14 / 34
12「午後の誘い」
しおりを挟む
翌日、午前の授業を終えて、迎えた昼休み。友広と合流して、入学してから初となる学食へと向かう。
広い。やっぱり真っ先に抱いた感想はそれだった。だって、学食専用の建物があるんだよ?しかも五階建てっていうね。
予想はしていたけれど、メニューもめっちゃ豪華な上にシェフは全て一流揃いというね。凄い所に入学したんだなぁっと今更ながら実感した。
「お、あそこ空いてるな」
「じゃあ、そこにするか」
無事昼食をゲットして、空いていた席に座る。因みに、俺は牛カツ丼を、友広はふわとろオムライスを選んだ。
ついでに言っておくが、ここ聖カーニア学園の学食ではお金を払わない。何故なら入学時に学食代も込みで既に支払われているので、生徒たちは払わなくても良いというシステムだからだ。
さて、それじゃあ。いただきます。牛カツを一切れ、米と共にパクリと口に入れる。
………うっっっま!!!
あまりの美味さにピッシャーン!と衝撃が身体を駆け抜ける。何だこれ、箸が止まらないぞ!
「…ふう」
ご馳走さまでした。
ハンカチで口元を拭き、箸を置く。つい夢中で食べてしまった。
「………」
ん?何だか視線を感じるような…
「? どうかしたのか?友広」
「いや…何というか、その…」
「? 何だよ?」
歯切れの悪い友広の態度を不思議に思っていると、周囲からも視線を向けられている事に気が付いた。
何だ?何で見られてるんだ?俺なにか変な事したか?
「な、なあ友広。何か見られてる気がするんだが…」
「あー…そりゃそうだろうな」
「そりゃそうって…」
…何がだ? よく分からず、首を傾げる。
すると、友広がちょいちょいと手招きをする。耳を貸せという事らしい。何だろうか?
「…簡潔に言うぞ。お前の食べ方がその…色気駄々洩れだったからだよ」
「………は?」
色気?
「…ちょっと何を言ってるか分からないんだが」
普通に食ってただけだぞ?
「は?お前それマジで言ってるのか?」
マジも何も、心からそう思ってますが。
頷いてみせると、友広は「マジかぁ…」と言って深い溜め息を吐き出した。おい、人の顔を見ながら溜め息を吐くんじゃない。傷付くだろ。
「面白いものを見させて貰ったぞ。石留椿」
と、その時、背後から聞き覚えのある声がした。
振り返らなくても分かる。この俺様な態度がそのまま伝わってくるような口調に、俺の名前をフルネームで呼ぶ人物なんて今のところ一人しかいない。
「…何か用ですか、燈堂先輩」
営業スマイルを貼り付けて、ギギギと油が切れたロボット宜しく後ろを振り返る。
「喜べ、石留椿。この俺が直々に『特別席』に招待してやろう!」
………は?
突然の展開に意味が分からず、思わず友広を見る。
「なっ、あの代々生徒会のメンバーしか使う事を許されていない『特別席』に!?」
「お、おい?」
どうしたんだ。そんな突然説明口調で状況を解説してくれるモブみたいな……って、そういえば友広はお助けキャラだったな。
だがおかげで思い出した。これは燈堂先輩ルートで最初に発生するイベントだ。
確か…そう、ゲームでも『特別席』という単語が出てきたはず。ゲームならここで『誘いを▽受ける▽受けない』という選択肢が出てきていた。
という訳で、ここで俺が選ぶべき選択は
「お断りします」
『受けない』一択だ!そうすれば、好感度も下がって──
「ほう?この俺直々の誘いを断るとは…やはり面白い奴だな。益々気に入ったぞ、石留椿」
って、あっっっれぇ!?
何で?何で気に入られたの?俺確かに断ったよね?なのに何で?ホワイ!?
