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1章-1節.薬師の名門ブレルスクに入学した私は…
8.教員が怒るまで怒鳴ります。
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私は、あまり目立ちたく無い。声も荒げたくないし、出来ることなら静かに過ごしたい。
トラブルを自分から起こすなんて以ての他だ。
だから、これまでは多少ムカつく事があっても面に出さない様に心掛けて来た。
教員が高慢だろうと無知だろうと傍若だろうと。
先輩達に仕事を押し付けられようとクラスメイトに舌打ちされようと睨まれようと。
憤りは全て、この長い前髪の下に隠して過ごして来た。
当然、これからもそうして日々を過ごしていくつもりだった。
だが、流石に我慢の限界だ。
「(バンッ!!)いい加減にしろ!!」
「……む?」
私は、授業の半ばで教室に怒号を響かせた。
「何だね君は。ワシの授業に何か問題があるというのかね?」
「あぁ、ありまくりだね。教育者としてあるまじき問題だよ。」
「……何だと?」
「「「「(ザワザワッ…ザワッ……ザワザワッ……)」」」」
もうこんな学院うんざりだ。どうせだからこの際、はっきり言ってやる。
「……よもや、このワシの授業に文句を付けようと言う愚か者がいるとはな。」
「いいや、違う。これは、文句じゃなくて指摘だ。あんたの知識は間違ってる!あんた、何もわかっちゃいない!!」
「……なに?」
「こんな無知蒙昧な姿を晒し続けておきながら、よくもまぁ、偉そうにご高説出来たもんだな?」
「無知!?……無知とは、ワシのことをいってるのかね?」
「耄碌してんのか??お前以外誰がいんだハゲジジイ!!」
「なっ!?ハゲ…」
「(バシッ)そもそも、あんたがやってんのは授業じゃねぇ。(バシッ)自己満足を満たす為の公演だ。(バシッ)子守唄にもならねぇ自慢話ばっか垂れ流しやがってよぉ。(バシッ)聞いてるだけで胃がムカムカする。(バシッ)そして此処は公演台じゃねぇ。(バシッ)教壇だ。わかるか?教壇なんだよここは!学問を学ぶ場所なんだよ!!」
数度、授業用の資料を机に叩きつけて挑発する。
「(バサッ)自慢したいなら、市街の広場のど真ん中でやれ。(……パラッ…パラ…パラ……)……ここは学園だ。学園では、授業をしようぜ?」
投げつけた資料が宙を舞う中で、言い放った。
「き…きさ…ま……!!(プルプルプル)」
激怒している様だ。少し煽り過ぎた気もするが……まぁ、多少はムカついてたし、しょうがないかな。
「……(ニタリ)」
すると教員は、不気味に笑った。
………よし、これで退学は決定かな。けど、カイル?私は精一杯やったんだ。精一杯やった結果がこれなんだから仕方ないよな?
「……ならば、君にその授業とやらをやって貰おう。」
「……は?」
今、何て言った?
「そこまで言うのであれば、ワシ以上に素晴らしい授業が出来ると見受けた。説明も交えて是非ともやって貰おうじゃないか。」
「いや、ちょっと待て。何でそうなるんだ?」
「なに、遠慮は要らん。教壇は空いている。好きに使いなさい。」
「………自分がおかしな事を言っている自覚は有るか?どうしてこの話の流れで」
「良いから始めなさい。」
「だから、何で私が……」
「くどいっ!いいから始めろ!!」
「………」
こいつ正気か?教員としてのプライドは無いのか?自分の授業を放棄してるのと同然じゃないか。とは言っても、概ね検討はついてる。私に大恥をかかせようとしているのだろう。執念深いというか、発想が子供じみてるな。
「(チラッ)」
そもそも、さっきから黙ってるけど、周囲の連中は何も言わないのか?
