せでした。

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第五部第四章 決断の時

他種族襲来

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 そして、ルミが来てから、すぐに多数の魔力を同時に感じ取った。ある者は地面を蹴って走っているのか、魔力が分散しているように感じたが、それはたぶん巨人族だろう。

 まあ、空を飛んでいるとは想像できない。たとえ空が飛べたとしても不自然でしかない。だけど、歩いているということは当然、魔獣や魔族に出会すこともあるだろう。
 それで口論にならなければいいが・・・・・? 
 魔獣に関しては、うちの最終兵器だから、あまり殺してほしくはない。けれど、耳を貸してくれるような、性格でないことは明白だ。

 巨人族という生物は、傲慢だ。傲慢以外で表せる言葉はないと、言われるほどだ。だけど、それは自分達より貧弱な者にだけ見せる行為らしい。つまり、目上の方々には傲慢的な態度はしないらしい?
 
 でも、魔族は目上の存在なのだろうか? そこで、今回問題が起こるか起こらないか、判明するということなのだ。
 私としては、同じ目線で接したいけど、そうはいかない相手なのだ。全く傲慢としか言いようがない・・・・・・?

「もしかして、巨人族のこと心配してる?」

 ・・・・・今なんて言った? 
 目の前に立つのは、ルミだった。なぜ、心を読んでいるような感じなんだろうか? この感覚は今感じたものではない卦度、彼女の言葉は一歩先に行く。

 もしかして、彼女のユニークスキルは・・・・・・未来予知?
 未来、私が相談するのを予知したのか? だって、心を読めなんでしょ? だけど、それが嘘だとしたら・・・・・・。良栄な裏切りになりかねてしまう。これは、未来的にそうなってしまうというのもあるけど、信用をなくしてしまう。
 まあそれは、もしもの可能性だから、確実じゃない?

「あ、もしかして図星? だけど、大丈夫。巨人の方々も馬鹿じゃない・・・・・・。誰に喧嘩を売っては駄目なのかよくわかってる。意外と物分かりがいい。まあ慥かにやりすぎなところは多いよ」

 彼女の顔を見ていると、そんな心配は特になくなった。これは確率でしかない。
 
 可能性の一部でしかない。
 だから、彼女は敵じゃない! そう信じていい。

 私の勘が言ってるから。

「そうなのね・・・・・・。まあそれなら心配入らなそうね!」

 だとしたら、次の問題は妖怪だ。頭は良いものの、敵と判断されたら徹底的に軽蔑されてしまう。もしかしたら、金輪際話してくれなくなってしまう?
 そのような性格だから最初の印象に全てをかけなければならない。

「そうなの! だから気を抜いてリラックスしなよ!」

 彼女は笑って、私の手を握った。そして、引っ張り料理を両手に持つ執事に近づいていった。

 だから私も、執事に方に足が進む。彼はグラタンを両手に抱えているため、ぶつかってしまったら一大事になってしまう。まあ治癒能力で治せるのだけど、服についた汚れを除去することは難しい。お気に入りの服を汚したくない。それが本音だ。

 だからここで、勢いを殺さなければならない。後ろに体を反る。そうすると少し勢いは殺せているが、先にぶつかってしまう?

「何やってるの! ストップストップ!」

 私の言葉に、気がついた彼女はピタリと足を止めた・・・・・・。そのせいで彼女の背中に顔をぶつけてしまった。

 そのため、ルミと私は転んでしまった。スカートを履いてたこともあり、怪我はしなかったけど、ジンジンと体が痛む。特に顔が痛い・・・・・。

 耳を地面につけているから、執事たちが駆けつけてきているのがわかる。それに、兵士までも出動していて医療班も近づいてきていることが足音で気がついた。

 だけど、幸い痛いだけで、体に異常はないということだ。黙って立ち上がると、ルミも立ちあがろうとしているが、肘が痛いのか、今にも泣きそうな顔で、仰向けになっている。

 眼をうるうるさせている彼女はまるで子供のようだ。だけど、治癒の能力で痛みも怪我も治っておるだろうに?
 
 もしかして、転んでしまったことに恐怖を感じてしまっているのかもしれない。
 だけど、恐怖をこんな気で感じてしまうのだろうか? 戦争を起こしてもなお生きている国家なのに、こんなことで恐怖を味わっているとなると、心許ないという思いが自然と込み上がってきてしまう。

「ううううわあああああん!」

 遂には泣き出してしまった? まるで子供だけど、本当は大人のなのだ。もしかして前世は子供だったとかないよね?
 だとしたら状況判断能力に長けているのがおかしい。

「どうしたのお姉ちゃん? ルミまるで子供みたいなんだけど・・・・・・?」

 片手にエールも持ちながら彼女言った。ってもう飲んでるの・・・・・? 流石お酒好き・・・・・・。
 だとしてもだけどね?

「私子供じゃないもん! ただただ・・・・・・痛かっただけだもん」

 彼女は泣き止むと顔を服で拭く。執事さん達は何がどうなっているのかわからないという顔をしている。

 片足を斬られても魔族は涙を流さないだろうけど、なぜ女神族の王はこんなにも泣くのだろうか?

「べ、別に私が弱い訳じゃないんだから! 戦場では最強的に強いんだからね!
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