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第三話 傷痕を消す治療※
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「あっ、あふ……っ、だめ……っ」
翌日の昼から始まった治療は、前日とは打って変わっていた。もとはといえば、エルヴィーラが丁寧に扱われるのが恥ずかしくて手荒でもいいから早く済ませてほしいとお願いしたのが原因だが。
馬乗りになったルートヴィッヒの黒髪が彼女の頭の両隣に広がっている。彼の間近に迫った赤い瞳が昏い何かを宿していた。
「こんなに傷つけられて」
ルートヴィッヒは眼下のシュミーズドレスの肩を外すや、申し訳程度に膨らんだ乳房の頂を口に含む。痛痒い感覚がピリッと、エルヴィーラのなかを走り抜けた。
「ひぃ、あぁ……だめです……っ」
背中を反らして、その気持ちよさに耐える。快楽に霞む意識のなか、ルートヴィッヒの声だけが聞こえてきた。
「あなたの魂の行方をすぐに掴めなかったわたしを、どうか罰してください」
「なんの、こ……?」
「傷痕が消えるように、あなたの苦しみの記憶が消えればいいのに」
「はぁ……、まおう、でんか……っ」
エルヴィーラに彼の声はよく聞こえないが、その苦悶はもう必要ないと伝えたい。
「あなたを、許します。だから、わたしのことで苦しまないでください」
その途端、魔王はルビーの瞳を瞬かせる。じっとエルヴィーラを見下ろし、果ては困ったような笑顔を浮かべた。
「……あなたという人は」
ルートヴィッヒはそのまま身を伏せて、完全に彼女のうえに覆いかぶさる。艶のある黒髪が彼女の痩せた肩に垂れて、エルヴィーラは蜘蛛の糸に絡め取られた虫のような気分になった。無意識に逃れようとする両手首を掴まれ、シーツに押さえつけられる。硬くなった胸の尖りの奥を穿つように、魔王の舌が絡んできた。
「そこにき、ずは……な……っ、はぁん……っ!」
長い舌の動きが、彼女を翻弄する。
胸は心臓に近くて、エルヴィーラはとても刃を当てる気にならなかった。だから、傷痕を付けたのは別の人間。彼女が一目見たとき、その高貴さと男性的な魅力に圧倒されたものだ。優しくて温かくて、自分をあの地獄から救ってくれるに違いないと信じていた。運命だと思った。結局その想いは裏切られ、彼女はさらに深い地獄へと堕とされてしまったのだが。
「ここに傷をつけた男を、必ず殺します」
こちらの心情を読んだのか、ルートヴィッヒが呪いの言葉を吐く。彼がわずかな柔肉を吸い込んだ途端、胸全体の傷が綺麗に消えた。エルヴィーラは自分の熱く気怠い全身と、熱くなった吐息を感じる。
「はぁ……っ、ありがとう、ござい……ます」
「まだその言葉は早いですよ。終わるまで、しばらく耐えてください」
魔王は薄い腰を救いあげ、上腹、臍へと舌を這わせた。温く濡れた唇が肌を辿る感触に、エルヴィーラの全身が甘く痺れる。
「いや……っ、もう、むりです……っ、今日はもう」
「あと少しです、エルヴィーラ」
「だめ……ぇ」
彼女の身体が年相応にもっと健康で美しかったなら、ここまで恥ずかしく感じなかっただろう。いくら治癒のためとはいえ、傾国級の美貌に骸骨のような肉体を晒すことに強い抵抗を覚える。
だが、ルートヴィッヒは彼女が泣くたびに、励ましやら労いの声を掛けながらその傷痕に接吻をした。残りの治療は下穿きのなかとなったとき、彼が囁く。
「傷をつけた者達がわたしは憎いです。生きながら業火に投げ込んでやりたい。彼らはいっそ殺してくれとのたうち回りながら、長い時を過ごすでしょう」
その口ぶりはまるで犯人を知っているようで、今にも実行しかねない危うさを纏っていた。
「先に背中を治癒しますから、うつ伏せになってください」
「はい……」
「着ているものを脱がせますよ」
「は……い」
彼女はこれが治療なのか、閨事なのかもはや分からない。ただ、ルートヴィッヒの言うままに動き、感じるだけ。熱に浮かされたように頭がぼうっとして、何も考えられないのだ。
