40 / 54
ひとつになって※
しおりを挟む
圧迫感が薄らいできて、今度は後ろと奥がもぞもぞし始める。
確かに鷹臣さんが中にいるんだって認識すればするほど落ち着かなくて、思わず力が入って締め付けてしまい鷹臣さんが小さく声を漏らした。
「あ⋯ごめんなさ⋯」
「いや⋯そろそろ動いても大丈夫かな」
「⋯っん⋯」
反射的に謝ったら緩く首を振って、僕の手を握った鷹臣さんが様子を伺うようにゆっくりと腰を引いて戻す。ゾワッとして目を瞑ったら目蓋にキスされ、繋いでいた手が鷹臣さんの首に回された。
「爪を立てても噛んでもいいから」
「そんな事⋯⋯あっ」
鷹臣さんにそんなひどい事出来ないって言おうとしたのに、さっきよりも大きく動かれて言葉が続けられなくなった。
それでも僕を気遣ってくれてるのは分かるからぎゅうって抱き着いたら耳元でクスリと笑われてしまう。
「ん、ん⋯っ」
「唇は噛んじゃ駄目だよ」
「ふぁ⋯あ、ゃう⋯」
声を抑える為に無意識に噛んでいた唇が親指で外され、そのまま労わるように撫でられたあと塞がれる。差し込まれた舌先に上顎がなぞられ危うく噛みそうになった。
ここ何回かこうされてるけど、どうしてこんなにゾクゾクするんだろう。
「んん⋯っ⋯ンッ」
少しずつ早くなる動きに慣れてきたのか身体が震える。
引かれてまた奥まで入ってくると苦しいのに気持ち良くて、汗で濡れた肌同士が触れ合うのが心地良い。
これ以上ないってくらい鷹臣さんと引っ付いてるのにもっとくっつきたくなる。
「あ、や⋯鷹臣さ⋯っ⋯」
「⋯大丈夫?」
「ん⋯ぅん⋯っ、だいじょ、ぶ⋯⋯ひぁ⋯っ」
僕がこうしてしがみついてるときっと鷹臣さんは動きにくいと思うのに、鷹臣さんは頬に口付けたり髪を撫でたりして僕の様子を見ながらしてくれる。
どう考えても僕よりも大人で経験豊富そうな鷹臣さんがそれで満足出来るなんて思えなくて、僕は鷹臣さんの首に回した腕を解くと汗が伝う頬へと触れた。
「⋯たかおみ、さ⋯」
「ん?」
「あの⋯鷹臣さんのしたいように⋯して下さっていいんです、よ⋯?」
「⋯⋯」
「鷹臣さんが⋯気持ち良い方が嬉しい、から⋯⋯⋯え⋯っ」
やっと繋がれたのに、鷹臣さんが気持ち良くないなら意味がない。
恥ずかしいから顔が見れないし声も小さいかもしれないけど、ちゃんと伝えたくてつっかえながらもそう言えばどうしてか中の圧迫感が増した。
「あ、え⋯お、おっきくなっ⋯」
「⋯君は本当に⋯」
「鷹臣さん⋯?」
「大事に抱きたいから、あんまり煽らないで欲しい」
「あお⋯?」
吐息混じりに零した鷹臣さんが戸惑う僕に気付いて困ったような笑みを浮かべたけど、何の事か分からない僕はきょとんとして綺麗な顔を見上げる。頬を挟む手が取られたから目で追ってたら、端に避けられていた鷹臣さんのシャツを持たされた。
「俺はいいから、今日は遥斗がたくさん気持ち良くなって」
「でも⋯」
「大丈夫。俺も凄く気持ち良いから」
僕の顔の横に手をついた鷹臣さんがふっと微笑み、また動き始める。でもさっきよりも速くて、入れてからは当たっていなかった前立腺が擦られるようになり堪らず腰が浮いた。
指で何度も押された事あるのに、中いっぱいに擦り上げられるからかいつも以上に感じてしまう。
「あ、ぁ、やだ、そこだめ⋯っ」
「遥斗⋯」
「やぁ、あ、ん、んん⋯っ」
いつもより低くて掠れた声が僕の名前を呼ぶ。
涙で滲んだ目を薄く開けると眉根を寄せた鷹臣さんの顔が見えて、この人のこんな顔が見られるのは僕だけなんだって思うとどうしようもない幸せを感じた。
「た、かおみ、さん⋯っ⋯」
「⋯うん?」
「ぁ⋯ん⋯っ⋯す、き⋯⋯好き、です⋯」
「俺も愛してるよ⋯遥斗」
「っんん⋯! ゃ⋯だ、め⋯待っ⋯あ、あ⋯ッ」
自分でもびっくりするくらい気持ちが溢れて伝えたくなったから言葉にしたら、優しく微笑んだ鷹臣さんがより大きな想いを返してくれて嬉しくなる。
