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義理からの愛
しおりを挟むあれから私達が去ったあと、入れ違いでパトカーが数台到着し、倉庫の中でボロ雑巾のように倒れていた坂上という男と、暴力団員二人は薬物使用の疑いで逮捕された。
そして、私達は無事であることを先生達に伝えるために一旦学校へと戻る。
すると、教室でずっと待っててくれた美南が私の姿を見た途端泣きながら飛びついてきて、つられて私も泣いてしまった。
私を心配してくれる人が、こんなにも沢山いてくれることが嬉しくて。
今日という日はトラウマになるくらい怖かったけど、そんな嫌な記憶を塗り替えてくれる程沢山の愛情と感謝で埋め尽くされて、今は幸せな気持ちでいっぱいだった。
__そして、もう一つ。
この日を境に、私はあるケジメをつけようと心に決めた。
「莉子!無事でよかったわ!行方不明って聞いた時はお母さんもう死んじゃうかと思った!」
学校で先生や警察の人と色々話をした後、ようやく解放された私は櫂理君と一緒に帰宅し、玄関の扉を開いた途端、お母さんが目に涙を浮かべながら首元に飛びついてきた。
「櫂理が見つけてくれたんだってな。やっぱり、お前は立派な莉子のボディーガードだよ」
そして、私の話を聞いて仕事を早退してきたお父さんは、誇らしげな表情で櫂理君の頭を撫でてくる。
”ボディーガード”という単語に恥ずかしくなってつい俯いてしまったけど、お父さんが櫂理君のことを改めて認めてくれたみたいで、胸の奥がじんわりと熱くなってきた。
それから我が家に入った瞬間、これまでにない程の安心感に包まれ、再び涙腺が緩み始める。
「本当はあの時の続きしたかったけど、今日はゆっくり休めよ」
その時、傍からそっと櫂理君が耳打ちしてきて、その言葉に心臓がドクンと震えた。
これまでの私だったらそのまま流していたかもしれないけど、今は違う。
ここで全てを変えるって決めたから。
だから、ちゃんと伝えなきゃ。
そう自分に言い聞かせて、私は先を行く櫂理君の服の裾を軽く掴んだ。
「……続きして欲しいな……」
こんなに彼に甘えたのは初めてかもしれない。
慣れないことに声が震えて、上手く言葉が出てこないけど、意思はしっかりと伝えたくて私は櫂理君の目をじっと見つめた。
暫しの沈黙が流れる。
まさか、私からお願いされるとは思っていなかったようで、櫂理君は目を見開いたままその場で固まってしまった。
すると、不意に彼の指が私の頬に触れ、そのまま滑るように唇へと到達した。
「約束破るかもしれないけど、いいのか?」
そして、これまでにないくらいの熱い視線と、色味を含んだ低い声に鼓動が大きく高鳴り、私は無言で頷く。
「それじゃあ、今夜部屋で待ってる」
その反応に、櫂理君は満足気な表情で微笑むと、私の頭を軽く撫でてから二階へと上がっていった。
どうしよう、言っちゃった。
もう後には引き返せない。
…………いや。
引き返そうと思えば引き返せるのかもしれないけど、私はもう逃げないって決めたから。
それから用意されたお風呂に入り、いつものようにお母さんが作ってくれた美味しいご飯を一家団欒で食べる。
けど、あまりにも緊張し過ぎて今日は味が全く分からなかった。
それに、食事中は櫂理君のことを直視することが出来なくて、私は不自然に俯きながら箸を進める。
一方、櫂理君は普段と変わらない様子でご飯を食べていて、その差に何だか少しだけ悔しくなった。
こうして、今日一日やることを全て終え、ついに来てしまった櫂理君の部屋の前。
これまで小さく暴れていた心臓が、今では飛び出してしまいそうな程激しく鳴り響く。
ひとまず気持ちを落ち着かせるために何度か深呼吸をして、私は櫂理君の部屋の扉を叩いた。
それから数秒後。
扉が開いた瞬間、櫂理君の手が突然伸びてきて、私の腕を捕み部屋の中へと引き込んできた。
そして、バタンと扉が閉まる音と同時に、櫂理君は私を優しく抱き締めてくる。
「……はあ、やっと莉子に触れられる」
ため息混じりにそう呟く櫂理君は、まるで大型犬のようで。
