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第四話 白骨死体は誰?
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クロードは空いている安楽椅子に座り、背を丸めて前のめりの姿勢でロロベスキ侯爵夫人——マダム・マーガリーへ単刀直入に問いかけた。
ここロロベスキ侯爵領の実質的な支配者であり、イアムス王国一の資産家。盛んな林業に裏付けされたその財力は、イアムス王家すらもはるかに上回る。
そのマダム・マーガリーが一介の法医学者にすぎないクロードを、越境させてまで呼び寄せた。残念ながらクロードは呼ばれたその理由を知らない、極秘とのことだったし、貴族に秘密はつきものだ。たとえ手紙であってもその秘密を聞いてしまえば後戻りができなくなるため、クロードは道中ロロベスキ侯爵家について調べつつやってきたのだが、特に収穫は得られていなかった。
であれば、本人に聞くしかない。
マダム・マーガリーはクロードの問いかけに、一つ深い嘆息をしてから、悲壮げに答えた。
「私には、可愛い義理の姪がいたの。血は繋がらなくても、本当に可愛い子だったわ。でも、その子はある日突然、いなくなってしまった。誰もが国中を探し続けて十二年、やっと見つかったのは王城の、古い井戸の底で、だった」
王城の古い井戸の底。その単語だけでクロードはピンと来た。
「『行方知れずのクラリッサ嬢』事件、なら義理の姪御さんは……そのクラリッサ嬢ですか?」
「あら、ご存知なのね」
「もちろん。我が国でも大きく報じられましたからね、失踪当時も、発見当時も」
マダム・マーガリーは頷いた。
当時、『行方知れずのクラリッサ嬢』事件は、瞬く間に近隣諸国へも伝わってしまった。ジルヴェイグ大皇国の第二皇女キルステンはすぐさま父である皇帝に呼び戻され、デルバート王子と交わした密約とも取れる婚約もあっさり白紙になった。もっとも、デルバート王子はクラリッサとの婚約も解消され、その醜聞によって以後も誰とも婚姻関係を結べていない。
これらの話は、クラリッサ失踪当時の両国の新聞で面白おかしく語られ尽くした。おかげで本国でさえすっかり忘れ去られていたポーラウェーズ伯爵家の情報も、少しばかり明らかになったのだ。クラリッサ失踪当時から約二十年ほど前に、辺境の第十皇子領で起きた反乱未遂事件の首謀者が同領のポーラウェーズ伯爵で、鎮圧後は伯爵家の爵位財産すべてが没収され、生き残ったポーラウェーズ家の人々は追放されたという。ジルヴェイグ大皇国内でもたったそれだけしか掘り下げられなかった話だが、それを第二皇女キルステンがどうやって知ったかはまったくもって不明だし、よりによってイアムス王国の王子の婚約者であるクラリッサが関係あるとしたその根拠も新聞では明かされなかった。
だが、クラリッサは事実失踪し、実家のヴェルセット公爵家はデルバート王子と第二皇女キルステンを激しく非難したものの、クラリッサとポーラウェーズ伯爵家との関係については一切触れなかった。それ以来イアムス王家とヴェルセット公爵家は没交渉となり、ヴェルセット公爵家からクラリッサやポーラウェーズ伯爵家に関する何らかの情報がもたらされることもなかった。
(違うなら違うと言えばいいし、事実ならそれはそれでやりようはあったはずだ。でもヴェルセット公爵家はだんまりを選んだ、だから疑惑はずっと付き纏い、身の潔白は明かされないままだ。本当にクラリッサ嬢が反乱首謀者の娘なのか、それを確かめる術はあるのかさえも不明のまま、失踪から十五年が過ぎた)
つい三年ほど前にイアムス王国王城の枯れ井戸で白骨死体が発見され、それが『行方知れずのクラリッサ嬢』であると発表されたときも、明確な根拠はなかったのだ。着ていた緑のドレス、内容は公表されていない短い遺書、その二つが白骨死体がクラリッサである証拠とされたが、たったそれだけだ。疑う余地は十分にあるが、あまりにも機微な問題であるため、イアムス王家はこの事件はこれで終わりとばかりの態度を取り、イアムス王国の新聞や人々の口は右に倣った。ジルヴェイグ大皇国では失踪当時の情報を引っ張り出して真贋論争が起きたが、それもやがて鎮火していった。新しい情報が薪のようにくべられない以上、論争の火は燃え続けられなかったのだ。
それらが、クロードの『行方知れずのクラリッサ嬢』事件に対する、知りうるかぎりの情報と認識だった。
とうの昔に終わらされた事件、それをマダム・マーガリーは引っ張り出してきて、クロードに何をしろというのだろうか。