だけどそのすぐあとにベッドが揺れるほど動きが激しくなって、あられもない声を上げる僕の目の奥がチカチカしてお腹の奥が熱くなってきた。
この感覚は知ってる。でも、前は触られてないのに。
「そんな、したら⋯ぁ⋯出ちゃぅ⋯も、鷹臣さ⋯っ⋯」
「ん⋯俺もだから⋯」
「あ、あ⋯ん、だめ、だめ⋯っ⋯やぁ、あ⋯⋯っんん⋯――⋯!」
「⋯ッ⋯」
容赦なく奥を突かれもう頭の中も真っ白になった僕は今までよりも強い射精感に見舞われ、大きく身体を震わせて果てる。少し遅れて息を詰めた鷹臣さんも出したらしく、中にある熱がドクドクと脈打った。
ゴムしてるから中に出てる訳じゃないのにすごく熱く感じる。もしゴムがなかったらもっと熱いのかな。
「⋯遥斗、平気⋯?」
「は、い⋯⋯ん⋯っ」
「気持ち良かったよ⋯ありがとう」
「僕、も⋯気持ち良かった⋯です⋯」
鷹臣さんが出ていく感覚にも反応しちゃったけど、それより疲労感とか股関節の違和感とか太腿のプルプル感がやばい。しかも気を抜いたら目蓋が閉じそうで、必死に耐えてたら鷹臣さんにキスされた。
優しく触れ合う唇が心地良くて眠気が増す。
「⋯⋯ん⋯や⋯」
「いい子だからおやすみ」
まだ寝たくなかったのに、鷹臣さんの大きな手が僕の頭をゆっくりと撫でるものだからあっさり陥落してしまい、僕はおやすみを返す事も出来ずにあっさりと意識を手放した。
その様子を、鷹臣さんが幸せそうな優しい顔で見ていた事を僕は知る由もない。
確かに鷹臣さんが中にいるんだって認識すればするほど落ち着かなくて、思わず力が入って締め付けてしまい鷹臣さんが小さく声を漏らした。
「あ⋯ごめんなさ⋯」
「いや⋯そろそろ動いても大丈夫かな」
「⋯っん⋯」
反射的に謝ったら緩く首を振って、僕の手を握った鷹臣さんが様子を伺うようにゆっくりと腰を引いて戻す。ゾワッとして目を瞑ったら目蓋にキスされ、繋いでいた手が鷹臣さんの首に回された。
「爪を立てても噛んでもいいから」
「そんな事⋯⋯あっ」
鷹臣さんにそんなひどい事出来ないって言おうとしたのに、さっきよりも大きく動かれて言葉が続けられなくなった。
それでも僕を気遣ってくれてるのは分かるからぎゅうって抱き着いたら耳元でクスリと笑われてしまう。
「ん、ん⋯っ」
「唇は噛んじゃ駄目だよ」
「ふぁ⋯あ、ゃう⋯」
声を抑える為に無意識に噛んでいた唇が親指で外され、そのまま労わるように撫でられたあと塞がれる。差し込まれた舌先に上顎がなぞられ危うく噛みそうになった。
ここ何回かこうされてるけど、どうしてこんなにゾクゾクするんだろう。
「んん⋯っ⋯ンッ」
少しずつ早くなる動きに慣れてきたのか身体が震える。
引かれてまた奥まで入ってくると苦しいのに気持ち良くて、汗で濡れた肌同士が触れ合うのが心地良い。
これ以上ないってくらい鷹臣さんと引っ付いてるのにもっとくっつきたくなる。
「あ、や⋯鷹臣さ⋯っ⋯」
「⋯大丈夫?」
「ん⋯ぅん⋯っ、だいじょ、ぶ⋯⋯ひぁ⋯っ」
僕がこうしてしがみついてるときっと鷹臣さんは動きにくいと思うのに、鷹臣さんは頬に口付けたり髪を撫でたりして僕の様子を見ながらしてくれる。
どう考えても僕よりも大人で経験豊富そうな鷹臣さんがそれで満足出来るなんて思えなくて、僕は鷹臣さんの首に回した腕を解くと汗が伝う頬へと触れた。
「⋯たかおみ、さ⋯」
「ん?」
「あの⋯鷹臣さんのしたいように⋯して下さっていいんです、よ⋯?」
「⋯⋯」
「鷹臣さんが⋯気持ち良い方が嬉しい、から⋯⋯⋯え⋯っ」
やっと繋がれたのに、鷹臣さんが気持ち良くないなら意味がない。
恥ずかしいから顔が見れないし声も小さいかもしれないけど、ちゃんと伝えたくてつっかえながらもそう言えばどうしてか中の圧迫感が増した。
「あ、え⋯お、おっきくなっ⋯」
「⋯君は本当に⋯」
「鷹臣さん⋯?」
「大事に抱きたいから、あんまり煽らないで欲しい」
「あお⋯?」