「ふっ、この期に及んでもまだ表情を崩さないか」
いえ、営業スマイルのまま固まっているだけです。内心動揺しまくりですが。
「やはり面白いな。俄然この俺になびかせてやりたくなった」
ニヤリと白い歯を見せて笑う燈堂先輩。なんか怖い事言ってる!誰かー!助けてー!
「今日のところはその姿勢に免じて引いてやろう。だが、覚悟しておけよ?」
するりと俺の頬を指の背でひと撫でして、燈堂先輩は去っていった。
その後ろ姿を固まったまま見送っていると、
「どういう事だよ、椿!」
「どういう事って、ちょ、待っ」
がくがくと友広に両肩を激しく揺さぶられ、首ががくんがくんとあっちへこっちへ向く。激しい、激しいって!
「お、落ち着けって友広」
「これが落ち着いてられるかよ!」
「何をそんなに慌ててるんだよ?」
「だってお前、あの燈堂先輩の直々のお誘いだぞ?」
「? それがどうかしたのか?」
そう答えると、友広が信じられないという目で俺を見る。
「いいか?燈堂先輩はあの燈堂財閥の跡取りってだけあって、それはもう凄い人気なんだよ。親衛隊の人数も一番多いしな」
「親衛隊?」
「ファンクラブとも言うな」
ああ、そういえばそんなのもゲームに出てきたっけな。
「まあ、ファンクラブが既にあるお前からしたら大したものじゃないかもしれないけどさ」
「え?」
今、何て? 俺のファンクラブ?そんなのあるの?
「? なに驚いてんだよ」
「い、いや、何でもない。それで?何がそんなに問題なんだよ?」
とりあえず、俺のファンクラブとやらは気になるが、話が進まないので今は一旦置いておこう。
「燈堂先輩はな、モテるけど特定の相手は作らない事で有名なんだよ」
「へえ」
そうなのか。
「へえ、って…お前な、これがどういう意味か全っ然分かってないな?」
真剣な顔で友広がびしりと指を差す。
「特定の相手を作らないって事は、誰の事も特別扱いしないって事だ。だから、今まで誰が食事に誘っても全部断ってた。なのに、さっきお前を、それも燈堂先輩自ら昼食の席に誘った。これで驚かない方が無理だろ」
力強く言い切られ、俺は漸く友広の驚きようを理解した。理解したが…
「あー…つまり、俺は燈堂先輩に…」
「完全に気に入られたな」
友広の断言で見事に決まったボディーブローに、心の中で吐血する。
つまり、BなL展開フラグが折れていないどころか、寧ろ増やしてしまったらしい。なるほどなるほど。
………って、何でやねんっ
思わず関西弁でセルフツッコミを入れてしまう。
なーにが「覚悟しておけよ?(ニヤリ)」だ!しかも指の背で頬を撫でるとか、なに気障な真似してんだよ!気障過ぎて鳥肌ものだったわ!
「お、おい。大丈夫か?椿」
急に黙り込んだ俺を心配するように顔を覗き込む友広に「大丈夫だ」と告げながら、荒ぶる心をどうにか鎮める。
落ち着け、俺。まだ挽回のチャンスはあるはずだ。
そう、『攻略対象同士をくっつけてしまおう作戦』はまだ始まったばかりなのだから。
広い。やっぱり真っ先に抱いた感想はそれだった。だって、学食専用の建物があるんだよ?しかも五階建てっていうね。
予想はしていたけれど、メニューもめっちゃ豪華な上にシェフは全て一流揃いというね。凄い所に入学したんだなぁっと今更ながら実感した。
「お、あそこ空いてるな」
「じゃあ、そこにするか」
無事昼食をゲットして、空いていた席に座る。因みに、俺は牛カツ丼を、友広はふわとろオムライスを選んだ。
ついでに言っておくが、ここ聖カーニア学園の学食ではお金を払わない。何故なら入学時に学食代も込みで既に支払われているので、生徒たちは払わなくても良いというシステムだからだ。
さて、それじゃあ。いただきます。牛カツを一切れ、米と共にパクリと口に入れる。
………うっっっま!!!
