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36.泡沫
しおりを挟むヴィクターの手が剣の柄に掛かる。
ガチャガチャと何度もドアノブを回された後、不意にぴたりと動きが止まった。
「神子の部屋から聞きなれない音が聞こえたが、何かあったのか?」
僅かの静寂の後聞こえてきた扉越しの声にほっと息を吐く。声の主はブレットだった。
「なんでも・・・、?」
ブレットの言葉に返事をしようとした時、ヴィクターの手が肩に掛けられる。軽く力を加えられ、数歩後ろへ下がると扉と俺の間に身体を滑り込ませた。
「ヴィクター?」
「ヨウ様、変だと思いませんか。何故ブレット様に先程の音が聞こえたのか」
ヴィクターにそう言われ同様に疑問を抱く。ブレットは現在神殿長代理として神殿に身を寄せているが、かつてコーニーリアスが使っていた私室はこの部屋から離れた場所にある。
確かに静かな夜に着信音は響いた。けれどそれほど大きな音に設定していたわけではない先程の音がブレットのいる部屋まで届くとは思えなかった。
たまたま近くを通りがかったとしても、神子の部屋以外にこの付近には儀式の間と召喚の間程度しか無い。あとは神子用のトイレくらいだ。
用事があるとは思えなかった。
「・・・俺に用事があったとか」
「こんな時間に部屋を訪れる用事ですか」
緩み掛けた空気が再びピンと張り詰める。
扉を開ける気配が無いと察すると、ブレットははぁ、と溜息を吐いた。
「コーニーリアスが逃げ出した。今すぐ安全なところへ移動すべきだ」
「その割に騒ぎになっていないようですが」
「祭りの所為で現在神殿内に人が少ないのは知っているだろう。捜索に人手が取られているから私がここまで来た」
「それこそ妙です。彼の身柄は王家の預かりになったはず。逃げ出したとなればそれこそ総出で探すはずです」
「・・・」
扉の奥でブレットが閉口する。少しの沈黙が流れるが、次の瞬間、ガン、と再び扉が強く叩かれた。それは一度だけならず何度も繰り返され、徐々に扉が変形し鍵がパキ、と不穏な音を立てる。
歪んだ扉の奥で、廊下に複数の影を見た。
夜目に鳴らされていること廊下に僅かな灯りがともっているお陰でその姿の輪郭ははっきりと捉えられた。全員が武装した、明らかに不穏な集団だ。
ちら、と見えたブレットの姿の他にいくらか顔に見覚えがあった。荷物を運んでいた商人の男たちだ。
ヴィクターは静かに鞘から剣を抜くと、力を加えられる度隙間を広げていく扉に向ける。抜いた鞘をカラン、と床へ落とすと片手で俺の腕を力強く握っていた。
この部屋に外へ逃げる窓はない。
廊下へ続く扉は一つしかない。そしてそこはブレットや男たちが行手を阻んでいる。
「邪魔なコーニーリアスは排除した。神子さえいなくなれば神殿に力はなくなる」
「・・・王位に興味は無いと」
「本心だ。"私が"王位に就くことに興味は無い。・・・話しすぎたな、そろそろ開く」
扉を留めていた最後の螺子が高い音を立て床に転がる。それを皮切りに男たちが部屋へ雪崩れ込もうと一歩足を進めた。
けれどそれより早くヴィクターの剣が一人目の男の首を捉える。壁に勢い良く血が跳ね濃いシミを残した。
どさりと重い音を立て男の身体が地面へ転がる。狭い室内に濃厚な鉄の香りが広がる。
「・・・っ」
思わず嘔吐きそうになり、掴まれていない方の手で口元を覆う。非現実的な光景に気が遠くなりかけるが、ヴィクターの足を引っ張らないよう目だけは男たちから決して逸らさない。
切り捨てられた男の姿にたじろいだのか二人目以降は距離を取りタイミングを計っていた。
この世界に来て間もない頃、神子の奇跡を使わせる為切り捨てられた蛮族街の男の姿とたった今倒れた男の姿が重なる。
「騎士一人に怖気付くのか」
「ブレット様!あの男本当にただの銀騎士なんですか?あの剣捌きとても一介の騎士とは・・・」
「運良く守護騎士に成り上がっただけの男だ。少し下がっていろ」
男たちを廊下の端へ下がらせると、ブレットは静かに剣を抜いた。
スラリと動きに乱れ一つない刃がヴィクターに照準を合わせる。
暫時、部屋に静寂が流れる。
後ろに控えた男がごくり、と唾を飲み込んだ瞬間二人の影が同時に動き出す。
一瞬の間に距離を詰めたブレットが勢いをつけて切り掛かり、ヴィクターはその全ての攻撃を迷いなく捌いた。
ギンと刃のぶつかり合う激しい音が響く。高い音が鳴る度比喩では無く小さく火花が散った。
初めてブレットに出会った日、剣に触れる仕草に迷いは無かった。あの時は気にならなかったが、こうして剣を振る動作を見て納得した。この男は日常的に剣を握っているのだろう。
目の前で繰り広げられる剣戟に呼吸を忘れかけるが、ブレットの後ろから室内へ足を進める男たちの姿にはっと息を呑む。
当然ヴィクターも気付いているはずだ。僅かにじり、と足に力が込められた。
「まだ控えていろ!」
ブレットが腕を止めないまま静止の声を上げる。
男たちは俺たちを囲むように距離を取ると、ブレットに命令された通りに一定の距離を取り立ち止まった。
いつでも切りかかれる距離だ。けれど何かを待つように、ブレットは剣を振り続けている。
その瞬間が何なのかすぐに知ることになる。
一際強く剣同士が重なった瞬間、ヴィクターの剣が不自然に折れた。
「ッ!」
「今だ!」
その事実を理解するより早くブレットの声が上がる。大きく剣を振り上げた男の顔面に向かい柄だけになった剣を投げ捨てる。
潰れたカエルのような声を上げた男を蹴り飛ばすと、俺の腕を引いて廊下に躍り出る。
「行ったぞ、逃すな!」
背後からブレットの叫び声が聞こえる。
廊下には先程室内に入ってきた数とは比べものにならない程多くの男たちが武器を手に控えていた。
こちらに向かって振り落とされた剣を避け、部屋を出る時掴んでいたらしい桶で頭を殴り飛ばす。
ヴィクターに強く肩を掴まれているお陰で何とか一緒に逃げられているが、眼前を飛び交う刃に殺しきれない悲鳴が漏れる。
男たちの攻撃を捌き何とか廊下を進むが、曲がり角に差し掛かった瞬間足元に何かが引っかかる。思わず視線を下ろし確認すると、全身を拘束され顔を腫らした男が無造作に転がされていた。咄嗟に思い起こされるのは、ブローチを勧めた人の良い笑顔だ。
その所為で僅かに反応が遅れる。
「!!」
「ヨウ様!」
背後から俺に向かって剣を振りかぶる男にヴィクターが桶を投げつける。けれどその無防備な瞬間、別の男がヴィクターの背中を大きく切り付けた。
ヴィクターに抱きしめられたまま、そのまま大きくよろめき扉にぶつかる。
鍵が掛けられていない黒い木製の扉は、ぶつかった拍子に大きく音を立て内側へ吹き飛んだ。
頭を守るように抱き込まれたまま身体は勢い良く地面を滑る。
「ぐ・・・っ」
体勢を整えようと上半身を起き上がらせる頃には、既に大勢の男たちに包囲されていた。
当然その中には、追いついたブレットの姿もある。
「妙な真似はするな、神子の力でその騎士の傷を治すのも無しだ」
ブレットの言葉にぎゅ、とヴィクターの服を掴む。強く抱きしめられている所為で背中の傷は伺えないが、地面に広がる血の量が傷の深さを物語っていた。
「・・・祭りの服を見繕うと言ったのは、剣に細工を施すためですね」
「答える必要があるか?無駄話に付き合う気はない」
ブレットが一歩距離を詰める。黒い石造りの床に踵が触れカツンと音を立てた。かつてを彷彿させるように、静かに伸ばされた剣がヴィクターの首元を捉える。静まり返った空間が緊張に張り詰めた。
俺を抱く腕に力を込めると、ヴィクターはふっと口角を上げた。
「では、これだけ。初めて会った時から感じていましたが、あなた、俺のこと嫌いですよね」
「この状況で面白いことを言うな」
「いや、違うな・・・あなたが嫌っているのは騎士そのものだ」
ヴィクターの言葉に、ここにきて初めてブレットの表情が崩れた。
すっと細められた目がこちらを睥睨する。そのあまりの鋭さにぞくりと背筋が凍る。
座り込んだままじりじりと後退すれば、その分ブレットは容易く距離を詰めた。
「見下した態度を取りながら、けれど含まれる感情がそれだけじゃないと、その理由が何なのか対面する度考えていました」
後ろへ下がる度、ヴィクターの背中から流れ落ちる血が地面に跡を残す。身体を抱きしめる腕の力が先程より少しだけ緩んでいる事が、ヴィクターの出血量を物語っていた。
ブレットと対話をしている間も、呼吸は平生より荒く言葉尻が僅かに上がる。
「こうして改めて剣を向けられて気付けた。あなたは騎士という立場を羨んでいる」
「・・・馬鹿げた妄想だ。貴様のことを詰まらない男と称したことを撤回しよう。ただ愚かなだけだった」
「ではそのついでに、お礼申し上げます」
「何だと?」
その言葉にブレットの片眉が器用に跳ねる。
心底不可解だと言いたげに眉根を寄せると、感情の機微を表すように剣先がぶれる。
その様子を見たヴィクターは言葉を畳み掛けた。
「先日あなたは"現状がいつまで続くか分からないのに満足するのか"と言いました」
「・・・」
「あなたの言葉のお陰で、俺は望む物を選択できた。これが答えです」
そう言うと、ヴィクターは強く抱きしめていた俺の身体を解放し、肩に手を当て向き合わせた。
「ーーーヴィ、」
その名前を呼ぶより早く、唇が重ねられる。
突然の行動に目を見開くが、視界の端の男たちも同じく動揺に見舞われていた。
そして口付けた姿勢のまま、勢い良く背後へ身体を傾けた。
傾くする視界の中、驚きに目を見張るブレットの表情がひどく鮮明に映った。
バシャン!と激しい飛沫を立て水中へ身を落とす。
沢山の泡沫が視界を埋め尽く中、再びヴィクターの腕に強く抱きしめられた。混乱が頭を占めるが身体が深く水底へ沈んで行き、吹き飛ばされた先が召喚の間だったのだとようやく気付く。
泉に飛び込むためにブレットとの話を長引かせ後退していたのだ。
身体はどんどん深い場所へと落ちて行く。
以前鞄を拾う為に入った時はこんなにも深い泉では無かった。
異世界へ繋がろうとしているのだと直感的に理解する。あの日、トイレの水に飲み込まれた時味わった感覚と同じだ。
激しく視界を満たす泡が落ち着く頃、周りは深い闇に覆われていた。まるで深海のような暗闇に支配された世界で、何故かヴィクターの姿だけははっきりと見てとれた。今この瞬間、この世界にはヴィクターと二人きりだった。
悠久にも感じる時の中、どれだけ深く沈んだだろうか。落ちて行く先に一寸の光が見えた。
放射線状に輝きを増す光に向かい思わず手を伸ばす。
ーーー元の世界だ。
全身を優しく包み込むような光に安堵する。それはヴィクターも同じだったのだろう。回された腕から僅かに力が抜かれる。
その瞬間、異物を拒否するようにヴィクターの身体だけが強く弾かれた。
「!!」
その反応はまるで世界が受け入れを拒否するかのようだった。弾かれた衝撃で口から空気が溢れさせたたヴィクターが一人暗闇に取り残される。
元の世界とヴィクターを瞬時に天秤にかけ、宙に伸ばされた手を自ら掴んだ。元の世界を諦めきれないと悩んでいたことが嘘のように、この手を選ぶ選択に迷いは無かった。
すると身体を包んでいた光は徐々に収束し、最後には再び周囲を暗闇が支配した。静かな暗闇の中意識を失ったヴィクターの身体を抱き寄せる。ほんの少しの後悔も浮かばなかった。
そっと頬に手を伸ばし、空気を吐き出したヴィクターに口を重ね呼吸を循環させる。身体に力を込め背中の傷が癒えるように願えば、身体から柔らかな光が溢れ出す。ぶわりと周囲を明るく照らし、同様にヴィクターの身体もまた光に包まれた。
朝日にも似た、柔らかな光だ。
その光が徐々に収束した頃、破れた服から覗く背中は傷一つ残らない綺麗な姿を取り戻した。
それと同時に、ぐんと身体が水面に引っ張られるような感覚に襲われる。
その勢いに思わずごぼりと肺の空気を吐き出し呼吸が乱れる。
ーーーまずい、息が続かない。
朦朧とする意識の中、ヴィクターの身体だけは決して離さなかった。
「・・・ッ!!」
息は既に限界だった。この手を決して離さないと言う気力だけで意識を留めている。
空気を失った肺に水が入り込む。もう無理だと諦めかけた瞬間、激しく音を立て水面から上半身が飛び出した。
「・・・げほ、ッ、」
あれだけ深いと感じていた泉が、今は膝がつくほどの浅瀬に変わっている。それどころかこの場所は召喚の間の泉ですら無かった。
欠けて苔むした煉瓦は小さな円形を作っている。ただの水溜りと化しているが、形から察するにひどく老朽化した噴水のようだった。
霞む視界で捉えた世界は、まるでスラムの様に荒れ果てている。
ヴィクターの腕を肩に回し噴水の縁から這いずり出るが、体力の残されていない身体では難しく途中で力尽き地面へ二人で倒れ込む。
肺に入った水が上手く吐き出せなかった。徐々に薄れて行く意識の中、この手だけは離さないと強く握りしめた。
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