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初ライブ参戦
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【soar】のツアーは約三ヶ月に渡り行われるのだが、始まってから一ヶ月、ようやくこっちでの公演日が翌日にまで迫った。
学生証もリュックに入れて、開場時間をしっかり確認してそれよりどれくらい前に行けばいいかを逆算する。
オレが当選した会場は電車でおおよそ三十分揺られた場所にあり、それも含めて考えなきゃいけない。物販整理券はそういうサイトで受け付け出来るらしく、アクセスしてみたけど明日の早めの時間は既に埋まってた。一応申し込みはしたけど、やっぱペンライト買えないかもなぁ。
改めて【soar】の人気の凄さを知ったよ、オレは。
そういえば、こうやって何気ない日を過ごしている内に夏休みになった訳だけど、真那は学期末テストだけは事務所にお願いして受けられたものの残念ながら終業式には出られなかった。
出たら出たで囲まれてたかもしれないけど。
明日に備えてそろそろ寝ようかと思った時、手に持っていたスマホが震えたから確認すると、千里と円香から『楽しんできてね』とメッセージが来ていた。それに『思いっきり楽しんでくる』と返事をして、洗面所に行き寝る準備を始める。
でも、初めてのライブに緊張してるオレはベッドに入ってもなかなか寝付く事が出来なくて、結局最後に見た時間はいつもよりも遅い、日付が変わるギリギリだった。
電車に揺られ、地図を見ながら到着した会場は人で溢れ返っていた。規模的には大きい方なんだけど、それでも何とかスタジアムとか何とかドームくらいはなくて、たぶん何とかアリーナと同じくらい。
それでもこれだけの人数が一つの場所に集まっているのを見ると圧巻だ。
物販、不安だったけど有り難い事にペンライトは残ってて無事に購入出来た。初めて見たけど、三色だからかボタンが三つ付いてて、それぞれが青、オレンジ、黄色に対応してるらしい。試しにポチポチしてみたけど、思ったよりも明るくて驚いた。
それから開場時間になり、自分のチケットに書かれた椅子に座ると予想よりもステージに近くて感動した。二階席や三階席でも見えるようにか大きなモニターがあって、メインステージからセンターステージに続く通路があるからたぶんここを通ってくれるんだろう。オレはその通路に近いから、もしかしたら間近で見られるかも。
これだけの人がいるから真那が気付く事はないだろうけど。
両隣を女の子に挟まれて開演時間まで座ってペンライトをじっと見てたんだけど、どれくらい経ったのか不意に会場が暗くなり音楽が鳴り始めた。オレのスマホにも入ってるインスト。
周りの人たちもザワザワし始め、ペンライトがもう波のように光ってる。オレは青色にして隣の人の見様見真似で振ってみるけど、何でかズレるな。
……あー、そういやオレ、リズム感ないんだった。
しばらくして大きな音と共に三人が現れた瞬間、床が揺れるほどの歓声が会場に響き渡りオレの肩が跳ねた。
凄い。みんなの興奮で熱気がぶわっと増して、色んなところから三人を呼ぶ声が聞こえる。
こんなにも生々しく大きな声は初めてで、幼い頃から見てきた真那が物凄く遠い存在に見えた。ここからは手を伸ばしたって届かない、どれだけ声を張ったって掻き消される。
『お前ら会いたかったぞー!』
『思いっきり楽しんで帰ってね』
風音さんと志摩さんが手を振ってファンに言葉をかける中、真那は平常運転でステージ中央に立つ。衣装についたメンバーカラーの宝石が照明に反射してキラキラしてて凄く綺麗だ。