首元に頭を擦り付けて甘えてくる姿が母性本能をくすぐり、その愛しさに堪えきれず、私も彼の背中に手を回して抱き締め返した。
あったかい。
さっき入ったお風呂と比べものにならないくらい。
この温もりがこんなにも心地良いなんて、なんでもっと早く気付かなかったんだろう。
これまでの自分を悔やみながらも、私は全身から溢れ出てくる幸せを噛み締め、このひと時に満たされていく。
それから、話すなら今しかないと。
そう決意した私は、気付かれないように小さく深呼吸をした。
「私ね、倉庫で眠っていた時、櫂理君が初めて私を助けてくれた時の夢を見たの。それで思い出したんだ。あの時から私は櫂理君に守られることが凄く嬉しくて、それは身内としてじゃなくて……」
決意をしたのはいいものの、そこまで話すと段々恥ずかしくなってきて言葉に詰まってしまう。
けど、肝心なところを伝えなければ意味がないと。
そう自分に強く言い聞かすと、私は恐る恐る櫂理君の顔を見上げる。
「櫂理君のことが好き。多分あの頃からずっと私は櫂理君を一人の男の子として見てたよ」
そして、これまで心の奥底にしまい込んでいた正直な気持ちを、ここで全て曝け出す。
その瞬間、これまで縛り続けていた“姉”という鎖が一気に解けたようで、心が軽くなっていく。
自分の気持ちを素直に受け入れると、こんなにも解放的になれるなんて。なんでもっと早く認めなかったんだろうと。
今更ながらに後悔が押し寄せてくるけど、ようやく伝える事が出来た安心感で今は満たされている。
すると、突然櫂理君の綺麗な顔が落ちてきたかと思うと、私の唇に彼の唇が優しく触れた。
今度は間接的じゃなくて、正真正銘のキス。
それはとても熱くて、ほのかに甘い。
人生初めてのキスに鼓動が激しく鳴り響いて、もしかしたら櫂理君にもこの心音が伝わっているかもしれない。
暫くして、櫂理君はゆっくり唇を離し、私と目線を合わせて静かに微笑む。
「……キスしちゃったな」
そして、確かめるように尋ねてきて、恥ずかしくなった私は無言で首を縦に振る。
「もう、止められないからな」
すると、急に瞳の色が変わった途端、櫂理君にお姫様抱っこをされ、不意を突かれた私は軽い悲鳴をあげて咄嗟に彼の首元に抱きついた。
そのまま私はベッドまで運ばれ、優しく降ろされると、その上に櫂理君が両手を付いて覆い被さってくる。
「……えと、あの……櫂理君?」
明らかにさっきと違う様子に、私はたじたじになりながら首を傾げると、櫂理君の細くて長い指が顎に触れた。
「言っとくけど、この部屋に入った時点でもう拒否権はないから。だから、覚悟しろ」
戸惑う私を他所に、そう断言してきた櫂理君は再び顔を近づけて来て、今度は食べるように私の唇を奪ってくる。
しかも、唇の隙間からぬるりと櫂理君の舌が侵入してきて、無理矢理こじ開けられると、そこから無遠慮に私の舌に絡みついてきた。
「……んん。か、櫂理く……」
体の奥が痺れるような初めての刺激に耐えきれず、咄嗟に押し除けようとするも、彼の力に敵うはずもなく、櫂理君の舌は私の口の中で思う存分暴れまわる。
「ちょ、ちょっと待って!キスはいいけど流石にこれは……」
それから、ようやく唇が解放され、まともに呼吸が出来なかった私は肩で息をすると、涙目になりながら彼に抗議した。
ただでさえ初めてのキスなのに、急に段階が引き上げられ、頭と体が全くついていけない。
「拒否権はないって言っただろ。俺がどれだけ我慢してたと思ってるんだ?まだ全然足りねーよ」
それなのに、私の要望は全く受け入れてもらえず。
まるで狩人のような鋭い光を帯びた目を向けて、そこから見え隠れする妖しい欲情に危機感が湧き、私は慌てて彼の口元を両手で抑えた。
「これ以上はだめ。我慢してください」
じゃないと、私の身が持ちません。
そう必死で訴えるも、櫂理君には全く効果がないようで。
私の両手首を掴み、あっさり引き剥がずと、再び容赦無く私の唇に喰らい付いてくる。
……ああ。
もしかして、早まったかも。
そう気付いた時にはもう手遅れで。