「ん……んっ、あ……」
背中を大きな手が一撫でするや、湿った感触が小雨のように落ちてくる。エルヴィーラはシーツに顔を押し付けてひたすら羞恥心に耐えていた。腰の骨のあたりがぞくぞくする。
「んんっ、ん……」
「腰を上げてもらえますか?」
「はい……、ひゃ……っ」
のろのろと指示に従うエルヴィーラをお尻だけ上に向ける体勢を取らされ、動揺が止まらない。そのうえ、ルートヴィッヒがショーツをずり下ろし始めたことにより、彼女の精神は限界を迎えていた。クロッチ部分が卑猥にも濡れているのを確信して、彼にそれを見られていると考えると恥ずかしくてたまらない。
その直後、何故か太腿の裏側に熱い息を感じた。
「これが、あなたの今世の香り……」
「いやぁ……、だめぇ……」
何をされているか認識した途端、ショックで涙がこぼれる。長い舌が膣の中に押し込まれていった。それがまるあで単体の生き物であるかのようにエルヴィーラの泥濘を探り、弱いところを刺激してくるのだ。
「いやああ……、あぁ、……まってぇ」
刺激されると、何かでてしまいそうだった。舌で嬲られる膣の中が気持ちよくて、知らず知らず腰を振ってしまっている。お腹側の襞を押され、ぎゅんっと膣口がルートヴィッヒの長い舌を絞めるの感じた。
――気持ちよすぎて、辛い。
魔王の舌は持ち主と違い、とても紳士的とは言えなかった。濡れそぼった陰唇と陰核を舐り、零れてきた愛液を吸い上げる。何度もそれを繰り返し、エルヴィーラを執拗に鳴かせた。舌を引き抜くと、ガクガクと震える尻に優しく手を添える。
「あなたの美味しい蜜の味がしますね。ごちそうさまです」
衝撃的な言葉がお尻から聞こえて、彼女の心臓が止まりそうになる。いっそ、太腿の震えも止まればいいのに。ルートヴィッヒは舌の代わりに指を突き入れ、ずぶずぶと水濁音を響かせた。指だと舌より力強くて、官能を拾いやすい箇所をピンポイントに押してくる。
エルヴィーラは熱を逃したくて、たまらず頭を上げる。
「んっ、あ……だめ、です」
「エルヴィーラ」
「ああ……あ、あああ……っ! なにかクる……っ、やだ、これ……っ」
「愛おしい人」
膣穴からプシュッと勢いよく、生ぬるい何かが噴き出してくる。おしっこかと思ったけれど、もう止められなかった。心地よい排泄感が全身を突き抜け、頭の中一面、白い光に包まれる。
「うっ、ふ……っ、ぐす……っ」
エルヴィーラは尻を掲げたまま、放心状態に陥っていた。涙がボタボタ落ちて、シーツに染みを増やす。排泄の匂いはないものの、シーツを透明な液体で汚してしまった。これが噂に聞く『潮吹き』だと理解したものの、まさか自分の身に起きるとは思ってもみなかったのだ。
「よく頑張りましたね、これであなたの身体には傷跡一つありません」
ルートヴィッヒの冷静な声に、はたと我に返る。シュタッと寝台の隅に飛んで、落ちていたシュミーズドレスで身体の前面を隠した。死にかけた聖女らしからぬ早業に、彼が首を傾げる。
「すみません、寒かったですか?」
「違います……。ごめんなさい、わたし、汚しちゃって……」
「ああ、気にすることはありませんよ」
「こんなの、ふ……ふしだらです。あの、……わたし、いつもはこんな風じゃない、です……」
言い訳を重ねるほど言い訳にすらなってなく、恥ずかしくて顔を上げられない。ルートヴィッヒは顔色一つ変えていないのに。
「問題ありません。接触に反応が出るのは、あなたの身体が正常な証拠ですよ」
だが、いつもと同じ口調で話しているはずのルートヴィッヒの声が、今は熱っぽく聞こえることに気が付いた。
勇気を出して見上げたその顔には、この二日で始めてみる表情が浮かんでいた。目尻に朱を引いたかのように色っぽい。こころなしか呼吸が浅く、完璧な美貌は見てきた中で一番人間らしさを感じさせる。人間らしさ? いいや、雄らしさといった方が適当か。まるで久方ぶりの餌を前にした肉食獣のようだ。
エルヴィーラはきまり悪くなって、横向きに身体を隠した。
「どうしましたか? エルヴィーラ」
「な、なんでもない、です」