吐息混じりに零した鷹臣さんが戸惑う僕に気付いて困ったような笑みを浮かべたけど、何の事か分からない僕はきょとんとして綺麗な顔を見上げる。頬を挟む手が取られたから目で追ってたら、端に避けられていた鷹臣さんのシャツを持たされた。
「俺はいいから、今日は遥斗がたくさん気持ち良くなって」
「でも⋯」
「大丈夫。俺も凄く気持ち良いから」
僕の顔の横に手をついた鷹臣さんがふっと微笑み、また動き始める。でもさっきよりも速くて、入れてからは当たっていなかった前立腺が擦られるようになり堪らず腰が浮いた。
指で何度も押された事あるのに、中いっぱいに擦り上げられるからかいつも以上に感じてしまう。
「あ、ぁ、やだ、そこだめ⋯っ」
「遥斗⋯」
「やぁ、あ、ん、んん⋯っ」
いつもより低くて掠れた声が僕の名前を呼ぶ。
涙で滲んだ目を薄く開けると眉根を寄せた鷹臣さんの顔が見えて、この人のこんな顔が見られるのは僕だけなんだって思うとどうしようもない幸せを感じた。
「た、かおみ、さん⋯っ⋯」
「⋯うん?」
「ぁ⋯ん⋯っ⋯す、き⋯⋯好き、です⋯」
「俺も愛してるよ⋯遥斗」
「っんん⋯! ゃ⋯だ、め⋯待っ⋯あ、あ⋯ッ」
自分でもびっくりするくらい気持ちが溢れて伝えたくなったから言葉にしたら、優しく微笑んだ鷹臣さんがより大きな想いを返してくれて嬉しくなる。
だけどそのすぐあとにベッドが揺れるほど動きが激しくなって、あられもない声を上げる僕の目の奥がチカチカしてお腹の奥が熱くなってきた。
この感覚は知ってる。でも、前は触られてないのに。
「そんな、したら⋯ぁ⋯出ちゃぅ⋯も、鷹臣さ⋯っ⋯」
「ん⋯俺もだから⋯」
「あ、あ⋯ん、だめ、だめ⋯っ⋯やぁ、あ⋯⋯っんん⋯――⋯!」
「⋯ッ⋯」
容赦なく奥を突かれもう頭の中も真っ白になった僕は今までよりも強い射精感に見舞われ、大きく身体を震わせて果てる。少し遅れて息を詰めた鷹臣さんも出したらしく、中にある熱がドクドクと脈打った。
ゴムしてるから中に出てる訳じゃないのにすごく熱く感じる。もしゴムがなかったらもっと熱いのかな。
「⋯遥斗、平気⋯?」
「は、い⋯⋯ん⋯っ」
「気持ち良かったよ⋯ありがとう」
「僕、も⋯気持ち良かった⋯です⋯」
鷹臣さんが出ていく感覚にも反応しちゃったけど、それより疲労感とか股関節の違和感とか太腿のプルプル感がやばい。しかも気を抜いたら目蓋が閉じそうで、必死に耐えてたら鷹臣さんにキスされた。
優しく触れ合う唇が心地良くて眠気が増す。
「⋯⋯ん⋯や⋯」
「いい子だからおやすみ」
まだ寝たくなかったのに、鷹臣さんの大きな手が僕の頭をゆっくりと撫でるものだからあっさり陥落してしまい、僕はおやすみを返す事も出来ずにあっさりと意識を手放した。
その様子を、鷹臣さんが幸せそうな優しい顔で見ていた事を僕は知る由もない。
495
あなたにおすすめの小説
親友が虎視眈々と僕を囲い込む準備をしていた
こたま
BL
西井朔空(さく)は24歳。IT企業で社会人生活を送っていた。朔空には、高校時代の親友で今も交流のある鹿島絢斗(あやと)がいる。大学時代に起業して財を成したイケメンである。賃貸マンションの配管故障のため部屋が水浸しになり使えなくなった日、絢斗に助けを求めると…美形×平凡と思っている美人の社会人ハッピーエンドBLです。
ハイスペックストーカーに追われています
たかつきよしき
BL
祐樹は美少女顔負けの美貌で、朝の通勤ラッシュアワーを、女性専用車両に乗ることで回避していた。しかし、そんなことをしたバチなのか、ハイスペック男子の昌磨に一目惚れされて求愛をうける。男に告白されるなんて、冗談じゃねぇ!!と思ったが、この昌磨という男なかなかのハイスペック。利用できる!と、判断して、近づいたのが失敗の始まり。とある切っ掛けで、男だとバラしても昌磨の愛は諦めることを知らず、ハイスペックぶりをフルに活用して迫ってくる!!
と言うタイトル通りの内容。前半は笑ってもらえたらなぁと言う気持ちで、後半はシリアスにBLらしく萌えると感じて頂けるように書きました。
完結しました。
平凡な男子高校生が、素敵な、ある意味必然的な運命をつかむお話。
しゅ
BL
平凡な男子高校生が、非凡な男子高校生にベタベタで甘々に可愛がられて、ただただ幸せになる話です。
基本主人公目線で進行しますが、1部友人達の目線になることがあります。
一部ファンタジー。基本ありきたりな話です。
それでも宜しければどうぞ。
吸血鬼公爵の籠の鳥
江多之折
BL
両親を早くに失い、身内に食い潰されるように支配され続けた半生。何度も死にかけ、何度も自尊心は踏みにじられた。こんな人生なら、もういらない。そう思って最後に「悪い子」になってみようと母に何度も言い聞かされた「夜に外を出歩いてはいけない」約束を破ってみることにしたレナードは、吸血鬼と遭遇する。
血を吸い殺されるところだったが、レナードには特殊な事情があり殺されることはなく…気が付けば熱心に看病され、囲われていた。
吸血鬼公爵×薄幸侯爵の溺愛もの。小説家になろうから改行を増やしまくって掲載し直したもの。
陰キャな俺、人気者の幼馴染に溺愛されてます。
陽七 葵
BL
主人公である佐倉 晴翔(さくら はると)は、顔がコンプレックスで、何をやらせてもダメダメな高校二年生。前髪で顔を隠し、目立たず平穏な高校ライフを望んでいる。
しかし、そんな晴翔の平穏な生活を脅かすのはこの男。幼馴染の葉山 蓮(はやま れん)。
蓮は、イケメンな上に人当たりも良く、勉強、スポーツ何でも出来る学校一の人気者。蓮と一緒にいれば、自ずと目立つ。
だから、晴翔は学校では極力蓮に近付きたくないのだが、避けているはずの蓮が晴翔にベッタリ構ってくる。
そして、ひょんなことから『恋人のフリ』を始める二人。
そこから物語は始まるのだが——。
実はこの二人、最初から両想いだったのにそれを拗らせまくり。蓮に新たな恋敵も現れ、蓮の執着心は過剰なモノへと変わっていく。
素直になれない主人公と人気者な幼馴染の恋の物語。どうぞお楽しみ下さい♪
学内一のイケメンアルファとグループワークで一緒になったら溺愛されて嫁認定されました
こたま
BL
大学生の大野夏樹(なつき)は無自覚可愛い系オメガである。最近流行りのアクティブラーニング型講義でランダムに組まされたグループワーク。学内一のイケメンで優良物件と有名なアルファの金沢颯介(そうすけ)と一緒のグループになったら…。アルファ×オメガの溺愛BLです。
相性最高な最悪の男 ~ラブホで会った大嫌いな同僚に執着されて逃げられない~
柊 千鶴
BL
【執着攻め×強気受け】
人付き合いを好まず、常に周囲と一定の距離を置いてきた篠崎には、唯一激しく口論を交わす男がいた。
その仲の悪さから「天敵」と称される同期の男だ。
完璧人間と名高い男とは性格も意見も合わず、顔を合わせればいがみ合う日々を送っていた。
ところがある日。
篠崎が人肌恋しさを慰めるため、出会い系サイトで男を見繕いホテルに向かうと、部屋の中では件の「天敵」月島亮介が待っていた。
「ど、どうしてお前がここにいる⁉」「それはこちらの台詞だ…!」
一夜の過ちとして終わるかと思われた関係は、徐々にふたりの間に変化をもたらし、月島の秘められた執着心が明らかになっていく。
いつも嫌味を言い合っているライバルとマッチングしてしまい、一晩だけの関係で終わるには惜しいほど身体の相性は良く、抜け出せないまま囲われ執着され溺愛されていく話。小説家になろうに投稿した小説の改訂版です。
合わせて漫画もよろしくお願いします。(https://www.alphapolis.co.jp/manga/763604729/304424900)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる