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第二部 異世界の貴族達2
200. 異世界1284日目 治療は終わったけど・・・
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治療が終わったと思ったら急に疲れが押し寄せてきた。でもそろそろ起こして体調の確認しないといけないよな。
「ちょっと朝日を浴びてきます。すぐに戻りますので、もし目を覚ましたら食事をさせておいてください。あと体調についても問題ないか確認をお願いします。」
ジェンと二人で建物を出ると朝日が昇ってくるところだった。
「なんとかなったかな?」
「うん。たぶん大丈夫だと思うわ。」
「助けられて良かったなあ。」
ジェンと表にある水場で顔を洗いながら話をしていると、不意に声をかけられる。
「お前達、貴族なのか?」
首にかけていたペンダントを見た住人がすごい目つきでにらんできた。
「ええ、そうですけど、自分たちは・・・」
「こんな状況になったのはお前達貴族のせいだぞ。いくら貴族でもこんなことをしてもいいのか?治療をしたと言っても形だけのことだろう?何人亡くなったかわからんが、自己満足にはなったか?もういいからこの町から出て行ってくれ!!」
周りの人たちから厳しい目を向けられる。まああんなことがあったのだからしょうが無いだろうな。下手に弁解すると危なそうだ。
「わかりました。できる限りの治療は行いましたのであと2、3日は安静にするように言っておいてください。」
これ以上言ったら貴族でも本気で襲われそうなので車に乗ってすぐに出発する。まあこんなことがあったので誰かに当たらないと気が済まないんだろうな。経過が気にはなるけど、仕方が無いか。まあ帰りにも近くを通るからそのときには誤解も解けているだろうから、治療があればそのときでもいいだろう。
~町の住人Side~
二人を追い出した住人達はそのあとも悪態をついていた。怪我した人達が心配だが、シスターから中に入るのを止められていたので状況がわからないのである。
「けっ!!なにができる限りの治療を行っただ。うちの娘は一生残るような傷を顔に受けたんだぞ。どうしてくれるんだ。」
「うちの息子も片足がなくなったんだぞ。この後の生活はどうしてくれるんだ。」
いろいろと悪態をついていると教会のドアが開いてシスターが顔を出した。
「あれ?あのお二人はどこに行かれたんですか?治療をした人達が目を覚ましたのでお礼を言いたいと言っているんですよ。」
「あいつらに何もされなかったか?貴族だったから手伝いを強要されたんだろう?追い出したからもう安全だ。」
「え・・・・?」
「ほんとに貴族だからって偉そうにしやがってふざけんなって。」
「何を言っているんですか!?あの方達は徹夜で必死に治療してくれたんですよ!おかげで誰も亡くならずに、しかも完璧に治療をしてくれたのに・・・!!す、すぐに追いかけないと!!」
あわててシスターが町の外に向かった。
話を聞いた住人達は教会に入り驚きの声を上げていた。顔をえぐられた子供の顔の傷がなかった。足がちぎれていたはずなのに普通に歩いていた。他にもかなりの傷を負った人達の傷がなくなっていた。
そこに先ほど出て行ったシスターが戻ってきた。
「どういうことなんですか?同じ貴族として許せない、絶対に傷跡が残らないように治してみせると言って徹夜で治療に当たってくれた人達に対してなんということを・・・」
先ほどまで暴言を吐いていた人達は何も言えなくなってしまった。ここまでの治療ができる治癒士はそうそういない。これだけの治療をするにはどれほどのお金を積む必要があるのかも・・・。
「治癒魔法の能力は秘匿するのが普通なんです。特にここまでの治癒能力を持つことがわかればいろいろと面倒なことになってしまうんです。でも今回はそんなことはいっていられないと言って全力で治療をしてくれたんですよ。それなのに・・・。」
治療を終えた子供達は差し入れしてくれたと思われるサンドイッチやジュースなどを食べながらきょとんとしていた。
「ねえ、おにいちゃんと、おねえちゃんは?僕達お礼を言いたいんだ。」
その言葉に応えられる住人はいなかった。町の恩人に貴族と言うだけでとんでもないことをしてしまったという後悔しかなかった。
~シスターSide~
とんでもないことになってしまった。なんでこんなことになってしまったんだろう。平民はこんなことをされても我慢しなければならないの?
