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44.前夜
しおりを挟む必死に作り上げた契約書にウォルターとハロルド殿下が軽く目を通すと、さらりと納得しサインと捺印を済ませた。
そんな簡単に決めていいのかと半ば呆気に取られていると、今後の方針が決まったと伝えられる。
ラスやウォルターたちで今日のうちに街の住人へ声を掛け、明朝広場に集める。そこでハロルド殿下が説得を促すのでヴィクターと俺は側で控えているようにと伝えられた。
契約書を作っている間に三人で決めたらしいそれを端的に伝えられ、確かに俺が力になれることなんて知れていると分かっていても、仲間外れにされたような、どこか納得いかない気持ちが浮かぶ。
その感情が表情に出ていたのかヴィクターがふっと小さく笑う。
不貞腐れていることが子供のようで恥ずかしくなり、僅かに熱くなった頬を手の甲で隠す。
「すみません、ヨウ様。可愛らしいと思って。馬鹿にしたわけではなくあなたの様々な表情を見れることが嬉しいんです」
「ひぇ、」
容赦ないヴィクターの言葉に、先ほどの比ではなく顔が熱を持つ。
コーニーリアスの件が片付いた辺りから、ヴィクターはこうして言葉や態度を尽くすことに遠慮がなくなってきたように思う。
その都度大袈裟なほど反応をしてしまう自分を情けないと感じるが、惜しむことなく与えられるそれを嬉しいと感じるのもまた事実。
「仲睦まじいですね、良いことです」
「いちゃつくのは二人きりの時にしてほしいがなぁ。小っ恥ずかしくて俺には見てらんねぇよ」
呆れたように机に肘をつきこちらを半目で見るウォルターの態度はまだましで、微笑ましげに頬に手を当てるハロルド殿下の反応が辛かった。
正面に立つヴィクターの胸板をぐっと押し返し距離を取り深呼吸する。集まる熱を何とか下げる為、顔に手で風を送るがほとんど意味をなさなかった。
「てかそんなにお互い好き合ってるなら、全部片付いたら式でもあげればいいんじゃねぇの」
「しき」
ウォルターの言葉に、ヴィクターが間の抜けた反応を返す。らしくない反応に、俺の方もウォルターの言葉へ反応が遅れた。
「・・・結婚、という事ですか。ヨウ様と俺が」
「なんか反応微妙だな?何かまずいことでもあるのか」
「神子と王族が婚姻を結んだ例もあるので、問題はないかと。もしこの先式を挙げるのであれば僕も参加したいです」
反応は三者三様だ。
二人が乗り気なのに対し、ヴィクターの反応は芳しくない。ウォルターもそんな反応に気まずくなったのか空気を変えるようにパン、と軽く手を打ち鳴らした。
「ま、何はともあれブレット様の件を片さないといけないしな。そんな場合じゃないか」
「それもそうですね、では明日に備え一度解散しましょう」
「そうだ、神子様。頼んでた資料は見つかったか?」
ウォルターに話しかけられ意識を戻す。
頼まれていた資料。書庫に探しに行ったものの、ハロルド殿下に再会した所為でそのことをすっかり忘れていた。
指摘され床に落としてそのままだったことを思い出す。
「その資料が集まれば、提出書類はほぼ揃う。持ってきてもらっていいか」
「分かりました。書庫へ行ってきます」
「ヨウ様、手伝います。共に行きましょう」
ヴィクターにそっと背中を押され、促されるままに部屋を後にする。
書庫まで二人で移動し、資料を見つけた棚に近寄れば先ほど落とした状態のまま本が何冊も床に広がっていた。わざとでは無いとはいえ本を無造作に扱うことに対し罪悪感を抱く。床に膝をつき手早く本を回収すれば目的は容易く達成された。
あとは部屋へ戻りウォルターにこの資料を渡して終わりだ。折角着いてきてもらったのだからヴィクターにも資料を半分運んでもらおう。
さて戻ろうと踵を返すと、何やら悩ましげな表情を浮かべたヴィクターの姿があった。
「もし俺とヨウ様が結婚したとして・・・それは聖婚になるのでしょうか」
「え、何て」
せいこん。
聞き慣れない言葉に本を抱く腕から僅かに力が抜ける。その拍子にずるりと僅かに本の重なりがずれた。
目敏くヴィクターがそのことに気付くと一番下のみを残しさっと俺の腕から本を数冊奪った。
背筋を伸ばし前を歩く姿を見つめ、先ほどの言葉を脳内で反芻する。
結婚が云々と言うことは、"せいこん"とは聖婚のことか。うろ覚えの知識だが、神同士の結婚や神と人との結婚のことをそう言うのだったか。
異世界人で神子として扱われる俺がそれに当てはまるかは分からないが、この国の人にとってはそう表するのかもしれない。