マダム・マーガリーは少年執事へ指示を出す。
「アンドーチェ、あれをお出しして」
「はい、奥様」
キビキビ動く少年執事は、部屋の隅にあったマダム・マーガリーの荷物であろう大きなトランクを開け、その中からブリキの箱を二つ持ってきた。まず一つ、固い蓋を開き、クロードへ近づけて中身を見せる。
ブリキの箱の中を覗き込んだクロードは、嗅ぎ慣れた匂いに口角が上がった。
植物の粗い繊維でできた紙と、濃い鉛筆の炭の匂い。何十枚も押しつぶされて箱の中にあって、それらはあっという間に湿気を吸って生き返り、わさっとクロードの目の前で溢れかえる。
クロードは手を伸ばし、紙を数枚手に取った。そして、その中で自分の分野にあると確信が持てる一枚をじっと見つめる。
それは写実的で精密なタッチによって描かれた、うずくまった姿勢の白骨死体のスケッチだ。他の紙にも風景や白骨死体の付近が描かれ、さらには井戸の底から見上げた空の鉛筆絵もある。
さらに、少年執事はスケッチの箱をサイドテーブルに置いてもう一つのブリキの箱を開け、中身をクロードへ見せた。
褪せて、萎びて、風化しそうなほど劣化した生地の、服と思しきものが畳まれて入っていた。ほんのわずかに内側の縫い代に元の染色された色合い、緑が残っている。
「これは……現場のスケッチと?」
「ええ。井戸で見つかった白骨死体のスケッチと、あの子が着ていたドレスよ。もっとも、ドレスの表面はすっかり色褪せた上に、大きく裂けてしまっているけれど……失踪前のあの子を知る人々は、これを着ていたと証言していたわ」
すでに泣きそうな顔をしているマダム・マーガリーを横目に、クロードは見終えたスケッチを箱にしまい、ドレスだったものを取り出して広げた。しかし劣化の度合いが激しく、大きく裂けた前身頃の四分の一とスカートの一部分、それに飾りとして付けられていただろうフリルの残骸しか残っていない。
クロードはしげしげとそれを眺め、首を傾げた。
「ふむ、なぜ裂けたのでしょう? 高所から飛び降りただけならば血が付着する程度ですが」
「発見当時の調書は箱の底にあるわ。簡単なものだけれど、死体は服を着ていなかった、とか」
クロードはすぐにサイドテーブル上のブリキの箱をさらい、調書を取り出す。
調書といっても、書式に則ったたった二枚の上質紙だ。クラリッサの名前、死因、状況などが簡単に記載されているが、どれもこれも曖昧な記述でしかない。要するに、クラリッサは井戸の中へ飛び降りて死んだ、それだけしか分からないのだ。何という警察の職務怠慢か、と罵りたくなるが、クロードはぐっと呑み込み我慢する。今の問題はそこではない。
裂けたドレス、地面にうずくまる姿勢の白骨死体。それに、小さく折られた、油紙で包まれた遺書。スケッチの一枚によれば、それらは——。
「ああ、なるほど。白骨死体と遺書の上にドレスがあった、ということですね。となると、クラリッサ嬢は全裸で飛び降りた? なぜ?」
「それは分からないわ。というよりも、分からないことが多すぎるの。謎ばかりで、調書もそれ以上書かれなかった。どうせ、あの暗愚な国王が捜査打ち切りを迫ったせいよ」
マダム・マーガリーは、無意識のうちに鼻を啜る。少年執事の差し出した絹のハンカチを受け取り、「ごめんあそばせ」と言って鼻を静かに噛んだ。
古今東西、王侯貴族に関する事件はことごとくが彼らの意思を受けて、まともに警察によって捜査されることはごく少ない。元第一王子の婚約者の死体発見ともなれば、尚更だ。それゆえに、この調書と言うには憚られる書類の存在も、警察程度ではどうすることもできなかったのだろう。
「マダム・マーガリー、現場は今、どうなっていますか?」
「もう跡形もなくなっているわ。遺体は王城の増改築工事で発見されたのだし、不吉だからとすぐさま井戸ごと撤去されたのよ。何とかそれらは私が確保して手元に置いたわ、遺骨もヴェルセット公爵家に届けた。発見当時の調書や証言録も廃棄寸前のところを入手したのよ」
鼻声のマダム・マーガリーは憤慨する。行方不明だった可愛い姪のためとはいえ、そこまでできるのは、実家のヴェルセット公爵家を差し置いてロロベスキ侯爵夫人たるマダム・マーガリーくらいだった、ということだが——。
クロードはもう一度、白骨死体全体が描かれているスケッチを観察する。しかし、マダム・マーガリーは今にも泣きそうに、クロードへせっつこうとする。
「アーニー、私は……本当にあの子が死んだのか、疑っているわ。いえ、正確にはその白骨死体があの子であると信じていないの。だから」
だから、その先の言葉は、クロードの早口に遮られた。
