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45.説得と一計
しおりを挟むさらり、と髪を撫でられる感触で目を覚ます。
滲んだ視界の端にきらりと反射するものを見つける。何度か瞬きを繰り返すことで視界が明瞭になり、先程光ったものがヴィクターの髪の毛だったのだと気付いた。
「・・・朝日みたいだ」
無意識に呟けばその声が届いたのか、頭を撫でる手がぴたりと止まった。
それを名残惜しいと感じながらも、伏せの状態で寝ていた身体をずりずりと起こす。今日はこの後広場へ向かう予定のはずだ。早く準備を終えなければ。
「ヨウ様、おはようございます」
「おはよう」
優しく微笑み掛けられ、俺も同様に笑みを返す。
適当に水で洗顔を済ませてから寝巻きを脱ぎ捨て、夜の間に洗濯し干していた祭服へと着替える。
洗濯機がない世界なので必然的に衣類は手洗いしているが、そのおかげか毎日同じ服を洗って着ていても布の痛みや型崩れは起きずに済んでいる。
「こちらをお召しください」
そう言って差し出されたのは着古したローブだった。この建物でウォルターたちと過ごすだけなら問題はないが黒一色の祭服は確かに目立つ。
差し出されたそれを受け取って羽織れば、ヴィクターの手によりフードを被せられた。さらにおまけとばかりにストールらしきものを首に巻かれる。
頭の先から足首までがすっぽりと覆われれば、肌が露出している部分が極めて少なくなる。
見えている箇所といえば、手指の先と靴に覆われていない僅かな足の甲だけだ。
側から見れば怪しさ極まりないだろう。
けれどそんな俺の姿を確認するとヴィクターは一仕事終えたかのように満足気に笑った。
「お、二人とも準備万端だな」
「ウォルターさん、おはようございます」
「いい心がけだ。朝飯代わりにこれでも腹に入れとけ」
扉代わりの布を豪快に捲り上げると、ウォルターは軽快な態度で手にしていた果実をこちらへ放り投げた。
無造作に投げられたそれをぱしりと受け取る。
見た目はりんごに似た果物で、皮ごと食べられそうだった。
実際にウォルターも目の前で同じ果実を豪快に齧っている。ヴィクターが物言いたげに口を開きかけるが、それより早く口元のストールを指で下げ果実に歯を立てる。
しゃく、とみずみずしい音を立て咀嚼すれば記憶よりだいぶ酸味の強い味が口内に広がった。
「適当に食ったら広場に向かうぞ、そっちも早く腹に入れちまえ」
そう促されたヴィクターはちらりとこちらを一瞥した後、豪快に手元の果実へ齧り付いた。
準備を済ませた後、ハロルド殿下や事情を知るラス達と合流し目的の場所へ向かった。
広場に到着すればそこには既にかなりの人数が集まっていた。人々の騒めきは大きくないがそれでも戸惑う空気は伝わってくる。
広場からやや離れた場所で様子を伺っていると、ふと目についたのは見覚えのある噴水で、神殿の泉から流された先に辿り着いた場所がここだと気付く。
「昨日話してた通り基本的には俺と殿下で話を通す。神子様とヴィクターはその辺で待機しててくれ」
ウォルターはそう言うとハロルド殿下と共に木箱が積んである方へと歩いて行った。
木箱は丁度胸元程度の高さをしている。慣れた様子で腕を使い一段登ると、人々の視線が自然とウォルターへと集まった。
自分へ向けられる幾つもの視線をウォルターは至極当然のものとして受け取ると、大きく息を吸い口を開く。
「今日は突然の呼びかけにも関わらず、皆がこうして集まった事を嬉しく思う」
堂々とした低い声が広場に響いた。ここにいる誰もがウォルターの言葉に耳を傾けており、この男がこの街の支配者であると言う事実を思い出させた。
「既に知る者もいるかもしれないが今この街で神子様を保護している」
「神子様って神殿で守られてるんだろ?実在したのか」
「なんでまたこんな場所に。保護ってことは逃げ出してきたのか?」
「まさか!本物なわけがないだろう。神子様を語るなんて罰当たりなことを」
その言葉にざわりと戸惑いに空気が揺れ、各々好き勝手に考えを口にする。
けれどウォルターが制するようにすっと片手を上げると騒めきは速やかに収束した。
「疑問は当然あると思うがどうかこのまま聞いてほしい。神子様は命を狙われ王都より逃げ出し、そしてこの街に保護を求めた。俺はそれを受け入れたわけだが、今再び神子様の命を奪おうと悪き輩がこの街に向かってきている」
自分たちの預かり知らぬ所で危険に巻き込まれようとしている事実に住民達の不安が膨れ上がる。
木箱に近い場所に立っていた男が恐々した様子で小さく意見を口にする。
「この街は関係ないだろう。その神子様を差し出せば丸く収まるんじゃないのか」
「馬鹿野郎お前、なんて恐れ知らずな事を言うんだ」
「だけどよ、本物かも怪しい神子様のためにこの街が荒らされるかもしれないんだぞ。俺たちの寝床はどうなる?誰か後の事を面倒見てくれるのか」
「それはそうだが」
決して大きくない声だったが、男の主張を皮切りに同調する意見が徐々に上がり出す。
反対の声は勢いを増し、冷静さを失った者の中には勝手に判断を下したウォルターを罵倒する言葉もあった。あわや爆発寸前という住人たちの様子に反応せず、ウォルターは静かにそれらの不満を受け入れている。
一向に収束を見せる気配がなかった。
ウォルターには待機しているようにと言われたがこのままでは反乱が起きかねない勢いだ。
せめてそうなる前に俺が割って入った方が良い。本来責められるべきは巻き込む原因となった俺の方なのだから。そう思い一歩前に進むが、肩を掴まれ動きを静止される。
背後を振り返るとヴィクターは静かに顔を左右に振った。
このまま見ているだけで良いのか。ウォルターの方へ視線を戻すと、木箱に登ろうと試みる見覚えのあるローブ姿が一つ。ハロルド殿下だ。
ウォルターの横に立つと、ハロルド殿下は徐にローブを脱ぎ捨てた。
見慣れない少年の闖入により住人達の不満の声は僅かに落ち着き、今度は疑問の声へと騒めきの質が変化する。
服装は質素だが凛としたその佇まいから高貴な身分の立場だと一目で理解できた。それは住人達も同じはずだ。ただの子供が木箱に上がったからと言ってこの喧騒は落ち着かなかっただろう。
彼らもどこかで、この少年が支配者となる側の人間だと感じ取ったからこその反応だった。
「生じる不安は最もです。まず私たちの事情に巻き込む形となったことを謝罪させてください。けれどこの街とあなた方を無闇に傷付けさせない為にも協力が必要なんです。どうか力を貸してください」
ハロルド殿下の言葉に、落ち着きを取り戻した住人たちの反応は半々だった。
戸惑いながらも静かに閉口した者。そしてもう一方は納得出来ず引き下がらなかった者。ウォルターは予想していたのか、彼らの反応を見て僅かに目を細める。
不意にコツ、とハロルド殿下の足元に小石が投げられた。
「・・・お、おい。まずいって、止めとけよ」
「納得できるかよ、どうせあんた偉い貴族様か何かだろ。こんな時だけ都合良く力を貸せって納得できるわけないだろ!」
石を投げた犯人らしい男は周囲に諌められるがそれでも反論を止めようとはしなかった。
納得出来ないと言う反応をしていた半数もまた、その男の行動をきっかけとしハロルド殿下に石を投げ始めた。
木箱より遠い場所から投げた石は届く前に地面へと落ちた。けれど近い場所に立っていた住人の投げた石がハロルド殿下の身体へと命中し、跳ねた石は鈍い音を立てて木箱の上を転がった。
そしてそんな石は一つだけに終わらず、無数のそれらが少年の身に襲いかかる。彼の胸元にぶつかった石が、まるで木の板にぶつかったかのように一際大きな音を立てた。
これ以上は大人しく眺めてなんていられなかった。ヴィクターに掴まれているローブを脱ぎ、先程のハロルド殿下のように木箱へ上がる。
運動不足の身体では胸元の高さの木箱を登ることすら手間取った。
「おい、あの髪色・・・神子様じゃないか」
「混じり気の無い本物の黒だ」
「じゃあ保護したってのは本当に神子様なのか」
「待て、見てみろよ。目まで黒いぞ」
黒い祭服と黒い髪。俺の見た目に戸惑った住人達は幸にして石を投げる勢いを緩めた。
躊躇いながらも半ば惰性で投げられたような石が足元の木箱を打つと、焦ったような静止の声が上げられる。
石を持って振り下されようとしていた腕を隣に立つ誰かが掴んで止めていた。
堂々と振る舞い慣れた態度を見せるウォルターやハロルド殿下と異なり、こんな大人数の前で言葉を発する機会なんて殆どない。ハロルド殿下を庇う為彼の前に立つと、尚更視線が集中した。
緊張と恐怖心から小刻みに身体が震えた。祭服を握りしめ何とか理性で恐れを押し留める。
「・・・み、皆さん初めまして。神子です。この度は俺の都合であなた方を巻き込むことになり申し訳ありません」
俺の言葉に小さく騒めきが浸透する。
神子と言う立場を明確に自称することはこれが初めてだった。自ら言葉にすることに違和感はあるが、それでもその事実を断言することが大事だと感じた。
彼らの主張を耳にしていると、まず気になった点は神子が本物かどうか疑問視する声が多いことだった。裏を返せば、本物だと判断できるなら納得できると言うこと。
「先の説明の通り俺は命を狙われ逃げてきました。あなた方に協力してほしいと言う言葉も嘘ではありません。けれどそれは俺を守る為に戦ってほしいと言うことではありません」
俺の言葉に幾らかの住人達から安堵の息が溢れる。
木箱の上からちらりと彼らの表情を確認し言葉を続ける。
ブレット達はおそらくハロルド殿下がそうしたように、ウォルターが根城にしている建物へ真っ先に向かうだろう。この街の構造は出入り口となる門から件の建物まで道が分かりやすい。だからこそその通り道となる場所を住処としている住人達には避難してもらいたい。
「怪我をしないよう逃げてほしいと言うことです。どうか協力をお願いします」
木箱の上で正座をし頭を下げる。
小さな騒めきも無くシンと辺りが静まり返った。
心臓の鼓動が耳の奥で激しく音を繰り返す。どれほどそうしていただろうか。空気を破るべくウォルターが大きく手を打ち鳴らした。
「神子様にここまでさせて、まだ不満がある奴はいるか?」
ウォルターの言葉に反対する人間は、今度はいなかった。ほぅと小さく息を吐き、下げていた頭を上げる。膝を折ったことで住人達と目線の高さが合い視線が交差する。
向けられる視線の多さを改めて自覚し、一瞬落ち着いていた心臓が再び早鐘を打ち始める。
「神子様、お手を」
助け舟を出したのはヴィクターだった。木箱の上に座り込んだ俺の前に立って手を差し出す。断る理由もなく大人しく手を取ると、反対の腕が腰に回されふわりと優しく地面へ降ろされた。そのまま肩を支えられ建物の脇に向かうよう促される。
肩に触れる手のひらの温度に安堵がじわりと胸の奥から込み上げた。
「取り敢えず避難の流れを説明するぞ、まず門に近い第一区画に住んでる奴らからだがーーー」
俺とヴィクター、そして同じように木箱から降りたハロルド殿下がこの場を離れた事を確認すると、ウォルターは腕を伸ばし声を張り上げた。
建物脇の道を程なく進めば、広場に人が集まっているお陰で人気が一切なくなった。慣れない事をした緊張からどっと疲労が身体を襲う。
何故か俺以外は平然としており、この差は何なのかと文句が言いたくなる。
「うまくまとまって良かったです」
「・・・本当に。いや、ハロルド殿下石をぶつけられていましたよね、怪我は大丈夫なんですか!?」
「平気ですよ、半分は仕込みですから」
「え?」
そう言うと、徐に服の中から木の板を取り出した。分厚く丈夫な板はずしりと重そうで、ハロルド殿下はそれを壁に立てかけると肩を軽快に回した。
石が彼の胸に投げられた時、木の板にぶつかったかのような音だと感じた。けれどまさか本当に木の板が仕込まれていたとは思わない。
「申し訳ありません、ヨウ様。俺としてはあなたを危険な目に合わせたくなかったのですが」
「ヴィクターも知ってたのか」
俺の言葉に静かに目が逸らされる。
小さくなり項垂れる姿を憐れんだのか、ハロルド殿下が説明を続けた。
「木箱に近い前の方の住人には事前に話を通してあって、投げる石も軽くて殺傷力のない偽物です」
そう言って渡された石は、材質はよく分からないが発泡スチロールのように脆く、力を込めると簡単に形が崩れた。
今思えば石が飛び交う危険な場所へ向かおうとする俺をヴィクターが止めないはずない。先程はそこまで頭が回らなかったがウォルターが声をかけるタイミングだって、まるで俺の取る行動を予想していたかのようだった。完全なるマッチポンプじゃないかと、どっと肩を落とす。
「どうしてこんな事を」
「必要だからです」
ハロルド殿下の言葉に、がくりと落としていた頭を上げる。彼の表情に揶揄いの色はなく真剣だった。
「僕たちの権力で住人達に言う事を聞かせるのは簡単です。でもそれでは禍根が残る。きちんと怒りを発散させた上で納得してもらう必要があった」
ハロルド殿下の立場を知りながら住人達の暴挙をウォルターが止めなかったのはその為か。
不満の声を最初に上げた事や石を最初に投げた事が仕込みだったとしても、その後の行動を追従した彼らの意思は本物だった。
そこにある不満も不安も全て。
「俺が動かなかったらどう収束させるつもりだったんですか」
「神子様なら彼らを止めに入るだろうと思っていました。あなたの慈悲深さも善性も本物で、この世界では珍しい程で・・・だからこそ彼らにも届くと」
砕けた石の欠片を軽く足先で転がすと、地面へ降ろしていた視線をこちらへ向けた。
「神子様の善意を利用する形となり申し訳ありませんでした。けれど事前に説明しても無駄な心労をかける事になるかと思い」
「謝らないでください、確かに狙い通りに成功した訳ですし怒っていません」
「そう言ってもらえるのであれば幸いです。そちらの騎士も神子様に作戦を黙っている事を心苦しく思っていたようなので」
大きな身体を縮こまらせていたヴィクターはハロルド殿下の言葉にぴくりと肩を揺らす。
申し訳なさ気に眉を下げこちらを伺う姿が、元の世界の飼い犬と重なる。隠れて餌を漁っていた瞬間を見つけられた時の、どこか申し訳なさそうな表情だった。
思わずこちらも眉を下げ微笑んでしまう。
ヴィクターの前に立ち先程肩を支えてくれた手を両手で握れば、僅かに指先が跳ねたが振り払われる事はなかった。
「怒ってないからそんな顔をしないでいい。本当に危ないと分かっていたら守ってくれると知ってるから」
「・・・ヨウ様」
そう言ってにこりと笑いかければヴィクターもまた安心したように笑い返した。
「良かった。僕が口出しする事じゃないけど、神子様を一番守れるのは守護騎士であるヴィクター、君だから。兄上がこの街に到着するまで恐らくもう猶予はない」
「勿論です。死力を尽くしヨウ様をお守りします」
ハロルド殿下の言葉に、ヴィクターの放つ空気が硬質なものへと変わった。
ヴィクターの手を握る両手を、もう片方の手で上から覆われる。決して奪わせはしないと、そう固く決意するかのような力強さだった。
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