何度も何度も重ねくる彼の熱に始めは抵抗していたけど、そのうち体が順応してきて、違和感は快楽へと変わり、気付けば体の芯から蕩ける程の甘い密に酔いしれていた。
__翌朝。
「莉子おはよー。……なんか唇腫れてない?」
登校して早々。
美南と顔を合わせた途端、早速痛いところを突いてきて、私は思わず表情が引き攣る。
「……えと、これは……ただの乾燥」
昨日散々櫂理君とキスしてましたとは、流石に言えず。
短い時間で頭をフル回転させた結果、しょうもない嘘をついてしまった。
けど、櫂理君と付き合い始めたことはきちんと伝えようと思い、私は美南にこっそりと耳打ちする。
「えっ!?マジで!?ついに弟君の気持ちを受け入れたの!?」
すると、想像以上の声量で驚かれ、私は慌てて彼女の口を塞いだ。
「ちょっと声が大きいよ。このことはまだ内緒なの」
そして、なるべく声のトーンを落として必死で抗議する。
「そうなの?それじゃあ、もしかして家族にも言ってないってこと?」
「……うん。一応私が卒業するまでは手を出すなっていう約束だから……」
とは言え、昨日の櫂理君はタガが外れたように約束を平然と破っていたけど。
一体今まで律儀に守っていたのはなんだったんだろうと疑問に感じるけど、ここはもう気にしないことにした。
「莉子」
その時、突然背後から誰かに抱き締められ、危うく心臓が止まりそうになった。
「なんで先に登校するんだよ。今度から一緒に行こうって言っただろ」
確認せずとも誰だか分かるその声に、私は苦笑いを浮かべて後ろを振り返る。
「ごめんね櫂理君。なんか凄く恥ずかしくて……」
昨日あれから私は何事もなかったように櫂理君の部屋を出て、自室へと戻った。
それから、なるべく両親に気付かれないように平静を装っていたけど、彼の顔を見るとやっぱり落ち着いてなんていられない。
だから、ちょっと冷静になろうと思ったんだけど……。
「それなら、もっとキスすればじきに慣れるから」
すると、何やら振り切った彼の言動に一瞬目が点になる。
冗談なのかと思ったけど、徐々に櫂理君の顔が接近し始め、私は慌ててそれを阻止した。
「ちょ、ちょっと待って。ここ学校だよ?それに、私達が付き合うのはまだ内緒にしようって……」
「あれから考えたけど、別に学校ではいいんじゃね?てか、隠したところで今更だし。それに俺らが正式に付き合ってるって知れ渡れば、もう虫は二度と湧いてこないだろ」
そう力説する櫂理君に対し、どう返答しようか言葉に迷う。
確かに、櫂理君が私を好きなことは周知の事実だし、ここで私達が付き合っても、周りはそこまで驚かないのかもしれないけど……。
だとしても、公衆の面前で堂々とイチャつく勇気は持ち合わせていない。
そうこうしてたら再び櫂理君の顔が降りてきて、しかも、今度は両腕をがっちり掴まれてるから抵抗出来ない。
ここはもう諦めるしかないと。
覚悟を決めた次の瞬間だった。
突然櫂理君の体が私から勢い良く離れ、咄嗟に振り向くと、そこには呆れたような表情で彼の首根っこを掴んでいる雨宮君が立っていた。
「なんか今日は朝からウザさが強化されてね?」
そして、怪訝な目で私達を見てきて、ぎくりと肩が小さく震える。
「当たり前だろ。もう莉子は完全に俺のものになったんだから、邪魔すんじゃねーよ」
そう断言する櫂理君は相変わらず隠す様子はなく、雨宮君の腕を振り解き、再び私を後ろから抱き締めてきた。
「あーあ。莉子さん、これからもっと大変になりそうだね。こいつの恋愛感情拗れに拗れまくってるから」
すると、いつの間に私達の背後に立っていた圭君は、哀れんだ目をこちらに向けてくる。
その言葉がやけに重く感じ、私はただ苦笑いをすることしか出来なかった。
結局、私達が付き合っていることは一瞬で学校中に広まった。
そして、櫂理君が言う通り、告白されることはあの日を境にパタリとなくなり、その代わり極妻的扱いが更に強化された。
こうして、いつもの平穏な暮らしにちょっぴり(?)甘いスパイスが加わって、私は今日も櫂理君から重くて真っ直ぐな愛を受け続けている。
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