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35.初恋の破れ(エイミー視点)①
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初めてキャロルを見たとき、エイミーが感じたのは違和感だった。貴族の邸宅に勤める使用人は、貴人特有の存在感に過敏だ。行儀見習いでやってきたと聞いたのに、彼女の所作はすべてが完璧で今更他人に教わる必要があるには思えなかった。
――結婚前のグラシアン様に近づきたくて、捨て身の行動に出た令嬢かな? いくら貴族でも、メイドの仕事をサボったら叱ってやるんだから!
憤慨したエイミーだったが、キャロルが初日早々グラシアンの専属になったと聞き、更なる激しい嫉妬と怒りに駆られた。
――この泥棒猫! どんな手を使ったか知らないけれど、グラシアン様に取り入るなんて図々しい! もう、グラシアン様は王女様のものなんだよ!
一方、新入りのメイドに現を抜かすグラシアンにも正直がっかりした。今まで夜這いを決行する先輩たちが追い払われ続けたのも庶民だったからで、貴族令嬢なら大歓迎なのだろうか。そうでなければ、あの外見のどこが気に入ったのかわからない。冴えない髪色に、大きな眼鏡。そばかすの目立つ顔はパーツこそ整っているが、全体的に野暮ったく感じる。
一部のメイド仲間からは、キャロルの食事に虫の死骸を入れてやろう、メイド服を切り刻んでやろうという過激な意見も出たが、エイミーはそんな子供じみた行動をとる気にもなれなかった。
――どうせ一週間後にはいなくなる子なんだから、それまで我慢すればいいし。
しかし翌日の夕方、グラシアンがピクニックに行くと言い出して、厨房はちょっとした騒ぎになった。お供はなぜか、キャロル一人。小さなトランクをひっくり返して「乗馬服がない」と呆然とするキャロルに「ふくらはぎが出なきゃ大丈夫だよ」と茶色いドレスを勧めたのは、メイド仲間のブレンダだ。
――そんなこと言ってやらなくてもいいのに。
ブレンダはエイミーと同い年の親友で、勤続は二年だがおしゃれな上に面倒見がよく、メイド長からの信頼も厚い。自分が止めても、ブレンダはこの新人の世話を焼くだろう。
エイミーは仕方なく口を開いた。
「その茶色のワンピースに合わせるなら髪は結わないほうがいいけれど、乗馬のときグラシアン様のお顔に当たって邪魔になるから下の方で縛りなよ」
――あまりのダサさに笑われればいいのよ。
茶色の地味な洋服に野暮ったい三つ編み。それに、黒縁の大きな眼鏡。たとえ貴族令嬢でも、今は田舎から出稼ぎにきたようにしか見えない。キャロルの黄緑色の瞳が真ん丸になった。
「顔に当たる? ……つまり、わたしはグラシアン様と相乗りになると?」
「当たり前じゃない。それとも、キャロルは一人で馬に乗れるの?」
逆に尋ねると、彼女はにっこりと笑った。
「もちろん乗れるわけないよ。ただ、申し訳ないと思って」
エイミーはキャロルを頭のネジの緩んだ貴族の令嬢でグラシアンと相乗りできて喜ぶものだとてっきり思ったが、そうではないらしい。初めて、キャロルの正体が気になった。
ピクニックから帰ってきたグラシアンは、目に見えて機嫌がよさそうだったが、一方のキャロルはむっつりと黙り込んでいた。
――グラシアン様を独り占めしておいて、不満があるなんて許せない。
エイミーは全身の毛を逆立てて、ギリギリと歯をすり合わせる。
それから、何日か経ったとき、風呂上がりに下を向くキャロルとすれ違った。
「あ、エイミー。先に入ったよ」
「出てくるの早くない? ちゃんと湯船につかった?」
「あはは、もちろんだよ。人とお風呂に浸かるのって楽しいね」
「なに、王侯貴族みたいなこと言ってるの」
「ははは」
本心を込めながら軽口を言って、ふと彼女の顔を覗き込む。
――なに、この子。……すごく綺麗じゃん。
昼間はあったはずのそばかすがなくて、肌はしっとりときめ細かい。猫を彷彿とさせる大きな瞳は印象的で目が離せなかった。脳裏にいつまでも残って、忘れられない。まるぶち眼鏡はその目力をごまかす為の小道具なのだ。わざと野暮ったいメイクで顔を隠している、貴族の令嬢。
――グラシアン様に取り入ろうと思って、潜入したわけじゃないんだ。この子。だったら、目的はなんだろ?
数日後、エイミーは寝室代わりのホールから真っ暗な庭園を眺めていた。キャロルに自分のランプを貸してしまい、することがなかったからだ。キャロルは相変わらず気に入らないけれど、本人は真面目に働いているのでむやみやたらに叱れない。というか、エイミーは全くキャロルを厳しく指導していなかった。元来の人の良い性格のせいか、第六感が働いているのかは分からないが、なんとなく決行できないでいた。
もやっとした気分のなか庭園を眺めていたら、ベンチに人が座っている。武人らしい広い肩幅がかすかに見えた。
――グラシアン様!? どうしてあそこに?
彼は自分に気が付いて、軽く笑って唇に人差し指を添える。何のために、あんなところに腰掛けているのだろう。グラシアンがすぐにベンチに寝転んだので、見えなくなってしまった。
謎は強烈な驚きと共に、解ける。
『……ある人の笑顔を見ると、腹が立つの。しちゃいけないことだとはわかっているけれど、会うとどうしてもイライラしてしまうの』
布団の上に座り込んで婚約者を語るキャロルの顔はまごまごしていて、メガネの下は真っ赤だった。おそらく、まだ自分が恋していること気が付いていないのだ。
――キャロルのくせに可愛いじゃないの。腹立つけれど。
エイミーはガシガシとクッキーを噛んだ。令嬢メイドのモジモジは続く。
『嫌いじゃないわ。……どこを取っても完璧で文句のつけようがないもの。ただ、笑顔が嘘くさくて何を考えてるか、わからないのよ』
貴族令嬢の、いつも笑顔を浮かべている完璧な婚約者。ここまで来て、エイミーはようやく気が付いた。一瞬、クッキーを咀嚼することを忘れる。
――え? ……キャロルの婚約者ってまさか、……グラシアン様? ということは。
冷汗が落ちた。まず浮かんだのは、「彼女の制服をハサミで刻んだり、食事にネズミの死骸を混入させなくてよかった」だった。未来の女王陛下のお心を病ませた、なんてことになっては、軽く処刑されてしまう。エイミーは怖くなって、ガタガタと身を震わせた。
グラシアンも、高貴な婚約者が使用人たちと雑魚寝になっていたら、心配でたまらないだろう。もしかしたら、毎晩庭園のベンチに身をひそめて、キャロルに何かあったらすぐに飛び出せる態勢にしていたとか。
エイミーは、自分の第六感に心から感謝した。ほんとうに危ないところだった。
――結婚前のグラシアン様に近づきたくて、捨て身の行動に出た令嬢かな? いくら貴族でも、メイドの仕事をサボったら叱ってやるんだから!
憤慨したエイミーだったが、キャロルが初日早々グラシアンの専属になったと聞き、更なる激しい嫉妬と怒りに駆られた。
――この泥棒猫! どんな手を使ったか知らないけれど、グラシアン様に取り入るなんて図々しい! もう、グラシアン様は王女様のものなんだよ!
一方、新入りのメイドに現を抜かすグラシアンにも正直がっかりした。今まで夜這いを決行する先輩たちが追い払われ続けたのも庶民だったからで、貴族令嬢なら大歓迎なのだろうか。そうでなければ、あの外見のどこが気に入ったのかわからない。冴えない髪色に、大きな眼鏡。そばかすの目立つ顔はパーツこそ整っているが、全体的に野暮ったく感じる。
一部のメイド仲間からは、キャロルの食事に虫の死骸を入れてやろう、メイド服を切り刻んでやろうという過激な意見も出たが、エイミーはそんな子供じみた行動をとる気にもなれなかった。
――どうせ一週間後にはいなくなる子なんだから、それまで我慢すればいいし。
しかし翌日の夕方、グラシアンがピクニックに行くと言い出して、厨房はちょっとした騒ぎになった。お供はなぜか、キャロル一人。小さなトランクをひっくり返して「乗馬服がない」と呆然とするキャロルに「ふくらはぎが出なきゃ大丈夫だよ」と茶色いドレスを勧めたのは、メイド仲間のブレンダだ。
――そんなこと言ってやらなくてもいいのに。
ブレンダはエイミーと同い年の親友で、勤続は二年だがおしゃれな上に面倒見がよく、メイド長からの信頼も厚い。自分が止めても、ブレンダはこの新人の世話を焼くだろう。
エイミーは仕方なく口を開いた。
「その茶色のワンピースに合わせるなら髪は結わないほうがいいけれど、乗馬のときグラシアン様のお顔に当たって邪魔になるから下の方で縛りなよ」
――あまりのダサさに笑われればいいのよ。
茶色の地味な洋服に野暮ったい三つ編み。それに、黒縁の大きな眼鏡。たとえ貴族令嬢でも、今は田舎から出稼ぎにきたようにしか見えない。キャロルの黄緑色の瞳が真ん丸になった。
「顔に当たる? ……つまり、わたしはグラシアン様と相乗りになると?」
「当たり前じゃない。それとも、キャロルは一人で馬に乗れるの?」
逆に尋ねると、彼女はにっこりと笑った。
「もちろん乗れるわけないよ。ただ、申し訳ないと思って」
エイミーはキャロルを頭のネジの緩んだ貴族の令嬢でグラシアンと相乗りできて喜ぶものだとてっきり思ったが、そうではないらしい。初めて、キャロルの正体が気になった。
ピクニックから帰ってきたグラシアンは、目に見えて機嫌がよさそうだったが、一方のキャロルはむっつりと黙り込んでいた。
――グラシアン様を独り占めしておいて、不満があるなんて許せない。
エイミーは全身の毛を逆立てて、ギリギリと歯をすり合わせる。
それから、何日か経ったとき、風呂上がりに下を向くキャロルとすれ違った。
「あ、エイミー。先に入ったよ」
「出てくるの早くない? ちゃんと湯船につかった?」
「あはは、もちろんだよ。人とお風呂に浸かるのって楽しいね」
「なに、王侯貴族みたいなこと言ってるの」
「ははは」
本心を込めながら軽口を言って、ふと彼女の顔を覗き込む。
――なに、この子。……すごく綺麗じゃん。
昼間はあったはずのそばかすがなくて、肌はしっとりときめ細かい。猫を彷彿とさせる大きな瞳は印象的で目が離せなかった。脳裏にいつまでも残って、忘れられない。まるぶち眼鏡はその目力をごまかす為の小道具なのだ。わざと野暮ったいメイクで顔を隠している、貴族の令嬢。
――グラシアン様に取り入ろうと思って、潜入したわけじゃないんだ。この子。だったら、目的はなんだろ?
数日後、エイミーは寝室代わりのホールから真っ暗な庭園を眺めていた。キャロルに自分のランプを貸してしまい、することがなかったからだ。キャロルは相変わらず気に入らないけれど、本人は真面目に働いているのでむやみやたらに叱れない。というか、エイミーは全くキャロルを厳しく指導していなかった。元来の人の良い性格のせいか、第六感が働いているのかは分からないが、なんとなく決行できないでいた。
もやっとした気分のなか庭園を眺めていたら、ベンチに人が座っている。武人らしい広い肩幅がかすかに見えた。
――グラシアン様!? どうしてあそこに?
彼は自分に気が付いて、軽く笑って唇に人差し指を添える。何のために、あんなところに腰掛けているのだろう。グラシアンがすぐにベンチに寝転んだので、見えなくなってしまった。
謎は強烈な驚きと共に、解ける。
『……ある人の笑顔を見ると、腹が立つの。しちゃいけないことだとはわかっているけれど、会うとどうしてもイライラしてしまうの』
布団の上に座り込んで婚約者を語るキャロルの顔はまごまごしていて、メガネの下は真っ赤だった。おそらく、まだ自分が恋していること気が付いていないのだ。
――キャロルのくせに可愛いじゃないの。腹立つけれど。
エイミーはガシガシとクッキーを噛んだ。令嬢メイドのモジモジは続く。
『嫌いじゃないわ。……どこを取っても完璧で文句のつけようがないもの。ただ、笑顔が嘘くさくて何を考えてるか、わからないのよ』
貴族令嬢の、いつも笑顔を浮かべている完璧な婚約者。ここまで来て、エイミーはようやく気が付いた。一瞬、クッキーを咀嚼することを忘れる。
――え? ……キャロルの婚約者ってまさか、……グラシアン様? ということは。
冷汗が落ちた。まず浮かんだのは、「彼女の制服をハサミで刻んだり、食事にネズミの死骸を混入させなくてよかった」だった。未来の女王陛下のお心を病ませた、なんてことになっては、軽く処刑されてしまう。エイミーは怖くなって、ガタガタと身を震わせた。
グラシアンも、高貴な婚約者が使用人たちと雑魚寝になっていたら、心配でたまらないだろう。もしかしたら、毎晩庭園のベンチに身をひそめて、キャロルに何かあったらすぐに飛び出せる態勢にしていたとか。
エイミーは、自分の第六感に心から感謝した。ほんとうに危ないところだった。
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