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1章-1節.薬師の名門ブレルスクに入学した私は…
19.諦めるまで追い出します。
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ー2日目ー
「君がベルモンド氏とダルガン氏を説き伏せたというアレクくんだね?どうだろう?私とディベートをしないかい?もしも私が勝てば、私のゼミに入って貰うよ?」
「えぇ、では、私が勝ったら発狂しながら校内を駆け巡って貰います。」
割愛
「(ダダダダダダダッ)この私がっ……この私がぁぁっ!!!」
「早速、約束を履行してくれるとは、流石ですね。」
ー3日目ー
「私のゼミに来ないかい?ゼミの勧誘避けになるし、私にだって教えられる事はあると思うんだ。」
「なるほど。良い提案ですね。では、脱税の方法をお聞かせください。経験豊富で、相当詳しいでしょう?」
割愛
「(ダダダダダダダッ)うそだぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!」
「今度は資金洗浄の方法をお願いします。そちらもお詳しいでしょう?」
ー4日目ー
「ユーカンベリーグローアップ。カムトゥーマイゼミ。」
「Be quiet.I can't bear to hear it.」
割愛
「(ダダダダダダダッ)サナダヴィーーーーッチッ!!!!!」
「Ah, what a brilliant losing line」
とまあ……教員達の授業を悉く退けているうちに、退学予告をされて5日目になった。
「よって、この様に結論が導ける。」
〈キーンコーンカーンコーン〉
「……では、これで今日の授業範囲は終わります。」
「「「「ありがとうございました。」」」」
そして、私は今日も……職務を放棄した馬鹿共の代わりに授業をしている。
「………今日も来ないか。」
あの日以来、彼女を見かけていない。彼女の事だから、自責の念に囚われて私に合わせる顔が無いとか思い悩んでいるのだろう。別に気にしなくても良いのに………なんて、言っても遠慮するだけか。
「(ガタッ)さて、行くか。」
今思い悩んでも仕方ない。流石に最終出席日には登校して来るだろう。思い悩む前に、今やるべき事をやっていこう。
この後は薬慈院でアルバイトだ。早いとこ行って自分の管轄を終わらせないとな。
「よっ!代講お疲れ。最近、あいつら見かけないから出だしがスムーズだな。」
「………そうだな。」
5日目にもなると、教員達が全然姿を見せなくなった。
それが理由で、連日の授業で私が代講をせざるを得ない。
最近、回数をこなして少しは様になってきたかな?
「(タタタッ)先生、今日もありがとうございました!」
「(タタタッ)今日もすげぇわかりやすかったです!!」
だからだろうか。もはやクラスメイト達からは先生として認識されてるみたいだ。
「いや…私は先生じゃありませんよ。」
「まぁたそんなこと言っちゃって!明日も期待してますよ!!それじゃ!(タタタッ)」
「また明日!(タタタッ)」
「あぁ…はは………」
「すっかり人気者だな、アレク?」
「全く、何でこんなに人気なのやら。」
「自分の行動を振り返ってみな。それでわからないなら諦めろ。」
全く……まぁ、彼らも年相応の元気を取り戻しつつある。それはとても良い傾向だし、むず痒い感じはするが仕方ないかな。
「!(キッ)」
「(ギンッ)」
「(チッ)」
「………」
一方で、貴族連中からのあの仇敵を見る様な目や態度は理解出来ないな。廊下ですれ違う度にこれだ。こういう時は嘲笑じゃないのか?自分よりテストの点が低い奴が教鞭を執ってるんだから。
「どうして彼らは、あんなに私に敵意を向けて来るんだ?」
「そりゃあ、お前のテストの点が高いからだろ。それも異常な程な。」
「へ?」
並んで歩いていたテルマが、素っ頓狂な事を言い出した。
「ここ数日の授業でわかったよ。やっぱり、アレクは頭が良い。」
「……ハハッ、褒め言葉として受け止めとくよ。けど、教養のある貴族様達ほどではないさ。」
「おいおい、言っとくがアイツらよりお前の方がずっと優秀だぞ?」
「そんな事はないだろ?少なくとも、私よりは彼らの方が頭が良い筈だ。」
「……何を根拠に言ってんだよ。オレが言うのもなんだが、あいつら相当バカだぞ?」
「そんな筈ないだろ?70点台の奴があんなにごろごろいるんだからな。それに私、最初のテストからずっと50点なんだが?」
「え゛?」
「……何だよ。」
テルマが、見たことない顔になっていた。覚悟してたけど、そのリアクションは流石に応えるなぁ。
「……それ、マジでか?」
「こんな事で嘘を付くかよ。」
「………マジかぁ。50点……50点かぁ……」
そんな噛み締める様に反芻するな。事実だけどさぁ。
「馬鹿共の、とても授業とは呼べないあんな授業で70点代を取れてんだ。流石貴族様って感じだよ。」
「………」
「どうした?」
「……言われてみれば、貴族だからってのは理屈として合ってはいるんだな。」
やっぱり特別な勉強法か何かがあるんだな。
「それより、ずっと50点ってのは本当か?」
「しつこいな。……わかってる。あんな啖呵を切ってはいたけど、本当はそんなに頭良くないんだよ。……情けない師匠でごめんな?」
「あぁ違う違う。そんなんじゃねぇよ。」
「?」
「なんか、盛大なすれ違いがあるみたいだから、はっきり言うぞ?」
「え?すれ違い?何が?」