オープニングが終わり一曲目が始まると、あれだけ轟いていた歓声が止み代わりに真那の歌声が響き渡る。いつもは気怠げな低い声が甘さを含んで丁寧に言葉を紡ぐ。
どちらかと言うと真那の歌声はバラード向きだ。でもどんな曲だって歌い上げるから、聞いていて心地良いんだよな。
隣の人も、みんなも、うっとりとして聞いてる。
志摩さんの表情やハモリも、風音さんのメリハリのあるパフォーマンスも、全部が完璧にマッチしてカッコイイ。
舞台装置も、照明も、演出も、会場内にあるもの全てが【soar】の為に存在して輝いてる。
それこそ、みんなが振ってるペンライトでさえその一部に見えるから凄い。
というか、真那が踊ってる姿初めて見たけど、あんなに動けたのかってくらいキビキビしてる。いつもはダラーンとしてるのに。
ちなみにオレは【soar】の曲は全部網羅してるから知らない曲はなくて、頭の中で一緒に歌いながらリズムに乗ってるけど、やっぱり何かズレてる気がして混乱しそうになる。
チラッと視線を周りに移してみると、団扇やぬいぐるみを持ってる人もいて何でもありなんだなと思った。『投げキスして』とか、『ウィンクして』とか、団扇にいろいろ書いてあって、それを見てか志摩さんが指先を唇に当てて投げキスした時は歓声を聞きながらひぇーってなったりした。
顔面偏差値が高い人のファンサってそれだけで心臓に来るな。真那は相変わらず塩対応だけど。
途中でMCが入ったり、バックバンドの紹介が入ったり。今は衣装チェンジで映像が流れてる最中だ。ってか、楽屋裏とか普通に見せるんだな。
無表情で何かの紙を見てる真那、スタッフさんと仲良く話してる志摩さん、ダンスの練習をしてる風音さん。
決してはしゃぐような人たちじゃないし、真那に関してはにこりともしないけど画面越しでも雰囲気が穏やかだってのは分かる。この三人、仲良いもんな。
『……お日様浴びたい』
『それ今日で何回目だ?』
『真那はホント、日向ぼっこが好きだなー』
『出来る事ならぎゅーしたい』
『燃えるどころか溶けるだろ』
……もしかしなくてもこれ、オレの事か? 周りの人は「真那くん可愛い」なんてクスクス笑ってるけど、オレは気が気じゃない。
〝ひなた〟って名前で良かったのか悪かったのか。真那は周りと一緒は嫌だって言ってヒナって呼んでるけど、そう口にしないだけマシだな。
さっきよりも派手さの落ち着いた衣装に着替えた三人が戻って来ると、これまた悲鳴に近い歓声が上がる。あのジャケットの袖を肘の下で折ってる形って、腕の筋とか血管が浮いて見えてちょっとドキッとするんだけど、共感してくれる人いないかな。
真那の腕、ひょろっとしたオレと違って意外にしっかりしてるから余計に。
開幕から激しめの曲が流れ、メンバーがセンターステージまで歩き出した。志摩さんはにこやかに、風音さんは元気良く手を振ってるけど、真那は視線をやるだけで無だ。せめて手は振ってあげようよ。
「あー、カッコイー!」
「真那の流し目最高!」
オレの後ろにいる真那の団扇と三つのペンライトを持った女の子二人が興奮しきりで話してる。これだけの爆音だから本人には聞こえないだろうけど…モヤモヤする自分が凄く嫌だ。
我ながら心が狭いな、なんて息を吐いて顔を上げると、ちょうど真那がこっちを見ていて目が合った。例のファン特有の目が合った現象かとも思ったけど、驚いた顔をしてたから間違いなく合ってる。
唇が「ヒナ」って動いた気がするし。
「あれ、真那くんこっち見てない?」
「やば、目、合ったかも!」
「でも何か驚いてない?」
ヤバいヤバい、オレの周りが気にし出した事に気付いて慌てて小さく顔を振って先に進めと合図すると、ほんの少しだけ目を細めた真那が黒い手袋をはめた指をおもむろに唇に寄せ、何と投げキスした。
