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1もう働きたくない!
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300歳の私は、今日も朝7時に起きて、重い足を引きずりながらオフィスに向かった。
日本は医療の発展で不老不死になり、私はその恩恵を受けるどころか、延々と働き続ける運命にあった。
若者たちは時間が無限にあるのをいいことに、怠け放題。社会は回らず、残された私たち長生き組が、馬車馬のように働くしかないのだ。
「ああ、もうやだ……はやく死にたい……」
心の奥でつぶやく声は誰にも届かない。
医療が発展しすぎたこの世界では、死ぬことすら許されないのだ。
だから私は、今日も机に向かうーまだあと300年も働くことになるとは知らずに…
何度過労で倒れそうになったことか。
その度に恨めしいほど完成された医療技術で治された。恋愛も経験したし、家庭も持とうとしたこともあった。けれど、結局、もう懲り懲り。そう思っただけだった。
結婚する人も少なくなり、寿命が延びた分だけ人々はだらけ、社会はゆっくりと崩れていった。
そして600歳になった日。政府はついに「安楽死法」を施行した。
独身で500歳以上の者は、自ら望めば安楽死を受けられる。
私はためらわず手続きを選んだ。
「これで、やっと……終われる」
そう思ったが国中の人々が安楽死を希望した為、私の安楽死予約は1年後に入った。
600年も生きたんだ。1年待つことなんてどうってことない。私は1年間、また、社畜を再開した。
そしてついに安楽死の日がきた。
深呼吸を一つして、安楽死装置に横たわる。光が目を包み、意識が遠のく。
「あぁ、やっとだ、やっと解放される…」
そう思った瞬間全身に激しい痛みが生じた。
「ぎゃぁーーーーーーーー」
焼けるような痛みに声にならない悲鳴をあげる。抵抗したくても動かない体。
どれほど痛みに耐えただろうか。生きている間なら一瞬に感じられただろう時間が永遠のように長く感じた。
次第に、体が動くことに気づく、あれ?ここは天国かな?
恐る恐るまぶたをあけるとそこは
大きな森の中だった。朝だからか霧がかかっていてちょっと不気味だ。
へー、天国ってこんな森なのかぁおーい誰かいますかー?
「にゃああぉん」
ふぇ!?猫?どこかな?
「ふにゃっ!?にゃおん?にゃうーん?」
はい、これ完全に私の声ですね。
やけにでかい森だと思ったら猫になったってことですか。いやーびっくりですねぇ
ん?あんまり驚いていないように見えるって?
そうですねぇ、600年生きてたらもうこのくらいじゃ驚かないですよ。はぁ…また生きなくちゃいけないのかぁ、て気持ちのほうが強いです。
都合がいいことに少し離れたところの木の根元に水溜りができていることに気づく、覗き込むと、銀灰色の毛、エメラルドグリーンの瞳。わたしはロシアンブルーだった。やったー!おしゃれな猫だぁ!わーい!
そこで私は決意する。
せっかく猫になったんだし、社畜なんてやめて人の努力でだらだら過ごしてやる!
何もしない。を目標に定めた。
でもこれからどうしよう…しばらくうろうろしながら、見たことない植物をちょんちょんしたり、木に登って木の実をちょんちょんしたりして異世界に興味津々で楽しんでいた。そうしているうちに霧が晴れてきて視界が開けた。
わたしは木に登って確認する。うわぁ!素敵!!!
意外と近くに大きな街があったことに驚く。てか、どういう仕組みかわかんないけど、めちゃくちゃ目がいい。猫ってそんな目がよくなかったはずなのになぁ。
まぁ、チートってことで!千里眼みたいに遠くまで見通せた。
そこには手から火を吹く人、何かを浮かべて運んでいる人、髪の色を変えて楽しむ人…色々いた。
なんと!この世界は魔法が使えるのだ。それにしても…女の人がいないなぁ。
疑問に思いながら私は街を目指して進んだのだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
15話くらいで完結を目指しています!
よろしくお願いします。
AIに仕事は変わって、社畜は生まれないんじゃないか…なんてツッコミは…考えないでください。なにか新たな職業がうまれたんです。
日本は医療の発展で不老不死になり、私はその恩恵を受けるどころか、延々と働き続ける運命にあった。
若者たちは時間が無限にあるのをいいことに、怠け放題。社会は回らず、残された私たち長生き組が、馬車馬のように働くしかないのだ。
「ああ、もうやだ……はやく死にたい……」
心の奥でつぶやく声は誰にも届かない。
医療が発展しすぎたこの世界では、死ぬことすら許されないのだ。
だから私は、今日も机に向かうーまだあと300年も働くことになるとは知らずに…
何度過労で倒れそうになったことか。
その度に恨めしいほど完成された医療技術で治された。恋愛も経験したし、家庭も持とうとしたこともあった。けれど、結局、もう懲り懲り。そう思っただけだった。
結婚する人も少なくなり、寿命が延びた分だけ人々はだらけ、社会はゆっくりと崩れていった。
そして600歳になった日。政府はついに「安楽死法」を施行した。
独身で500歳以上の者は、自ら望めば安楽死を受けられる。
私はためらわず手続きを選んだ。
「これで、やっと……終われる」
そう思ったが国中の人々が安楽死を希望した為、私の安楽死予約は1年後に入った。
600年も生きたんだ。1年待つことなんてどうってことない。私は1年間、また、社畜を再開した。
そしてついに安楽死の日がきた。
深呼吸を一つして、安楽死装置に横たわる。光が目を包み、意識が遠のく。
「あぁ、やっとだ、やっと解放される…」
そう思った瞬間全身に激しい痛みが生じた。
「ぎゃぁーーーーーーーー」
焼けるような痛みに声にならない悲鳴をあげる。抵抗したくても動かない体。
どれほど痛みに耐えただろうか。生きている間なら一瞬に感じられただろう時間が永遠のように長く感じた。
次第に、体が動くことに気づく、あれ?ここは天国かな?
恐る恐るまぶたをあけるとそこは
大きな森の中だった。朝だからか霧がかかっていてちょっと不気味だ。
へー、天国ってこんな森なのかぁおーい誰かいますかー?
「にゃああぉん」
ふぇ!?猫?どこかな?
「ふにゃっ!?にゃおん?にゃうーん?」
はい、これ完全に私の声ですね。
やけにでかい森だと思ったら猫になったってことですか。いやーびっくりですねぇ
ん?あんまり驚いていないように見えるって?
そうですねぇ、600年生きてたらもうこのくらいじゃ驚かないですよ。はぁ…また生きなくちゃいけないのかぁ、て気持ちのほうが強いです。
都合がいいことに少し離れたところの木の根元に水溜りができていることに気づく、覗き込むと、銀灰色の毛、エメラルドグリーンの瞳。わたしはロシアンブルーだった。やったー!おしゃれな猫だぁ!わーい!
そこで私は決意する。
せっかく猫になったんだし、社畜なんてやめて人の努力でだらだら過ごしてやる!
何もしない。を目標に定めた。
でもこれからどうしよう…しばらくうろうろしながら、見たことない植物をちょんちょんしたり、木に登って木の実をちょんちょんしたりして異世界に興味津々で楽しんでいた。そうしているうちに霧が晴れてきて視界が開けた。
わたしは木に登って確認する。うわぁ!素敵!!!
意外と近くに大きな街があったことに驚く。てか、どういう仕組みかわかんないけど、めちゃくちゃ目がいい。猫ってそんな目がよくなかったはずなのになぁ。
まぁ、チートってことで!千里眼みたいに遠くまで見通せた。
そこには手から火を吹く人、何かを浮かべて運んでいる人、髪の色を変えて楽しむ人…色々いた。
なんと!この世界は魔法が使えるのだ。それにしても…女の人がいないなぁ。
疑問に思いながら私は街を目指して進んだのだった。
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15話くらいで完結を目指しています!
よろしくお願いします。
AIに仕事は変わって、社畜は生まれないんじゃないか…なんてツッコミは…考えないでください。なにか新たな職業がうまれたんです。
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