ヴィクターは地面に視線を向けたまま静かに歩みを進めた。思考に耽りこちらを気にかける余裕がない姿は珍しい。無言の時間が僅かに流れた後、不意にぴたりと足を止め、横を歩く俺の方へと向き直る。
「神子として高貴な身の上であるあなたとただの騎士である俺が婚姻を結ぶなんて、想像するだけでも身の程知らずだと」
「え・・・」
距離を感じるその言葉に、無意味に腕の中の本をぎゅうと抱き締める。思わず地面へ視線を下げると、ヴィクターは本を片手で持ち、もう片方の手を伸ばすと俺の頬に触れた。
僅かに乾燥した指先がさらりと優しく頬を撫でる。
思わずはっと視線を上げれば、優しく微笑むヴィクターの視線が交差した。
「以前の俺ならそう思っていたな、と。不敬だと判断する思考は残っているのに、ヨウ様が許してくださるのであればそんな理性は無意味だと・・・」
その言葉へ込められた意味に気付き思わずぶわりと顔が熱くなる。
上げていた視線は再び地面へ落ち、本を握る腕が小刻みに震える。
「すみません、こんな状況で言うべきではありませんでした。これ以上はいつかあなたに相応しい準備ができた時に改めて」
「・・・あ、改めて?」
「はい。なのでヨウ様はその時に備えて心の準備をしておいてくださいね」
精悍な顔が莞爾と笑む。
逃す気なんてさらさら無いのだと物語るヴィクターの目に、自分が丁寧に調理された食材であたかも皿の上にいるかのような錯覚を覚える。
「う、あ、楽しみにしてる」
やっとの思い出返した言葉に、満足気に頷くとヴィクターは歩みを再会した。
ぎくしゃくとした足取りでその背を追うが、頭の中は慌ただしく回転している。
言葉は濁していたが、これはもう半ばプロポーズのようなものだろう。こんな状況で死亡フラグの定石を踏ませてしまった。
思考力を奪われた頭で、そんなずれたことを考えるのだった。
資料を渡し終えて与えられた自室へ戻ると、暫くして予想外の来客があった。
扉が無いため適当な布で覆っている出入り口から、控えめに顔を覗かせたのは先ほど別れたばかりのハロルド殿下だった。
椅子なんて上等なものはこの部屋にないため、自分が借りているベッドへ腰掛けるよう促す。ハロルド殿下は少し考えてからそっとベッドへ腰掛けた。
「守護騎士の彼はどちらへ?」
「ヴィクターですか?二人で資料を渡しに行った時に、用心棒としてラスに着いていってほしいと言われ再び外出をしています」
「そうでしたか」
俺の言葉に納得するように小さく頷くと、続いてじっと黙り込んだ。指先を無駄に遊ばせ、何度か口を開けては閉じを繰り返す。
言葉を選びあぐねているようで、ハロルド殿下が話始めるまで静かに待つ。
ようやく決心がついたのか、自らの膝へ落としていた視線を上げ隣に座る俺の方へと顔を向ける。
「神子様に伝えておいた方が良いかと思いまして。兄上のことで」
「ブレットの?」
「はい。あの人の根底にある望みを」
コーニーリアスを排する為に王子の立場を捨て、神子の存在を亡き者とし神殿の立場を揺らがせようと画策した。
まるでハロルド殿下を次代の王とする為に、邪魔となるものを全て排除し進むべき道を整地しているかのようだと感じていた。
「兄上は仮に神子様の事がなくとも、他の手段を講じ王太子の座を僕に譲っていたのではないかと」
「そうまでしてハロルド殿下を王の座に着けたかったと言う事ですか」
「・・・神子様は兄上の行動に矛盾を感じた瞬間はありますか」
「ええと、少し気になる点はありました」
ハロルド殿下を大切にしているように振る舞うわりに、毒を盛ったこと。
コーニーリアスを陥れる為に都合が良かったことと、俺と言う神子の存在を確認する目的もあったのかもしれない。それでも素人に調整が難しい手段を取ったことに疑問はあった。
王位に着けたいと願うほど、本当にハロルド殿下を大切に思っている人間がそんな事をするだろうか。
そして俺だけでなく、ハロルド殿下自身もそう思っているんじゃないだろうか。
ヴィクターが誘拐犯として仕立て上げられた事をきっかけに探りを入れたと言っていたが、本当はもっと以前からブレットが何か事を起こすと予想していたような気がする。
そうでなければ行動が早すぎる。
「昔はよく、兄上は忙しい身の上にも関わらず時間を割いては僕と母上のいる宮へ足を運んで遊び相手になってくれました」
「こう言うのは癪ですが、何だかんだ面倒見が良いイメージはあります」
「はい。本当にあの頃は楽しかった。母の身辺を警護する騎士がいたのですが、その騎士とも仲が良く兄上が剣を教わる時もありました」
そう言われてふと思い出すのは、急襲にあった夜の出来事だ。
賊らしき男たちが尻込みする仲、ヴィクターに臆する事なく対面し剣を振るっていた。自ら施した剣の細工を知っていたと言う点は理由として大きいだろうが、それでも腕に自信があったのだろう。
「あの日はよく晴れていて、僕がテラスでティータイムを過ごしたいと皆を誘ったんです。母上と僕、いつもの護衛役である騎士と、それから稽古を予定より早く終えた兄上の四人で細やかなお茶会を楽しんでいました」
記憶の波濤を揺蕩うようにハロルド殿下の視線が宙をなぞる。
僅かに目が細められ、懐かしむような、どこか後悔の滲んだその視線が恐ろしく思わず膝の上で握られていた拳に自らの手を重ねる。
ピントのぶれていた目が正気を取り戻し、思わず安堵の息を吐く。
ハロルド殿下は小さく謝罪すると、眉尻を下げて微笑んだ。
重ねた手をそっと、極めて優しく外される。
「けれど突如襲撃に遭いました。テラスのそばの木から矢が飛んできて、僕たちを庇った騎士が犠牲となり命を落としました」
「そ、れは」
思いがけず言葉に詰まる。
王子という立場上、命を狙われる機会もあるのだろう。想像するだけなら出来ても、こうして実際に体験した出来事を直接聞かされるにはあまりに重みがあった。
「失敗を悟った襲撃犯はすぐに撤退し騎士の犠牲以外、僕らに怪我はありませんでした。ただ、その時の兄上の様子は尋常じゃなかった」
「それは、剣を教えてもらっていて親しくしていた人が亡くなったから取り乱すのも無理はないんじゃ」
「いえ・・・そういう訳ではなく」
ハロルド殿下は一度言葉を区切ると身体ごとこちらへ向き直る。腰掛けたベッドがギシ、と不穏に軋む。本人にそのつもりはないのだろう。
けれど勿体ぶるかのような口振りに気持ちが焦り、ざわりと不穏の影に肌を粟立たせた。
「血を流し倒れ伏す騎士と、彼に駆け寄り取り乱す母上の姿を眺める兄上の様子は恍惚としていて・・・羨んでいるように見えたんです」
今の話の中に、どこか一つでも羨む要素があっただろうか。俺の戸惑いに応えるようにハロルド殿下は静かに続きを口にする。
「誰かの糧となり人生を終えること。それが兄上の望みなのではないかと、僕はそう思えてならないのです」
その言葉に揺り起こされるのは、ブレットから襲撃を受け召喚の間へ追いやられた時のヴィクターの台詞だ。ヴィクターはブレットが"騎士を羨んでいる"と口にしていた。
あの時はその意味を考える余裕もなかったし、油断を誘う為にそう言ったのだと思っていた。
けれどこうして今話を聞いていると、ヴィクターの指摘は的を射ていたのだと思う。
決して理解できない望みだ。それでもヴィクターがその考えに至ったのは、きっと彼が騎士という存在だからだ。自分に向けられる羨望は分かりやすいものだから。
「僕が神子様にお願いしたいことはただ一つ。兄上を殺させないでほしいのです」
「殺させない?」
「もし命を落としかねない場面があれば、その時はどうか力を貸して欲しいのです」
膝の上で固く握っていた両手を開くと、ハロルド殿下は徐に俺の手に縋りついた。
勢いに押され体重が僅かに後ろへ傾く。作りの脆くなったベッドが先程よりも大きく悲鳴を上げた。
ブレットが望みを達成する為に自ら命を落としそうになった時、神子の力で傷を癒して欲しいと請われているのだろう。
いくらハロルド殿下が王子という立場にあり聡明だとしても、自分より一回りも年下の子供に縋られて断れる性格は持ち合わせていなかった。
ハロルド殿下の言葉に首肯すると彼はほっと安心した表情を浮かべ静かに礼を述べる。小さく頭を下げた拍子に、さらりと耳に掛けられた髪がこぼれ落ちる。
「それで丸く治るなら俺もその方が都合が良いと思います。でもハロルド殿下は何故そうまでしてブレットを助けたいと思うんですか?」
縋る手からするりと力を抜くと、そのまま音もなくベッドの上へ落とされる。
僅かに伏せられた目が、新たに作られたシーツの皺へ視線を向けた。半端に伏せられた目蓋を飾る睫毛が頬に影を落とした。
「助けたい、とは異なるかもしれません。ただそれが・・・あの人への憧れを毒という形で砕かれた僕の復讐の手段となるからです」
抑揚のない声音でそう答えると、目の前の少年は朗らかに微笑んだ。
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