その姿がちょうどモニターに映ったものだから、それはもう爆発的に会場が湧いてあまりの衝撃にオレは首を竦める。地響き起こったぞ。
「何なに!? 真那のファンサとか初めてじゃん!」
「投げキスだよ! ヤバすぎ!」
「来て良かったー!」
「嬉しすぎて泣ける~…」
たぶん、オレの顔は真っ赤だ。個人にファンサとか、ダメだろ、絶対。
驚いたのはオレだけじゃなくて、志摩さんも風音さんも何事!? って顔して真那が見ていた方に視線をやり、オレを見付けるなり納得したように顔を見合わせて僅かに頷いた。
三人とも舞台の照明で客席なんてほとんど見えないだろうに、良くオレを見付けられたな。
というかこれ、絶対あとでたくさんメッセージ来るやつ。
センターステージにいる時もオレをチラチラ見て、戻る時にも目を合わせて来て、アイドルとしてそこにいるからか表情は変えなかったけど、オレには機嫌が良いように見えた。
アンコールを叫ぶ声も、MCである志摩さんの言葉も、オレはただ呆然と聞いてた気がする。
若干焦ったりもしたけど、気付いてくれたのは素直に嬉しかった。こんなにも真那に会いたいって思ったの、初めてかもしれない。
終了後会場を出てからスマホを見たけど、案の定真那からのメッセージが大量に届いてて苦笑した。
『楽屋来て』だの、『まだ帰らないで』だの、しまいには『会いたい』だの。その全てに『ダメ』と返事をしてオレはさっさと駅に向かう。早く帰らないと迎えを寄越されてしまうかもしれないし。
初めてのライブ、ちょっとしたハプニング(?)はあったけど、本当に楽しくて興奮して、全通する人、毎回行く人、色んなアーティストのライブに行く人の気持ちが分かった気がする。
少し考えて再びスマホを開いたオレは、『めちゃくちゃカッコ良かった!』と真那に送信してほくほく顔で帰路についた。
メイクと髪型でいつも以上に見た目が完璧な王子様になった真那の投げキス伝説は瞬く間に広がり、次のライブで期待しながら参戦したファンはいつもと変わらない真那に歓喜したとかガッカリしたとか。
ファンの心理って複雑だ。
学生証もリュックに入れて、開場時間をしっかり確認してそれよりどれくらい前に行けばいいかを逆算する。
オレが当選した会場は電車でおおよそ三十分揺られた場所にあり、それも含めて考えなきゃいけない。物販整理券はそういうサイトで受け付け出来るらしく、アクセスしてみたけど明日の早めの時間は既に埋まってた。一応申し込みはしたけど、やっぱペンライト買えないかもなぁ。
改めて【soar】の人気の凄さを知ったよ、オレは。
そういえば、こうやって何気ない日を過ごしている内に夏休みになった訳だけど、真那は学期末テストだけは事務所にお願いして受けられたものの残念ながら終業式には出られなかった。
出たら出たで囲まれてたかもしれないけど。
明日に備えてそろそろ寝ようかと思った時、手に持っていたスマホが震えたから確認すると、千里と円香から『楽しんできてね』とメッセージが来ていた。それに『思いっきり楽しんでくる』と返事をして、洗面所に行き寝る準備を始める。
でも、初めてのライブに緊張してるオレはベッドに入ってもなかなか寝付く事が出来なくて、結局最後に見た時間はいつもよりも遅い、日付が変わるギリギリだった。
電車に揺られ、地図を見ながら到着した会場は人で溢れ返っていた。規模的には大きい方なんだけど、それでも何とかスタジアムとか何とかドームくらいはなくて、たぶん何とかアリーナと同じくらい。
それでもこれだけの人数が一つの場所に集まっているのを見ると圧巻だ。
物販、不安だったけど有り難い事にペンライトは残ってて無事に購入出来た。初めて見たけど、三色だからかボタンが三つ付いてて、それぞれが青、オレンジ、黄色に対応してるらしい。試しにポチポチしてみたけど、思ったよりも明るくて驚いた。
それから開場時間になり、自分のチケットに書かれた椅子に座ると予想よりもステージに近くて感動した。二階席や三階席でも見えるようにか大きなモニターがあって、メインステージからセンターステージに続く通路があるからたぶんここを通ってくれるんだろう。オレはその通路に近いから、もしかしたら間近で見られるかも。
これだけの人がいるから真那が気付く事はないだろうけど。
両隣を女の子に挟まれて開演時間まで座ってペンライトをじっと見てたんだけど、どれくらい経ったのか不意に会場が暗くなり音楽が鳴り始めた。オレのスマホにも入ってるインスト。
周りの人たちもザワザワし始め、ペンライトがもう波のように光ってる。オレは青色にして隣の人の見様見真似で振ってみるけど、何でかズレるな。
……あー、そういやオレ、リズム感ないんだった。
しばらくして大きな音と共に三人が現れた瞬間、床が揺れるほどの歓声が会場に響き渡りオレの肩が跳ねた。
凄い。みんなの興奮で熱気がぶわっと増して、色んなところから三人を呼ぶ声が聞こえる。
こんなにも生々しく大きな声は初めてで、幼い頃から見てきた真那が物凄く遠い存在に見えた。ここからは手を伸ばしたって届かない、どれだけ声を張ったって掻き消される。
『お前ら会いたかったぞー!』
『思いっきり楽しんで帰ってね』
風音さんと志摩さんが手を振ってファンに言葉をかける中、真那は平常運転でステージ中央に立つ。衣装についたメンバーカラーの宝石が照明に反射してキラキラしてて凄く綺麗だ。
オープニングが終わり一曲目が始まると、あれだけ轟いていた歓声が止み代わりに真那の歌声が響き渡る。いつもは気怠げな低い声が甘さを含んで丁寧に言葉を紡ぐ。
どちらかと言うと真那の歌声はバラード向きだ。でもどんな曲だって歌い上げるから、聞いていて心地良いんだよな。
隣の人も、みんなも、うっとりとして聞いてる。
志摩さんの表情やハモリも、風音さんのメリハリのあるパフォーマンスも、全部が完璧にマッチしてカッコイイ。
舞台装置も、照明も、演出も、会場内にあるもの全てが【soar】の為に存在して輝いてる。
それこそ、みんなが振ってるペンライトでさえその一部に見えるから凄い。
というか、真那が踊ってる姿初めて見たけど、あんなに動けたのかってくらいキビキビしてる。いつもはダラーンとしてるのに。
ちなみにオレは【soar】の曲は全部網羅してるから知らない曲はなくて、頭の中で一緒に歌いながらリズムに乗ってるけど、やっぱり何かズレてる気がして混乱しそうになる。
チラッと視線を周りに移してみると、団扇やぬいぐるみを持ってる人もいて何でもありなんだなと思った。『投げキスして』とか、『ウィンクして』とか、団扇にいろいろ書いてあって、それを見てか志摩さんが指先を唇に当てて投げキスした時は歓声を聞きながらひぇーってなったりした。
顔面偏差値が高い人のファンサってそれだけで心臓に来るな。真那は相変わらず塩対応だけど。
途中でMCが入ったり、バックバンドの紹介が入ったり。今は衣装チェンジで映像が流れてる最中だ。ってか、楽屋裏とか普通に見せるんだな。
無表情で何かの紙を見てる真那、スタッフさんと仲良く話してる志摩さん、ダンスの練習をしてる風音さん。
決してはしゃぐような人たちじゃないし、真那に関してはにこりともしないけど画面越しでも雰囲気が穏やかだってのは分かる。この三人、仲良いもんな。
『……お日様浴びたい』
『それ今日で何回目だ?』
『真那はホント、日向ぼっこが好きだなー』
『出来る事ならぎゅーしたい』
『燃えるどころか溶けるだろ』
……もしかしなくてもこれ、オレの事か? 周りの人は「真那くん可愛い」なんてクスクス笑ってるけど、オレは気が気じゃない。