あまりの美味さにピッシャーン!と衝撃が身体を駆け抜ける。何だこれ、箸が止まらないぞ!
「…ふう」
ご馳走さまでした。
ハンカチで口元を拭き、箸を置く。つい夢中で食べてしまった。
「………」
ん?何だか視線を感じるような…
「? どうかしたのか?友広」
「いや…何というか、その…」
「? 何だよ?」
歯切れの悪い友広の態度を不思議に思っていると、周囲からも視線を向けられている事に気が付いた。
何だ?何で見られてるんだ?俺なにか変な事したか?
「な、なあ友広。何か見られてる気がするんだが…」
「あー…そりゃそうだろうな」
「そりゃそうって…」
…何がだ? よく分からず、首を傾げる。
すると、友広がちょいちょいと手招きをする。耳を貸せという事らしい。何だろうか?
「…簡潔に言うぞ。お前の食べ方がその…色気駄々洩れだったからだよ」
「………は?」
色気?
「…ちょっと何を言ってるか分からないんだが」
普通に食ってただけだぞ?
「は?お前それマジで言ってるのか?」
マジも何も、心からそう思ってますが。
頷いてみせると、友広は「マジかぁ…」と言って深い溜め息を吐き出した。おい、人の顔を見ながら溜め息を吐くんじゃない。傷付くだろ。
「面白いものを見させて貰ったぞ。石留椿」
と、その時、背後から聞き覚えのある声がした。
振り返らなくても分かる。この俺様な態度がそのまま伝わってくるような口調に、俺の名前をフルネームで呼ぶ人物なんて今のところ一人しかいない。
「…何か用ですか、燈堂先輩」
営業スマイルを貼り付けて、ギギギと油が切れたロボット宜しく後ろを振り返る。
「喜べ、石留椿。この俺が直々に『特別席』に招待してやろう!」
………は?
突然の展開に意味が分からず、思わず友広を見る。
「なっ、あの代々生徒会のメンバーしか使う事を許されていない『特別席』に!?」
「お、おい?」
どうしたんだ。そんな突然説明口調で状況を解説してくれるモブみたいな……って、そういえば友広はお助けキャラだったな。
だがおかげで思い出した。これは燈堂先輩ルートで最初に発生するイベントだ。
確か…そう、ゲームでも『特別席』という単語が出てきたはず。ゲームならここで『誘いを▽受ける▽受けない』という選択肢が出てきていた。
という訳で、ここで俺が選ぶべき選択は
「お断りします」
『受けない』一択だ!そうすれば、好感度も下がって──
「ほう?この俺直々の誘いを断るとは…やはり面白い奴だな。益々気に入ったぞ、石留椿」
って、あっっっれぇ!?
何で?何で気に入られたの?俺確かに断ったよね?なのに何で?ホワイ!?
「ふっ、この期に及んでもまだ表情を崩さないか」
いえ、営業スマイルのまま固まっているだけです。内心動揺しまくりですが。
「やはり面白いな。俄然この俺になびかせてやりたくなった」
ニヤリと白い歯を見せて笑う燈堂先輩。なんか怖い事言ってる!誰かー!助けてー!
「今日のところはその姿勢に免じて引いてやろう。だが、覚悟しておけよ?」
するりと俺の頬を指の背でひと撫でして、燈堂先輩は去っていった。
その後ろ姿を固まったまま見送っていると、
「どういう事だよ、椿!」
「どういう事って、ちょ、待っ」
がくがくと友広に両肩を激しく揺さぶられ、首ががくんがくんとあっちへこっちへ向く。激しい、激しいって!
