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第1章
第7話:白銀の航跡
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海燕号がアルトマールの防波堤を抜けた瞬間、船に乗った全員が、未知の感覚に襲われた。
それは、船が「水を押しのけて進む」というよりも、「水の上を滑っていく」という感覚だった。
「な……なんだ、こりゃあ……!」
舵輪を握るダリオが、驚愕の声を上げた。彼の数十年に及ぶ航海士としての経験が、目の前で起きている現象を理解できずに悲鳴を上げている。
船は、港に吹き込む穏やかな追い風を受けただけだというのに、すでに陸地がかなりの速さで遠ざかっていく。船体がほとんど揺れない。キール(竜骨)に追加されたバラストと、二重船底(ダブルハル)構造が生み出す重心の低さが、驚異的な復原力を実現しているのだ。
「ダリオ殿、舵をそのまま! 第一班、メインセイルの角度をあと五度開け! 第二班、船首のジブセイルをもっと張れ!風を逃がすな、全て推進力に変えるんだ!」
俺の指示が甲板に響き渡る。ゲオルグが「船の扱いに慣れているから」と残してくれた五人の職人たちは、船大工ではあっても船乗りではない。だが、この二日間の共同作業で、彼らはすでに俺の指示を的確にこなすだけの訓練を受けていた。
ロープが軋み、白銀の帆が微調整される。その瞬間、海燕号はさらに速度を増した。船首が波を切り裂くのではなく、波の上に乗り上げるようにして進んでいく。ザアアア、という水面を滑走する独特の音が、船乗りたちの耳に心地よく響いた。
「信じられん……。この風で、この速度。王国軍の最新鋭伝令船だって、こうはいかねえ」
ダリオは、舵輪から伝わる驚くほど軽く、そして鋭敏な反応に感動すら覚えていた。俺が改良した舵の構造は、彼の意のままに、巨体を動かしている。
「まだです」
俺は船首に立ち、目を閉じて「風詠み」の力に意識を集中させる。海面を渡る風、上空の風、そしてそれらが作り出す微細な気圧の変化。それら全ての情報が、俺の感覚に流れ込んでくる。
「十五分後、風向きがわずかに北に変わる。その時が、最初の勝負だ」
俺の予言通り、船が最初の岬を回り込もうとした、まさにその時だった。それまでの安定した追い風が、一瞬途絶え、次の瞬間、真横に近い角度からの強い風が船体を襲った。
「うおっ!横風(ビームウインド)だ!」
「帆をたため!転覆するぞ!」
船員たちが、従来の帆船の常識に従って叫んだ。横帆(スクエアセイル)であれば、この強さの横風は即座に船の転覆につながる危険なものだ。
「そのままだ!」
俺が、彼らの動きを制止する。
「ダリオ殿、舵を少し風上に! 帆は一切いじるな!」
「若様!?気は確かか!このままでは!」
ダリオが叫ぶが、彼の身体は、俺の指示通りに舵を操作していた。もはや、理屈ではなく、この船の性能を信じ始めていたのだ。
その瞬間、奇跡が起こった。
海燕号は、傾きかけた船体を、まるで粘るかのように瞬時に立て直した。低い重心が生み出す復原力が、横転を許さない。そして、あの複雑な形状に設計された絹の帆が、真横から受けた風を、無駄なく前への推進力に変換し始めたのだ。
グンッ、と背中を押されるような強烈な加速。船は、追い風の時をさらに上回る速度で、白波を蹴立てて突き進み始めた。
「……風を、風を食ってやがる……。横からの風で、なんで、前に進むんだ……」
船員の一人が、呆然と呟いた。
「これが、俺の設計した帆の力だ。追い風よりも、むしろ横風や斜め前からの風でこそ、この船は真価を発揮する」
俺はダリオに向き直った。
「これなら、もう霧を恐れる必要はない」
俺の言葉に、ダリオの顔色が変わった。
前方に、もやのように立ち込める灰色の領域が見えてきた。
“霧の海域”。
船乗りたちが最も恐れる、視界ゼロの魔の海域だ。そして、かつてダリオが海竜に襲われ、片足を失った因縁の場所でもあった。
「若様……。ここから先は、霧で視界が効かねえ。おまけに、霧の中は風が止まり、船が立ち往生しちまう。そこを、奴らは狙ってくるんだ」
ダリオの声には、隠しようのない恐怖が滲んでいる。
