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第2章 沢田くんとお友達から
沢田くんと小野田くん
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「あの……」
廊下で声をかけると、小野田くんは「ああん?」と言いながら振り向いた。
ものすごく迫力のある恐ろしい表情だ。
「あ、あ、あの……私、佐藤景子と言いまして、沢田くんの友達なんですけど……」
「──んだとコラ!」
きゃあっと私は身をすくめた。すると。
【沢田の友達⁉︎ あいつ、とうとう俺より先に友達を作りやがったのかーーー!!! チクショーーー!! あいつだけは俺と同じでずっとボッチだと思っていたのに……!!。゚(゚´ω`゚)゚。でもオメデト、沢田……】
びっくりした。
聞こえてきた小野田くんの心の声、めっちゃいい人っぽいんですけど⁉︎
「沢田くんと小野田くんは、どういうご関係なんですか?」
同級生だけど、大人と子供くらいの身長差があるのでなんとなく敬語を使ってしまう。
「別に……あんなやつ、ただの顔見知り程度だよ【小、中、高と同じ学校に通っている幼なじみというやつかな?(⌒▽⌒)】
小野田くんも沢田くんと同じくらい顔と心の声とでギャップをお持ちでいらっしゃるようだ。
「それじゃあ、沢田くんのお家をご存知ですか? 今日、沢田くん学校休んじゃったのでお見舞いに行こうかと思っているんですけど、住所が分からなくて困っていたんです」
【な、なにーーーーっ!!! 沢田め、なんて羨ましいんだーーー!!! 女子にお見舞いされるなんて、俺だったら一生来ないイベントだぞ!! おそらく俺の人生という名のRPGで真のエンディングが見られる二周目の分岐ルートがあったとしても、こんなイベントは発生しない! 望まない他校生とのバトルへの分岐しか現れない! おお神よ、いったい俺が何をした! 俺の何がそんなに悪いんだーーっ!!】
顔……かなあ?
とりあえず、死ぬほど怖いよ。
でも本当はいい人そうだから、ダメ元で頼んでみる。
「あの……もし良かったら、道案内していただけませんか?」
「はあ? ふざけんな。なんで俺がそんな面倒くさいことを【ええ~~っ、女子と一緒に歩くなんて恥ずかしい~\(//∇//)\こんなの初めてで心の準備ができない~~!】」
怖い顔をしているくせに、見えないしっぽがパタパタしている。
やっぱりこの人も沢田くんと同じ人種のようだ。
「そこをなんとか! お願いします!」
私は頭を腰の位置まで下げた。
小野田くんは頭をかきながら、私に背を向けた。
「……ちっ、冗談じゃねえ。俺は帰るぞ【沢田の家は俺のウチの途中にあるから、ついてきてもいいよ|*・ω・)チラッ】」
なんか、面倒くさそうな人だな。可愛いところもあるみたいだけど。
廊下で声をかけると、小野田くんは「ああん?」と言いながら振り向いた。
ものすごく迫力のある恐ろしい表情だ。
「あ、あ、あの……私、佐藤景子と言いまして、沢田くんの友達なんですけど……」
「──んだとコラ!」
きゃあっと私は身をすくめた。すると。
【沢田の友達⁉︎ あいつ、とうとう俺より先に友達を作りやがったのかーーー!!! チクショーーー!! あいつだけは俺と同じでずっとボッチだと思っていたのに……!!。゚(゚´ω`゚)゚。でもオメデト、沢田……】
びっくりした。
聞こえてきた小野田くんの心の声、めっちゃいい人っぽいんですけど⁉︎
「沢田くんと小野田くんは、どういうご関係なんですか?」
同級生だけど、大人と子供くらいの身長差があるのでなんとなく敬語を使ってしまう。
「別に……あんなやつ、ただの顔見知り程度だよ【小、中、高と同じ学校に通っている幼なじみというやつかな?(⌒▽⌒)】
小野田くんも沢田くんと同じくらい顔と心の声とでギャップをお持ちでいらっしゃるようだ。
「それじゃあ、沢田くんのお家をご存知ですか? 今日、沢田くん学校休んじゃったのでお見舞いに行こうかと思っているんですけど、住所が分からなくて困っていたんです」
【な、なにーーーーっ!!! 沢田め、なんて羨ましいんだーーー!!! 女子にお見舞いされるなんて、俺だったら一生来ないイベントだぞ!! おそらく俺の人生という名のRPGで真のエンディングが見られる二周目の分岐ルートがあったとしても、こんなイベントは発生しない! 望まない他校生とのバトルへの分岐しか現れない! おお神よ、いったい俺が何をした! 俺の何がそんなに悪いんだーーっ!!】
顔……かなあ?
とりあえず、死ぬほど怖いよ。
でも本当はいい人そうだから、ダメ元で頼んでみる。
「あの……もし良かったら、道案内していただけませんか?」
「はあ? ふざけんな。なんで俺がそんな面倒くさいことを【ええ~~っ、女子と一緒に歩くなんて恥ずかしい~\(//∇//)\こんなの初めてで心の準備ができない~~!】」
怖い顔をしているくせに、見えないしっぽがパタパタしている。
やっぱりこの人も沢田くんと同じ人種のようだ。
「そこをなんとか! お願いします!」
私は頭を腰の位置まで下げた。
小野田くんは頭をかきながら、私に背を向けた。
「……ちっ、冗談じゃねえ。俺は帰るぞ【沢田の家は俺のウチの途中にあるから、ついてきてもいいよ|*・ω・)チラッ】」
なんか、面倒くさそうな人だな。可愛いところもあるみたいだけど。
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