「「「「……」」」」
だめだな。完全に萎縮しちまってる。こりゃ、腹を括るしかなさそうだ。
「何をもたもたしている!さっさとやれ!!」
「……わかった。そこまで言うなら、やってやるよ。」
まぁ、此処で私が大した授業が出来ないとわかれば、教員も私の事を心置きなく退学処分に出来るだろうしな。多少の恥は我慢するとするか。
《やるからには、全力を尽くせよ?》
……わかってるよ、カイル。出来る限りやってみるさ。
トラブルを自分から起こすなんて以ての他だ。
だから、これまでは多少ムカつく事があっても面に出さない様に心掛けて来た。
教員が高慢だろうと無知だろうと傍若だろうと。
先輩達に仕事を押し付けられようとクラスメイトに舌打ちされようと睨まれようと。
憤りは全て、この長い前髪の下に隠して過ごして来た。
当然、これからもそうして日々を過ごしていくつもりだった。
だが、流石に我慢の限界だ。
「(バンッ!!)いい加減にしろ!!」
「……む?」
私は、授業の半ばで教室に怒号を響かせた。
「何だね君は。ワシの授業に何か問題があるというのかね?」
「あぁ、ありまくりだね。教育者としてあるまじき問題だよ。」
「……何だと?」
「「「「(ザワザワッ…ザワッ……ザワザワッ……)」」」」
もうこんな学院うんざりだ。どうせだからこの際、はっきり言ってやる。
「……よもや、このワシの授業に文句を付けようと言う愚か者がいるとはな。」
「いいや、違う。これは、文句じゃなくて指摘だ。あんたの知識は間違ってる!あんた、何もわかっちゃいない!!」
「……なに?」
「こんな無知蒙昧な姿を晒し続けておきながら、よくもまぁ、偉そうにご高説出来たもんだな?」
「無知!?……無知とは、ワシのことをいってるのかね?」
「耄碌してんのか??お前以外誰がいんだハゲジジイ!!」
「なっ!?ハゲ…」
「(バシッ)そもそも、あんたがやってんのは授業じゃねぇ。(バシッ)自己満足を満たす為の公演だ。(バシッ)子守唄にもならねぇ自慢話ばっか垂れ流しやがってよぉ。(バシッ)聞いてるだけで胃がムカムカする。(バシッ)そして此処は公演台じゃねぇ。(バシッ)教壇だ。わかるか?教壇なんだよここは!学問を学ぶ場所なんだよ!!」
数度、授業用の資料を机に叩きつけて挑発する。
「(バサッ)自慢したいなら、市街の広場のど真ん中でやれ。(……パラッ…パラ…パラ……)……ここは学園だ。学園では、授業をしようぜ?」
投げつけた資料が宙を舞う中で、言い放った。
「き…きさ…ま……!!(プルプルプル)」
激怒している様だ。少し煽り過ぎた気もするが……まぁ、多少はムカついてたし、しょうがないかな。
「……(ニタリ)」
すると教員は、不気味に笑った。
………よし、これで退学は決定かな。けど、カイル?私は精一杯やったんだ。精一杯やった結果がこれなんだから仕方ないよな?
「……ならば、君にその授業とやらをやって貰おう。」
「……は?」
今、何て言った?
「そこまで言うのであれば、ワシ以上に素晴らしい授業が出来ると見受けた。説明も交えて是非ともやって貰おうじゃないか。」
「いや、ちょっと待て。何でそうなるんだ?」
「なに、遠慮は要らん。教壇は空いている。好きに使いなさい。」
「………自分がおかしな事を言っている自覚は有るか?どうしてこの話の流れで」
「良いから始めなさい。」
「だから、何で私が……」
「くどいっ!いいから始めろ!!」
「………」
こいつ正気か?教員としてのプライドは無いのか?自分の授業を放棄してるのと同然じゃないか。とは言っても、概ね検討はついてる。私に大恥をかかせようとしているのだろう。執念深いというか、発想が子供じみてるな。
「(チラッ)」
そもそも、さっきから黙ってるけど、周囲の連中は何も言わないのか?
「「「「……」」」」
だめだな。完全に萎縮しちまってる。こりゃ、腹を括るしかなさそうだ。
「何をもたもたしている!さっさとやれ!!」
「……わかった。そこまで言うなら、やってやるよ。」
まぁ、此処で私が大した授業が出来ないとわかれば、教員も私の事を心置きなく退学処分に出来るだろうしな。多少の恥は我慢するとするか。
《やるからには、全力を尽くせよ?》
……わかってるよ、カイル。出来る限りやってみるさ。
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