能天気な私は今日も愛される

2章ポピーはじめました。

ポピーになったヨ

次に目を覚ました時、私は見知らぬベッドの上にいた。
隣にはウサギの人形、その隣にはウサギの人形、足元にはウサギの人形、頭上にはウサギの人形
という感じで私は仲間に囲まれている…
みたいにして産まれてから3日ほどだった。
赤ちゃんだけど今どういう容姿してるのかなー？もうちょっと大きくなったら見れるかな？

バタバタバタバタドタンバキンシャラララララパリーんきゃーーーードタドタドタ

まずい、ヤツが…きた！

「ポピーーーーー！むぎゅぅーー」

「ぐへぇっ」

「会いたかったよーーーーもうポピーに会うためにお兄ちゃま頑張ったんだよぉ褒めて褒めてーご褒美ちょうだーい！あー、かあいいねぇ、はぁ、すき、すきぃポピーかあいぃすき！結婚しよう」

という感じで、うまれてからこの兄だというヤツは物凄い音をたてながら1日に5回くらい私をぐちゃぐちゃにしにくるのだ。
だが、私的には全然ご褒美である。
なぜならこの兄貴、超絶美形だからである。私が妹で大丈夫か？て思うほどまーじでレベチ人外レベルの美形なのである。ここまでくると、お父様が普通に見えてくる。この兄は危険だ…誘拐されてしまう…私が守らねば！！シャキッとするんだ！なぎさ！改めポピー！！

「もうさぁーアル兄ったら酷いんだよぉ自分がお仕事でまだポピーに会えないからって俺にいっぱい課題出してくるの！しんっじらんない！もぉーポピーにあいたくてしかたないのに！」

ほへー！これは新情報だ！赤ちゃんだと質問できないからね、点と点をつなぎ合わせて…パズルのように完成させていくしかないんだよ！ふむ、にしてもアル兄ねぇ、イケメンの匂いがするぞ！にしても君は何兄なんだい？？他にも兄弟はいるのかな？父様は毎日朝と夜に疲れた顔で会いに来て爆甘やかしてくれるけどねー、お仕事お疲れ様だよ！あ！あと、忘れちゃいけないゾ！私の専属従者！

アレクシオンだ！

ダンディーな爆イケオジである。フッ彼の前でゲップをするのにももう慣れたさ…
四六時中私のお世話をしてくれるの。声が落ち着くの！寝かしつけのプロ。秒でねれる。
どうやらこの世界は男の人が子供の世話をするらしい…一回もお母様に会えていないけど、私は愛されていないのかしら…まぁ、その分兄様もお父様も愛を注いでくれてるから良いけどね。

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セラフィア様そろそろ説明してあげて…笑
新キャラ出ました！私がわかんなくなりそうなので登場人物紹介とかかいときますね

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では！また！