「ええ、多分違いますね。スケッチを見るかぎり、これは未婚女性の骨ではありません」
ここロロベスキ侯爵領の実質的な支配者であり、イアムス王国一の資産家。盛んな林業に裏付けされたその財力は、イアムス王家すらもはるかに上回る。
そのマダム・マーガリーが一介の法医学者にすぎないクロードを、越境させてまで呼び寄せた。残念ながらクロードは呼ばれたその理由を知らない、極秘とのことだったし、貴族に秘密はつきものだ。たとえ手紙であってもその秘密を聞いてしまえば後戻りができなくなるため、クロードは道中ロロベスキ侯爵家について調べつつやってきたのだが、特に収穫は得られていなかった。
であれば、本人に聞くしかない。
マダム・マーガリーはクロードの問いかけに、一つ深い嘆息をしてから、悲壮げに答えた。
「私には、可愛い義理の姪がいたの。血は繋がらなくても、本当に可愛い子だったわ。でも、その子はある日突然、いなくなってしまった。誰もが国中を探し続けて十二年、やっと見つかったのは王城の、古い井戸の底で、だった」
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「『行方知れずのクラリッサ嬢』事件、なら義理の姪御さんは……そのクラリッサ嬢ですか?」
「あら、ご存知なのね」
「もちろん。我が国でも大きく報じられましたからね、失踪当時も、発見当時も」
マダム・マーガリーは頷いた。
当時、『行方知れずのクラリッサ嬢』事件は、瞬く間に近隣諸国へも伝わってしまった。ジルヴェイグ大皇国の第二皇女キルステンはすぐさま父である皇帝に呼び戻され、デルバート王子と交わした密約とも取れる婚約もあっさり白紙になった。もっとも、デルバート王子はクラリッサとの婚約も解消され、その醜聞によって以後も誰とも婚姻関係を結べていない。
これらの話は、クラリッサ失踪当時の両国の新聞で面白おかしく語られ尽くした。おかげで本国でさえすっかり忘れ去られていたポーラウェーズ伯爵家の情報も、少しばかり明らかになったのだ。クラリッサ失踪当時から約二十年ほど前に、辺境の第十皇子領で起きた反乱未遂事件の首謀者が同領のポーラウェーズ伯爵で、鎮圧後は伯爵家の爵位財産すべてが没収され、生き残ったポーラウェーズ家の人々は追放されたという。ジルヴェイグ大皇国内でもたったそれだけしか掘り下げられなかった話だが、それを第二皇女キルステンがどうやって知ったかはまったくもって不明だし、よりによってイアムス王国の王子の婚約者であるクラリッサが関係あるとしたその根拠も新聞では明かされなかった。
だが、クラリッサは事実失踪し、実家のヴェルセット公爵家はデルバート王子と第二皇女キルステンを激しく非難したものの、クラリッサとポーラウェーズ伯爵家との関係については一切触れなかった。それ以来イアムス王家とヴェルセット公爵家は没交渉となり、ヴェルセット公爵家からクラリッサやポーラウェーズ伯爵家に関する何らかの情報がもたらされることもなかった。
(違うなら違うと言えばいいし、事実ならそれはそれでやりようはあったはずだ。でもヴェルセット公爵家はだんまりを選んだ、だから疑惑はずっと付き纏い、身の潔白は明かされないままだ。本当にクラリッサ嬢が反乱首謀者の娘なのか、それを確かめる術はあるのかさえも不明のまま、失踪から十五年が過ぎた)
つい三年ほど前にイアムス王国王城の枯れ井戸で白骨死体が発見され、それが『行方知れずのクラリッサ嬢』であると発表されたときも、明確な根拠はなかったのだ。着ていた緑のドレス、内容は公表されていない短い遺書、その二つが白骨死体がクラリッサである証拠とされたが、たったそれだけだ。疑う余地は十分にあるが、あまりにも機微な問題であるため、イアムス王家はこの事件はこれで終わりとばかりの態度を取り、イアムス王国の新聞や人々の口は右に倣った。ジルヴェイグ大皇国では失踪当時の情報を引っ張り出して真贋論争が起きたが、それもやがて鎮火していった。新しい情報が薪のようにくべられない以上、論争の火は燃え続けられなかったのだ。
それらが、クロードの『行方知れずのクラリッサ嬢』事件に対する、知りうるかぎりの情報と認識だった。
とうの昔に終わらされた事件、それをマダム・マーガリーは引っ張り出してきて、クロードに何をしろというのだろうか。
マダム・マーガリーは少年執事へ指示を出す。
「アンドーチェ、あれをお出しして」
「はい、奥様」
キビキビ動く少年執事は、部屋の隅にあったマダム・マーガリーの荷物であろう大きなトランクを開け、その中からブリキの箱を二つ持ってきた。まず一つ、固い蓋を開き、クロードへ近づけて中身を見せる。
