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序章 伝説のはじまりは出会いから
第20話 わっちを見て!
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ブラックの提案を採用し、アレックスは転移門を設置することに決めた。それでも、森の外側の状況が不明なのは変わりなく、対となる転移門の設置場所を探す必要がある。さらに、その調査だけではなく、拠点周辺の警戒にも人手が必要だった。
シュテルクスト城内に設置する転移門の準備に二日ほど掛かるため、森の外部の情報については、それまでにシルファが目覚めることを期待するしかないだろう。
人手に関しては、ストックされているNPC傭兵を召喚すれば簡単に解決できるように思われたが、今では事情が変わっている。
リバフロ内でのNPC傭兵は、予め定められたアルゴリズムに則った発言と行動しかできない。それが現実となった現在は、データ上の存在に過ぎなかったハズの彼らに人格が宿っており、彼らに対して衣食住の整備が必要になった。
そのためにも現状把握が必要であり、アレックスはそれを第二旅団長のアニエスに指示していた。
彼女――アニエス・フォクスィー――は、アレックスがかつて傭兵プレーをしていたときに創造したはじめての従者だった。
その当時、自律型AIを積んだNPCというものが非常に珍しく、アレックスは何処へ行くにも彼女を連れて冒険し、それ以外でも他愛のないことを話しながら無下に時間を過ごしたりと、それはもう娘のようにアニエスのことを溺愛していた。
下らないことでも教えれば教えるほど、それを学び、反映させるものだから、アレックスは楽しくて仕方が無かったのである。
それから一年が経過し、アレックスのギルドが運営の用意した国から離脱し、ベヘアシャー帝国を興したころになると、アニエスのレベルは既にカンストしており、一緒に行動する機会がめっきり減った。
一番のお気に入りの従者であるため、戦争イベントの際には、必ず出陣させていたが、それは一か月に一度、多くて二度ある程度だった。それをリバフロ内の時間に換算すると、半年に一度程度の頻度になってしまう。
そんな長い期間放置されていたアニエスに、
「お前は俺の一番のお気に入りなんだ」
とアレックスが言っても、彼女がそれを素直に受け取れるハズもないかもしれない。
しかも、新しく創造したイザベルとアレックスが過ごした数カ月は、リバフロ内の住人の感覚で二年ほどの期間となり、傍から見れば、イザベルが皇帝のお気に入りであると誤解されてもおかしくはないだろう。
――――――
レベル上げと称してアレックスがイザベルに付きっ切りだったころ。
アニエスが割り当てられたタスクでフィールドのモンスターを他のNPC傭兵と討伐しているところに、アレックスとイザベルが二人っきりで行動している姿を見掛けては、
「ああ……またですか。イザベルが羨ましいです」
だとか、
「なんで、わっちには声を掛けてくれねえんでしょうか」
だとか、
「昔は、わっちの場所だったのに……」
と、アレックスと共に歩み、成長し、笑い合った日々を懐かしく思った。
それはいつしか、その感情が嫉妬へと変化し、イザベルを妬ましく思うようになっていた。
そして、
――ベヘアシャー帝国の帝都シュテルクストの異世界転移が発生した。
一番はじめに創造されたアニエスでさえ、入室が叶わなかったアレックスの部屋に召喚されたと思えば、我が物顔でイザベルがアレックスの傍に侍っているのを目の当たりにし、形容しがたい屈辱を味わった。
事情を聞かされ、前代未聞の異常事態に、一番はじめに召喚された従者がイザベルと聞けば、アニエスはそのことに絶望した。
(なんで……なんで、わっちじゃねえんですか!)
アニエスは、心の中で叫び、泣いた――
それだけではなく、その異常事態に際し、何もしなくていいと言われれば、「はいそうですか」と、そう簡単に納得できる訳もなく、必死に食い下がった。
この危機に自分の存在価値を示すためにも、どんなことでも良いからアレックスから命令されたかった。
そして命令された内容は、「生活環境調査」だった。
それを言い渡すときのアレックスの表情は、申し訳なさそうにしていたのだが、それはアニエスにとって願ったり叶ったりだった。
今では、ベヘアシャー帝国の帝都と名高いシュテルクストであるが、一番目の従者であるアニエスにとって帝都は、平原以外何も無かったころから知っていた――ベヘアシャー帝国はじまりの場所。
そんな慣れ親しんだ場所ともなれば、どの地区にどのような建物があり、どのような住民がいるかも全てを把握していた。アニエスがそれぞれの地区の代表者を訪ねたことで、概ねの居住状態を短時間で調査し終えることができた。
「これはもしや、わっちが一番早くタスクを終えてんじゃねえんですかね~。そしたら……むふふ。昔みたいに沢山撫でてくれるかもしれねえんじゃねえですか!」
アレックスに褒められることを想像したアニエスの頬は緩み、少々危険な笑みを振りまきながら、意気揚々とアレックスの元へと向かうまでは良かった。
部屋を出るときには前室にソフィアが居たのだが、アニエスが戻って来たときにはその姿が無かった。久しぶりにアレックスと二人っきりになれると思った。そして、先の妄想が現実になるかもと期待を胸に入室してみれば、なんと!
上半身裸のアレックスと、黒いドレスをはだけさせたイザベルとが抱き合っている場面に遭遇してしまった。
そのような経験がないアニエスでも、他の神使から聞き及んでおり、知識だけは十二分にあった。それ故に、それを目の当たりにしたアニエスは、我を忘れて発狂したのだった。
その怒り冷めやらぬまま今回の軍議を迎え――と言いたいところだが、その実、アニエスはアレックスの説明を聞き、イザベルの暴走であったことを理解していた。
そして、アニエスは、
「ああ、なるほどですね。わっちは勘違いしちまいましたが、イザベルが特別って訳じゃねえんですね。それなら、アレックス様にはわっちがどんだけ優秀か知ってもらわねえといけねえですね! もっと、わっちを見てもらわねえと!」
と、この会議に並々ならぬ決意を持って臨んでいた。
それは、これ以上無い完璧な報告をし、アニエスが最も有能でアレックスの役に立つ従者であるかを、他の従者にも知らしめるつもりだった。
アニエスの作戦は、アレックスに以前教わったことを実践し、アレックスの教えを忠実に守る従者であることを知らせるところから始まっていたのだが、見事に無視をされてしまったのである。
◆◆◆◆ ◆◆◆◆
それはまだ、アニエスが創造されて間もないころ。
「アニエス、いいか。女の子はな、少し怒っているくらいが可愛いんだぞ」
アレックスとの冒険を終え、拠点にしていた町へと帰る道すがら、アレックスが唐突にそんなことを言い出した。
「なにを言いやがるですか。そんな訳ねえですよ」
NPC故の硬いモーションではあったが、困惑顔なのはアレックスに伝わった。
「甘いな、アニエスよ。当然、ただ怒るだけじゃダメなんだ。頬を少し膨らませて、プイっとそっぽを向くと、尚良しだな」
「それにはどんな意味があるってんです?」
いくら学習能力に自信があったアニエスでも、アレックスの意味不明な教えを理解できる訳もなかった。
「意味? あー、別に意味というほどでもないが、男という生き物は、可愛い女の子にそうされると、怒らせちゃったかな? 嫌われちゃったかな? と心配になって、構いたくなるんだよ」
「こ、こうです?」
