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召喚
僕の奥さんはふしぎちゃん終話(アルト視点)
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「おめでとうアルト!今日は休んで良いぞー」
副団長のお祝いに乗っかって僕は緩み切った表情で快活に返事をした。
仲間達の羨望の眼差しがちょっと痛い。
ごめんみんな。僕は先に幸せになります。
ぽやっとしていた空様をふわっとお姫様抱っこした。この世界の女性達はみんなこうやって移動するからだ。
それにしても空様はとっても軽い。心配になる。ちゃんと食べてるのかな
なにやら可愛く抵抗する空様だけど僕は気にせず、赤ちゃんをあやすように空様をなでなでした。
セバスチャン様とのやりとりも終えたみたいなので、渋々って感じの空様の案内に従って部屋に行った。
部屋に入ると甘い香りがした。
僕の下半身が熱を持ち始めるようなそんな香り。ぽわぽわした気分で半ば強引に空様を僕の膝に座らせ、頭に顎を置いた。
空様から香る良い匂い。この部屋の匂いが濃くなったような甘ーい匂い。
この人本当に人間なのか?て思いつつ僕はその完璧な奥さんをじっくりと堪能した。
「アルトさん、本当に私と結婚して良かったんですか?」
目を潤ませて不安げに上目遣いでそう尋ねてくる空様に理性が飛びかけた。
「私のことも空って呼んで、私もアルトでよかった!嬉しい。けど、私魔法も使えないし、魔力もゼロで…それに美人じゃないし、地味だし、役立たずだからさ、アルトにいっぱい迷惑かけちゃうと思う…」
空って呼び捨てにできるなんて、思ってなくてとっても嬉しかった。この国は一妻多夫制だから、奥さんを呼び捨てにできるなんてほんの一握りくらいしかいないのだ。
その後にいった空の言葉は正直理解できなかった。どうやらこの可愛い生き物は自分が可愛いということに気づいていないらしい。くっっっ、天然か。たちがわりぃぜ!
それにしてもどうしてこんなに自己評価が低いのだろう。誰かがこう言ったのだろうか。僕はドス黒い感情にしはいされた。空を貶める奴は徹底的に潰す!そう誓った
「ありがとう…アルトにそう言ってもらえると嬉しい。そうだったんだぁー私、騎士団にいつもアルトを見に行ってたよ。でも呼んだら迷惑かなって呼べなかった。私もアルトのこと…その……好き…だよ?一生大切にするね。」
副団長にちらっと聞いてたけど、実際に本人にそう言われると破壊力が違った。
空は僕を殺す気なのか!?そうなのか!?
好き…だと!!!???その瞬間僕の理性は吹き飛んだ。
僕はドッキドッキドックンドックン今まで聞いたことがないくらいうるさい心臓の鼓動を聞きながら、空の唇と僕の唇を重ね合わせた。
ぷにゅっと柔らかくてちゅるちゅるの形のいいちょっとピンクなそらの唇。
僕の少し乾燥した唇とは大違いだった。
「!!!!!?????アル、んーーーーーーっ」
僕の名前を呼びかけた空。嬉しくて舌まで入れてしまう。もう止められない。
僕は空の口内をじゅるじゅると蹂躙した。
「ふぁっ、んんぅ、っっはぁ、んんん!」
可愛い声を出す空。あまり経験がないのか息継ぎが下手くそなのがどうしようもないくらい愛おしい。
この国の女の子も、聖女もこんなに恥じらったり初心な反応はしない。
それに僕達男は女性を喜ばせる為の授業は必ず受けることになっている。
一生使うことなんてないと思っていたけれど、ちゃんと受けといて良かったなぁ。
蕩けたような空の表情を見てそう思った。
僕の下半身は完全に熱を持ち、立ち上がったのを感じる。だめだ、だめだ!空を怖がらせてしまう。鎮まれ、鎮まれぇ!
そうしてキスに夢中になっていた。
ポンッッ
その音を聞くまでは。予想だにしていない音すぎて、僕は唇を離してしまった。
!!!!!!??????
目の前の空の姿が変わっていることに気がついた。雪のように白い髪、ふわっふわで内側からピンクが覗く三角の耳…
こ、これは……かわっ…可愛すぎる…
え?え?え?そんなのってありですか?