「……いいか?よく聞け。このテストは筆記だけじゃ100点満点は取れねぇよ。」
「…………へ?」
「君がベルモンド氏とダルガン氏を説き伏せたというアレクくんだね?どうだろう?私とディベートをしないかい?もしも私が勝てば、私のゼミに入って貰うよ?」
「えぇ、では、私が勝ったら発狂しながら校内を駆け巡って貰います。」
割愛
「(ダダダダダダダッ)この私がっ……この私がぁぁっ!!!」
「早速、約束を履行してくれるとは、流石ですね。」
ー3日目ー
「私のゼミに来ないかい?ゼミの勧誘避けになるし、私にだって教えられる事はあると思うんだ。」
「なるほど。良い提案ですね。では、脱税の方法をお聞かせください。経験豊富で、相当詳しいでしょう?」
割愛
「(ダダダダダダダッ)うそだぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!」
「今度は資金洗浄の方法をお願いします。そちらもお詳しいでしょう?」
ー4日目ー
「ユーカンベリーグローアップ。カムトゥーマイゼミ。」
「Be quiet.I can't bear to hear it.」
割愛
「(ダダダダダダダッ)サナダヴィーーーーッチッ!!!!!」
「Ah, what a brilliant losing line」
とまあ……教員達の授業を悉く退けているうちに、退学予告をされて5日目になった。
「よって、この様に結論が導ける。」
〈キーンコーンカーンコーン〉
「……では、これで今日の授業範囲は終わります。」
「「「「ありがとうございました。」」」」
そして、私は今日も……職務を放棄した馬鹿共の代わりに授業をしている。
「………今日も来ないか。」
あの日以来、彼女を見かけていない。彼女の事だから、自責の念に囚われて私に合わせる顔が無いとか思い悩んでいるのだろう。別に気にしなくても良いのに………なんて、言っても遠慮するだけか。
「(ガタッ)さて、行くか。」
今思い悩んでも仕方ない。流石に最終出席日には登校して来るだろう。思い悩む前に、今やるべき事をやっていこう。
この後は薬慈院でアルバイトだ。早いとこ行って自分の管轄を終わらせないとな。
「よっ!代講お疲れ。最近、あいつら見かけないから出だしがスムーズだな。」
「………そうだな。」
5日目にもなると、教員達が全然姿を見せなくなった。
それが理由で、連日の授業で私が代講をせざるを得ない。
最近、回数をこなして少しは様になってきたかな?
「(タタタッ)先生、今日もありがとうございました!」
「(タタタッ)今日もすげぇわかりやすかったです!!」
だからだろうか。もはやクラスメイト達からは先生として認識されてるみたいだ。
「いや…私は先生じゃありませんよ。」
「まぁたそんなこと言っちゃって!明日も期待してますよ!!それじゃ!(タタタッ)」
「また明日!(タタタッ)」
「あぁ…はは………」
「すっかり人気者だな、アレク?」
「全く、何でこんなに人気なのやら。」
「自分の行動を振り返ってみな。それでわからないなら諦めろ。」
全く……まぁ、彼らも年相応の元気を取り戻しつつある。それはとても良い傾向だし、むず痒い感じはするが仕方ないかな。
「!(キッ)」
「(ギンッ)」
「(チッ)」
「………」
一方で、貴族連中からのあの仇敵を見る様な目や態度は理解出来ないな。廊下ですれ違う度にこれだ。こういう時は嘲笑じゃないのか?自分よりテストの点が低い奴が教鞭を執ってるんだから。
「どうして彼らは、あんなに私に敵意を向けて来るんだ?」
「そりゃあ、お前のテストの点が高いからだろ。それも異常な程な。」
「へ?」
並んで歩いていたテルマが、素っ頓狂な事を言い出した。
「ここ数日の授業でわかったよ。やっぱり、アレクは頭が良い。」
「……ハハッ、褒め言葉として受け止めとくよ。けど、教養のある貴族様達ほどではないさ。」
「おいおい、言っとくがアイツらよりお前の方がずっと優秀だぞ?」
「そんな事はないだろ?少なくとも、私よりは彼らの方が頭が良い筈だ。」
「……何を根拠に言ってんだよ。オレが言うのもなんだが、あいつら相当バカだぞ?」
「そんな筈ないだろ?70点台の奴があんなにごろごろいるんだからな。それに私、最初のテストからずっと50点なんだが?」
「え゛?」
「……何だよ。」
テルマが、見たことない顔になっていた。覚悟してたけど、そのリアクションは流石に応えるなぁ。
「……それ、マジでか?」
「こんな事で嘘を付くかよ。」
「………マジかぁ。50点……50点かぁ……」
そんな噛み締める様に反芻するな。事実だけどさぁ。
「馬鹿共の、とても授業とは呼べないあんな授業で70点代を取れてんだ。流石貴族様って感じだよ。」
「………」
「どうした?」
「……言われてみれば、貴族だからってのは理屈として合ってはいるんだな。」
やっぱり特別な勉強法か何かがあるんだな。
「それより、ずっと50点ってのは本当か?」
「しつこいな。……わかってる。あんな啖呵を切ってはいたけど、本当はそんなに頭良くないんだよ。……情けない師匠でごめんな?」
「あぁ違う違う。そんなんじゃねぇよ。」
「?」
「なんか、盛大なすれ違いがあるみたいだから、はっきり言うぞ?」
「え?すれ違い?何が?」
「……いいか?よく聞け。このテストは筆記だけじゃ100点満点は取れねぇよ。」
「…………へ?」
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