残念女子高生、実は伝説の白猫族でした。

具なっしー

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どうやら私、伝説の存在らしい

腹黒アルトくん※

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「んっ」
アルトのすらっと綺麗な手が私の耳に触れる。そしてつつつーと三角になぞられる。
その度になんだかゾワゾワした。
「耳と尻尾を消すにはまず自分で知覚することが大事なんだ。だから僕の手に身を任せて…僕を感じて…」
私の耳をなぞりながらもう片方の耳にそう囁くアルト
私は思わず自分の手で耳を塞いだ。
「んんんーっ、あっ、ひゃっ耳元で喋っちゃだめー!」
それを見たアルトは片方の口角を上げてにやっと笑った
はじめてみる悪い表情に私の心臓がドキドキした。
「えー、でもこれやらないと空ちゃん一生お外に出れないよ?それに獣人ならみんな小さい時に親にやってもらうことだからそんなに緊張しなくていいんだよ?(ま、嘘だけどねー耳も尻尾も性感帯だから自分で知覚して消すんだよ。そんなこと教えてあげないけどね)」
「うぅぅ、わかった。」
そうやって私はアルトの首に両手を回した。
「いい子だね。じゃあいくよ?あーむ。れろれろちゅぱっちゅっちゅっ、ちゅ、ぞりぞり、れろれろ…」
「えっ、あっ、んんー、こんな…うぅう、あっ、だめっ、はぁん、」
私の耳をアルトが舐める。私に教えるように周りを丁寧に舐めて頂を触れる。
そして、中にも舌をぞりぞり入れられる。
ぐちゅぐちゅと響く卑猥な水温に脳が甘く支配された。
子供が親にやってもらう行為だってアルト言ってたのに…私、こんな、声出して…最低だヨォ、恥ずかしい。
「そら、いっぱい声出してもいいんだよ。チュッチュッ、はぁ、はぁ、レロ、腰ゆらゆらしてる。可愛いね。そろそろ尻尾も頑張ろっか」

「え!!!??ひゃあああっん、あっ、ちょっとまって、むりむりむりぃ!アルトそれだめぇ、んんっ!尻尾やばいからぁ、だめ止まってぇ」

アルトは私の尻尾の付け根から先までを優しく擦った。

「んんっ、はぁはぁはぁ、あっ、あぁあ、あっもう、だめなの!付け根やばいからぁ、もう止まってぇあるとぉ、」
「そら、きもちぃ?」
「んんんぅう、耳もしちゃだめぇ、あぁ、あっ、あっあぁあ!なんかきちゃう、きちゃうきちゃう」
「そら、ちゃんと感じて、僕が触ってるところぜーんぶ感じて。そして尻尾も耳も消えてって願って…」
「んんっ、んんーー、あるとぉ、だいすきぃ、すきなの、んっ、ずっといっしょだよっ」
「んんっ!!この可愛い生物め、殺す気か!?もー!ちゃんと聞こえてるのかなぁ、可愛いからいいけどね」
「んんっ、はぁはぁ、えっ、なんかさっきよりはげしっ、あぁあ、くるくるくる…あぁああっっ」
私はびくびくっと痙攣して尻尾と耳がビリビリっていくのを感じた。
「おめでとうそら。よく頑張ったね。ほら見てみて、尻尾も耳も消えたよ」
そうやってアルトが見せてくれた鏡には顔を真っ赤にして霰もない表情を浮かべる私がいた。でも確かに耳も尻尾もなくなっている。
「さっきの耳と尻尾がビリビリいく感覚を思い出して、次から自分でやってみて。できなかったら僕が手伝ってあげるからね」
黒い笑顔のアルトがいた。
私は絶対に自分でやる、アルトの手は借りないと誓い、気絶した。


余談(アルト視点)

空が気絶するようにすやすや眠ったのを見守った後、僕は速攻、トイレに駆け込んだ。右手で慰めながら最後まで我慢した。自分の理性を褒めた。あんな、物凄いどえろい天使の姿をみて、よく我慢できたと自分でも思う。悪知恵を使って自分が仕掛けたことだったけどまさか、ここまで返り討ちにされるとは…人間最終兵器の僕の奥さんこわい!

この時の出来事は、後に他の夫達から賞賛され、紳士の中の紳士と呼ばれるようになることをアルトはまだ知らない…
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