GATEKEEPERS  四神奇譚

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第三部

第五幕 都市下・所在不明

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日曜の早朝。
そのマンションを直接訪れるのは久々ではあるが、宇野智雪と家主が疎遠なわけではない。ただ単にマンション以外で顔を会わせることが多かっただけの話しで、鳥飼信哉のことは長い付き合いたがらよく理解している。勿論信哉が母子家庭で母方には親戚は一人も居ないことも、父親が健在でそちらの方も余り親戚はいないのも当に承知している程の仲だ。それなのにマンションのインターホンを押して応答したのは、今まで一度も聞いたことのない声だった。

『どちら様ですか?』
「あ、すみません、同級生の宇野と言いますが、鳥飼君はご在宅では?」

一瞬の空白。
そして相手が答えたのは自分は親戚で、信哉は今事情があって家にはいないという言葉だ。素直に雪が「そうでしたか、ではまた来ます」と納得したように引き下がったのは、何者だと突き詰めるのは無駄なことだと雪は冷静に考えを巡らせたから。鳥飼信哉が見ず知らずの人間を簡単に家に入れる筈がないのは承知しているし、前夜に澤江仁という青年が香坂智美から逃げるように言われたと話したのを聞いたときから異変は感じていた。
宇野智雪は香坂智美の事を知っている。
というのも実は宇野智雪の実の父親は香坂智春といい、香坂智美の親戚に当たるのだ。そして奇妙なというより、香坂家の家系の人間はどうも血筋が顔立ちに現れやすいらしい。というのも宇野の死んだ妻は、一番最初に雪を別人と見間違ったのだ。
その人物は香坂衛、宇野静子の子供で今雪が育てている一人息子・宇野衛の実の父親だ。そう、実は息子の衛も香坂家の血筋の人間で、しかも智美と同じカメラアイという能力をもっている。かくいう雪自身はカメラアイではないが、それでも普通よりは遥かに記憶力はいい。
その香坂智美が意味もなく逃げろと口にする筈がないし、雪の彼女の麻希子曰く仁は記憶喪失で鳥飼信哉が預かっていたのだという。しかも信哉は香坂智美と以前からの知り合いだというが、大概のことは知っていた雪が知らないということは信哉は香坂との関わりを秘密にしていた。
雪は迷わずその足で隣の棟に向かったが、そこにいる筈のない人間がまたここにも存在して尚更疑惑を深めただけだ。
今までいなかった筈の親戚が突然出現。
しかも、それは鳥飼信哉だけでなく、同じく身内は従弟だけの土志田悌順にまで。当人二人は不在で電話連絡もとれず、家には見ず知らずの架空人物がいる。幼馴染みの二人が普通とは少し違っているのは昔から知っていて、実際には自分もその一風変わっている人間の一人だった。だけどいる筈のない親戚が当然のごとく出現するような不気味な不思議さは、三人とも持ち合わせてはいないつもりだ。
険しい顔つきで歩き始めた雪の目の前に、丁度いいのか最悪なのかその人物が現れたのはその時だった。



※※※



気がつくとそこは白い壁に囲まれた部屋で、しかも着ている服には見覚えがあるのに悌順は苦々しく舌打ちした。でも、あの研究所は失火で燃え尽きた筈と素早く壁に手つき、その壁をうち壊す場所を探ろうとする。ところが壁についた手の先には、奇妙なことに何も感じ取れない。本当なら壁の向こうにある空間の湿度が震えたりするから、どれくらいの空間があるとかどれくらいの人間がいるとかは大体判別がつく。それなのに壁についた手の先にはどんなに集中しても、それが感じ取れる感覚が生まれないのだ。

なんだこれ……

そんな経験の方が滅多にない位なので、悌順は順繰りに周囲の四方の壁に触れて歩く。勿論壁に継ぎ目はあるのだが気が付けば、壁には扉もないのだから咄嗟に頭上を見上げる。嵌め込みのガラスのような天井に、ニヤニヤと笑いながら自分を見下ろす視線があったのに悌順は思わず舌打ちした。上から眺めて馬鹿にされていたのは理解できるが、視線を感じないなんて自分にしたら珍しい。ただ、その程度の隔離で何か出来るなんて甘いとしか…………

『土志田悌順、もし、そこから逃げようとした場合は、大事な従兄弟や幼馴染みの部屋に相応の罰を与えることになるぞ?』
「あ?」
『壁に触れても何も感じないだろう?この部屋の回りは流動する汚泥が流れていてね、水気の君には、それに埋められたら下手すると死ぬしかないな?どうかね。』

確かに水気の相剋は土気で、汚泥ということは不浄な土に埋められると言いたいわけだ。確かにそれはあまり望ましくはないが、ここが埋まるまでどれくらいの時間がかかるかは……

『その汚泥には圧力をかけてあってね、壁が崩れれば一瞬で中は埋まる。』

先を見越した答えに、思わずチッと舌打ちしてしまう。つまりは一瞬で相剋の物質で埋まるぞと脅されている上に、人質もいると言いたいわけだ。
どう考えてもこの話をしているのは若いが僧服を着た院の三十代程の人間にしか見えないが、何故か言葉が酷く勘に障るし聞き覚えのある話し方なのだ。それがなんだというのだと言いたげな悌順の視線に、男は賑やかに嗤いながらいう。

『それと同じように、君の従弟の部屋の周囲は錆びの多い金属が、ご友人には汚水が流れ込むようにしてある。意味はわかるな?』

忌々しい話だ。それぞれに相剋の、しかも清浄ではない物質で一気に責め立てられる状況に、自分が何かしたら仲間を晒すという。それでも仮生して四神の姿になれば、怪我はするかもしれないが逃げるくらいなら可能だ。

『言っておくが、化けることは封じてある。』
「なんだと?」
『壁の向こうを探れないのは、相剋で遮っているだけではないぞ?ちゃんと力を封じてあるからだ。』

当然のような言葉に悌順は呆気にとられて、言葉を失う。そんな手段があり得るなんて聞いたことがないと呟くと、試してみればいいと朗らかに男はいうのだ。試せば仲間を生き埋めにすると言われているのに試せるわけがないのに、目の前の男は当然のように悌順を見下ろして嗤っている。

『封じ方に関しては、企業秘密だ。教えて他の奴に真似されて、大事な研究材料を奪われても困るんでね。』

こうして捕獲されてしまったのは完全に実験動物として管理するつもりだからかと、悌順はあきれ果てる。しかも今の言葉で誰に似ていて腹が立つのか思い出してしまった。兎も角何時間眠らされていたかは分からないが、少なくとも院の騒動は納められて四神は猛獣宜しく捕まえられた訳だ。これは香坂にしたこの間の事の仕返しかとも一瞬思うが、それにしてはこの状況は手が込みすぎている。

「式読は?これを許可しているのか?」

目の前の男は悌順を見下ろしたまま、馬鹿にするように目を細めた。

『許可も何も私が決めたことだ。私が式読なんだからな。』
「は?何いってんだ?香坂は?」

式読には特別な能力があるのは悌順もとうに知っているが、この男も香坂の一族というやつなのだろうかと考える。それにしても見下ろす顔は別な男に似ていて、悌順の知っている男の息子なんだろう。親に似てとんでもなく嫌味で勘に障る顔をしているし、自分が式読だなんてどう聞いていてもそれが納得できる状況にはまるでない。

『ところで、君の従弟以外に身内に生存者はいるのかな?』
「しるかよ。」 
『では、質問を変えよう。鳥飼信哉の弟・真見塚孝には特別な能力はあるのかな?担任としてはどうかね?土志田悌順。』

その言葉に思わず目を見開いたのは仕方がない。仕方がないが、香坂が抑え込んでいた情報が漏れ、相手が今まではしなかったことをしようとしているのに気がつかされる。しかも、これが更に進行していくと信哉の恋人の四倉梨央だけでなく、自分の方にも危険性を孕む人間が増えていくのだ。それをあえて目の前の男が口にしたのは、そうされたくなければいうことを聞けと脅しをかけているからに違いない。

「…………俺が知るかよ、信哉に聞いたらどうだ。」
『残念だが、そうできたらしている。』

意味深な言葉の意味を悌順が問い返す前に、男は会話に飽きたように自分から視線をはずすと頭上から歩み去っていく。



※※※



個室に押し込められた状況で目を覚ました。どれくらいの時間気を失っていたかは分からないがベットの上にで、しかも病衣、動かせる場所は清潔な包帯と厚く当てられたガーゼで治療が施されている。一番傷が深いのは脇腹だが、そこもキチンと縫合されているのか、引き連れるような僅かな痛みを感じて義人は目を細めた。生体の生命力を全て治癒に回しているのか、視界は何時も程には何から何までは見えない。だが、自分がどんな場所に目下隔離されているかは理解できる。

まるで隔離室か保護室ってとこだね。これじゃ……。

減圧室の作りなのか四方の壁は硬質ではないようだが、その壁を視界が透過できないところを見ると周囲は相剋の金属の層もあるに違いない。起きあがって手を触れれば幾らか状況は分かりそうだか、今の体では立ち上がって壁まで行けるかも覚束ないだろう。大きな溜息をつきながら身に付けた知識を反芻するように四方を見回していると、不意に重い音を立てて扉が開かれ彼はふっと視線を向けた。

「気が付きましたか?」

今まで何度か室内に入ってきた人間達とは違う僧衣の姿に、義人は微かに視線を細めた。今まで何度も室内に入って来た者達は、まるで疫病に恐れるように怯えながら宇宙服のような滅菌された空気を流し込む保護服を着ていたのに、その者はマスク1つ付けず室内に立っている。

「…………あなた方の命が危険になる状況は、僕は抜け出したということですか?」
「いいえ、私は特別です。」

冷ややかな刃物のような感情のない視線を向けながら年齢のハッキリしない少し老獪さを思わせる三十代半ばの僧衣の人物は、鷹揚な声音を放ちながら歩み寄ると青年を見下ろす。義人は微かに目を細めると、あえて柔らかい微笑をしいて見せた。

「それで?ワザワザまだ不確定な要素の中、命を危険に晒して迄僕と話したい事はなんですか?」

笑みの中にも棘を感じさせる言葉に、おやとその者は感心したように表情を変える。

「あなたは朱雀とは違うようですね?青龍。」

ピクと微かにその表情が仲間の名前に動いたのを見逃しもせず、その者は一見和やかにも見える微笑で座る訳でもなくベットの上の義人を観察するように眺めた。その不躾な視線にほんの少しだけ義人の表情が変わる。

「私は東条巌と申します。」
「東条……初めて聞きますね。」
「やはり、自己紹介はしていただけないですか?宇佐川義人。」

既に知っているくせにと心の中で言いながら、この男が何を目的にここに姿を表したのかを図りかねる。少なくともここは院の配下の施設で、自分が悌順と従弟同士なのは既に知られてしまっているのだ。自分に丁寧に治療を施しているということは殺す気ではないだろうが、ただの治療だけで済ませるような気配ではないのはみえみえだとしか言えない。

「それで、自己紹介がしたかっただけですか?」
「私の仕事は四神の力の解明と…………健康管理です。」

わざと相手が健康管理という言葉を付け足したことに気がついて、義人は微かに剣呑に表情を変える。どう聞いてもこの東条が、自分達をモルモットにしようとしているとしか聞こえない言葉に義人は眉を顰めた。

「だから、どうか大人しくここに暫く逗留して頂きたいのです。あなたの表向きのお仕事には交通事故と、ご連絡を差し上げておきました。」

恩着せがましい上に、手の早いことでと心の中で皮肉を呟く。ということは少なくとも半日以上は、経っている可能性が高い。勤務先の若瀬クリニックは日曜は休診だが、一応緊急患者のために電話は転送されるから何時でも連絡はできる。
土曜の夜中からの明け方までの戦闘の後、ここまでの移動と治療。この施設は前々から準備されているとしても、移動から治療に日単位とは思えない。何故かと問われれば、筋力の低下がそれほど大きくないから、としか答えられないが看護師の認識として聞いて置いてくれればいい。恐らくは気を失っていたのは数時間というところだろうし、気がついてからは半日はたっていないだろう。空腹感はあるから、その幅はそれほど誤ってはいない筈だ。

「…………他の仲間はどうしてるんですか?」
「今はあなた自身の傷を治すことが先決でしょう?」
「そうでしょうね?でも仲間の状態を聞く事だって僕には治療の一環でしょう?精神的な治療のね。」

冷静に穏やかな口調で言う義人に、してやられたと言いたげな表情をワザとらしく浮かべて東条が微笑む。そう彼が言うのが分かっていたようだと気がついて一瞬忌々しい思いにとらわれたが、あえてその気持ちを飲み込んで包み隠しながら義人は言葉の先を待った。

「槙山忠志は軽傷な方でしょう。意識はしっかりしてます。」

そして穏やかに冷淡な微笑を浮かべて東条は、酷く冷ややかな色をした瞳で彼の顔を見下すような視線で眺める。

「………白虎は……どうなんですか?」
「鳥飼信哉はどうでしょうね?あなた方のつけた傷はどうにかなりそうですが、今のところ意識が戻りません。」

わざと四神ではなく名前をいう時点で、目の前の相手が自分達を四神として扱うつもりではないのだと気がつく。これをどう考えると正しいかは自ずと見えていて、悌順と信哉が一番危惧していた状況に自分達が陥りかけているのに気がつかされる。

「では、僕の従兄は?」
「彼が一番軽傷でしょうね。」

ヤッパリかと内心で毒づきたくなる。この目の前の男のお陰で鳥飼信哉を二人で押さえ込むなんて状況に追い込まれ、しかも実験動物として大人しくしていろときた。大概の相手は宇佐川義人を、穏和で穏やかで怒りもしない人間だと勘違いしている節があるが宇佐川義人は実際のところそんなタイプではない。

「なら安心しました。」

予想外にそれでも表面上穏やかに見える義人の様子に、東条は治療を大人しく受けてくださいと賑やかに微笑みながら立ち去った。穏やかそうに見える内面で実は煮え滾るほどに宇佐川義人が激怒しているとは、微塵も思いもしていないのは歩みからでも分かる。

ただですむと思ったら大間違いだ…………。
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