「風は止まらない。弱まるだけだ。そして、この船の帆なら、その弱い風さえも捉えられる」
俺は、風詠みの力で、霧の先の流れを読んでいた。
「問題は、霧そのものじゃない。霧の中に隠された、海底の岩礁と、複雑な潮の流れだ。ダリオ殿、あなたの経験が、ここで必要になる」
俺は船首に立ち、目を閉じたまま、次々と指示を飛ばし始めた。
「霧に入ると同時に、風が左舷前方から来る。帆をジブセイルのみに切り替えろ。速度を落とすが、推進力は維持する」
「霧の中、三分進んだ地点で、潮の流れが渦を巻いている。海底に巨大な岩がある証拠だ。そこを避ける。舵を右に五度」
「岩を越えたら、すぐに舵を左に戻す。そこは狭い水路になっている。右も左も、座礁の危険がある」
俺の言葉は、もはや予言だった。ダリオと船員たちは、何かに取り憑かれたかのように、その指示に従う。
やがて、船は、視界を完全に奪う濃密な霧の中へと突入した。途端に、周囲は不気味なほどの静寂に包まれる。ただ、船が水を切る音だけが響いていた。船員たちの顔が、恐怖に引きつる。
「……来たぞ。渦だ」
ダリオが、舵輪から伝わる抵抗の変化に気づき、声を上げた。
俺の予言通り、船は目に見えない何かに引かれるように傾き始めた。
「今だ、舵を右へ!」
「おう!」
ダリオが、全身の体重をかけて舵輪を回す。改良された舵が機敏に反応し、船は滑らかに進路を変える。船底を何かが掠めるような、ゴリ、という鈍い音が響き渡ったが、衝撃はなかった。
「岩を抜けた!舵を戻せ!水路に入るぞ!」
そこからは、まさに神業だった。
俺が「風詠み」で読み取る、目に見えない風と潮の流れ。
ダリオが、その指示を、長年の経験と勘で、完璧な操舵術へと変換していく。
「右だ、あと少し!」
「いや、行き過ぎだ、左に戻せ!」
「くそっ、この流れ、速すぎる!」
濃霧の中、海燕号は、まるで熟練の踊り子のように、危険な岩礁地帯をすり抜けていく。ダリオの額からは玉のような汗が噴き出し、その目は、酒浸りの日々を送っていた男のものとは思えない、鋭い光を取り戻していた。彼は、恐怖を乗り越え、再び「海」と対話していた。
そして。
「……抜けるぞ!」
俺が叫んだ次の瞬間、船は、まるで分厚いカーテンを突き破るかのように、霧の海域を脱した。
目の前には、嘘のような青空と、穏やかな海が広がっていた。
「……抜けた。抜けちまった……。あの、魔の海域を……」
船員たちは、腰が抜けたように甲板にへたり込んだ。ダリオは、舵輪を握りしめたまま、肩を震わせている。
「若様。あんた、一体……」
「感傷に浸るのは後だ」
俺は、彼の言葉を遮った。「風は最高だ。帆を全て張れ!全速力でオーベルに向かう!」
そこからの航海は、もはや航海と呼べるものではなかった。
ただの、蹂リンだった。
海燕号は、その性能を遺憾なく発揮し、白銀の矢のように海を突き進んだ。
出航から、わずか三時間後。
通常であれば、丸一日かけても到着できるかどうかという距離にある、隣町オーベルの港が、早くもその姿を現した。
オーベルの港で、荷揚げ作業をしていた人々は、最初、自分たちの目を疑った。
水平線の向こうから、信じられない速度で近づいてくる、一つの影。
それが、見たこともない白銀の帆を張った船であり、しかも、その船首に、とうの昔に没落したはずのアークライト家の紋章が掲げられていることに気づいた時、港はパニックに近い騒ぎに包まれた。
「ば、馬鹿な!アルトマールからの船だと!?」
「三時間だぞ!?アルトマールからここまで、三時間で来たっていうのか!?」
「あ、あの船、水の上を飛んでるぞ……」
海燕号が、その圧倒的な存在感を港の人々に見せつけながら、優雅に減速し、桟橋に横付けされる。
俺は、呆然と立ち尽くす港の管理人の前に立つと、懐からボルガの荷送り状を取り出した。
「アルトマール代官、ミナト・アークライト。契約通り、積荷の干物をお届けに参った。検品の上、速やかな荷揚げを要請する」
俺は、あくまで冷静に告げた。
だが、俺の心の中は、確かな高揚感で満たされていた。
第一段階は、完璧に成功した。
だが、本当の戦いはこれからだ。
俺は、荷揚げが開始されるのを横目に、アルトマールの方向の空を見上げた。約束の日没まで、まだたっぷりと時間が残っている。
「……セラフィーナ殿。驚くのは、まだ早いですよ」
俺は、誰にも聞こえない声で呟いた。
この帰路こそが、彼女の度肝を抜く、本当の切り札になるのだから。
それは、船が「水を押しのけて進む」というよりも、「水の上を滑っていく」という感覚だった。
「な……なんだ、こりゃあ……!」
舵輪を握るダリオが、驚愕の声を上げた。彼の数十年に及ぶ航海士としての経験が、目の前で起きている現象を理解できずに悲鳴を上げている。
船は、港に吹き込む穏やかな追い風を受けただけだというのに、すでに陸地がかなりの速さで遠ざかっていく。船体がほとんど揺れない。キール(竜骨)に追加されたバラストと、二重船底(ダブルハル)構造が生み出す重心の低さが、驚異的な復原力を実現しているのだ。
「ダリオ殿、舵をそのまま! 第一班、メインセイルの角度をあと五度開け! 第二班、船首のジブセイルをもっと張れ!風を逃がすな、全て推進力に変えるんだ!」
俺の指示が甲板に響き渡る。ゲオルグが「船の扱いに慣れているから」と残してくれた五人の職人たちは、船大工ではあっても船乗りではない。だが、この二日間の共同作業で、彼らはすでに俺の指示を的確にこなすだけの訓練を受けていた。
ロープが軋み、白銀の帆が微調整される。その瞬間、海燕号はさらに速度を増した。船首が波を切り裂くのではなく、波の上に乗り上げるようにして進んでいく。ザアアア、という水面を滑走する独特の音が、船乗りたちの耳に心地よく響いた。
「信じられん……。この風で、この速度。王国軍の最新鋭伝令船だって、こうはいかねえ」
ダリオは、舵輪から伝わる驚くほど軽く、そして鋭敏な反応に感動すら覚えていた。俺が改良した舵の構造は、彼の意のままに、巨体を動かしている。
「まだです」
俺は船首に立ち、目を閉じて「風詠み」の力に意識を集中させる。海面を渡る風、上空の風、そしてそれらが作り出す微細な気圧の変化。それら全ての情報が、俺の感覚に流れ込んでくる。
「十五分後、風向きがわずかに北に変わる。その時が、最初の勝負だ」
俺の予言通り、船が最初の岬を回り込もうとした、まさにその時だった。それまでの安定した追い風が、一瞬途絶え、次の瞬間、真横に近い角度からの強い風が船体を襲った。
「うおっ!横風(ビームウインド)だ!」
「帆をたため!転覆するぞ!」
船員たちが、従来の帆船の常識に従って叫んだ。横帆(スクエアセイル)であれば、この強さの横風は即座に船の転覆につながる危険なものだ。
「そのままだ!」
俺が、彼らの動きを制止する。
「ダリオ殿、舵を少し風上に! 帆は一切いじるな!」
「若様!?気は確かか!このままでは!」
ダリオが叫ぶが、彼の身体は、俺の指示通りに舵を操作していた。もはや、理屈ではなく、この船の性能を信じ始めていたのだ。
その瞬間、奇跡が起こった。
海燕号は、傾きかけた船体を、まるで粘るかのように瞬時に立て直した。低い重心が生み出す復原力が、横転を許さない。そして、あの複雑な形状に設計された絹の帆が、真横から受けた風を、無駄なく前への推進力に変換し始めたのだ。
グンッ、と背中を押されるような強烈な加速。船は、追い風の時をさらに上回る速度で、白波を蹴立てて突き進み始めた。
「……風を、風を食ってやがる……。横からの風で、なんで、前に進むんだ……」
船員の一人が、呆然と呟いた。
「これが、俺の設計した帆の力だ。追い風よりも、むしろ横風や斜め前からの風でこそ、この船は真価を発揮する」
俺はダリオに向き直った。
「これなら、もう霧を恐れる必要はない」
俺の言葉に、ダリオの顔色が変わった。
前方に、もやのように立ち込める灰色の領域が見えてきた。
“霧の海域”。
船乗りたちが最も恐れる、視界ゼロの魔の海域だ。そして、かつてダリオが海竜に襲われ、片足を失った因縁の場所でもあった。
「若様……。ここから先は、霧で視界が効かねえ。おまけに、霧の中は風が止まり、船が立ち往生しちまう。そこを、奴らは狙ってくるんだ」
ダリオの声には、隠しようのない恐怖が滲んでいる。
「風は止まらない。弱まるだけだ。そして、この船の帆なら、その弱い風さえも捉えられる」
俺は、風詠みの力で、霧の先の流れを読んでいた。
「問題は、霧そのものじゃない。霧の中に隠された、海底の岩礁と、複雑な潮の流れだ。ダリオ殿、あなたの経験が、ここで必要になる」
俺は船首に立ち、目を閉じたまま、次々と指示を飛ばし始めた。
「霧に入ると同時に、風が左舷前方から来る。帆をジブセイルのみに切り替えろ。速度を落とすが、推進力は維持する」
「霧の中、三分進んだ地点で、潮の流れが渦を巻いている。海底に巨大な岩がある証拠だ。そこを避ける。舵を右に五度」
「岩を越えたら、すぐに舵を左に戻す。そこは狭い水路になっている。右も左も、座礁の危険がある」
俺の言葉は、もはや予言だった。ダリオと船員たちは、何かに取り憑かれたかのように、その指示に従う。
やがて、船は、視界を完全に奪う濃密な霧の中へと突入した。途端に、周囲は不気味なほどの静寂に包まれる。ただ、船が水を切る音だけが響いていた。船員たちの顔が、恐怖に引きつる。
「……来たぞ。渦だ」
ダリオが、舵輪から伝わる抵抗の変化に気づき、声を上げた。
俺の予言通り、船は目に見えない何かに引かれるように傾き始めた。
「今だ、舵を右へ!」
「おう!」
ダリオが、全身の体重をかけて舵輪を回す。改良された舵が機敏に反応し、船は滑らかに進路を変える。船底を何かが掠めるような、ゴリ、という鈍い音が響き渡ったが、衝撃はなかった。
「岩を抜けた!舵を戻せ!水路に入るぞ!」
そこからは、まさに神業だった。
俺が「風詠み」で読み取る、目に見えない風と潮の流れ。
ダリオが、その指示を、長年の経験と勘で、完璧な操舵術へと変換していく。
「右だ、あと少し!」
「いや、行き過ぎだ、左に戻せ!」
「くそっ、この流れ、速すぎる!」
濃霧の中、海燕号は、まるで熟練の踊り子のように、危険な岩礁地帯をすり抜けていく。ダリオの額からは玉のような汗が噴き出し、その目は、酒浸りの日々を送っていた男のものとは思えない、鋭い光を取り戻していた。彼は、恐怖を乗り越え、再び「海」と対話していた。
そして。
「……抜けるぞ!」
俺が叫んだ次の瞬間、船は、まるで分厚いカーテンを突き破るかのように、霧の海域を脱した。
目の前には、嘘のような青空と、穏やかな海が広がっていた。
「……抜けた。抜けちまった……。あの、魔の海域を……」
船員たちは、腰が抜けたように甲板にへたり込んだ。ダリオは、舵輪を握りしめたまま、肩を震わせている。
「若様。あんた、一体……」
「感傷に浸るのは後だ」
俺は、彼の言葉を遮った。「風は最高だ。帆を全て張れ!全速力でオーベルに向かう!」
そこからの航海は、もはや航海と呼べるものではなかった。
ただの、蹂リンだった。
海燕号は、その性能を遺憾なく発揮し、白銀の矢のように海を突き進んだ。
出航から、わずか三時間後。
通常であれば、丸一日かけても到着できるかどうかという距離にある、隣町オーベルの港が、早くもその姿を現した。
オーベルの港で、荷揚げ作業をしていた人々は、最初、自分たちの目を疑った。
水平線の向こうから、信じられない速度で近づいてくる、一つの影。
それが、見たこともない白銀の帆を張った船であり、しかも、その船首に、とうの昔に没落したはずのアークライト家の紋章が掲げられていることに気づいた時、港はパニックに近い騒ぎに包まれた。
「ば、馬鹿な!アルトマールからの船だと!?」
「三時間だぞ!?アルトマールからここまで、三時間で来たっていうのか!?」
「あ、あの船、水の上を飛んでるぞ……」
海燕号が、その圧倒的な存在感を港の人々に見せつけながら、優雅に減速し、桟橋に横付けされる。
俺は、呆然と立ち尽くす港の管理人の前に立つと、懐からボルガの荷送り状を取り出した。
「アルトマール代官、ミナト・アークライト。契約通り、積荷の干物をお届けに参った。検品の上、速やかな荷揚げを要請する」
俺は、あくまで冷静に告げた。
だが、俺の心の中は、確かな高揚感で満たされていた。
第一段階は、完璧に成功した。
だが、本当の戦いはこれからだ。
俺は、荷揚げが開始されるのを横目に、アルトマールの方向の空を見上げた。約束の日没まで、まだたっぷりと時間が残っている。
「……セラフィーナ殿。驚くのは、まだ早いですよ」
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