西日に照らされ、黄金色に輝く金髪の頭にちょこんと乗ったケモの耳を忙しなくピクピク動かしながら、言われた通りの仕草をしてみせた。
「おお、それだ、それっ。いいぞー、アニエスはお利口だなー」
素直にそれを実践したアニエスは、正直不安だった。それでも、アレックスが狐耳を揉むように頭を撫でまわしてくれたのだ。
アニエスは、それが気持ち良くて喉を鳴らし、黄金色に輝く髪がぼさぼさになるのも構わず、されるように頭を預けた。そして何よりもアレックスに褒められて幸せな気持ちになった。
そんな、
――どこか遠い記憶。
シュテルクスト城内に設置する転移門の準備に二日ほど掛かるため、森の外部の情報については、それまでにシルファが目覚めることを期待するしかないだろう。
人手に関しては、ストックされているNPC傭兵を召喚すれば簡単に解決できるように思われたが、今では事情が変わっている。
リバフロ内でのNPC傭兵は、予め定められたアルゴリズムに則った発言と行動しかできない。それが現実となった現在は、データ上の存在に過ぎなかったハズの彼らに人格が宿っており、彼らに対して衣食住の整備が必要になった。
そのためにも現状把握が必要であり、アレックスはそれを第二旅団長のアニエスに指示していた。
彼女――アニエス・フォクスィー――は、アレックスがかつて傭兵プレーをしていたときに創造したはじめての従者だった。
その当時、自律型AIを積んだNPCというものが非常に珍しく、アレックスは何処へ行くにも彼女を連れて冒険し、それ以外でも他愛のないことを話しながら無下に時間を過ごしたりと、それはもう娘のようにアニエスのことを溺愛していた。
下らないことでも教えれば教えるほど、それを学び、反映させるものだから、アレックスは楽しくて仕方が無かったのである。
それから一年が経過し、アレックスのギルドが運営の用意した国から離脱し、ベヘアシャー帝国を興したころになると、アニエスのレベルは既にカンストしており、一緒に行動する機会がめっきり減った。
一番のお気に入りの従者であるため、戦争イベントの際には、必ず出陣させていたが、それは一か月に一度、多くて二度ある程度だった。それをリバフロ内の時間に換算すると、半年に一度程度の頻度になってしまう。
そんな長い期間放置されていたアニエスに、
「お前は俺の一番のお気に入りなんだ」
とアレックスが言っても、彼女がそれを素直に受け取れるハズもないかもしれない。
しかも、新しく創造したイザベルとアレックスが過ごした数カ月は、リバフロ内の住人の感覚で二年ほどの期間となり、傍から見れば、イザベルが皇帝のお気に入りであると誤解されてもおかしくはないだろう。
――――――
レベル上げと称してアレックスがイザベルに付きっ切りだったころ。
アニエスが割り当てられたタスクでフィールドのモンスターを他のNPC傭兵と討伐しているところに、アレックスとイザベルが二人っきりで行動している姿を見掛けては、
「ああ……またですか。イザベルが羨ましいです」
だとか、
「なんで、わっちには声を掛けてくれねえんでしょうか」
だとか、
「昔は、わっちの場所だったのに……」
と、アレックスと共に歩み、成長し、笑い合った日々を懐かしく思った。
それはいつしか、その感情が嫉妬へと変化し、イザベルを妬ましく思うようになっていた。
そして、
――ベヘアシャー帝国の帝都シュテルクストの異世界転移が発生した。
一番はじめに創造されたアニエスでさえ、入室が叶わなかったアレックスの部屋に召喚されたと思えば、我が物顔でイザベルがアレックスの傍に侍っているのを目の当たりにし、形容しがたい屈辱を味わった。
事情を聞かされ、前代未聞の異常事態に、一番はじめに召喚された従者がイザベルと聞けば、アニエスはそのことに絶望した。
(なんで……なんで、わっちじゃねえんですか!)
アニエスは、心の中で叫び、泣いた――
それだけではなく、その異常事態に際し、何もしなくていいと言われれば、「はいそうですか」と、そう簡単に納得できる訳もなく、必死に食い下がった。
この危機に自分の存在価値を示すためにも、どんなことでも良いからアレックスから命令されたかった。
そして命令された内容は、「生活環境調査」だった。
それを言い渡すときのアレックスの表情は、申し訳なさそうにしていたのだが、それはアニエスにとって願ったり叶ったりだった。
今では、ベヘアシャー帝国の帝都と名高いシュテルクストであるが、一番目の従者であるアニエスにとって帝都は、平原以外何も無かったころから知っていた――ベヘアシャー帝国はじまりの場所。
そんな慣れ親しんだ場所ともなれば、どの地区にどのような建物があり、どのような住民がいるかも全てを把握していた。アニエスがそれぞれの地区の代表者を訪ねたことで、概ねの居住状態を短時間で調査し終えることができた。
「これはもしや、わっちが一番早くタスクを終えてんじゃねえんですかね~。そしたら……むふふ。昔みたいに沢山撫でてくれるかもしれねえんじゃねえですか!」
アレックスに褒められることを想像したアニエスの頬は緩み、少々危険な笑みを振りまきながら、意気揚々とアレックスの元へと向かうまでは良かった。
部屋を出るときには前室にソフィアが居たのだが、アニエスが戻って来たときにはその姿が無かった。久しぶりにアレックスと二人っきりになれると思った。そして、先の妄想が現実になるかもと期待を胸に入室してみれば、なんと!
上半身裸のアレックスと、黒いドレスをはだけさせたイザベルとが抱き合っている場面に遭遇してしまった。
そのような経験がないアニエスでも、他の神使から聞き及んでおり、知識だけは十二分にあった。それ故に、それを目の当たりにしたアニエスは、我を忘れて発狂したのだった。
その怒り冷めやらぬまま今回の軍議を迎え――と言いたいところだが、その実、アニエスはアレックスの説明を聞き、イザベルの暴走であったことを理解していた。
そして、アニエスは、
「ああ、なるほどですね。わっちは勘違いしちまいましたが、イザベルが特別って訳じゃねえんですね。それなら、アレックス様にはわっちがどんだけ優秀か知ってもらわねえといけねえですね! もっと、わっちを見てもらわねえと!」
と、この会議に並々ならぬ決意を持って臨んでいた。
それは、これ以上無い完璧な報告をし、アニエスが最も有能でアレックスの役に立つ従者であるかを、他の従者にも知らしめるつもりだった。
アニエスの作戦は、アレックスに以前教わったことを実践し、アレックスの教えを忠実に守る従者であることを知らせるところから始まっていたのだが、見事に無視をされてしまったのである。
◆◆◆◆ ◆◆◆◆
それはまだ、アニエスが創造されて間もないころ。
「アニエス、いいか。女の子はな、少し怒っているくらいが可愛いんだぞ」
アレックスとの冒険を終え、拠点にしていた町へと帰る道すがら、アレックスが唐突にそんなことを言い出した。
「なにを言いやがるですか。そんな訳ねえですよ」
NPC故の硬いモーションではあったが、困惑顔なのはアレックスに伝わった。
「甘いな、アニエスよ。当然、ただ怒るだけじゃダメなんだ。頬を少し膨らませて、プイっとそっぽを向くと、尚良しだな」
「それにはどんな意味があるってんです?」
いくら学習能力に自信があったアニエスでも、アレックスの意味不明な教えを理解できる訳もなかった。
「意味? あー、別に意味というほどでもないが、男という生き物は、可愛い女の子にそうされると、怒らせちゃったかな? 嫌われちゃったかな? と心配になって、構いたくなるんだよ」
「こ、こうです?」
西日に照らされ、黄金色に輝く金髪の頭にちょこんと乗ったケモの耳を忙しなくピクピク動かしながら、言われた通りの仕草をしてみせた。
「おお、それだ、それっ。いいぞー、アニエスはお利口だなー」
素直にそれを実践したアニエスは、正直不安だった。それでも、アレックスが狐耳を揉むように頭を撫でまわしてくれたのだ。
アニエスは、それが気持ち良くて喉を鳴らし、黄金色に輝く髪がぼさぼさになるのも構わず、されるように頭を預けた。そして何よりもアレックスに褒められて幸せな気持ちになった。
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