「お、落ち着けって友広」
「これが落ち着いてられるかよ!」
「何をそんなに慌ててるんだよ?」
「だってお前、あの燈堂先輩の直々のお誘いだぞ?」
「? それがどうかしたのか?」
そう答えると、友広が信じられないという目で俺を見る。
「いいか?燈堂先輩はあの燈堂財閥の跡取りってだけあって、それはもう凄い人気なんだよ。親衛隊の人数も一番多いしな」
「親衛隊?」
「ファンクラブとも言うな」
ああ、そういえばそんなのもゲームに出てきたっけな。
「まあ、ファンクラブが既にあるお前からしたら大したものじゃないかもしれないけどさ」
「え?」
今、何て? 俺のファンクラブ?そんなのあるの?
「? なに驚いてんだよ」
「い、いや、何でもない。それで?何がそんなに問題なんだよ?」
とりあえず、俺のファンクラブとやらは気になるが、話が進まないので今は一旦置いておこう。
「燈堂先輩はな、モテるけど特定の相手は作らない事で有名なんだよ」
「へえ」
そうなのか。
「へえ、って…お前な、これがどういう意味か全っ然分かってないな?」
真剣な顔で友広がびしりと指を差す。
「特定の相手を作らないって事は、誰の事も特別扱いしないって事だ。だから、今まで誰が食事に誘っても全部断ってた。なのに、さっきお前を、それも燈堂先輩自ら昼食の席に誘った。これで驚かない方が無理だろ」
力強く言い切られ、俺は漸く友広の驚きようを理解した。理解したが…
「あー…つまり、俺は燈堂先輩に…」
「完全に気に入られたな」
友広の断言で見事に決まったボディーブローに、心の中で吐血する。
つまり、BなL展開フラグが折れていないどころか、寧ろ増やしてしまったらしい。なるほどなるほど。
………って、何でやねんっ
思わず関西弁でセルフツッコミを入れてしまう。
なーにが「覚悟しておけよ?(ニヤリ)」だ!しかも指の背で頬を撫でるとか、なに気障な真似してんだよ!気障過ぎて鳥肌ものだったわ!
「お、おい。大丈夫か?椿」
急に黙り込んだ俺を心配するように顔を覗き込む友広に「大丈夫だ」と告げながら、荒ぶる心をどうにか鎮める。
落ち着け、俺。まだ挽回のチャンスはあるはずだ。
そう、『攻略対象同士をくっつけてしまおう作戦』はまだ始まったばかりなのだから。
64
あなたにおすすめの小説
BLゲームの世界でモブになったが、主人公とキャラのイベントがおきないバグに見舞われている
青緑三月
BL
主人公は、BLが好きな腐男子
ただ自分は、関わらずに見ているのが好きなだけ
そんな主人公が、BLゲームの世界で
モブになり主人公とキャラのイベントが起こるのを
楽しみにしていた。
だが攻略キャラはいるのに、かんじんの主人公があらわれない……
そんな中、主人公があらわれるのを、まちながら日々を送っているはなし
BL要素は、軽めです。
実は俺、悪役なんだけど周りの人達から溺愛されている件について…
彩ノ華
BL
あのぅ、、おれ一応悪役なんですけど〜??
ひょんな事からこの世界に転生したオレは、自分が悪役だと思い出した。そんな俺は…!!ヒロイン(男)と攻略対象者達の恋愛を全力で応援します!断罪されない程度に悪役としての責務を全うします_。
みんなから嫌われるはずの悪役。
そ・れ・な・の・に…
どうしてみんなから構われるの?!溺愛されるの?!
もしもーし・・・ヒロインあっちだよ?!どうぞヒロインとイチャついちゃってくださいよぉ…(泣)
そんなオレの物語が今始まる___。
ちょっとアレなやつには✾←このマークを付けておきます。読む際にお気を付けください☺️
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
メインキャラ達の様子がおかしい件について
白鳩 唯斗
BL
前世で遊んでいた乙女ゲームの世界に転生した。
サポートキャラとして、攻略対象キャラたちと過ごしていたフィンレーだが・・・・・・。
どうも攻略対象キャラ達の様子がおかしい。
ヒロインが登場しても、興味を示されないのだ。
世界を救うためにも、僕としては皆さん仲良くされて欲しいのですが・・・。
どうして僕の周りにメインキャラ達が集まるんですかっ!!
主人公が老若男女問わず好かれる話です。
登場キャラは全員闇を抱えています。
精神的に重めの描写、残酷な描写などがあります。
BL作品ですが、舞台が乙女ゲームなので、女性キャラも登場します。
恋愛というよりも、執着や依存といった重めの感情を主人公が向けられる作品となっております。
優しい庭師の見る夢は
エウラ
BL
植物好きの青年が不治の病を得て若くして亡くなり、気付けば異世界に転生していた。
かつて管理者が住んでいた森の奥の小さなロッジで15歳くらいの体で目覚めた樹希(いつき)は、前世の知識と森の精霊達の協力で森の木々や花の世話をしながら一人暮らしを満喫していくのだが・・・。
※主人公総受けではありません。
精霊達は単なる家族・友人・保護者的な位置づけです。お互いがそういう認識です。
基本的にほのぼのした話になると思います。
息抜きです。不定期更新。
※タグには入れてませんが、女性もいます。
魔法や魔法薬で同性同士でも子供が出来るというふんわり設定。
※10万字いっても終わらないので、一応、長編に切り替えます。
お付き合い下さいませ。
この俺が正ヒロインとして殿方に求愛されるわけがない!
ゆずまめ鯉
BL
五歳の頃の授業中、頭に衝撃を受けたことから、自分が、前世の妹が遊んでいた乙女ゲームの世界にいることに気づいてしまったニエル・ガルフィオン。
ニエルの外見はどこからどう見ても金髪碧眼の美少年。しかもヒロインとはくっつかないモブキャラだったので、伯爵家次男として悠々自適に暮らそうとしていた。
これなら異性にもモテると信じて疑わなかった。
ところが、正ヒロインであるイリーナと結ばれるはずのチート級メインキャラであるユージン・アイアンズが熱心に構うのは、モブで攻略対象外のニエルで……!?
ユージン・アイアンズ(19)×ニエル・ガルフィオン(19)
公爵家嫡男と伯爵家次男の同い年BLです。
主人公のライバルポジにいるようなので、主人公のカッコ可愛さを特等席で愛でたいと思います。
小鷹けい
BL
以前、なろうサイトさまに途中まであげて、結局書きかけのまま放置していたものになります(アカウントごと削除済み)タイトルさえもうろ覚え。
そのうち続きを書くぞ、の意気込みついでに数話分投稿させていただきます。
先輩×後輩
攻略キャラ×当て馬キャラ
総受けではありません。
嫌われ→からの溺愛。こちらも面倒くさい拗らせ攻めです。
ある日、目が覚めたら大好きだったBLゲームの当て馬キャラになっていた。死んだ覚えはないが、そのキャラクターとして生きてきた期間の記憶もある。
だけど、ここでひとつ問題が……。『おれ』の推し、『僕』が今まで嫌がらせし続けてきた、このゲームの主人公キャラなんだよね……。
え、イジめなきゃダメなの??死ぬほど嫌なんだけど。絶対嫌でしょ……。
でも、主人公が攻略キャラとBLしてるところはなんとしても見たい!!ひっそりと。なんなら近くで見たい!!
……って、なったライバルポジとして生きることになった『おれ(僕)』が、主人公と仲良くしつつ、攻略キャラを巻き込んでひっそり推し活する……みたいな話です。
本来なら当て馬キャラとして冷たくあしらわれ、手酷くフラれるはずの『ハルカ先輩』から、バグなのかなんなのか徐々に距離を詰めてこられて戸惑いまくる当て馬の話。
こちらは、ゆるゆる不定期更新になります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる