6 / 19
召喚
急かされる空
しおりを挟む
こんにちは空です。あれから1ヶ月がたちました。私は今、圧をかけられています。
「空さん。あなただけです。1ヶ月で誰とも結婚していないのは!毎日城内を練り歩いていったい何をしているんですか!!」
今日も圧をかけにあの召喚時に説明していた胡散臭いオヂ…嘘です。そう思っててごめんなさい、ゼバスチャンさんが来ている。お世話になりすぎてて、もう足を向けて寝られない…
「す、すみません…でも、私魔力ないし、美人でもないから、申し訳なくて…」
そうなのだ。私、歴代聖女召喚初の魔法使えない&魔力なしなのだ。
魔法を使えないだけならちらほらいるみたいだけど、魔力までないのははじめてらしい。
「何言ってんですか!だからこそ尚更夫が必要なのですよ!今は特別にその魔力石をお貸ししていますけどね、それめっちゃ貴重で高価なんですよ?あと3日以内に結婚できなかったら強制的に結婚してもらいますからね!(あとなんでそう思ってるのか全然わかんないけど空さん今回の聖女召喚で1番可愛いよなぁ。歴代の聖女の姿絵を見ても、きっとTOP3には入るよなぁ…まぁ美人系ではないけども…)」
「ひぃぃっごめんなさい~、3日は無理ですぅ、せめてあと7日、…7日ください」
「しょうがないですねぇ、7日ですね!それ以上は無理ですから。離婚したいと思ったらすぐできますからさっさと適当に結婚してください!」
「はぃぃ、いつもありがとぅございます(うるうる涙目)」
「うっっっ…と、とにかく!そうなったらはやく城内で良い男見つけてきてください!いたら即教えて!即呼ぶから!」
「いってきます!」
そうなのだ(2回目)この世界、実は魔力を持っていて当然とされているので、お風呂や、自炊(夫が作るのが普通らしい)するための道具が魔力がないと動かないのだ。
だから私は1つ庶民の3ヶ月分の給料分の値段がする魔力石を特別に貸してもらっている。
だから夫をつくらないといけない…
え、ちょっと待って、これ、離婚できなくね???詰んだーーーー…まずい、これはまずいぞ。私みたいなちんちくりんを相手にしてくれるグッドルッキングガイはいる???(楓先輩はもう1人の私が幸せにすると心の決着をつけ、1ヶ月かけて立ち直りました。)
こうして、私はハンターとしてまず騎士団に見学に向かった。
「こんにちは~見学に来ました♪」
「聖女様!ようこそ。いつもの席空けときました!気になるやつがいたら俺に言ってください。どんどん紹介します。セバスチャン様にも言われてるんで。ファイトっす」
「くっっ、セバスチャンめ…まさか、城中に根回しを…?あ!ありがとうございますぅー!じゃ、いつもの席いってきまーす」
聖女から声がかかるまで、独身の男性は話しかけちゃいけないらしい。なのでいつも既婚者の彼が対応してくれる。どうやら私は顔を覚えられているみたいだ。
地味顔だから逆に目立ってんのかな…はぁ、やだやだ。これだから美形ばっかの世界は…
ため息をつきながら私はいつもの席に座った。
騎士達は今日も切磋琢磨して汗を流していた。金属の音が鳴り響く…
そこで私はいつもの男の子を見つめた。
犬?の獣人の男の子だ。何歳だろうな…
日本だと12歳くらいにみえる。
少しウェーブがかった。キラキラの栗色の髪にきゅるきゅるした琥珀色の瞳、そして、なんと言ってもぴるぴる動くふわふわの耳!
そう、実はこの世界。人間だけじゃないのだ。ファンタジー!
この1ヶ月、私はただぼうっとしていたわけではない。そう!彼を応援していたのだ!!でもでも、流石に結婚ってなると年齢的に…?まずいかなとも思っている…
「良かったらあの子呼んできましょうか?」
「ひゃっっ!えっっ?」
急に声をかけられて振り返ると受付してくれた既婚者の人がいた。
「いつも見てますよね。呼んできますよ」
「あ、あの、えっと…じゃ、じゃあお願いします…」
お兄さんはニコッと笑って行ってしまった。
オーノー!NOと言えない日本人!!!
わぁ、どうしようどうしよう…
お兄さんが男の子に声をかけた。わ!!びっくりしてこっちを向いた!パクパクしている。
思わず、あっ可愛いて和んでしまった。
そしてこちらに向かってくる。
ごめんねぇ、こんな地味なおばさんなんかに呼ばれてしまって…(17歳です)えーんどうしよう。
ついに目の前にきた。
「こ、こんにちは…突然呼んじゃってごめんなさい…」
「い、いえ!聖女様なんですから僕なんかに頭を下げないでください!」
「あ、えっと、私は葉山空17歳です…空が名前です。」
「僕はアルト、15歳です。平民なので苗字はありません。騎士団に入ってからは3年目です。」
なんと!13歳くらいだと思っていたのに2個違いだったとは…
「あの…アルトさんは獣人さん…ですか?」
「アルトでいいですよ。そうです。狼獣人です。獣人は嫌い…ですか?」
「ぐっっ(かわっっ!)嫌いなわけないです!むしろ好きです!!でもあのっ、私のいた世界は人間と動物だけで、獣人さんはいなかったので…ちょっと興味シンシンです。」
「よかったー!人によっては獣人が嫌いな人もいるので、空様に嫌われていなくて良かったです。」
様っ!!慣れないなぁ、でもこの国の決まりだもんね、仕方ないか…
ん…?圧を…感じる…!
どこだ………はっ!!!後ろか!
私の後ろには良い笑顔で婚姻届を持った
セバスチャンがいたのだった。
「空さん。とりあえず結婚しましょう。」
「い、いやぁーでもまだあったばかりだし、アルトさんも…ねぇ?私なんかと、結婚なんて嫌だよね?」
「いえ!全然嫌じゃないです!結婚したいです!」
そう言って尻尾をブンブンふるアルトくん…笑顔のセバスチャン…私はNOと言えない日本人。
前略おねえちゃん…
私、夫ができました。しかもこれから増えるかもしれません…ハハハ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
楽しくなってきました!モチベのためにいいねとコメントお願いします!
「空さん。あなただけです。1ヶ月で誰とも結婚していないのは!毎日城内を練り歩いていったい何をしているんですか!!」
今日も圧をかけにあの召喚時に説明していた胡散臭いオヂ…嘘です。そう思っててごめんなさい、ゼバスチャンさんが来ている。お世話になりすぎてて、もう足を向けて寝られない…
「す、すみません…でも、私魔力ないし、美人でもないから、申し訳なくて…」
そうなのだ。私、歴代聖女召喚初の魔法使えない&魔力なしなのだ。
魔法を使えないだけならちらほらいるみたいだけど、魔力までないのははじめてらしい。
「何言ってんですか!だからこそ尚更夫が必要なのですよ!今は特別にその魔力石をお貸ししていますけどね、それめっちゃ貴重で高価なんですよ?あと3日以内に結婚できなかったら強制的に結婚してもらいますからね!(あとなんでそう思ってるのか全然わかんないけど空さん今回の聖女召喚で1番可愛いよなぁ。歴代の聖女の姿絵を見ても、きっとTOP3には入るよなぁ…まぁ美人系ではないけども…)」
「ひぃぃっごめんなさい~、3日は無理ですぅ、せめてあと7日、…7日ください」
「しょうがないですねぇ、7日ですね!それ以上は無理ですから。離婚したいと思ったらすぐできますからさっさと適当に結婚してください!」
「はぃぃ、いつもありがとぅございます(うるうる涙目)」
「うっっっ…と、とにかく!そうなったらはやく城内で良い男見つけてきてください!いたら即教えて!即呼ぶから!」
「いってきます!」
そうなのだ(2回目)この世界、実は魔力を持っていて当然とされているので、お風呂や、自炊(夫が作るのが普通らしい)するための道具が魔力がないと動かないのだ。
だから私は1つ庶民の3ヶ月分の給料分の値段がする魔力石を特別に貸してもらっている。
だから夫をつくらないといけない…
え、ちょっと待って、これ、離婚できなくね???詰んだーーーー…まずい、これはまずいぞ。私みたいなちんちくりんを相手にしてくれるグッドルッキングガイはいる???(楓先輩はもう1人の私が幸せにすると心の決着をつけ、1ヶ月かけて立ち直りました。)
こうして、私はハンターとしてまず騎士団に見学に向かった。
「こんにちは~見学に来ました♪」
「聖女様!ようこそ。いつもの席空けときました!気になるやつがいたら俺に言ってください。どんどん紹介します。セバスチャン様にも言われてるんで。ファイトっす」
「くっっ、セバスチャンめ…まさか、城中に根回しを…?あ!ありがとうございますぅー!じゃ、いつもの席いってきまーす」
聖女から声がかかるまで、独身の男性は話しかけちゃいけないらしい。なのでいつも既婚者の彼が対応してくれる。どうやら私は顔を覚えられているみたいだ。
地味顔だから逆に目立ってんのかな…はぁ、やだやだ。これだから美形ばっかの世界は…
ため息をつきながら私はいつもの席に座った。
騎士達は今日も切磋琢磨して汗を流していた。金属の音が鳴り響く…
そこで私はいつもの男の子を見つめた。
犬?の獣人の男の子だ。何歳だろうな…
日本だと12歳くらいにみえる。
少しウェーブがかった。キラキラの栗色の髪にきゅるきゅるした琥珀色の瞳、そして、なんと言ってもぴるぴる動くふわふわの耳!
そう、実はこの世界。人間だけじゃないのだ。ファンタジー!
この1ヶ月、私はただぼうっとしていたわけではない。そう!彼を応援していたのだ!!でもでも、流石に結婚ってなると年齢的に…?まずいかなとも思っている…
「良かったらあの子呼んできましょうか?」
「ひゃっっ!えっっ?」
急に声をかけられて振り返ると受付してくれた既婚者の人がいた。
「いつも見てますよね。呼んできますよ」
「あ、あの、えっと…じゃ、じゃあお願いします…」
お兄さんはニコッと笑って行ってしまった。
オーノー!NOと言えない日本人!!!
わぁ、どうしようどうしよう…
お兄さんが男の子に声をかけた。わ!!びっくりしてこっちを向いた!パクパクしている。
思わず、あっ可愛いて和んでしまった。
そしてこちらに向かってくる。
ごめんねぇ、こんな地味なおばさんなんかに呼ばれてしまって…(17歳です)えーんどうしよう。
ついに目の前にきた。
「こ、こんにちは…突然呼んじゃってごめんなさい…」
「い、いえ!聖女様なんですから僕なんかに頭を下げないでください!」
「あ、えっと、私は葉山空17歳です…空が名前です。」
「僕はアルト、15歳です。平民なので苗字はありません。騎士団に入ってからは3年目です。」
なんと!13歳くらいだと思っていたのに2個違いだったとは…
「あの…アルトさんは獣人さん…ですか?」
「アルトでいいですよ。そうです。狼獣人です。獣人は嫌い…ですか?」
「ぐっっ(かわっっ!)嫌いなわけないです!むしろ好きです!!でもあのっ、私のいた世界は人間と動物だけで、獣人さんはいなかったので…ちょっと興味シンシンです。」
「よかったー!人によっては獣人が嫌いな人もいるので、空様に嫌われていなくて良かったです。」
様っ!!慣れないなぁ、でもこの国の決まりだもんね、仕方ないか…
ん…?圧を…感じる…!
どこだ………はっ!!!後ろか!
私の後ろには良い笑顔で婚姻届を持った
セバスチャンがいたのだった。
「空さん。とりあえず結婚しましょう。」
「い、いやぁーでもまだあったばかりだし、アルトさんも…ねぇ?私なんかと、結婚なんて嫌だよね?」
「いえ!全然嫌じゃないです!結婚したいです!」
そう言って尻尾をブンブンふるアルトくん…笑顔のセバスチャン…私はNOと言えない日本人。
前略おねえちゃん…
私、夫ができました。しかもこれから増えるかもしれません…ハハハ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
楽しくなってきました!モチベのためにいいねとコメントお願いします!
34
あなたにおすすめの小説
甘い匂いの人間は、極上獰猛な獣たちに奪われる 〜居場所を求めた少女の転移譚〜
具なっしー
恋愛
「誰かを、全力で愛してみたい」
居場所のない、17歳の少女・鳴宮 桃(なるみや もも)。
幼い頃に両親を亡くし、叔父の家で家政婦のような日々を送る彼女は、誰にも言えない孤独を抱えていた。そんな桃が、願いをかけた神社の光に包まれ目覚めたのは、獣人たちが支配する異世界。
そこは、男女比50:1という極端な世界。女性は複数の夫に囲われて贅沢を享受するのが常識だった。
しかし、桃は異世界の女性が持つ傲慢さとは無縁で、控えめなまま。
そして彼女の身体から放たれる**"甘いフェロモン"は、野生の獣人たちにとって極上の獲物**でしかない。
盗賊に囚われかけたところを、美形で無口なホワイトタイガー獣人・ベンに救われた桃。孤独だった少女は、その純粋さゆえに、強く、一途で、そして獰猛な獣人たちに囲われていく――。
※表紙はAIです
この世界、イケメンが迫害されてるってマジ!?〜アホの子による無自覚救済物語〜
具なっしー
恋愛
※この表紙は前世基準。本編では美醜逆転してます。AIです
転生先は──美醜逆転、男女比20:1の世界!?
肌は真っ白、顔のパーツは小さければ小さいほど美しい!?
その結果、地球基準の超絶イケメンたちは “醜男(キメオ)” と呼ばれ、迫害されていた。
そんな世界に爆誕したのは、脳みそふわふわアホの子・ミーミ。
前世で「喋らなければ可愛い」と言われ続けた彼女に同情した神様は、
「この子は救済が必要だ…!」と世界一の美少女に転生させてしまった。
「ひきわり納豆顔じゃん!これが美しいの??」
己の欲望のために押せ押せ行動するアホの子が、
結果的にイケメン達を救い、世界を変えていく──!
「すきーー♡結婚してください!私が幸せにしますぅ〜♡♡♡」
でも、気づけば彼らが全方向から迫ってくる逆ハーレム状態に……!
アホの子が無自覚に世界を救う、
価値観バグりまくりご都合主義100%ファンタジーラブコメ!
能天気な私は今日も愛される
具なっしー
恋愛
日本でJKライフを謳歌していた凪紗は遅刻しそうになって全力疾走してたらトラックとバコーン衝突して死んじゃったー。そんで、神様とお話しして、目が覚めたら男女比50:1の世界に転生してたー!この世界では女性は宝物のように扱われ猿のようにやりたい放題の女性ばっかり!?そんな中、凪紗ことポピーは日本の常識があるから、天使だ!天使だ!と溺愛されている。この世界と日本のギャップに苦しみながらも、楽観的で能天気な性格で周りに心配される女の子のおはなし。
はじめて小説を書くので誤字とか色々拙いところが多いと思いますが優しく見てくれたら嬉しいです。自分で読みたいのをかいてみます。残酷な描写とかシリアスが苦手なのでかかないです。定番な展開が続きます。飽き性なので褒めてくれたら続くと思いますよろしくお願いします。
※表紙はAI画像です
転生先は男女比50:1の世界!?
4036(シクミロ)
恋愛
男女比50:1の世界に転生した少女。
「まさか、男女比がおかしな世界とは・・・」
デブで自己中心的な女性が多い世界で、ひとり異質な少女は・・
どうなる!?学園生活!!
なんか、異世界行ったら愛重めの溺愛してくる奴らに囲われた
いに。
恋愛
"佐久良 麗"
これが私の名前。
名前の"麗"(れい)は綺麗に真っ直ぐ育ちますようになんて思いでつけられた、、、らしい。
両親は他界
好きなものも特にない
将来の夢なんてない
好きな人なんてもっといない
本当になにも持っていない。
0(れい)な人間。
これを見越してつけたの?なんてそんなことは言わないがそれ程になにもない人生。
そんな人生だったはずだ。
「ここ、、どこ?」
瞬きをしただけ、ただそれだけで世界が変わってしまった。
_______________....
「レイ、何をしている早くいくぞ」
「れーいちゃん!僕が抱っこしてあげよっか?」
「いや、れいちゃんは俺と手を繋ぐんだもんねー?」
「、、茶番か。あ、おいそこの段差気をつけろ」
えっと……?
なんか気づいたら周り囲まれてるんですけどなにが起こったんだろう?
※ただ主人公が愛でられる物語です
※シリアスたまにあり
※周りめちゃ愛重い溺愛ルート確です
※ど素人作品です、温かい目で見てください
どうぞよろしくお願いします。
異世界に転生したら溺愛されてるけど、私が私を好きでいるために努力はやめません!
具なっしー
恋愛
異世界に転生したら、まさかの超貴重種レッサーパンダ獣人の女の子「リア」になっていた元日本の女子高生・星野陽菜(ほしの ひな)。
女性の数が男性の1/50という極端な男女比のため、この世界では女性は「わがままで横暴、太っている」のが当然とされ、一妻多夫制が敷かれています。しかし、日本の常識を持つリアは「このままじゃダメになる!」と危機感を抱き、溺愛されても流されず、努力することを誓います。
容姿端麗なリアは、転生前の知識を活かし、持ち前の努力家精神でマナー、美術、音楽、座学、裁縫といったあらゆるスキルを磨き上げます。唯一どうにもならないのは、運動神経!!
家族にも、そしてイケメン夫候補たちにも、そのひたむきな努力家な面に心惹かれ、超絶溺愛されるリア。
しかし、彼女の夢は、この魔法と様々な種族が存在する世界で冒険すること!
溺愛と束縛から逃れ、自分の力で夢を叶えたいリアと、彼女を溺愛し、どこまでも守ろうとする最強のイケメン夫候補たちとの、甘くも波乱に満ちた異世界溺愛ファンタジー、開幕!
※画像はAIです
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
花嫁召喚 〜異世界で始まる一妻多夫の婚活記〜
文月・F・アキオ
恋愛
婚活に行き詰まっていた桜井美琴(23)は、ある日突然異世界へ召喚される。そこは女性が複数の夫を迎える“一妻多夫制”の国。
花嫁として召喚された美琴は、生きるために結婚しなければならなかった。
堅実な兵士、まとめ上手な書記官、温和な医師、おしゃべりな商人、寡黙な狩人、心優しい吟遊詩人、几帳面な官僚――多彩な男性たちとの出会いが、美琴の未来を大きく動かしていく。
帰れない現実と新たな絆の狭間で、彼女が選ぶ道とは?
異世界婚活ファンタジー、開幕。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる