呪いのせいで太ったら離婚宣告されました!どうしましょう!

ルーシャオ

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第二十一話

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 ダーナテスカ伯爵夫人とフランシアから、今回の騒動の原因から経緯まで説明を受けたベレンガリオは、その日のうちにダーナテスカ伯爵邸を発って、馬を駆り一刻も早く帰郷しなければと必死でした。

 今回の『呪い』に関するおおよその事情は理解できました。しかし、未だ腑に落ちないこともあります。

 とにかく、ベレンガリオはこう思うのです。

(今すぐにでも、ジョヴァンナと話をしなければ。いや、ジョヴァンナの話を聞かなければ。初めからそうすればよかっただけなのに……とにかく、まずは元凶を叩かないと)

 今回の騒動を解決する道筋は、ベレンガリオの中ではもうついているので、あとはベレンガリオがどう振る舞うか、という問題だけなのです。

 金の指輪を嵌めたベレンガリオは一路、北へ。翌日の昼前には、グレーゼ侯爵邸に辿り着いていました。







 厩舎前の馬丁に馬を預け、ベレンガリオはエントランスへ走ります。

 ジョヴァンナはどこにいるのか尋ねようとして使用人を探しますが、やけに人けがありません。連絡を入れていないので出迎えはないとしても、閑散としています。

 様子のおかしさに首を傾げながら、ベレンガリオはふと、女性たちの声が風に乗って耳に届きました。屋敷の本館と別棟の間にある庭、すなわちジョヴァンナが走り込みをしていた場所からです。

 ということは、ジョヴァンナもきっとそこにいるに違いありません。

 一目散に駆け出したベレンガリオは、愛する妻の名前を叫びます。

「ジョヴァンナ!」

 ベレンガリオがエントランスから屋敷本館を抜け、庭に飛び出すと——。
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