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15 形はどうであれ
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何故、俺である椿は人生を転がり落ちたのか。
陽菜という女性を敵視し始めてからおかしくなったのはあっているが、起こした事件は引き金であって、元々椿という人間は色々溜め込んでいた。
子供の時から兄妹より出来が悪いため、不遇の待遇というか、親から褒められた記憶がない。
加えて、兄妹は全員仲が険悪で、1番情け無い私は兄妹からも馬鹿にされた。
『ごめんなさい、お姉様。私の方が有能で』と真っ赤に塗った唇で、嫌みたらしく妹に嘲笑われたのは何度目か。
閉鎖的な空間、それでいて身内だろうと競争が激しい家。
特に私の家は先代から商いをやっていたこともあり、闘争心が強く、向上心が高かった。
もちろんいい事ではあるが、私にとっては追い込まれているよう窮屈さを感じ、兄妹のような不屈な精神がなかった私は不安と不満が溜まるだけの家だった。
出来の良い妹は先に婚約し、見合いで会った男には妹が良かったと言われ、身内にも出来損ないと言われ始めた頃には、誰かを信じることや前を向く事を放棄していた。
そして、この時の世間体は結婚できない女は死に等しく、首に縄を通している精神状態だったわけだが。
そんな状況で会ってしまったのが、雪久様。
出会った時が、本当に良くなかった。
息が苦しく溺れていくような世界で、手を伸ばされた時は彼の後ろに後光が射したように見えたのだから。
真っ直ぐと立つ存在に、私は救われた。けれど、その救いは私にとって良くない心も同時に掬い上げてしまった。
私だけのあの人。
あの人が優しく手に触れる者に対して嫌悪を抱き始め。
あの人に少しでも触れようとする者たちに酷く苛立ちを覚えては、どんどん独占欲は深まり、嫉妬という海に身を沈めた。
劣等感も日に日に大きくなり、役にも立たない、顔は平凡な私はいつか捨てられるのではないかという、不安が心を揺さぶる。
気づいた時には、深みに抜けられなくなっていた。
私のモノなのに、私を捨てないで、ずっとそんな事が頭の中をぐるぐるとしていたら、陽菜という自分とは真逆の存在を見てしまった。会ってしまった。
どんな困難があろうと、屈することのない精神と、前を向くことを諦めない彼女。何よりも、自身がどれだけ傷つこうが彼女はどんな人にも優しかった。
私はそれが嫌いだった。だって、醜さを周りのせいにしてきた自身の醜さを見せつけられるから。
彼女ようであれば私はもっと旦那様と居られると、そこから転がり落ちていくのは簡単だ。
初めての恋に溺れた私は、赤橋新は前世で悪女になるべくなったというわけだ。
ーーーだから、俺は全てに決着をつける。逃げ回っていたところで何一つ解決しないと、雪久と出逢ってから分からせられた。
運命が追いかけてくるというなら、こっちが向い打ってやる。
雪久の学校に意気込んで来たものの、格の違いを見せつける綺麗な校門に出鼻をくじかれ、校門の全体が見える位置で塀の影から覗く。
下校中の生徒に怪しまれながら、校門から雪久が出てくるのを見ているが、ここから動ける気がしない。
いざ、目の前にすると足がすくみ、時間が経つにつれて足が自宅に向いていく。
逃げては駄目だ。
ここで、逃げてしまえば一生俺は向き合うことが出来なくなる。友人の言葉を通り、少しでもいいから雪久と会話をしなくてはならない。
「ごめーん、今日は友達と約束あるんだ。一緒に帰れない」
すぐ横から聞こえてくる女性の声に、俺は影の方に体をさらに押し込んだ。
すると、陽菜と陽菜の友人が話しながら歩いて来ては、隠れた前に止まる。
「そうなの。それは仕方ないけど、信頼できる人なんでしょうね。ストーカーとか、じゃないの」
「また、また、疑って。そんなに心配しなくても大丈夫だよ。みんな、みんな、そうじゃないんだから」
「それくらい分かっているけど、陽菜は特に人を信じては駄目。良くも、悪くも、人を集めやすいだから」
「心得ています。でも、今日は本当に大丈夫。ほら、この前に紹介した子と会いに行くだけだから」
「あー、あの子。確かにいい人だったけど……ついて行っていいーーー」
「ダメダメ、大事な話なんだから。個人の話は友人同士でも御法度だよ」
陽菜は親しい友人ですら押し入ることを駄目だとはっきりと線引きし、時間だからと元気よく手を振って去っていく。
陽菜の友人は頬に手を当て、母親ように陽菜の背中が小さくなるのを見守り。
「大丈夫かな。雪久に伝えておこうかな」
大きなため息を吐く陽菜の友人は、再び学校の方に戻っていくのだった。
一連を見ていた俺はというと、表には出て行かず息を潜めていたわけだが、ものすごく一抹の不安に駆られていた。
前世の友人以外と出掛けようとする陽菜。
誰と仲良くなろうと、前世があろうと、無かろうと誰にも関係ない。けれど、陽菜を一人にしていけないと、奥底から何度も繰り返し伝えてきては胸が騒ぐ。
関係ない。関係ないよな。
相手を信頼出来ない心からくる、ただの杞憂だよな。勘なんて信じない。
……杞憂だと分かっているけど、足はいつのまにか陽菜に向いていた。
先に行った陽菜を見つけるために小走りで辺りを見渡していると、すぐに見つかった。陽菜と、同じ制服を着た女子が狭い通りに入って行くのが見え。
これ、側から見たらストーカーなのではと、冷や汗をかきながらも女子高生の二人を後から音を立てずについて行く。
通りはどんどん狭くなり、辺りは太陽が陰り辺りは薄暗くなっていき、いかにも怪しい通りになっていく。
内緒話をするにしては、ずいぶんと奥に連れて行くな。
警戒している人間がこの時点で気づくべきだが、呆けた陽菜の顔には疑いの一文字すらなく、少々苛立ちが覚える。
案の定、女子高生二人だった筈が奥に連れて柄の悪い大人の男が一人、また一人と増え歩みは止まる。
そこからは、爽やかな春風のような雰囲気から、一気に曇天のような重い空気が押し寄せ、陽菜の隣にいた女子高生は震えた声で『約束は守ったから』と自身の腕を摩る。そう言って、悪い大人に囲まれたら最後。
陽菜はやっと身の危険を感じて一歩後ろに下がる。
どう見たって危ない状況に、俺はスマホの画面に触れたが、警察、雪久……いや、連絡は消したのだったと、一瞬の判断が鈍ったのが良くなかった。
男に体を掴まれたのか、陽菜の抵抗する高い声が耳に入った時には、手に持っていたスマホ、肩にかけていたスクール鞄を男達の頭めがけて投げていた。
「逃げるぞ!」
思わない奇襲に思考が停止する者達を掻い潜り、口をあわあわとさせる陽菜の腕を引っ張り上げてその場から逃げ出す。
「あかっ、あかはし君。なっ、なっんで」
「理解は後、ここから逃げるのが先」
悠長に説明する暇も間もなく、もう後ろから男達が追いかけて来ているのだから。
ここからは体力勝負であり、揃わない足並みでは追いつかれるのは時間の問題。
さっさと警察に連絡すればよかったものを、いつも、いつも、呆れるほどに俺は選択肢を間違える。
だから、いつまでも変わらない馬鹿女を、陽菜を、危険から逃さなくてはならない。馬鹿だけど、大事なあの人の妹でもあるから。
細い道を走って見えて来たのは二つの分かれ道。
「ここは二手に別れよう」
「えっ、はい! どっ、どっちに」
「いいから、そっちです。時間がないので早く!」
「わっ、わかりました!」
訳がわからないと聞こえてきそうな彼女の小さな背中を強く押して急かす。
目は白黒と、混乱した状態のまま右側の道に走って行く陽菜。
行ったな。
そして、俺は陽菜の背中を見送り、左には行かずにその場で足を止めた。
ここで二手に分かれたとして、男達が陽菜の方を追うのは分かっている。
ここで待つことは怖くないかと訊かれれば、即答で恐いと答えるだろう。
恐い、喧嘩なんて人生でしたことないし、高校生一人と大人が二人、喧嘩するとどうなるかは見えているが、もし、彼女に何かあれば俺はもう一度……。
奥から真っ赤に染まる鬼の顔した者達が近づいてくるのが見えて来て、足先が震える。
震えを少しでも取り除くために、唇を細くしてゆっくりと息をする。
形はどうあれ、これも運命と言うのかもしれない。
彼女を助けることが出来たなら、全て許されるだろうか。
そう考えた途端に乾いた笑いが口の隙間から漏れ出る。大丈夫ーーーそういう、悪運は強いから。
陽菜という女性を敵視し始めてからおかしくなったのはあっているが、起こした事件は引き金であって、元々椿という人間は色々溜め込んでいた。
子供の時から兄妹より出来が悪いため、不遇の待遇というか、親から褒められた記憶がない。
加えて、兄妹は全員仲が険悪で、1番情け無い私は兄妹からも馬鹿にされた。
『ごめんなさい、お姉様。私の方が有能で』と真っ赤に塗った唇で、嫌みたらしく妹に嘲笑われたのは何度目か。
閉鎖的な空間、それでいて身内だろうと競争が激しい家。
特に私の家は先代から商いをやっていたこともあり、闘争心が強く、向上心が高かった。
もちろんいい事ではあるが、私にとっては追い込まれているよう窮屈さを感じ、兄妹のような不屈な精神がなかった私は不安と不満が溜まるだけの家だった。
出来の良い妹は先に婚約し、見合いで会った男には妹が良かったと言われ、身内にも出来損ないと言われ始めた頃には、誰かを信じることや前を向く事を放棄していた。
そして、この時の世間体は結婚できない女は死に等しく、首に縄を通している精神状態だったわけだが。
そんな状況で会ってしまったのが、雪久様。
出会った時が、本当に良くなかった。
息が苦しく溺れていくような世界で、手を伸ばされた時は彼の後ろに後光が射したように見えたのだから。
真っ直ぐと立つ存在に、私は救われた。けれど、その救いは私にとって良くない心も同時に掬い上げてしまった。
私だけのあの人。
あの人が優しく手に触れる者に対して嫌悪を抱き始め。
あの人に少しでも触れようとする者たちに酷く苛立ちを覚えては、どんどん独占欲は深まり、嫉妬という海に身を沈めた。
劣等感も日に日に大きくなり、役にも立たない、顔は平凡な私はいつか捨てられるのではないかという、不安が心を揺さぶる。
気づいた時には、深みに抜けられなくなっていた。
私のモノなのに、私を捨てないで、ずっとそんな事が頭の中をぐるぐるとしていたら、陽菜という自分とは真逆の存在を見てしまった。会ってしまった。
どんな困難があろうと、屈することのない精神と、前を向くことを諦めない彼女。何よりも、自身がどれだけ傷つこうが彼女はどんな人にも優しかった。
私はそれが嫌いだった。だって、醜さを周りのせいにしてきた自身の醜さを見せつけられるから。
彼女ようであれば私はもっと旦那様と居られると、そこから転がり落ちていくのは簡単だ。
初めての恋に溺れた私は、赤橋新は前世で悪女になるべくなったというわけだ。
ーーーだから、俺は全てに決着をつける。逃げ回っていたところで何一つ解決しないと、雪久と出逢ってから分からせられた。
運命が追いかけてくるというなら、こっちが向い打ってやる。
雪久の学校に意気込んで来たものの、格の違いを見せつける綺麗な校門に出鼻をくじかれ、校門の全体が見える位置で塀の影から覗く。
下校中の生徒に怪しまれながら、校門から雪久が出てくるのを見ているが、ここから動ける気がしない。
いざ、目の前にすると足がすくみ、時間が経つにつれて足が自宅に向いていく。
逃げては駄目だ。
ここで、逃げてしまえば一生俺は向き合うことが出来なくなる。友人の言葉を通り、少しでもいいから雪久と会話をしなくてはならない。
「ごめーん、今日は友達と約束あるんだ。一緒に帰れない」
すぐ横から聞こえてくる女性の声に、俺は影の方に体をさらに押し込んだ。
すると、陽菜と陽菜の友人が話しながら歩いて来ては、隠れた前に止まる。
「そうなの。それは仕方ないけど、信頼できる人なんでしょうね。ストーカーとか、じゃないの」
「また、また、疑って。そんなに心配しなくても大丈夫だよ。みんな、みんな、そうじゃないんだから」
「それくらい分かっているけど、陽菜は特に人を信じては駄目。良くも、悪くも、人を集めやすいだから」
「心得ています。でも、今日は本当に大丈夫。ほら、この前に紹介した子と会いに行くだけだから」
「あー、あの子。確かにいい人だったけど……ついて行っていいーーー」
「ダメダメ、大事な話なんだから。個人の話は友人同士でも御法度だよ」
陽菜は親しい友人ですら押し入ることを駄目だとはっきりと線引きし、時間だからと元気よく手を振って去っていく。
陽菜の友人は頬に手を当て、母親ように陽菜の背中が小さくなるのを見守り。
「大丈夫かな。雪久に伝えておこうかな」
大きなため息を吐く陽菜の友人は、再び学校の方に戻っていくのだった。
一連を見ていた俺はというと、表には出て行かず息を潜めていたわけだが、ものすごく一抹の不安に駆られていた。
前世の友人以外と出掛けようとする陽菜。
誰と仲良くなろうと、前世があろうと、無かろうと誰にも関係ない。けれど、陽菜を一人にしていけないと、奥底から何度も繰り返し伝えてきては胸が騒ぐ。
関係ない。関係ないよな。
相手を信頼出来ない心からくる、ただの杞憂だよな。勘なんて信じない。
……杞憂だと分かっているけど、足はいつのまにか陽菜に向いていた。
先に行った陽菜を見つけるために小走りで辺りを見渡していると、すぐに見つかった。陽菜と、同じ制服を着た女子が狭い通りに入って行くのが見え。
これ、側から見たらストーカーなのではと、冷や汗をかきながらも女子高生の二人を後から音を立てずについて行く。
通りはどんどん狭くなり、辺りは太陽が陰り辺りは薄暗くなっていき、いかにも怪しい通りになっていく。
内緒話をするにしては、ずいぶんと奥に連れて行くな。
警戒している人間がこの時点で気づくべきだが、呆けた陽菜の顔には疑いの一文字すらなく、少々苛立ちが覚える。
案の定、女子高生二人だった筈が奥に連れて柄の悪い大人の男が一人、また一人と増え歩みは止まる。
そこからは、爽やかな春風のような雰囲気から、一気に曇天のような重い空気が押し寄せ、陽菜の隣にいた女子高生は震えた声で『約束は守ったから』と自身の腕を摩る。そう言って、悪い大人に囲まれたら最後。
陽菜はやっと身の危険を感じて一歩後ろに下がる。
どう見たって危ない状況に、俺はスマホの画面に触れたが、警察、雪久……いや、連絡は消したのだったと、一瞬の判断が鈍ったのが良くなかった。
男に体を掴まれたのか、陽菜の抵抗する高い声が耳に入った時には、手に持っていたスマホ、肩にかけていたスクール鞄を男達の頭めがけて投げていた。
「逃げるぞ!」
思わない奇襲に思考が停止する者達を掻い潜り、口をあわあわとさせる陽菜の腕を引っ張り上げてその場から逃げ出す。
「あかっ、あかはし君。なっ、なっんで」
「理解は後、ここから逃げるのが先」
悠長に説明する暇も間もなく、もう後ろから男達が追いかけて来ているのだから。
ここからは体力勝負であり、揃わない足並みでは追いつかれるのは時間の問題。
さっさと警察に連絡すればよかったものを、いつも、いつも、呆れるほどに俺は選択肢を間違える。
だから、いつまでも変わらない馬鹿女を、陽菜を、危険から逃さなくてはならない。馬鹿だけど、大事なあの人の妹でもあるから。
細い道を走って見えて来たのは二つの分かれ道。
「ここは二手に別れよう」
「えっ、はい! どっ、どっちに」
「いいから、そっちです。時間がないので早く!」
「わっ、わかりました!」
訳がわからないと聞こえてきそうな彼女の小さな背中を強く押して急かす。
目は白黒と、混乱した状態のまま右側の道に走って行く陽菜。
行ったな。
そして、俺は陽菜の背中を見送り、左には行かずにその場で足を止めた。
ここで二手に分かれたとして、男達が陽菜の方を追うのは分かっている。
ここで待つことは怖くないかと訊かれれば、即答で恐いと答えるだろう。
恐い、喧嘩なんて人生でしたことないし、高校生一人と大人が二人、喧嘩するとどうなるかは見えているが、もし、彼女に何かあれば俺はもう一度……。
奥から真っ赤に染まる鬼の顔した者達が近づいてくるのが見えて来て、足先が震える。
震えを少しでも取り除くために、唇を細くしてゆっくりと息をする。
形はどうあれ、これも運命と言うのかもしれない。
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