ブリキの箱の中を覗き込んだクロードは、嗅ぎ慣れた匂いに口角が上がった。
植物の粗い繊維でできた紙と、濃い鉛筆の炭の匂い。何十枚も押しつぶされて箱の中にあって、それらはあっという間に湿気を吸って生き返り、わさっとクロードの目の前で溢れかえる。
クロードは手を伸ばし、紙を数枚手に取った。そして、その中で自分の分野にあると確信が持てる一枚をじっと見つめる。
それは写実的で精密なタッチによって描かれた、うずくまった姿勢の白骨死体のスケッチだ。他の紙にも風景や白骨死体の付近が描かれ、さらには井戸の底から見上げた空の鉛筆絵もある。
さらに、少年執事はスケッチの箱をサイドテーブルに置いてもう一つのブリキの箱を開け、中身をクロードへ見せた。
褪せて、萎びて、風化しそうなほど劣化した生地の、服と思しきものが畳まれて入っていた。ほんのわずかに内側の縫い代に元の染色された色合い、緑が残っている。
「これは……現場のスケッチと?」
「ええ。井戸で見つかった白骨死体のスケッチと、あの子が着ていたドレスよ。もっとも、ドレスの表面はすっかり色褪せた上に、大きく裂けてしまっているけれど……失踪前のあの子を知る人々は、これを着ていたと証言していたわ」
すでに泣きそうな顔をしているマダム・マーガリーを横目に、クロードは見終えたスケッチを箱にしまい、ドレスだったものを取り出して広げた。しかし劣化の度合いが激しく、大きく裂けた前身頃の四分の一とスカートの一部分、それに飾りとして付けられていただろうフリルの残骸しか残っていない。
クロードはしげしげとそれを眺め、首を傾げた。
「ふむ、なぜ裂けたのでしょう? 高所から飛び降りただけならば血が付着する程度ですが」
「発見当時の調書は箱の底にあるわ。簡単なものだけれど、死体は服を着ていなかった、とか」
クロードはすぐにサイドテーブル上のブリキの箱をさらい、調書を取り出す。
調書といっても、書式に則ったたった二枚の上質紙だ。クラリッサの名前、死因、状況などが簡単に記載されているが、どれもこれも曖昧な記述でしかない。要するに、クラリッサは井戸の中へ飛び降りて死んだ、それだけしか分からないのだ。何という警察の職務怠慢か、と罵りたくなるが、クロードはぐっと呑み込み我慢する。今の問題はそこではない。
裂けたドレス、地面にうずくまる姿勢の白骨死体。それに、小さく折られた、油紙で包まれた遺書。スケッチの一枚によれば、それらは——。
「ああ、なるほど。白骨死体と遺書の上にドレスがあった、ということですね。となると、クラリッサ嬢は全裸で飛び降りた? なぜ?」
「それは分からないわ。というよりも、分からないことが多すぎるの。謎ばかりで、調書もそれ以上書かれなかった。どうせ、あの暗愚な国王が捜査打ち切りを迫ったせいよ」
マダム・マーガリーは、無意識のうちに鼻を啜る。少年執事の差し出した絹のハンカチを受け取り、「ごめんあそばせ」と言って鼻を静かに噛んだ。
古今東西、王侯貴族に関する事件はことごとくが彼らの意思を受けて、まともに警察によって捜査されることはごく少ない。元第一王子の婚約者の死体発見ともなれば、尚更だ。それゆえに、この調書と言うには憚られる書類の存在も、警察程度ではどうすることもできなかったのだろう。
「マダム・マーガリー、現場は今、どうなっていますか?」
「もう跡形もなくなっているわ。遺体は王城の増改築工事で発見されたのだし、不吉だからとすぐさま井戸ごと撤去されたのよ。何とかそれらは私が確保して手元に置いたわ、遺骨もヴェルセット公爵家に届けた。発見当時の調書や証言録も廃棄寸前のところを入手したのよ」
鼻声のマダム・マーガリーは憤慨する。行方不明だった可愛い姪のためとはいえ、そこまでできるのは、実家のヴェルセット公爵家を差し置いてロロベスキ侯爵夫人たるマダム・マーガリーくらいだった、ということだが——。
クロードはもう一度、白骨死体全体が描かれているスケッチを観察する。しかし、マダム・マーガリーは今にも泣きそうに、クロードへせっつこうとする。
「アーニー、私は……本当にあの子が死んだのか、疑っているわ。いえ、正確にはその白骨死体があの子であると信じていないの。だから」
だから、その先の言葉は、クロードの早口に遮られた。
「ええ、多分違いますね。スケッチを見るかぎり、これは未婚女性の骨ではありません」
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