彼の瞳が怖くて逃げたいとは言えない。こんなにお世話になっているのに。
翌日の昼から始まった治療は、前日とは打って変わっていた。もとはといえば、エルヴィーラが丁寧に扱われるのが恥ずかしくて手荒でもいいから早く済ませてほしいとお願いしたのが原因だが。
馬乗りになったルートヴィッヒの黒髪が彼女の頭の両隣に広がっている。彼の間近に迫った赤い瞳が昏い何かを宿していた。
「こんなに傷つけられて」
ルートヴィッヒは眼下のシュミーズドレスの肩を外すや、申し訳程度に膨らんだ乳房の頂を口に含む。痛痒い感覚がピリッと、エルヴィーラのなかを走り抜けた。
「ひぃ、あぁ……だめです……っ」
背中を反らして、その気持ちよさに耐える。快楽に霞む意識のなか、ルートヴィッヒの声だけが聞こえてきた。
「あなたの魂の行方をすぐに掴めなかったわたしを、どうか罰してください」
「なんの、こ……?」
「傷痕が消えるように、あなたの苦しみの記憶が消えればいいのに」
「はぁ……、まおう、でんか……っ」
エルヴィーラに彼の声はよく聞こえないが、その苦悶はもう必要ないと伝えたい。
「あなたを、許します。だから、わたしのことで苦しまないでください」
その途端、魔王はルビーの瞳を瞬かせる。じっとエルヴィーラを見下ろし、果ては困ったような笑顔を浮かべた。
「……あなたという人は」
ルートヴィッヒはそのまま身を伏せて、完全に彼女のうえに覆いかぶさる。艶のある黒髪が彼女の痩せた肩に垂れて、エルヴィーラは蜘蛛の糸に絡め取られた虫のような気分になった。無意識に逃れようとする両手首を掴まれ、シーツに押さえつけられる。硬くなった胸の尖りの奥を穿つように、魔王の舌が絡んできた。
「そこにき、ずは……な……っ、はぁん……っ!」
長い舌の動きが、彼女を翻弄する。
胸は心臓に近くて、エルヴィーラはとても刃を当てる気にならなかった。だから、傷痕を付けたのは別の人間。彼女が一目見たとき、その高貴さと男性的な魅力に圧倒されたものだ。優しくて温かくて、自分をあの地獄から救ってくれるに違いないと信じていた。運命だと思った。結局その想いは裏切られ、彼女はさらに深い地獄へと堕とされてしまったのだが。
「ここに傷をつけた男を、必ず殺します」
こちらの心情を読んだのか、ルートヴィッヒが呪いの言葉を吐く。彼がわずかな柔肉を吸い込んだ途端、胸全体の傷が綺麗に消えた。エルヴィーラは自分の熱く気怠い全身と、熱くなった吐息を感じる。
「はぁ……っ、ありがとう、ござい……ます」
「まだその言葉は早いですよ。終わるまで、しばらく耐えてください」
魔王は薄い腰を救いあげ、上腹、臍へと舌を這わせた。温く濡れた唇が肌を辿る感触に、エルヴィーラの全身が甘く痺れる。
「いや……っ、もう、むりです……っ、今日はもう」
「あと少しです、エルヴィーラ」
「だめ……ぇ」
彼女の身体が年相応にもっと健康で美しかったなら、ここまで恥ずかしく感じなかっただろう。いくら治癒のためとはいえ、傾国級の美貌に骸骨のような肉体を晒すことに強い抵抗を覚える。
だが、ルートヴィッヒは彼女が泣くたびに、励ましやら労いの声を掛けながらその傷痕に接吻をした。残りの治療は下穿きのなかとなったとき、彼が囁く。
「傷をつけた者達がわたしは憎いです。生きながら業火に投げ込んでやりたい。彼らはいっそ殺してくれとのたうち回りながら、長い時を過ごすでしょう」
その口ぶりはまるで犯人を知っているようで、今にも実行しかねない危うさを纏っていた。
「先に背中を治癒しますから、うつ伏せになってください」
「はい……」
「着ているものを脱がせますよ」
「は……い」
彼女はこれが治療なのか、閨事なのかもはや分からない。ただ、ルートヴィッヒの言うままに動き、感じるだけ。熱に浮かされたように頭がぼうっとして、何も考えられないのだ。
「ん……んっ、あ……」
背中を大きな手が一撫でするや、湿った感触が小雨のように落ちてくる。エルヴィーラはシーツに顔を押し付けてひたすら羞恥心に耐えていた。腰の骨のあたりがぞくぞくする。
「んんっ、ん……」
「腰を上げてもらえますか?」
「はい……、ひゃ……っ」
のろのろと指示に従うエルヴィーラをお尻だけ上に向ける体勢を取らされ、動揺が止まらない。そのうえ、ルートヴィッヒがショーツをずり下ろし始めたことにより、彼女の精神は限界を迎えていた。クロッチ部分が卑猥にも濡れているのを確信して、彼にそれを見られていると考えると恥ずかしくてたまらない。
その直後、何故か太腿の裏側に熱い息を感じた。
「これが、あなたの今世の香り……」
「いやぁ……、だめぇ……」
何をされているか認識した途端、ショックで涙がこぼれる。長い舌が膣の中に押し込まれていった。それがまるあで単体の生き物であるかのようにエルヴィーラの泥濘を探り、弱いところを刺激してくるのだ。
「いやああ……、あぁ、……まってぇ」
刺激されると、何かでてしまいそうだった。舌で嬲られる膣の中が気持ちよくて、知らず知らず腰を振ってしまっている。お腹側の襞を押され、ぎゅんっと膣口がルートヴィッヒの長い舌を絞めるの感じた。
――気持ちよすぎて、辛い。
魔王の舌は持ち主と違い、とても紳士的とは言えなかった。濡れそぼった陰唇と陰核を舐り、零れてきた愛液を吸い上げる。何度もそれを繰り返し、エルヴィーラを執拗に鳴かせた。舌を引き抜くと、ガクガクと震える尻に優しく手を添える。
「あなたの美味しい蜜の味がしますね。ごちそうさまです」
衝撃的な言葉がお尻から聞こえて、彼女の心臓が止まりそうになる。いっそ、太腿の震えも止まればいいのに。ルートヴィッヒは舌の代わりに指を突き入れ、ずぶずぶと水濁音を響かせた。指だと舌より力強くて、官能を拾いやすい箇所をピンポイントに押してくる。
エルヴィーラは熱を逃したくて、たまらず頭を上げる。
「んっ、あ……だめ、です」
「エルヴィーラ」
「ああ……あ、あああ……っ! なにかクる……っ、やだ、これ……っ」
「愛おしい人」
膣穴からプシュッと勢いよく、生ぬるい何かが噴き出してくる。おしっこかと思ったけれど、もう止められなかった。心地よい排泄感が全身を突き抜け、頭の中一面、白い光に包まれる。
「うっ、ふ……っ、ぐす……っ」
エルヴィーラは尻を掲げたまま、放心状態に陥っていた。涙がボタボタ落ちて、シーツに染みを増やす。排泄の匂いはないものの、シーツを透明な液体で汚してしまった。これが噂に聞く『潮吹き』だと理解したものの、まさか自分の身に起きるとは思ってもみなかったのだ。
「よく頑張りましたね、これであなたの身体には傷跡一つありません」
ルートヴィッヒの冷静な声に、はたと我に返る。シュタッと寝台の隅に飛んで、落ちていたシュミーズドレスで身体の前面を隠した。死にかけた聖女らしからぬ早業に、彼が首を傾げる。
「すみません、寒かったですか?」
「違います……。ごめんなさい、わたし、汚しちゃって……」
「ああ、気にすることはありませんよ」
「こんなの、ふ……ふしだらです。あの、……わたし、いつもはこんな風じゃない、です……」
言い訳を重ねるほど言い訳にすらなってなく、恥ずかしくて顔を上げられない。ルートヴィッヒは顔色一つ変えていないのに。
「問題ありません。接触に反応が出るのは、あなたの身体が正常な証拠ですよ」
だが、いつもと同じ口調で話しているはずのルートヴィッヒの声が、今は熱っぽく聞こえることに気が付いた。
勇気を出して見上げたその顔には、この二日で始めてみる表情が浮かんでいた。目尻に朱を引いたかのように色っぽい。こころなしか呼吸が浅く、完璧な美貌は見てきた中で一番人間らしさを感じさせる。人間らしさ? いいや、雄らしさといった方が適当か。まるで久方ぶりの餌を前にした肉食獣のようだ。
エルヴィーラはきまり悪くなって、横向きに身体を隠した。
「どうしましたか? エルヴィーラ」
「な、なんでもない、です」
彼の瞳が怖くて逃げたいとは言えない。こんなにお世話になっているのに。
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