〝ひなた〟って名前で良かったのか悪かったのか。真那は周りと一緒は嫌だって言ってヒナって呼んでるけど、そう口にしないだけマシだな。
さっきよりも派手さの落ち着いた衣装に着替えた三人が戻って来ると、これまた悲鳴に近い歓声が上がる。あのジャケットの袖を肘の下で折ってる形って、腕の筋とか血管が浮いて見えてちょっとドキッとするんだけど、共感してくれる人いないかな。
真那の腕、ひょろっとしたオレと違って意外にしっかりしてるから余計に。
開幕から激しめの曲が流れ、メンバーがセンターステージまで歩き出した。志摩さんはにこやかに、風音さんは元気良く手を振ってるけど、真那は視線をやるだけで無だ。せめて手は振ってあげようよ。
「あー、カッコイー!」
「真那の流し目最高!」
オレの後ろにいる真那の団扇と三つのペンライトを持った女の子二人が興奮しきりで話してる。これだけの爆音だから本人には聞こえないだろうけど…モヤモヤする自分が凄く嫌だ。
我ながら心が狭いな、なんて息を吐いて顔を上げると、ちょうど真那がこっちを見ていて目が合った。例のファン特有の目が合った現象かとも思ったけど、驚いた顔をしてたから間違いなく合ってる。
唇が「ヒナ」って動いた気がするし。
「あれ、真那くんこっち見てない?」
「やば、目、合ったかも!」
「でも何か驚いてない?」
ヤバいヤバい、オレの周りが気にし出した事に気付いて慌てて小さく顔を振って先に進めと合図すると、ほんの少しだけ目を細めた真那が黒い手袋をはめた指をおもむろに唇に寄せ、何と投げキスした。
その姿がちょうどモニターに映ったものだから、それはもう爆発的に会場が湧いてあまりの衝撃にオレは首を竦める。地響き起こったぞ。
「何なに!? 真那のファンサとか初めてじゃん!」
「投げキスだよ! ヤバすぎ!」
「来て良かったー!」
「嬉しすぎて泣ける~…」
たぶん、オレの顔は真っ赤だ。個人にファンサとか、ダメだろ、絶対。
驚いたのはオレだけじゃなくて、志摩さんも風音さんも何事!? って顔して真那が見ていた方に視線をやり、オレを見付けるなり納得したように顔を見合わせて僅かに頷いた。
三人とも舞台の照明で客席なんてほとんど見えないだろうに、良くオレを見付けられたな。
というかこれ、絶対あとでたくさんメッセージ来るやつ。
センターステージにいる時もオレをチラチラ見て、戻る時にも目を合わせて来て、アイドルとしてそこにいるからか表情は変えなかったけど、オレには機嫌が良いように見えた。
アンコールを叫ぶ声も、MCである志摩さんの言葉も、オレはただ呆然と聞いてた気がする。
若干焦ったりもしたけど、気付いてくれたのは素直に嬉しかった。こんなにも真那に会いたいって思ったの、初めてかもしれない。
終了後会場を出てからスマホを見たけど、案の定真那からのメッセージが大量に届いてて苦笑した。
『楽屋来て』だの、『まだ帰らないで』だの、しまいには『会いたい』だの。その全てに『ダメ』と返事をしてオレはさっさと駅に向かう。早く帰らないと迎えを寄越されてしまうかもしれないし。
初めてのライブ、ちょっとしたハプニング(?)はあったけど、本当に楽しくて興奮して、全通する人、毎回行く人、色んなアーティストのライブに行く人の気持ちが分かった気がする。
少し考えて再びスマホを開いたオレは、『めちゃくちゃカッコ良かった!』と真那に送信してほくほく顔で帰路についた。
メイクと髪型でいつも以上に見た目が完璧な王子様になった真那の投げキス伝説は瞬く間に広がり、次のライブで期待しながら参戦したファンはいつもと変わらない真那に歓喜したとかガッカリしたとか。
ファンの心理って複雑だ。
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