多くのけが人が教会に運び込まれたけれど、とてもではないけど治療なんて無理だ。私と見習いのシスターは初級治癒魔法しか使えない。もちろん治癒薬なんてものはここには置いていない。まだ亡くなった人はいないが時間の問題だろう。申し訳ないけど、助かる見込みのある人だけに治療をするしかないわ。
そう思っていると、治癒魔法を使えるという冒険者がやってきた。少しだけでも手助けになればと思って治療を手伝ってもらうことにしたが、手伝ってもらうレベルではなかった。使える治癒魔法のレベルが私たちとは桁違いだったのだ。ここまでの治癒魔法を使える人は国にもそんなに居ないのではないだろうか?
浄化魔法もそうだが、治癒魔法ですぐに止血できているし、もうだめだと思っていた子供達から順番に治療を始めているのだ。
応急治療が終わったと言うことで一息ついたところで男の人が話しかけてきた。
「申し訳ないけど今回の治療のことは秘密にしてもらえないでしょうか?」
言いたいことはわかった。これだけのレベルの治癒魔法を使える人は教会でもほとんどいない。きっとこのことがわかってしまえばこの人物を取り込もうと動くだろう。
「言いたいことはわかりましたが・・・、いいのですか?」
いくら口止めしてもこのことは他に伝わるかもしれないし、私たちが本当に黙っているという保証もないのにいいのだろうか?
「ええ、今はこの人達を助けることが重要です。」
確かにその通りなのだけど・・・。そのときに胸のペンダントを見て驚いた。貴族の人達だったんだ。
「き、貴族の方なんですか?」
「あ・・・、たしかに貴族の地位は持っています。でもそんなことは関係ありません。こんなことをしてほっていくなんて貴族以前に冒険者、いや人ととしてやってはならないことです。絶対に助けて見せます。」
峠を越したとは言え、傷跡の治療にも取りかかったため、時間がかかってしまっている。まさか傷跡を消すことまでできるなんて驚きだった。
明け方になってやっと治療が終わりこれを食べさせてくださいと多くのサンドイッチやジュースを出してくれたのはとてもありがたかった。しばらくは血が足りなくなっていると思うので栄養はとるようにしてくださいねといって、他にも食料を出してくれた。
顔を洗ってくると二人が出て行ったのに、なかなか戻ってこなくておかしいと思って外に出ると待っていた住人達がとんでもないことを言い合っていた。
追い出した?なぜ?あわてて追いかけたんだけどすでに町を出てしまった後だった。みなさんなんてこと・・・。
戻ってから住人達に説明をするとかなり驚いていました。ただ治療を終えた人達を見て言葉を失っていました。子供達のお礼を言いたいという言葉に悲痛な顔をしていました。
「ちょっと朝日を浴びてきます。すぐに戻りますので、もし目を覚ましたら食事をさせておいてください。あと体調についても問題ないか確認をお願いします。」
ジェンと二人で建物を出ると朝日が昇ってくるところだった。
「なんとかなったかな?」
「うん。たぶん大丈夫だと思うわ。」
「助けられて良かったなあ。」
ジェンと表にある水場で顔を洗いながら話をしていると、不意に声をかけられる。
「お前達、貴族なのか?」
首にかけていたペンダントを見た住人がすごい目つきでにらんできた。
「ええ、そうですけど、自分たちは・・・」
「こんな状況になったのはお前達貴族のせいだぞ。いくら貴族でもこんなことをしてもいいのか?治療をしたと言っても形だけのことだろう?何人亡くなったかわからんが、自己満足にはなったか?もういいからこの町から出て行ってくれ!!」
周りの人たちから厳しい目を向けられる。まああんなことがあったのだからしょうが無いだろうな。下手に弁解すると危なそうだ。
「わかりました。できる限りの治療は行いましたのであと2、3日は安静にするように言っておいてください。」
これ以上言ったら貴族でも本気で襲われそうなので車に乗ってすぐに出発する。まあこんなことがあったので誰かに当たらないと気が済まないんだろうな。経過が気にはなるけど、仕方が無いか。まあ帰りにも近くを通るからそのときには誤解も解けているだろうから、治療があればそのときでもいいだろう。
~町の住人Side~
二人を追い出した住人達はそのあとも悪態をついていた。怪我した人達が心配だが、シスターから中に入るのを止められていたので状況がわからないのである。
「けっ!!なにができる限りの治療を行っただ。うちの娘は一生残るような傷を顔に受けたんだぞ。どうしてくれるんだ。」
「うちの息子も片足がなくなったんだぞ。この後の生活はどうしてくれるんだ。」
いろいろと悪態をついていると教会のドアが開いてシスターが顔を出した。
「あれ?あのお二人はどこに行かれたんですか?治療をした人達が目を覚ましたのでお礼を言いたいと言っているんですよ。」
「あいつらに何もされなかったか?貴族だったから手伝いを強要されたんだろう?追い出したからもう安全だ。」
「え・・・・?」
「ほんとに貴族だからって偉そうにしやがってふざけんなって。」
「何を言っているんですか!?あの方達は徹夜で必死に治療してくれたんですよ!おかげで誰も亡くならずに、しかも完璧に治療をしてくれたのに・・・!!す、すぐに追いかけないと!!」
あわててシスターが町の外に向かった。
話を聞いた住人達は教会に入り驚きの声を上げていた。顔をえぐられた子供の顔の傷がなかった。足がちぎれていたはずなのに普通に歩いていた。他にもかなりの傷を負った人達の傷がなくなっていた。
そこに先ほど出て行ったシスターが戻ってきた。
「どういうことなんですか?同じ貴族として許せない、絶対に傷跡が残らないように治してみせると言って徹夜で治療に当たってくれた人達に対してなんということを・・・」
先ほどまで暴言を吐いていた人達は何も言えなくなってしまった。ここまでの治療ができる治癒士はそうそういない。これだけの治療をするにはどれほどのお金を積む必要があるのかも・・・。
「治癒魔法の能力は秘匿するのが普通なんです。特にここまでの治癒能力を持つことがわかればいろいろと面倒なことになってしまうんです。でも今回はそんなことはいっていられないと言って全力で治療をしてくれたんですよ。それなのに・・・。」
治療を終えた子供達は差し入れしてくれたと思われるサンドイッチやジュースなどを食べながらきょとんとしていた。
「ねえ、おにいちゃんと、おねえちゃんは?僕達お礼を言いたいんだ。」
その言葉に応えられる住人はいなかった。町の恩人に貴族と言うだけでとんでもないことをしてしまったという後悔しかなかった。
~シスターSide~
とんでもないことになってしまった。なんでこんなことになってしまったんだろう。平民はこんなことをされても我慢しなければならないの?
多くのけが人が教会に運び込まれたけれど、とてもではないけど治療なんて無理だ。私と見習いのシスターは初級治癒魔法しか使えない。もちろん治癒薬なんてものはここには置いていない。まだ亡くなった人はいないが時間の問題だろう。申し訳ないけど、助かる見込みのある人だけに治療をするしかないわ。
そう思っていると、治癒魔法を使えるという冒険者がやってきた。少しだけでも手助けになればと思って治療を手伝ってもらうことにしたが、手伝ってもらうレベルではなかった。使える治癒魔法のレベルが私たちとは桁違いだったのだ。ここまでの治癒魔法を使える人は国にもそんなに居ないのではないだろうか?
浄化魔法もそうだが、治癒魔法ですぐに止血できているし、もうだめだと思っていた子供達から順番に治療を始めているのだ。
応急治療が終わったと言うことで一息ついたところで男の人が話しかけてきた。
「申し訳ないけど今回の治療のことは秘密にしてもらえないでしょうか?」
言いたいことはわかった。これだけのレベルの治癒魔法を使える人は教会でもほとんどいない。きっとこのことがわかってしまえばこの人物を取り込もうと動くだろう。
「言いたいことはわかりましたが・・・、いいのですか?」
いくら口止めしてもこのことは他に伝わるかもしれないし、私たちが本当に黙っているという保証もないのにいいのだろうか?
「ええ、今はこの人達を助けることが重要です。」
確かにその通りなのだけど・・・。そのときに胸のペンダントを見て驚いた。貴族の人達だったんだ。
「き、貴族の方なんですか?」
「あ・・・、たしかに貴族の地位は持っています。でもそんなことは関係ありません。こんなことをしてほっていくなんて貴族以前に冒険者、いや人ととしてやってはならないことです。絶対に助けて見せます。」
峠を越したとは言え、傷跡の治療にも取りかかったため、時間がかかってしまっている。まさか傷跡を消すことまでできるなんて驚きだった。
明け方になってやっと治療が終わりこれを食べさせてくださいと多くのサンドイッチやジュースを出してくれたのはとてもありがたかった。しばらくは血が足りなくなっていると思うので栄養はとるようにしてくださいねといって、他にも食料を出してくれた。
顔を洗ってくると二人が出て行ったのに、なかなか戻ってこなくておかしいと思って外に出ると待っていた住人達がとんでもないことを言い合っていた。
追い出した?なぜ?あわてて追いかけたんだけどすでに町を出てしまった後だった。みなさんなんてこと・・・。
戻ってから住人達に説明をするとかなり驚いていました。ただ治療を終えた人達を見て言葉を失っていました。子供達のお礼を言いたいという言葉に悲痛な顔をしていました。
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