人間だけであのビジュアルなのに加点!!?こんなのあり?殺しに来てるよね????でもこれって…伝説の聖女様みたいだなぁ、白猫族って80年前の戦争で絶滅したって言われてるのに…いったいこれは…
本人に尋ねてみるも、自分に何が起こったかわかっていない様子、僕は魔法を使って鏡を手繰り寄せた。きゅるきゅるした眼差しでぱちぱちしながら鏡を見つめる空。
そしてガバッと僕のほうを向いて
「え、え、
えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!???????」
と言って空は気絶してしまった。
「そらーーーーーーーーーーー!!??」
そこからの僕の行動は早かった。
幸い、空の部屋はセキュリティーがちゃんとしている部屋だったので、ベッドに寝かせて、僕は助けを求めるべく、あの人のところへ向かった。
空がもし本当に、いや、ほぼ確実だけど、白猫族ならこれを知られるのはかなりまずい。しかし、なぜいきなり……
あ、そうか!白猫族は魔力がゼロだというし、僕のキスによって魔力が譲渡されて覚醒したのか…
まずいな、これから空がずっとあのままだったらかーなーり危険だ。悔しいけど僕1人じゃ絶対に守りきれない、気軽に場内を歩かせてあげられなくなるなぁ…
兎に角僕はあの人のところへと走った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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次から新キャラ登場します。空視点に戻りまーす、
副団長のお祝いに乗っかって僕は緩み切った表情で快活に返事をした。
仲間達の羨望の眼差しがちょっと痛い。
ごめんみんな。僕は先に幸せになります。
ぽやっとしていた空様をふわっとお姫様抱っこした。この世界の女性達はみんなこうやって移動するからだ。
それにしても空様はとっても軽い。心配になる。ちゃんと食べてるのかな
なにやら可愛く抵抗する空様だけど僕は気にせず、赤ちゃんをあやすように空様をなでなでした。
セバスチャン様とのやりとりも終えたみたいなので、渋々って感じの空様の案内に従って部屋に行った。
部屋に入ると甘い香りがした。
僕の下半身が熱を持ち始めるようなそんな香り。ぽわぽわした気分で半ば強引に空様を僕の膝に座らせ、頭に顎を置いた。
空様から香る良い匂い。この部屋の匂いが濃くなったような甘ーい匂い。
この人本当に人間なのか?て思いつつ僕はその完璧な奥さんをじっくりと堪能した。
「アルトさん、本当に私と結婚して良かったんですか?」
目を潤ませて不安げに上目遣いでそう尋ねてくる空様に理性が飛びかけた。
「私のことも空って呼んで、私もアルトでよかった!嬉しい。けど、私魔法も使えないし、魔力もゼロで…それに美人じゃないし、地味だし、役立たずだからさ、アルトにいっぱい迷惑かけちゃうと思う…」
空って呼び捨てにできるなんて、思ってなくてとっても嬉しかった。この国は一妻多夫制だから、奥さんを呼び捨てにできるなんてほんの一握りくらいしかいないのだ。
その後にいった空の言葉は正直理解できなかった。どうやらこの可愛い生き物は自分が可愛いということに気づいていないらしい。くっっっ、天然か。たちがわりぃぜ!
それにしてもどうしてこんなに自己評価が低いのだろう。誰かがこう言ったのだろうか。僕はドス黒い感情にしはいされた。空を貶める奴は徹底的に潰す!そう誓った
「ありがとう…アルトにそう言ってもらえると嬉しい。そうだったんだぁー私、騎士団にいつもアルトを見に行ってたよ。でも呼んだら迷惑かなって呼べなかった。私もアルトのこと…その……好き…だよ?一生大切にするね。」
副団長にちらっと聞いてたけど、実際に本人にそう言われると破壊力が違った。
空は僕を殺す気なのか!?そうなのか!?
好き…だと!!!???その瞬間僕の理性は吹き飛んだ。
僕はドッキドッキドックンドックン今まで聞いたことがないくらいうるさい心臓の鼓動を聞きながら、空の唇と僕の唇を重ね合わせた。
ぷにゅっと柔らかくてちゅるちゅるの形のいいちょっとピンクなそらの唇。
僕の少し乾燥した唇とは大違いだった。
「!!!!!?????アル、んーーーーーーっ」
僕の名前を呼びかけた空。嬉しくて舌まで入れてしまう。もう止められない。
僕は空の口内をじゅるじゅると蹂躙した。
「ふぁっ、んんぅ、っっはぁ、んんん!」
可愛い声を出す空。あまり経験がないのか息継ぎが下手くそなのがどうしようもないくらい愛おしい。
この国の女の子も、聖女もこんなに恥じらったり初心な反応はしない。
それに僕達男は女性を喜ばせる為の授業は必ず受けることになっている。
一生使うことなんてないと思っていたけれど、ちゃんと受けといて良かったなぁ。
蕩けたような空の表情を見てそう思った。
僕の下半身は完全に熱を持ち、立ち上がったのを感じる。だめだ、だめだ!空を怖がらせてしまう。鎮まれ、鎮まれぇ!
そうしてキスに夢中になっていた。
ポンッッ
その音を聞くまでは。予想だにしていない音すぎて、僕は唇を離してしまった。
!!!!!!??????
目の前の空の姿が変わっていることに気がついた。雪のように白い髪、ふわっふわで内側からピンクが覗く三角の耳…
こ、これは……かわっ…可愛すぎる…
え?え?え?そんなのってありですか?
人間だけであのビジュアルなのに加点!!?こんなのあり?殺しに来てるよね????でもこれって…伝説の聖女様みたいだなぁ、白猫族って80年前の戦争で絶滅したって言われてるのに…いったいこれは…
本人に尋ねてみるも、自分に何が起こったかわかっていない様子、僕は魔法を使って鏡を手繰り寄せた。きゅるきゅるした眼差しでぱちぱちしながら鏡を見つめる空。
そしてガバッと僕のほうを向いて
「え、え、
えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!???????」
と言って空は気絶してしまった。
「そらーーーーーーーーーーー!!??」
そこからの僕の行動は早かった。
幸い、空の部屋はセキュリティーがちゃんとしている部屋だったので、ベッドに寝かせて、僕は助けを求めるべく、あの人のところへ向かった。
空がもし本当に、いや、ほぼ確実だけど、白猫族ならこれを知られるのはかなりまずい。しかし、なぜいきなり……
あ、そうか!白猫族は魔力がゼロだというし、僕のキスによって魔力が譲渡されて覚醒したのか…
まずいな、これから空がずっとあのままだったらかーなーり危険だ。悔しいけど僕1人じゃ絶対に守りきれない、気軽に場内を歩かせてあげられなくなるなぁ…
兎に角僕はあの人のところへと走った。
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